就実の丘

大雪山国立公園の北端の愛別岳から南端の南富良野岳まで、南北60kmを一望することができる絶景の地として愛されてきた丘。就実の丘と名称をつけたのは、地元のカメラマンだとも言われ、美しい田園風景を駆け抜けるように延々と続く道が一望できる、北海道ならではの風景だ。

この丘からは、旭川空港や美瑛市街地の遠景、大雪山連峰などさまざまな風景を、美しい田園風景とともに堪能することができる。また、一部の道路は激しいアップダウンのある様子からジェットコースターに例えられ、景観の良さやドラマのロケ地として活用されたこともあり、人気が高まっている。

国道から離れていること、周辺は農地で観光地として整備がされていないこともあり、トイレや駐車場、売店などの設備はないので、訪ねる際には注意が必要だ。また、案内板などの設置もないため、誤って農道に迷い込む人も多いので、事前に経路を調べて行くのがおすすめだ。