行きたいキャンプ場が必ず見つかる!日本のお勧めキャンプ場20選
日本の四季折々の美しい自然景観を楽しむには、キャンプは最適。
この記事では、日本でキャンプをする魅力・キャンプ用具の揃え方から、全国に散らばるお勧めのキャンプ場をカテゴリー別に厳選して20カ所、グランピング施設を3カ所ご紹介。
最後まで読めば、日本でキャンプを満喫したいと思うとともに、お気に入りのキャンプ場が見つかるはずだ。
日本ならではのキャンプの魅力
キャンプの醍醐味と言えば、自然が豊かな非日常空間でリラックスしながら、ゆっくりとした時間を過ごすことだろう。
たき火や食事、新鮮な空気などキャンプでしか経験できない瞬間も多く、それらは心身に癒しを与えるはずだ。
日本にも世界に劣らない美しい自然が全国各地にあり、キャンプを通して絶景やアクティビティを楽しめる。
さらに日本には四季があるため、その季節ならではの風景から、移り変わりの過程まで堪能できるのが魅力。
昨今のキャンプブームによって、様々な要望に対応した充実した施設も見逃せない。
日本のキャンプ場の料金相場と設備
結論から言うと日本のキャンプ場の相場は、無料で利用できる場所から1万円以上かかる場所まで千差万別だ。
一口にキャンプ場といってもその種類は非常に幅広く、目的・楽しみ方によって多様に展開されているのが大きな理由に挙げられる。
また、自治体・法人・個人と運営形態も様々かつ地域差もあるため、料金にバラつきが生じやすい。
キャンプ場の種類
その中でキャンプ場は大きく以下の2つに分かれる。
- キャンプ場(野営サイト):テントと駐車場の距離が離れており、より自然を楽しめる。一般的に〇〇キャンプ場と表記される。
- オートキャンプ:テント付近まで車の乗り降りができ、比較的設備が充実している初心者向けのキャンプ場。
利用形態
利用形態は以下の3種類が代表的である。
フリーサイト
- 概要
- 敷地内を自由に使えるキャンプ場
- 特徴
-
・好きな場所にテントを設営できる
・施設を広々と使え開放感がある
・他キャンパーとの交流がしやすい
区画サイト
- 概要
- 利用範囲・場所が指定されているキャンプ場
- 特徴
-
・周囲を気にしないで楽しめる
・スペース確保の作業が必要ない
・設備が整っている
宿泊施設(ロッジ・コテージなど)
- 概要
- 設備内容で名称が変わる、キャンプ場近くにある施設
- 特徴
-
・キャンプ初心者でも楽しみやすい
・キャンプ道具を準備しなくてよい
・テントより快適に過ごせる
価格帯はフリーサイト→区画サイト→宿泊施設の順番で高くなっていく。
設備はキャンプ場によって大きく異なるが、充実している場合はトイレ・シャワー・AC電源が備わっている。
なお施設によっては、入場料・設営費・駐車場代といった追加費用が発生する可能性があり、繫忙期・土日などで別料金を設けている場合も多い。
そのため、キャンプ場を選ぶ時は公式HP等などで事前の確認をお勧めする。
必要なキャンプ用品はどうするの?
日本でキャンプする場合は、「キャンプ場でレンタル」or「キャンプ用品のレンタルサービス利用」のどちらかが現実的な選択肢になるだろう。
最も手軽に済むのは、テントやテーブル、寝袋といったキャンプの必需品一式を貸し出しているキャンプ場に行くことだ。
目当てのキャンプ場で用品を借りられない時は、レンタルサービスを利用する必要がある。
基本的にキャンプ用品のレンタルサービスは、以下のような流れで進む。
- インターネットで希望商品を注文
- 料金の支払い
- 商品の発送・受け取り
- キャンプで使用
- 商品の返却
- クリーニング・メンテナンス
豊富なブランドの中から、自分好みのアイテムをお手頃な価格で利用できるのがメリット。
キャンプ場など指定した場所への直接配送サービスもあり、返却後はサービス会社で清掃してくれるので、綺麗にする手間が省けるのも嬉しい。
ただし、人気アイテムはすぐに予約で埋まること、返却期限を過ぎると超過料金が発生するので注意が必要だ。
あくまでレンタルなので用具の破損・紛失に気を付けて大切に扱おう。
多言語対応していないサイトが多いため、十分な設備が整っているか、キャンプ用品が借りられるキャンプ場を選ぶのがお勧め。
レンタル料金の相場は下記を参考にしてほしい。
- ソロキャンプ
- 9,000円~19,000円
- 二人用セット
- 16,000円~23,000円
- 四人用セット
- 20,000円~40,000円
※時期・期間によっても上限は異なる
迷ったらココ!お勧めのキャンプ用品レンタルサービス3選
レンタルサービスを利用する時は、キャンプ場への直接配送に対応しているサイトを選ぼう。
ただ近年はサービス会社が増えているため、何が良いのか迷ってしまうかもしれない。
そこで、キャンプ用具が充実し運営実績も確かなお勧めのサイトを3つ紹介していく。
初めてでも使いやすいので、利用時はここから選んでほしい。
1. Tental
「Tental」は、国内最大級の品揃えが強みのレンタルサービス。
初心者でも設営が簡単にできるキャンプセットから、ファミリー向けまで充実したラインアップが用意されている。
Tentalの基本情報
- 配送可能エリア
- 本州・四国
- 配送料
-
0円(合計金額5,000円以上)
※5,000円以下は一律往復2,000円、沖縄・離島は別途料金 - 提携キャンプ場
- 19施設 ※提携外でも直接承諾を得れば配送可能
- 補償サービス
-
破損補償:1,000円~3,000円
キャンセル補償:1,000円
2. hinataレンタル
「hinataレンタル」は、提携キャンプ場の数が圧倒的に多く、手間をかけずに安心して利用できるレンタルサービス。
キャンプ用品の充実はもちろん、目的・状況に応じたプランから選べるため、利用者の後悔が少なく満足度が高い。
hinataレンタルの基本情報
- 配送可能エリア
- 全国
- 配送料
- 2,160円~※配送地域で異なる
- 提携キャンプ場
- 3,000施設以上
- 補償サービス
-
アイテム破損補償:1,000円
キャンセル補償:2,000円
3. そらのした
「そらのした」は、レンタル歴10年以上・6万回を超える実績を持つ、徹底的に品質へこだわるレンタルサービス。
キャンプ用品一式を新品同様の心地良さで使えるのが特徴。
レンタル時は好きなテントを選べるのも嬉しい。
そらのしたの基本情報
- 配送可能エリア
- 全国
- 配送料
- 2,800円~※配送地域で異なる
- 提携キャンプ場
- 0施設 ※直接承諾を得れば配送可能
- 補償サービス
-
保険料:1,500円※要確認
保険金:5,000円※要確認
行きたいキャンプ場が必ず見つかる!日本のお勧めキャンプ場20選
日本には、観光名所付近や美しい自然を堪能できる場所など、人気のキャンプ場が各地に点在している。
そこで、カテゴリーや地域別に分けたお勧めのキャンプ場を厳選して20カ所ピックアップした。
キャンパーも絶賛する定番のキャンプ場なので、紹介する中からお気に入りを見つけてぜひ足を運んでほしい。
初心者から上級者まで楽しめる!日本で人気のキャンプ場5選
まずは日本に数あるキャンプ場の中でも、人気の高い5つのキャンプ場から紹介していこう。
利用者からの評判も高く、設備や周辺スポットも充実しているお勧めの施設だ。
キャンプ初心者から経験者まで、誰が行っても楽しめるに違いない。
行き先に迷っているならば、これから紹介するキャンプ場から選ぶと良いだろう。
1. 【茨城】大子広域公園オートキャンプ場 グリンヴィラ
茨城県の大子(だいご)広域公園の一角にある「オートキャンプ場グリンヴィラ」は、キャンプ場人気ランキングで東日本トップ常連の有名施設だ。
豊かな自然に囲まれる標高180mに位置し、近くの温泉・アスレチックなどの施設でも楽しめる。
綺麗かつ高規格な設備が揃う充実ぶりと、細部までサービスが行き届くホスピタリティの高さが最大の魅力。
手ぶらでも安心な用具一式セットのほか、必需品は単品でもレンタルしている。
快適・安全にキャンプできるので、初心者・女性・ファミリーにお勧めしたい。
2.【滋賀】 マイアミ浜オートキャンプ場
滋賀県の野洲市にある「マイアミ浜オートキャンプ場」は、琵琶湖の絶景を堪能できる人気施設だ。
目の前に広がる約1km続く美しい砂浜と、整備されたテントが並ぶ光景は、他では味わえないリゾート気分を満喫できる。
遊泳・釣り、カヤックといった水遊びも一緒に体験できるのも魅力的。
必需品のレンタルが可能な他、テント・キャビンはそれぞれ3種類用意されており、ニーズに応じて好きなものを選べる。
施設ごとにAC電源・温水シャワーが完備されているのも嬉しい。
3. 【埼玉】長瀞オートキャンプ場
埼玉県の秩父にある「長瀞(ながとろ)オートキャンプ場」は、都心から近いながらも周囲は森林で溢れ、独特の岩場と急流が見どころの施設。車・電車でもアクセスが良好な点も人気の理由のひとつ。
同キャンプ場の魅力は、何と言っても女性への気遣いだ。
女性専用のパウダールーム(ドライヤー付)、授乳ルーム完備をはじめ至るところまで細やかな配慮がされている。
テントはサイト別に全6種類あるほか、内装が可愛いバンガローもお勧め。
売店ではキャンプ用品のレンタルと販売をしているので、気軽に楽しめる。
4. 【青森】宇樽部キャンプ場
青森県にある「宇樽部(うたるべ)キャンプ場」は、十和田湖(とわだこ)東湖畔に面した自然が豊かなロケーションが人気の施設。
テントから眺める湖畔の景色は感動するに違いない。
十和田湖を背景にしたカヌーツアーも爽快感を味わえる人気のアクティビティとして、観光客から好評。
また、「奥入瀬渓流(おいらせけいりゅう)」や「八甲田山(はっこうださん)」などの観光スポットとも近く、ここからも絶景を楽しめる。
キャンプの必需品はレンタルしているものの数に限りがあるため、混雑シーズンは注意してほしい。
5. 【群馬】北軽井沢スウィートグラス
群馬県にある「北軽井沢スウィートグラス」は、日本一のキャンプ場とも評される超人気施設。
初心者・経験者、ソロ・ファミリーと誰と行っても、楽しめるのが大きな特徴であり魅力。
キャンプ場とは思えないほどの豪華な作りと、優雅な時を過ごせる充実の設備からは十分な満足感が得られる。
豪華で便利ながらも、周りは「浅間山」に囲まれているため、自然を満喫するキャンプを体験できる。
土日・連休時期は特に予約がとりにくいので、覚えておいてほしい。
雄大な自然景観を楽しめる!国立公園内のキャンプ場3選
続いて国立公園の中にあるお勧めのキャンプ場を紹介していこう。
国立公園は、優れた自然の風景地を保護するために、国が直接公園を管理している。
そのため、整備されたキャンプ場では知りえない、自然・生き物・地域の文化などに五感を通じて触れられるのが魅力だ。
特に日本の自然・文化を味わえるキャンプ場を厳選したので、一度は訪れてほしい。
1. 【福島】裏磐梯桧原湖畔 松原キャンプ場
山形県・福島県・新潟県にまたがる「磐梯(ばんだい)朝日国立公園」は、日本で2番目に大きい国立公園。
広大な敷地は「朝日連峰・磐梯山」といった山々に囲まれており、迫力満点の火山地帯や湖沼・森林が生み出す美しい景観で溢れている。
「松原キャンプ場」は、「磐梯朝日国立公園」の表玄関にあたる福島県の「桧原湖畔」近くにある。
アナログをコンセプトにする同キャンプ場は、車で行けない秘境感があり、ボートでの送迎(徒歩でも可能)からスタートする。
キャンプ用具一式はレンタルでき、手ぶらで行っても安心。
都会から離れた大自然で、ターザンロープ・ボード・釣りなどのアクティビティを存分に楽しめるのが魅力だ。
少し不便な環境だからこそ、キャンプに没頭でき、想い出に残りやすいため、利用者の満足も高い。
2.【大分】久住高原沢水キャンプ場
大分県と熊本県にまたがる「阿蘇くじゅう国立公園」は、1934年に指定された歴史を持つ国立公園。
近くにそびえ立つ「阿蘇山」で形成された世界最大級のカルデラ(火山活動でできた地形)や、周囲の火山群が生み出す壮大な自然が魅力だ。
火山特有の地形・動植物の多様性も見どころのひとつとして人気。
「久住高原沢水(くじゅうこうげんそうみ)キャンプ場」は、「阿蘇くじゅう国立公園」の敷地内・大分県の久住高原にある。
標高850mから眺める「久住山」や「阿蘇五岳」は絶景そのもので、辺り一面に咲き誇る草・花はキャンプにふさわしい最高のロケーションだ。
周りには滝や小川、湿原もあるため、心ゆくまで自然を満喫できる。
用具は揃っているが、レンタルするには予約が必須なので気を付けてほしい。
3. 【三重】神岳テラス
三重県の志摩半島一帯にある「伊勢志摩国立公園」は、「伊勢神宮」らの内陸と「リアス式海岸」らの海沿いの2つのエリアからなる国立公園。
歴史と自然が融合した光景は伊勢志摩ならではの特別感があり、地元に根付く海女漁などを体験できる。
他の国立公園と比べると民有地の割合が多いため、文化・風習といった人との関わりも深い。
2023年春にオープンした「神岳テラス」は、「伊勢志摩国立公園」の中にある隠れ家的施設。
IT企業が設立に関わり、コワーキングスペースとキャンプ場が一体化しているのが大きな特徴だ。
トイレやAC電源はもちろん、Wi-Fi・コピー機といったオフィス機器も完備する充実ぶり。
自然に触れ感性を刺激しながら仕事ができ、終業後はキャンプで親睦を深められると早くも伊勢の人気スポットになっている。
富士山が見える日本のキャンプ場3選
日本でキャンプする目的のひとつに「富士山の景観」を挙げる人も多いだろう。
そこで、「富士山」が見えるキャンプ場の中でも、特に人気が高いキャンプ場を3つ紹介していきたい。
いずれの場所もその土地でしか味わえない、記憶に残る最高の景色が待っている。
1. 【静岡】ふもとっぱら
静岡県にある「ふもとっぱら」は、キャンパーの聖地と呼ばれる人気のキャンプ場。
富士山の雄大な姿を山頂から麓まで、全景を間近で眺められるのが最大の魅力だ。
車の乗り入れも可能な広大な敷地内は、森や山など視界を遮るものがなく、抜群の開放感を味わえる。
好きな場所にテントを設営してキャンプができるのも嬉しい。
位置・時期によって富士山の見え方が違うので、何回行っても飽きないだろう。
同キャンプ場はレンタル用具も充実しており、コテージ等で宿泊もできるため、快適に過ごせるはずだ。
2.【静岡】アーバンキャンピング朝霧宝山
静岡県にある「アーバンキャンピング朝霧宝山」は、都会で暮らすような快適な環境で過ごせるキャンプ場。
富士山の全景を眺められる最高のロケーションながら、温水対応の洗い場・トイレなど施設の充実も人気のポイント。
リラックスしながら富士山を見られる、貸し切りの露天風呂(檜・溶岩)がとても好評だ。
展望台からの眺めも素晴らしい。
大自然を感じながらも心地良く過ごせるので、富士山の絶景を見たいキャンプ初心者にもお勧め。
3.【山梨】Retreat campまほろば
山梨県にある「Retreat camp まほろば」は、心身ともに健康なれるマインドフルネスをコンセプトにしたキャンプ場。
最大の魅力は、高台から見られる富士山と河口湖の贅沢過ぎる景色だ。
壮観な富士山の下に悠然と広がる河口湖は、見惚れてしまう美しさ。
さらに、街並みや車の光で作り出された夜景にも癒されるだろう。
近くにある絶景スポット「天空の鳥居(「河口浅間神社)」は、外国人観光客に評判なので訪れてほしい。
設備は綺麗で充実しているうえに、十分なまでに配慮されている点も人気の理由だ。
豊かな自然を満喫できる東京の人気キャンプ場3選
意外に思う人もいるかもしれないが、日本の首都・東京にもキャンプを満喫できる場所がある。
その中でも、自然に恵まれた特に人気の高いキャンプ場を紹介しよう。
いずれも都心から2時間以内とアクセスが良好かつ、設備が揃っているので気軽に行けるのが魅力。
東京にいながら東京を感じさせない不思議な体験ができるはずだ。
1. 氷川キャンプ場
東京の奥多摩の大自然の中にある「氷川キャンプ場」は、都心から約2時間半、駅から徒歩5分のアクセスが良好な施設。
自然保護を理由に禁止されていることが多い直火を、同キャンプ場では河川敷に限りできるのが特徴。
キャンプの原点であり、キャンパーの憧れでもある「ブッシュクラフトキャンプ」にうってつけの場所だ。
バーベキューとの相性も抜群で、川のせせらぎ音を聴きながら過ごす格別な時を過ごせる。
基本的には予約制だが、必要なものは購入・レンタルできるので、身軽に行けるのも嬉しい。
2. 川井キャンプ場
「川井キャンプ場」は、「氷川キャンプ場」と同じ東京の奥多摩にあり、自然が豊かな点や直火可能、設備面など似ているところも多い。
同キャンプ場の方が、都心から約2時間、駅から徒歩7分とややアクセスに優れている。
釣り・川遊びやカヤックやラフティングなどのウォータースポーツの他、マスのつかみ取り・バウムクーヘン作りといったアクティビティの充実が魅力だ。
多摩川の源流が眺められる温泉施設「もえぎの湯」も近くにあるので、一緒に訪れてほしい。
3. アメリカキャンプ村
東京の奥多摩にある「アメリカキャンプ村」は、都心から車で約1時間半と好立地にある施設。
映画「リング」のロケ地としても有名な同キャンプ場は、大人から子供まで思いっ切り遊べるのが特徴だ。
自然と一体化した本格的なアスレチックは、家族で楽しめると人気が高い。
バーベキューやキャンプファイヤーなど、大人数で非日常空間を共有するのにも向いている。
テントでの宿泊は不可で、設備が揃ったログハウスやツリーハウスなどの施設の利用がルールになっている。
日帰りでも楽しめる!大阪の人気キャンプ場3選
人口が多く国内外からもたくさん旅行客が訪れる観光名所の大阪。
実は日本で2番目に面積が小さいながら、山・海などの自然に溢れた場所もあり、コンパクトな街並みに魅力が凝縮されている。
その中でも、大阪の中央部からのアクセスが良好で、特に人気の高いキャンプ場を3つ紹介しよう。
1. 舞洲バーベキューパーク
「舞洲(まいしま)バーベキューパーク」は、大阪の中心地から車で20分、車の横付けも可能な施設。
24,000平方メートルの広大な芝生の上で、開放的にデイキャンプ(日帰り)を楽しめるのが同施設の売りだ。
特にバーベキューは、ジンギスカンやソーセージアソートなど、他にはない豪華なラインアップが用意されている。
施設内にはアトラクションも併設され、設備も綺麗なため、まずは気軽なキャンプから挑戦したい人にお勧め。
イベント実施時以外は宿泊できないので、訪れる際は公式HPのチェックを忘れないように。
2. スノーピーク箕面キャンプフィールド
大阪の中心部から車で約40分の場所にある「スノーピーク箕面(みのお)キャンプフィールド」は、ダム湖畔沿いにある緑豊かな施設。
総合アウトドアメーカー「スノーピーク」が運営している。
元々ある自然の地形や棚田の跡を活かしており、夏にはホタル、秋には紅葉など四季で変わる彩りを感じられる。
周辺には、日本の滝百選に選ばれた「箕面大滝」、特産物の「ゆず」の実があるため、音や香りに包まれた空間も魅力的だ。
テントサイトはA~Dの4に分かれた全90エリアから選べ、用具はレンタルの他、すぐそばにある、スノーピーク直営店の箕面自然館でも調達できる。
3. 光滝寺キャンプ場
大阪の河内長野市にある「光滝寺(こうたきじ)キャンプ場」は、関西圏からも車なら数時間で行ける施設。
滝畑ダムの上流に位置するため、マイナスイオンを浴びながら最高の森林浴ができる。
流れる小川も水深が浅く、流れも穏やかなので、川遊びに絶好の場所だ。
近くには天然プールもあるため、大人・子供ともに楽しめる。
用具一式のレンタルは事前予約が必要だが、キャンプ場自体は予約不可で、早い者勝ちになっているので注意してほしい。
美しい自然景観と空気を堪能!北海道の人気キャンプ場3選
最後に北海道の中でも特に人気の高いキャンプ場を紹介しよう。
日本で最も大きい面積を持ち、雄大な自然が広がる北海道でのキャンプはひと味違った格別な体験ができる。
これから紹介するキャンプ場では、自然に包まれた環境で清々しい空気を感じながら、まったりとした時間を過ごせるのが魅力だ。
1. 丸瀬布森林公園 いこいの森オートキャンプ場
北海道の北東・北見市近くの遠軽町にある「いこいの森オートキャンプ場」は、丸瀬布(まるせっぷ)森林公園内の施設。
場内は昆虫生態館・ゴーカート・川釣りなど、子供が楽しめるアクティビティが充実している。
その中でも北海道遺産選定の蒸気機関車「雨宮21号」は、迫力満点で大人気だ。
公営で管理されているため、比較的リーズナブルな料金設定も嬉しい。
キャンプ場は4月末から10月中旬の期間のみ利用が可能で、完全予約制になっている。
また、レンタルできる用具はテント・寝袋等の必要最小限に限られているので注意しよう。
2. 札幌市定山渓自然の村
北海道札幌市内の中心部から約1時間の場所にある「定山渓(じょうざんけい)自然の村」は、何度も訪れたくなると大人気の施設。
たくさんの野生動物が周囲に生息する同施設は、自然の素晴らしさを肌で感じられる。
さらに、森の工作会・石窯料理体験といった、よりキャンプを楽しめるような体験プログラムが多数用意されているのも特徴。
設備の充実も魅力的で、一人ひとりに合った過ごし方を様々なテントサイトから選べる。
通年営業しているが、冬は寒さ・雪対策を必ずするように。
3. 星に手のとどく丘キャンプ場
新千歳空港から約2時間、北海道富良野にある「星に手のとどく丘キャンプ場」は、「星丘」の名称でキャンパーから愛される施設。
どこよりも綺麗な星が見えると有名な富良野で、美しい星空を見せるために作られた。
澄み切った空気の大自然に囲まれ、極力灯りを無くした環境で見る星は、まるで天然のプラネタリウムだ。
星屑までも映りきらきらと輝く光景は一生忘れないだろう。
広大な敷地をのびのびと使え、設備も揃っているため、不便なくキャンプできる。
快適な環境でアウトドア体験ができる「グランピング」
グランピングとは、「グラマラス(優雅・豪華)」と「キャンピング」を組み合わせた造語であり、カジュアルなアウトドア体験(ができる施設)を指す。
日本グランピング協会の公式見解では「良い所取りの自然体験」に与えられた名称とされている。
日本ではキャンプブームが到来した2015年以降に認知度が高まり、現在ではキャビン・バンガローなど施設の種類も幅広い。
キャンプとの大きな違いは、道具や食事の準備を必要とせずに気軽かつ贅沢に楽しめる点だ。
ホテル並みの快適な環境で、豊かな自然に囲まれながらくつろげるのが、グランピングの魅力だろう。
キャンプにおける面倒や不便な部分が解消されているので、初心者でも挑戦しやすいのも特徴と言える。
日本の人気グランピング施設3選
現在日本には、約350のグランピング施設があると言われ、今後さらなる増加が予想されている。
魅力的な施設が数多くある中で、特に人気の高いグランピング施設を紹介していこう。
いずれも設備が揃った快適な環境で自然と触れあえるので、癒しを与えてくれるだろう。
1. 【静岡】UFUFU VILLAGE
静岡県の伊豆市にある「UFUFU VILLAGE」は、温暖な気候と山々の景色が魅力なグランピング施設。
何回も無料で入浴できる源泉掛け流し温泉や、近くに流れる「狩野川」から聞こえるせせらぎ音に癒されながら、ゆっくり快適に過ごせる。
夜には満天の星空が包み込み、日頃の疲れや悩みを忘れさせてくれるはずだ。
テント・トレーラー・ドームの3タイプから宿泊する部屋を選べ、いずれも何もせずとも贅沢な空間を演出する。
夕食は豪華なバーベキュー、朝食はフレンチトーストの用意と食事にも力を入れており、まさに至れり尽くせり。
2.【山梨】グランピングヴィラハンズ河口湖
山梨県の河口湖駅から車で約10分の場所にある「グランピングヴィラハンズ河口湖」は、アウトドアの新しいカタチを目指して作られたグランピング施設。
設備は他にも劣らないほど充実しているが、薪割り体験や火おこしなど「大変さ」も味わえるのが魅力だ。
冒険心を刺激するキャンプ本来の感動体験も大切にしながら、「快適」と「不便」が絶妙な具合で同居している。
富士山の美しい景観が全面に広がる施設には、VILLAとPAOの個性的な2タイプの部屋が用意され、非日常的な空間で特別感を味わえる。
3. 【栃木】TOWAピュアコテージ
栃木県の那須郡にある「TOWAピュアコテージ」は、日本初の透明なドームテント「AURA」でグランピングができる施設。
360度視界を遮らない「AURA」は、標高600m〜1,050mの高地で緑に囲まれた同施設で、自然に溶け込んだような体験が叶う。
植生や動物の暮らしに触れる昼、静寂で神秘的な夜、露が太陽の光りを纏って輝く朝と、心ゆくまで1日をリラックスして過ごせるのが魅力だ。
宿泊施設は「AURA」の他、貸別荘・温泉付き客室など設備の揃う5プランから選べる。
日本のキャンプ場に関するよくある質問
Q
富士山が見えるキャンプ場はどこにある?
静岡県の「ふもとっぱら」・山梨県の「Retreat campまほろば」のキャンプ場がお勧めです。
Q
日本のキャンプ場では何がレンタルできる?
テント・寝袋・テーブルなどキャンプに必要な用具がレンタルできます。※キャンプ場で内容は異なる。
まとめ
日本でキャンプをする魅力から必要な用具の揃え方、そしてカテゴリー別にお勧めのキャンプ場を紹介してきた。
四季折々の風景が広がる日本は、美しい自然を感じられるキャンプにピッタリの国だ。
この記事を参考に一度は、日本でキャンプを楽しんでほしい。
本格的なキャンプが難しいなら、デイキャンプやグランピング施設から始めると良いだろう。
こちらの記事では、日本旅行をより楽しめる情報をまとめているので、合わせて見てほしい。