絶品グルメと自然が生み出す絶景が魅力!新潟の厳選観光スポット19選
山と海の豊かな自然やのどかな田園風景が生み出す、四季折々の絶景が魅力の新潟県。
新潟の美味しいブランド米と山や海の幸を組み合わせた、相性抜群のグルメも新潟を観光するなら外せない。
また、上質な米と清らかな水を使った新潟の日本酒も絶品だ。
そんな魅力たっぷりの新潟を満喫できる、お勧めの観光スポットやグルメ、宿泊施設などを紹介しよう。
新潟ってどんなところ?
本州の日本海沿岸、北陸地方に位置する新潟県。
日本有数の豪雪地帯で、米どころとしても知られている。
冬の新潟に広がる銀世界は別世界に迷い込んだような印象を受けるはずだ。
冬以外にも美しい自然景観を満喫できるスポットが多く、1年を通して多くの観光客が訪れる。
そんな豊かな自然によって育まれた食材も新潟の魅力の一つ。
肥沃な土地と雪解け水で育つコシヒカリを代表とする新潟米や、旨みたっぷりの日本海の幸は絶品だ。
また、県内の酒蔵の数は日本一で、その中には100年以上の歴史を持つ蔵も存在する。
豪雪地帯の気候を生かした低温による長期発酵の技術などが受け継がれ、軽快で淡麗と表現される新潟県の日本酒は海外でも人気がある。
新潟のおすすめの観光シーズンは?
年間を通して様々な楽しみ方ができるが、冬が最も新潟を楽しめる時期だ。
冬はウィンタースポーツが楽しめたり、熱気球バルーンフェスティバルなど人気があるイベントが開催されていたり、冬ならではの景観が楽しめたり、冬ならではの楽しみ方が満喫できる。
温泉も多いので、寒い冬の名湯巡りもお勧めだ。
新潟の季節ごとの着衣例
- 春(3月 - 5月): ジャケットやセーター
- 夏(6月 - 8月): 薄手の着衣、半袖
- 秋(9月 - 11月): 軽めのジャケット、コート
- 冬(12月 - 2月): コート、ダウンジャケット、厚手のセーターやジャケット
新潟への移動方法は?
東京からは新幹線で1時間と短時間で移動できる。
新潟空港があるため、飛行機を使えば大阪からも約1時間とアクセス良好。
国際線も充実しているので海外からのアクセスも良い。
新潟観光の主要交通手段
新潟県内は路線バスが充実している。
効率良く観光スポットを巡りたい方には、観光循環バスがお勧め。
観光循環バスの周遊券を購入すれば、観光に便利な時刻表とMAP付きパンフレットも貰えので、ぜひ活用してほしい。
新潟に来たら訪れたい!厳選観光スポット16選
四季折々の風景と日本の伝統・歴史を感じられる観光スポットが充実している新潟。
その他にも国内最大級のスキー場があり、ウィンタースポーツも楽しめる。
新潟観光で必ず訪れるべき観光スポットを厳選して紹介しよう。
1. 新潟市水族館 マリンピア日本海
日本海側屈指の規模を誇る水族館。
迫力あるイルカショーはドルフィンスタジアムで1日4回(日・祝日は5回)開催。
注目は「日本海大水槽」。
マリントンネルでは、日本海に生息する魚たちを海底散歩気分で観察することができる。
2. 彌彦神社
2,400年以上の歴史を有する越後一宮。
天照大御神(あまてらすおおみかみ)のひ孫、香具山命(あめのかごやまのみこと)が越の国を開拓したあと弥彦山に葬られ、ここに社を築いたことがはじまりとされる。
3. 月岡温泉
越後平野の東、新発田市にある新潟を代表する名湯で、開湯は大正4(1915)年。
「にっぽんの温泉100選」の常連でもある。
泉質は弱アルカリ性の含硫黄泉で、入浴剤と見間違うエメラルドグリーン(時に乳白色)。美肌効果が高く「美人の湯」として有名。
4. 小木のたらい舟
佐渡を代表する風景、たらい舟。
たらい舟は明治時代に岩礁の多い小木海岸で、サザエ、アワビ、ワカメなどを獲るために考案されたもの。
たらい舟は杉と竹でできており、意外なほど安定しており、女船頭さんと大人が3人乗っても簡単には転覆したりはしない。
5. 新潟せんべい王国
せんべいやあられなど、米菓の年間生産量が国内の約6割を誇る米どころ新潟の企業で「ばかうけ」や「星たべよ」といったヒット商品で知られる栗山米菓。
その本社工場敷地内に併設され、体験などが楽しめるせんべいのテーマパークがこちらの「新潟せんべい王国」だ。
6. 苗場スキー場
国内最大級のスキー場。乾いた良質の雪で知られ、ワールドカップも開催されたバリエーションに富んだコースは、初級者から上級者まで楽しめる。
4kmのダウンヒルコースは圧巻。
7. 豪農の館 北方文化博物館
明治期に越後随一の大地主として栄えた伊藤家の旧邸宅や庭園を保存・公開する博物館。8,800坪の広大な敷地内には、8年もの歳月をかけて建てられた主屋棟や約100畳の大広間棟、門と土蔵、両方の役割を果たす門土蔵など有形文化財に登録された貴重な建築物が多数。
8. GALA湯沢スキー場
東京駅から上越新幹線を利用して約74分、ゲレンデは「ガーラ湯沢駅」直結というアクセス至便のスキー場。
さらに5月初旬までオープンしており、ゴールデンウィークまでスキー・スノーボードを楽しめると人気だ。
9. 佐渡金山
1601年に開山し、388年もの間、金銀鉱石の採掘と生産が行われた鉱山。
アリの巣のように拡がる金鉱脈の総距離は約400km。最終的に金を78トン、銀を2,330トンも産出し、名実ともに日本最大の金銀山として存在感を示し続けた。2024年7月、世界文化遺産として登録された。
10. 苗名滝
新潟と長野の県境を流れる「関川」にかかる滝で、「日本の滝百選」のひとつ。落差55mの高さから水が落ちる音が周囲に轟くことから「地震滝」とも呼ばれている。
古来日本では、地震のことを「なゐ」といい、「なゐのたき」から「なえなたき」と呼ばれるようになったとも言われている。
11. 萬代橋
日本一長い川「信濃川」に架かる美しい橋。橋の長さは306.9m、幅は22.0m。1964年に起きた新潟地震にも持ちこたえ、新潟市民の心を支え続けた。
橋は、等間隔に連なる美しいアーチが特徴的。頑丈な石造りの橋に花崗岩や御影石で化粧が施されており、ひときわ風格を漂わせている。
12. 彌彥山
從「彌彥」站步行即可抵達登彌彥山山口,從表參道登山口到山頂約1小時30分鐘。
步道整設得平整好走,適合登山入門者或有兒童同行的登山客。還設有彌彥山纜車和汽車專用車道「彌彥山SKYLINE」,輕鬆就能登上山頂。
建議去程步行登頂,回程搭乘纜車下山。
13. 美人林
3ヘクタールほどの丘陵に、樹齢約100年のブナの木が一面に生い茂る美しい光景が広がり、いつしか「美人林」と呼ばれるようになった場所。
大正時代(1912-1926)末期、木炭にするためこの一帯は伐採され裸山になってしまったが、翌年春、ブナが一斉に芽生えて成長し、現在の姿になったという。
14. 星峠の棚田
『にほんの里100選』に選ばれた十日町市の松之山・松代地域の棚田。
約200枚の田んぼが山の斜面に並ぶ姿は、まさに「米どころ新潟」を象徴する絶景だ。NHK大河ドラマ『天地人』のオープニング映像を記憶している人も多いだろう。
15. 瓢湖水きん公園
阿賀野市水原にある、白鳥の渡来地として有名な人造湖。
白鳥は、毎年10月上旬になると第一陣がシベリアから越冬のため渡ってくる。3月下旬まで瓢湖に滞在し、11月下旬頃のピークには5,000羽を超える白鳥が見られるスポット。
16. 清津峡渓谷トンネル
「日本三大峡谷」の1つに数えられる「清津峡」の景観は、近年リニューアルされた「清津峡渓谷トンネル」から見ることができる、新潟県十日町市と津南町で開催される、世界最大の国際芸術祭である「大地の芸術祭」において、自然美と芸術が調和するユニークな空間が生まれている。
なかでも四季折々で表情が異なる「パノラマステーション」からの風景は必見。
大自然を満喫!新潟のお勧め交通機関3選
新潟を観光するなら、移動中の風景を楽しめる交通機関をぜひ利用してほしい。
新潟本土と佐渡島を結ぶフェリーでは、シティホテルに匹敵する部屋で、海の景色を見ながらゆっくり移動できる。
また、展望車やローカル線からは、車窓から水と緑にあふれた風光明媚な景観や大自然をパノラマで堪能できる。
1. 佐渡汽船
日本海側最大の離島として知られる佐渡島。
「佐渡ジオパーク」に認定された豊かな自然や、世界遺産登録を目指す金山跡など魅力的なスポットが集まる人気の観光地だ。
新潟本土と最短で32km離れた島への主要なアクセスとなるのが、1913年の就航開始から2023年で110年を迎える佐渡汽船が運航する定期船。
2. SLばんえつ物語
JR東日本・磐越西線の新津駅(新潟県)~会津若松駅(福島県)を運行している観光用の快速列車。
機関車はC57-180号機。その気品のある姿から「貴婦人」との異名をもつ。
白煙を上げて走る機関車は、阿賀野川に沿いながら緑の山々を抜けていく。
3. JR只見線
JR只見線は、福島県の会津若松駅と新潟県の小出駅を結ぶ約135.2㎞の路線。
山深い只見川の渓谷を縫うように走り、春の桜、夏の緑、秋の紅葉、冬の雪と四季折々の風景を車窓から楽しめる。
単線でほとんどが無人駅のローカル線だが、人気投票で常に上位にランキングされる誰もが認める絶景路線である。
新潟を観光するなら外せない!人気の飲食店3選
新潟のグルメといえば、全国一の収穫量を誇り、美味しいと評判が高いお米が有名だ。
また、日本海に面しているため、海の幸も豊富。
日本海の幸と美味しいお米を使った海鮮グルメは、新潟を観光するなら外せない。
また、古くから伝わる郷土料理「へぎそば」と日本酒の組み合わせも絶品。
新潟を観光するなら、絶対に食べておきたい人気の飲食店を厳選してご紹介。
1. とんかつ太郎
新潟市の人気ご当地グルメ「タレかつ丼」発祥の店。
日本で一般的にカツ丼といえば、卵でとじたものや、ソースに漬けたものが有名。
だが新潟の「タレカツ丼」は、豚かつをあまじょっぱい醤油ベースのタレにくぐらせてご飯にのせた料理であり、新潟市でかつ丼というと、このタレかつ丼が一般的。
2. せかい鮨
新潟でしか味わえない、新鮮な地魚を使った寿司や刺身、そして新潟の郷土料理などが楽しめるお店。
一番人気のメニューは、やはり「極み」であり、新潟の旬の魚と、トロ・ウニ・イクラ、さらに日本海側でとれる高級魚”のどぐろ”が入った特上鮨10貫。
3. 須坂屋そば 新潟駅前店
新潟駅から徒歩4分の好立地にある「へぎそば」の人気店。
へぎそばとは、「へぎ」と呼ばれる四角い器に一口分の冷たいそばを並べて盛り付けた新潟の郷土料理。
そばのつなぎ(そばを麺として切れないように「つなぐ」ために混ぜるもの)に海藻を使っており、普通のそばより瑞々しく歯ごたえがあり、喉越しが良いのが特徴。
新潟の日本酒を楽しめるスポット3選
全国有数の酒どころである新潟を観光するなら、酒蔵見学は外せない。
新潟にはおよそ100蔵の酒蔵があり、そのうち40蔵ほどが酒蔵見学を行っている。
新潟県にある全蔵の酒の試飲ができるぽんしゅ館や、日本酒と食をテーマにした複合施設など日本酒を楽しめるスポットをご紹介。
上質な日本酒は、大切な方へのお土産にもお勧めだ。
1. 新潟驛店
新潟県は、日本で最も酒蔵が多いが、「ぽんしゅ館」では、新潟県の全蔵の酒の試飲ができ、購入もできるお店だ。
ぽんしゅ館は新潟県3か所に店を構えるが、新潟驛店はJR新潟駅構内という便利な場所にある。
2. 今代司酒造
創業は1767年。
日本一の蔵元数を誇る新潟県内において、玄関口である新潟駅から最も近くに蔵を構える。日本酒本来の造り方にこだわり、アルコール添加を一切行わない純米仕込みによる方法で作られている。(一般的にはアルコール添加をしない方が手間がかかるが、お米本来の味を引き出せる)新潟県産の酒造好適米と、新潟の名水「菅名岳」の天然水を使用するなど、素材にもこだわっている。
3. 魚沼の里
新潟の銘酒「八海山」で知られる八海醸造が運営するお酒と食をテーマにした複合施設。緑豊かな八海山の麓に、日本酒蔵、レストラン、ショップなど13の施設が集まっている。
グルメを楽しみながら買い物ができる!ショッピングエリア3選
新潟には美味しい食材が何でも揃う、ショッピングエリアが充実している。
その場で旬の魚やイカ、ホタテなどの浜焼きを潮風に吹かれながら頬張るのは、市場ならではの楽しみだ。
グルメを楽しみながらお土産も選べる、おすすめのショッピングエリアを紹介しよう。
1. 寺泊魚の市場通り
日本海沿いの国道402号線に11軒もの大きな鮮魚店が軒を連ねているのが、魚の市場通り。日本海で採れた新鮮な魚をはじめ、日本中の魚介類が集まる。
魚のイキの良さと豊富な品揃えで、いつも首都圏や新潟市街から車で乗り付けて魚を買い求めるお客さんであふれている。
2. みなとのマルシェ ピア Bandai
日本海の穫れたて鮮魚から産直野菜、旬の果実、おいしいお肉に新潟の米や名酒まで、新潟の美味しいものが何でも揃う市場。
飲食店も充実しているので、その場で新潟グルメを楽しむのもお勧め。鮮魚を使った寿司屋や海鮮丼が美味しいお店、またイタリアンレストランやお洒落なカフェもある。
3. 道の駅 新潟ふるさと村
「道の駅 新潟ふるさと村」は新潟のうまいものやお土産、観光の最新情報も入手できる県下最大級の道の駅。
約1万点の新潟みやげが揃う「バザール館」。
米や魚、日本酒といった名産品はもちろん、世界的に有名な金属製品や伝統工芸品、銘菓やオリジナル商品などが一堂に集まり、物産展のような賑やかさ。
新潟で泊まるならココ!宿泊施設3選
山並みが一望できる展望露天風呂が魅力の温泉旅館や、ミシュランガイドでも紹介された名旅館で、観光で疲れた身体を癒そう。
今回は新潟でゆったりと贅沢な時間を過ごせる、お勧めの宿泊施設を厳選して紹介しよう。
1. まつだい芝峠温泉 雲海
標高380m、芝峠の高台に立つ温泉旅館。
広々とした露天風呂「雲海の湯」からは、米どころ新潟らしい棚田や、八海山、巻磯山、苗場山が脈々と続く魚沼連峰の大パノラマが一望できる。
2. 高志の宿 高島屋
明治天皇が休憩に立ち寄られたという新潟屈指の名旅館。
旅館のある岩室温泉は、正徳3(1713)年に開湯した歴史ある温泉。
彌彦神社にも近く、北国街道の温泉場として栄えてきた。僧侶にして歌人・良寛も訪れたことで知られる。
3. 白玉の湯 華鳳
保湿力に優れ「もっと美人になれる温泉」と名高いお湯と日本情緒漂う街並みが印象的な月岡温泉。その中でも人気の「白玉の湯 華鳳」は、小高い丘の上に立つ全109室の大型旅館。
エメラルドグリーンに輝く自家源泉「白玉の湯」は国内有数の成分含有量を誇る硫黄泉で美肌効果抜群。ウッドデッキで結ばれ、岩風呂やヒノキ風呂など多彩な湯船が揃う回遊式の露天風呂のほか、広々とした内湯や大型サウナなどを用意。自慢の泉質は貸し切りのプライベートスパでも満喫することができる。
感性を刺激する!新潟の人気イベント3選
新潟で行われている多くのイベントの中でも、特に人気の高いイベントをご紹介。
紹介するイベントは、日本の夏の風情を感じられたり、個性あふれるアートを鑑賞できたり、感性を刺激するものばかり。
訪れるタイミングが合えば、ぜひ紹介するイベントへ参加してみてほしい。
1. 長岡まつり大花火大会
日本三大花火大会のひとつに数えられる新潟の夏を彩る風物詩。
直径650mもの大輪の花が夜空に咲く、名物の「正三尺玉(30号)花火」や、豪華な仕掛け花火「ナイアガラ超大型スターマイン」など、視界に収まり切れないほどの大型花火が連続で打ちあがり、迫力満点。
花火大会は8月2日・3日固定で開催されている。
2. 大地の芸術祭
新潟県越後妻有地域の緑豊かな里山で1年を通して現代アート作品を展示。
3年に1度開催される「大地の芸術祭」では常設作品のほか新たに新作が公開され、さまざまなパフォーマンスやワークショップも行われる。
芸術祭期間中以外も展示する常設作品数は約200点で、国内外の個性豊かなアーティストが参加。豪雪地でもあり、冬季は雪で作品が破損しないよう「雪囲い」を行うため、公開作品は少なくなるが、なかには一年中楽しめるスポットも。
3. 蒲原まつり
村上市の「村上大祭」、柏崎市の「柏崎えんま市」と並んで新潟を代表する縁日「新潟三大高市(たかまち)」の一つとされる蒲原まつり。毎年6月30日~7月2日の3日間にかけて蒲原神社とその周辺で行われ、毎年約34万人が訪れる。
一番の注目は何といっても露天の規模。神社の参道や正面の道路を中心に400軒以上の露店が立ち並び、その総延長は延べ1kmにも及ぶ。小麦粉に黒糖を混ぜて焼いた新潟名物のお菓子「ポッポ焼き」などのグルメに加え、神社の参道ではお化け屋敷や射的など昔懐かしい屋台も。夜11時ごろまで露店の営業は続き、人波が途切れることはない。