親子で遊ぶ・食べる・泊まれる!海の中道海浜公園の観光ガイド

親子で遊ぶ・食べる・泊まれる!海の中道海浜公園の観光ガイド

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筆者 : GOOD LUCK TRIP

子供から大人まで遊べる「海の中道海浜公園」。
「公園」と呼ばれているが、東西に約6km、敷地面積は約350haと広大な敷地を持つ。
そんな広大な敷地内には四季折々の美しい花と、思いっきり遊べるアクティビティが目白押し。
敷地が広く見どころが多いため、事前に調べて行かないと、思う存分遊び尽くせないだろう。
でも安心してほしい。この記事を読めば「海の中道海浜公園」の楽しみ方がわかるはずだ。

海の中道海浜公園ってどんなところ?

福岡県福岡市東区、博多湾の向かいにある砂洲に設けられた「海の中道海浜公園」。
広大な敷地の中に、親子で楽しめる施設がある。
遊園地や動物園、大芝生広場や健康遊具など、子供が喜ぶ遊び場が盛り沢山だ。
園内には12kmのサイクリングコースが設置され、自転車だけでなく、電動キックボードやセグウェイで巡ることも可能。

チューリップやコキア、バラやネモフィラなど、美しく咲き誇る花を見られるスポットも見逃せない。
サマースクール、カヌー体験やキャンドルナイトなど、季節に合わせた様々なイベントも開催しており、1年を通して楽しめる。
博多名物の「ごまさば丼」が味わえるレストランや、「オーガニックコーヒー」や「ハニードーナツ」で休憩できるカフェもあり、園内で本格的にグルメを楽しむことも、一息つくことも可能だ。

親子で楽しめる施設だけでなく、美しく咲く花々も魅力のひとつ
親子で楽しめる施設だけでなく、美しく咲く花々も魅力のひとつ

海の中道海浜公園へのアクセス

国際線もある福岡の玄関口「福岡空港」から、「海の中海浜公園」へのアクセスを紹介しよう。
2回の乗り換えが必要で、待ち時間や移動も含めた所要時間となる。
バスは乗り換えがより複雑なため、電車でのアクセスがお勧めだ。

電車でのアクセス

経路
1. 「地下鉄福岡空港駅」から市営空港線へ乗車、「博多駅」で下車
2. JR鹿児島本線へ乗り換え、「香椎駅」で下車
3. JR香椎線へ乗り換え、「海ノ中道駅」からすぐ
所要時間
約1時間10分

海の中道海浜公園の開園時間と入園料

「海の中道海浜公園」の開園時間と入園料は以下の表にまとめたので、ぜひ参考にしてほしい。
開園時間は時期によって延長する可能性があるため、観光前に公式サイトをチェックしておこう。
入園料以外に利用料が必要となる施設もある。

開園時間
・3月1日〜10月31日 9:30〜17:30
・11月1日〜2月末日 9:30〜17:00
休園日
・12月31日
・12月1日
・2月の第1月曜日とその翌日
入園料金
・大人(15歳以上):450円
・シルバー(65歳以上):210円
・中学生以下:無料

海の中道海浜公園のお勧め観光シーズンは?

優美な花を眺めたいなら、迷わず春の3月下旬〜4月上旬を狙ってほしい。
日本を象徴する花とも言える桜を、園内のいたるところで楽しめる。
桜並木がトンネルのようになる、サイクリングロードも必見だ。
桜と同じ時期にネモフィラも見頃を迎えるため、桜とネモフィラの美しいコラボレーションも楽しもう。

桜と一緒に楽しめる美しいネモフィラ
桜と一緒に楽しめる美しいネモフィラ

親子で1日中楽しめる!海の中道海浜公園の見どころ5選

1日中遊んでも飽きない「海の中道海浜公園」。
動物園や巨大トランポリン、プールや大芝生広場など、人気のスポットが盛りだくさん。
珍しい水上アスレチックもあるため、他では体験できない厳選した見どころを紹介しよう。

1. 多種多様な動物たちと出会える「動物の森」

約50種500点の動物と出会える「動物の森」。
カンガルーやカピバラ、ボリビアリスザルやヒツジの愛らしい表情を観察できるだけでなく、モルモットを膝の上に抱っこして触れ合うことも可能。
ヤギや水鳥へのエサやりも体験できる。
インドクジャクやフクロウ、ルリコンゴウインコやムツアシガメとも出会える。

愛らしい表情のカピバラをゆっくり眺めて癒されよう(写真はイメージです)
愛らしい表情のカピバラをゆっくり眺めて癒されよう(写真はイメージです)

2. 小さい子供でも遊べる「くじらぐも“ふわんポリン”」

空気でふくらませた、2基の巨大トランポリン。
1基は3歳〜6歳くらいの子供も遊べるよう、高さ1.7mに調整している。
跳ぶ、跳ねる、転がる、駆け回る、自由自在のアトラクションだ。
屋根付きの休憩所も用意されているので、子供が遊ぶ様子を見守れるのも嬉しいポイント。

自由自在のアトラクションで楽しもう
自由自在のアトラクションで楽しもう

3. 6種類のプールとスライダーで夏を満喫!「サンシャインプール」

夏季限定で遊べる施設で、6種類ものプールが楽しめる。
長さ300mの流水プールは、水深0.8m~1.2m。
ゆったりした流れに身を任せて、心地良い気分を味わおう。
丸太やイカダが登場する「ウォータージャングル」では、子供の冒険心が目を覚まし、思う存分遊べるはずだ。
プールには以下3種類のスライダーもある。

種類 高さ 長さ
ファイヤードラゴン 14m 100m
チューブドラゴン 10m 92m
リトルドラゴン 4.9m 34m

チューブドラゴンは、浮き輪に乗って2人で滑れる。
他にも恐竜のモニュメントがあるプール、水深0.25mの幼児プールを整備。
利用には年齢や身長の条件もあるので、1つ1つ確認してほしい。

スライダーがあるのも嬉しいポイントだ(画像はイメージです)
スライダーがあるのも嬉しいポイントだ(画像はイメージです)

4. 安心・安全に子供が遊べる「スカイドルフィン」

イルカをイメージした遊具がある賑やかな公園。
大芝生広場に、ロングスライダーやロープの吊り橋が設けられている。
ネットフロアや滑り台もあり、魅力的な遊具が満載だ。
スロープを利用した通路も多く、ユニバーサルなデザインから安心と安全を感じられる。

大芝生広場のシンボルである「スカイドルフィン」
大芝生広場のシンボルである「スカイドルフィン」

5. スリルを味わいながら楽しめる「水辺のトリム」

17種類の水上アスレチックを楽しめる「水上トリム」。
吊り橋やイカダ橋、丸太橋やタイヤトンネルなど、バランス感覚が鍛えられるアスレチックが多い。
アスレチックの下は池となっているため、ドキドキしたスリルも味わえる。
対象年齢は6歳〜12歳。
水に濡れる可能性があるので、着替えやタオルを用意しよう。

ショーも展示も楽しめる!「マリンワールド海の中道」

1989年に開館した「マリンワールド海の中道」は「九州の海」をテーマに約350種類・3万点の生物を展示する、「海の中道海浜公園」の敷地内にある水族館。
2017年の大規模リニューアルでは、水深7mの外洋大水槽をはじめ水槽の9割を入れ替え。
九州の海がよりリアルに再現され、生き物たちの生態を自然に近い形で見学できるようになった。
大人気の「イルカ・アシカショー」を筆頭に「外洋大水槽ショー」や「ラッコの食事タイム」などショープログラムが充実しているのもポイント。
ペンギンの散歩や動物たちの誕生日のお祝いなど、動物たちと身近に触れ合える期間限定のイベントも見逃せない。

ショーも展示も魅力たっぷり! 30年以上に渡り愛される水族館
ショーも展示も魅力たっぷり! 30年以上に渡り愛される水族館

泊まれる公園でユニークな体験を「INN THE PARK 福岡」

「INN THE PARK 福岡」は、滞在型レクリエーション拠点「光と風の広場」にオープンした宿泊施設だ。
直径6mの球体テントや海の見えるキャビン、大人4人まで泊まれるテラスハウスなどユニークな部屋に宿泊できる。
球体テントは夜になると発光し、都会の中に温もりある明かりを演出。
夕食には、シェフこだわりのフランス料理のコースが味わえる。
朝食はテイクアウトのスタイルとなっているため、公園でピクニックを楽しもう。
カフェやラウンジもあるので、ゆっくりと贅沢な時間を過ごしてほしい。

「光と風の広場」では手ぶらで参加できるバーベキューや、92種類のアイテムと国内最大級のアスレチックタワー、広さ約5,200㎡のドッグランも楽しめる。
乗馬やカヤックなどのアクティビティも充実。
博多湾を眺められるお風呂棟も設けられ、たくさん遊んだあとにリフレッシュできる。
親子で遊びに行くなら、ぜひ「INN THE PARK 福岡」に宿泊して楽しい思い出を作ってほしい。

親子で楽しめる福岡の観光スポット3選

福岡には「海の中道海浜公園」のように、親子で楽しめるスポットがいっぱい。
「ここは絶対に訪れてほしい」という動植物園やショッピングエリア、北九州市街地のパノラマを眺められる展望台を紹介しよう。

1. 福岡市動植物園

福岡市内の丘陵地を利用した南公園の敷地内にある動植物園。
公園中部に動物園エリア、南部に植物園エリアがあり、それぞれ陸橋を通じて行き来できるようになっている。
動物園は、北園、南園、アジア熱帯の渓谷エリアにわかれており、北園にミナミシロサイ、キリン、ツキノワグマ、南園にレッサーパンダ、ライオン、トラ、カバや、2022年1月にオープンしたペンギンエリア、アジア熱帯の渓谷にオランウータン、ヒョウ、コツメカワウソなど約100種類の動物を飼育、展示している。

約100種類の動物や季節の花々に出合える動植物園
約100種類の動物や季節の花々に出合える動植物園

2. 天神地下街

九州最大の繁華街である福岡市中央区にある天神エリア。
そこを南北に貫く渡辺通の北は昭和通、南は国体道路までの直下にある約600mに及ぶ地下街が天神地下街だ。1番街から12番街まであり、ファッション、グルメ、雑貨、書籍など150ほどのショップが軒を連ねる。
ショッピングやグルメが楽しめるのはもちろん、地下鉄天神駅、天神南駅と直結し、西鉄福岡(天神)駅や西鉄天神バスセンターにも通じているため移動のための通路としても便利。

九州最大の繁華街“天神”の直下を貫く、約150のショップが集まる地下街
九州最大の繁華街“天神”の直下を貫く、約150のショップが集まる地下街

3. 皿倉山展望台

北九州市街地が一望できるパノラマ展望台。
標高622mの山頂にある展望台へは、ケーブルカーとスロープカーを乗り継いで登る。
ケーブルカーは山麓駅から山上駅まで全長1100m、標高差440mと西日本最長級。全面ガラス張りの車窓からは、時間によって刻々と変化する見事な景色が楽しめる。
展望台の眼下に広がるのは、長崎市、札幌市とともに「日本新三大夜景都市」に認定された北九州市の夜景。
皿倉山からの夜景は、100億ドルの夜景と称され「新日本三大夜景」や「恋人の聖地」にも選ばれている。

北九州市一の夜景スポットへ、ケーブルカーとスロープカーを乗り継いで登ろう!
北九州市一の夜景スポットへ、ケーブルカーとスロープカーを乗り継いで登ろう!

海の中道海浜公園に関するよくある質問

Q

海の中道海浜公園の入園料はいくら?

A

大人(15歳以上)1人450円、中学生以下は無料です。

Q

海の中道海浜公園にはどんな施設があるの?

A

遊園地・動物園・芝生広場・プール・花スポットなど、親子で楽しめるスポットがあります。

まとめ

親子で遊べるスポットが目白押しの「海の中道海浜公園」。
思いっきり体を動かして楽しんだら、家族みんなで美味しいグルメを味わい、ちょっと贅沢な宿泊も体験してほしい。
福岡に親子で訪れるなら、「海の中道海浜公園」で思い出をつくろう。
福岡県には他にもたくさんの観光スポットがあるので、どこへ行こうか迷ったら、こちらの記事も参考にしてほしい。