赤穂温泉

播磨灘に面した赤穂御崎の高台にあり、瀬戸内海を一望する景観が自慢の赤穂温泉。開湯は昭和44年(1969）と比較的新しく、2000年には地下1,600mから新たな源泉も掘削された。ミネラル成分を豊富に含む中性の食塩泉はなめらかな肌触りで保温効果も高く、「よみがえりの湯」の別名で親しまれている。

7軒の温泉旅館やホテルがあり、多くの施設の露天風呂では瀬戸内海を眺めながらの入浴を楽しめる。また、気軽に利用できる日帰り入浴を実施している施設も多い。新鮮な瀬戸内の海の幸をふんだんに使った料理も自慢のひとつだ。

赤穂浪士の活躍を描いた「忠臣蔵」の舞台としておなじみの赤穂市には、赤穂城跡や大石邸の長屋門跡などゆかりのあるスポットが今も残る。付近には海水浴場や地場産業である塩づくりを体験できる施設もあり、市内観光の拠点にも最適だ。