
【岩手で出会う異空間9選】時を忘れる異界と自然の神秘
龍泉洞や幽玄洞に広がる地底の世界、カッパ淵や達谷窟毘沙門堂に息づく伝承の風景。岩手には、現実とは少し異なる時間が流れるような場所が点在している。北山崎や猊鼻渓では自然が生み出した壮大な景観に出会い、久慈琥珀博物館でははるか太古へと視線が伸びる。異界の気配をたどりながら、岩手で出会う非日常の風景へ。

公式情報 掲載施設による公式確認を経た情報です。
岩壁に填め込まれた形で建てられた懸造の毘沙門堂で知られるお寺で、心を込めて参拝しよう。
今からおよそ1200年も前、征夷大将軍坂上田村麻呂公が東北地方を支配していた蝦夷を討伐し、その戦勝と神仏の加護に感謝し建立。京都の「清水寺」を模して建てられた九間四面の毘沙門堂には108体の毘沙門天がお祀りされ、鎮護国家の祈願所としての役割を果たしてきた。
長い歴史の中、戦火やさまざまな災害により、現在の五代目となる毘沙門堂は昭和36年(1961)に再建された。堂内に約30体の毘沙門天が祀られており、今も当時の姿に戻すべく、修復や新造が進められている。そのほか、「生きるが如し」と称される辯戝天(蝦蟆ヶ池辯天堂)、県指定文化財の丈六不動明王(姫待不動堂)、阿弥陀如来の磨崖仏等が残っている。
毘沙門堂内陣で頒布している「牛玉寶印(ごおうほういん)」(一体千円)は悪鬼を祓い福を招く等の功徳があり、「最強の御札」とも呼ばれている。
毘沙門様は家内安全・開運等、辯天様は商売繁盛・縁切り、不動様は大願成就、火伏等、各御堂さまざまな功徳がある現世利益の御寺。心を込めて手を合わせて、仏様へのお祈りをしよう。
ちなみに境内は清浄な御神域のため、飲食、喫煙、ペットを伴ってのご参拝は固く禁じられているのでご注意を。

特徴的な建物は「清水寺」がモチーフ

山の斜面にくっつくように建つ

磨崖仏は現在、顔の部分だけが残っている

悪鬼を祓い、福を招く「牛玉寳印」の御札
よくある質問に対する掲載施設の回答です。