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    福岡に来たら、太宰府天満宮は外せないスポット。ここには「学問・文化・芸術の神様」菅原道真公が祀られており、日本の天神信仰における重要な聖地として、毎年多くの参拝者が訪れます。
    表参道を歩くと、お土産やスイーツ、軽食のお店が軒を連ね、神社に入る前からにぎやかな街並みに引き込まれます。伝統と現代が、ここでは自然に共存しています。
    まず出会うのが、最も象徴的な「御神牛」。入口にあるこの像にはいつも長い列ができており、牛の頭をなでると知恵を授かるといわれています。よく見ると、牛の頭や角は多くの人になでられてピカピカに光っています――賢くなりたい人はやはり多いようです。
    さらに進むと、心字池と太鼓橋があります。3つの朱色の橋は過去・現在・未来を象徴し、橋を渡ることで、神聖な御神前へ一歩ずつ近づくという意味もあります。
    御本殿の右側にある「飛梅」も見逃せません。菅原道真公が京都を離れた際、主人を慕う梅の木が一夜にして太宰府まで飛んできたという「飛梅」の伝説が残っています。現在、御本殿の改修は最終段階に入っており、その間は建築家・藤本壮介が設計した「仮殿」が参拝の場となっています。伝統的な神社と現代建築が織りなす景観も興味深いです。
    参拝後は、もちろんお守りと御朱印も忘れずに。学業守が最も人気で、ほかにも健康長寿、交通安全、縁結びなど、さまざまなお守りがあります。
    神社を出たら、いよいよグルメ巡りの始まり。太宰府名物「梅ヶ枝餅」は、ぜひ熱いうちに食べたいもの。名前に「梅」とありますが、実は中に梅は入っておらず、もち米の生地で小豆餡を包み、表面に梅の花の模様が焼き付けられています。外はほんのり香ばしく、中の餡は温かくて甘い。歩きながら食べるのが、最も本場らしい太宰府の楽しみ方です。
    歩き疲れたら、隈研吾が設計したスターバックスでひと休みするのもおすすめ。伝統的な木組みが入口から店内まで続き、交差する木材が独特で温かみのある空間を生み出しています。
    太宰府天満宮を巡る旅は、御神牛、太鼓橋、飛梅から、お守り、梅ヶ枝餅、スターバックスまで、見どころとグルメがひと続きになっています。一見すると観光散策ですが、実は一つひとつに菅原道真公の物語が隠されています。それこそが、何度でも太宰府を訪れたくなる魅力なのかもしれません。

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