ジーンズの聖地・児島で、オリジナルジーンズを作る

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日本におけるジーンズ発祥の地であり、高品質のジーンズを製造することで、世界的にも注目を集める岡山県倉敷市児島。老舗ジーンズメーカーのBetty Smithでは、ジーンズ作りの一部を体験できる工房があります。好みのボタン、リベット、革バッチを選んで作るオリジナルのジーンズ作りは、2021年に特許も取得しているBetty Smithだけでできる体験です。

多様なジーンズの中から自分にあったジーンズをチョイス

Betty Smithが運営する日本で唯一のジーンズのテーマパーク「ジーンズミュージアム&ヴィレッジ」内にある体験工場でジーンズ作り体験をスタート。まずはパーツが取り付けられていないジーンズが並ぶ店内へ。スタンダードなインディゴブルーのものやストライプパンツ、女性用のスカートタイプなど豊富な種類の中から自分好みのジーンズをセレクトしたら、早速試着。サイズはXS~XXLまであるので、自分にフィットするサイズが選べます。

値段によって、ジーンズ生地の質も変わるのでじっくり吟味!
値段によって、ジーンズ生地の質も変わるのでじっくり吟味!
試着の際に、裾上げの位置もスタッフに印をつけてもらいます。
試着の際に、裾上げの位置もスタッフに印をつけてもらいます。

悩みすぎに注意。自分らしさを引き出す素材選び

裾上げが終わったら、次はパーツの素材選び。まずはボタンとリベットを選びます。ゴールドやシルバーをはじめ、赤、青、黄など多彩な色や、Betty Smithのイメージキャラクター・ベティちゃんの柄など豊富な品揃え。直接ジーンズの上に乗せて、出来上がりをイメージしながら選択します。次にベルト裏に縫い付ける革バッチをセレクト。ポップなものやアメリカンテイストなものなど、こちらも選びがいがあるラインナップで、選ぶだけで楽しく時間を忘れてしまいそう。

手前の台で、ボタンとリベットを選び、奥の棚から革パッチを選びます。
手前の台で、ボタンとリベットを選び、奥の棚から革パッチを選びます。
シンプルなデザインからキャラクターものまでさまざまな種類を用意。
シンプルなデザインからキャラクターものまでさまざまな種類を用意。
革パッチのほか、ワッペンもあるので目移りしそう……(2個目からは1個770円の追加料金が必要)
革パッチのほか、ワッペンもあるので目移りしそう……(2個目からは1個770円の追加料金が必要)

ペダルを思い切り蹴り上げ、ボタン、リベットを打ち込む

本格的な年代物の打ち機を使って、選んだボタンとリベットを実際にジーンズに取り付けます。最初にスタッフの方がレクチャー。ボタンを打ち込む箇所を正面と横から確認します。打ち込む位置を決めたら、ペダルを踏み込んで取り付けます。コツは半分くらいまでペダルを踏み、そこからは一気に蹴り上げるイメージ。思い切り蹴り上げるほど、うまくハマります。リベットも同じ工程で6箇所打ち込み、取り付け完了! 革パッチはスタッフが縫い付けて、オリジナルジーンズの完成です。

スタッフの指導のもと、打ち込み作業に真剣に取り組みます。
スタッフの指導のもと、打ち込み作業に真剣に取り組みます。
コツがわかれば、初心者でも簡単にボタン、リベットをつけられます。
コツがわかれば、初心者でも簡単にボタン、リベットをつけられます。
スタッフに革パッチを縫い付けてもらい、オリジナルジーンズ完成。
スタッフに革パッチを縫い付けてもらい、オリジナルジーンズ完成。
完成品は、その場で履いて帰ることもできます。
完成品は、その場で履いて帰ることもできます。

併設のミュージアムでジーンズの歴史を知る

スタッフが革パッチを縫い付けるまで30分ほどかかるので、併設のミュージアムや縫製工場の見学を。ミュージアムは1号館と2号館があり、アメリカで誕生したジーンズの歴史や日本のジーンズの発展について学ぶことができます。また、定番商品をはじめセレクト雑貨などを取り揃えるベティズショップや、リーズナブルな価格でジーンズが購入できるファクトリーアウトレットなどでのお買い物も楽しみの一つ。ジーンズづくしの一日が楽しめます。

ジーンズミュージアム1号館。80年ほど前に実際に使用されていたミシンなどを展示。
ジーンズミュージアム1号館。80年ほど前に実際に使用されていたミシンなどを展示。
ベティズショップや縫製工場などジーンズ関連施設が盛りだくさん。
ベティズショップや縫製工場などジーンズ関連施設が盛りだくさん。

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