大阪屈指のショッピングエリア・心斎橋の人気スポット5選

大阪屈指のショッピングエリア・心斎橋の人気スポット5選

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筆者 : GOOD LUCK TRIP

大阪屈指の繁華街であり、銀座と並ぶ高級ブランド街や商店街もある「心斎橋」。
買い物を楽しめるスポットが多いため、大阪でショッピングを楽しみたい方は、心斎橋に訪れるべきだ。
そんな心斎橋の魅力と人気スポットはもちろん、心斎橋から歩いて行ける距離にある、繁華街「道頓堀」と「新世界」の人気観光スポットも併せてご紹介。
大阪の魅力を凝縮したミナミエリアを満喫しよう。

心斎橋ってどんなところ?

大阪府大阪市の中央区にある繁華街・心斎橋。
大阪のミナミエリアや難波と呼ばれる地域にあり、道頓堀と並ぶほど人気も知名度も高い。
大阪でも随一のショッピングエリアで、商店街や様々なショップ、商業施設など買い物を楽しめるスポットと施設が目白押しだ。
特にファッションや雑貨のお店が多く、様々なブランドのお店が軒を連ねている。
若い世代のカルチャーが生まれる「アメリカ村」、大阪の中心部にある南北約580m続く「心斎橋筋商店街」、ラグジュアリーブランドの路面店が集まる「御堂筋」など、個性豊かなショッピングスポットで買い物を楽しもう。

東京の銀座と並ぶ高級ブランド街・御堂筋
東京の銀座と並ぶ高級ブランド街・御堂筋

大阪のミナミエリア・難波ってどこ?

大阪府大阪市中央区から浪速区にかけて広がる繁華街一帯は、「ミナミ」もしくは「難波」と呼ばれるエリアだ。
このエリアには、大阪らしさ・大阪の文化を感じられるスポットが多い。
大阪の象徴とも言える、グリコの巨大看板や巨大なカニのオブジェのある「道頓堀」、通天閣や歴史感じる飲食店が軒を連ねる「新世界」もミナミエリアだ。
大阪らしさを凝縮したミナミエリアに対して、梅田駅の周辺をキタエリアと呼ぶ。
キタエリアは「グランフロント大阪」や「阪急うめだ本店」、「ルクア」などの商業施設が多く、都会的な魅力を持ったエリアだ。
ミナミエリアを満喫したら、キタエリアにも足を運んでみよう。

心斎橋のおすすめの観光シーズンは?

心斎橋は主に買い物を楽しむ場所であるため、どの季節に訪れても楽しめる。
強いてあげるなら、快適な気候の中、ショッピングスポットを歩いて巡りやすい春と秋がお勧めだ。

心斎橋の季節ごとの着衣例

  • ・春(3月 - 5月):軽めのジャケットおよび薄手のセーター
  • ・夏(6月 - 8月):薄手の着衣、半袖
  • ・秋(9月 - 11月):軽めのジャケット、コート
  • ・冬(12月 - 2月):コート、ウールスーツ、厚手のセーターやジャケット

心斎橋への移動方法は?

大阪観光の拠点となる梅田駅・新大阪駅から、心斎橋の最寄り駅までのアクセスを紹介しよう。
どちらも乗り換えなし、10分〜15分程度でアクセスできる。

梅田駅から心斎橋駅までのアクセス

経路
梅田駅からOsakaMetro御堂筋線に乗車し心斎橋駅で下車
所要時間
約10分

新大阪駅から心斎橋駅までのアクセス

経路
新大阪駅からOsakaMetro御堂筋線に乗車し心斎橋駅で下車
所要時間
約15分

心斎橋観光の主要交通手段

心斎橋はそこまで広い繁華街ではないため、基本的には徒歩で巡れる。
タクシーやバスを利用した方が時間も手間もかかるケースが多いため、カフェなどで休憩しつつ、徒歩でショッピングスポットを巡ろう。

名物グルメと買い物を一度に楽しめる!心斎橋の人気スポット5選

大阪でも屈指のショッピングエリアである心斎橋。心斎橋に訪れるなら、ぜひ買い物を楽しんでほしい。
とはいえ、心斎橋にはショップがたくさんあるため、どこに足を運べば良いか迷ってしまうかもしれない。
そんな時はまずこれから紹介する5つのスポットを中心に巡ってほしい。
大阪グルメを味わえる飲食店も各スポット内にあるので、ショッピングもグルメも満喫しよう。

1. アメリカ村

1970年代に倉庫を改装した店でアメリカ西海岸から輸入した古着や中古レコード、雑貨を販売していることが話題になり、西心斎橋の一帯が「アメリカ村」と呼ばれるようになった。
シンボルは街のほぼ中心にある「三角公園」。名称そのまま、三角形の敷地は待ち合わせや休憩スポットとしてにぎわっている。
公園の向かいには有名なタコ焼き店もあり、“粉もん”もまた若者のカルチャーの一つになっている。他にもシンボリックな建物が多数。

ファッション、音楽、アートなど、大阪きっての若者の流行発信地
ファッション、音楽、アートなど、大阪きっての若者の流行発信地

2. 大丸心斎橋店

大阪のメインストリート的存在である御堂筋に面し、創業以来300年近くに渡って心斎橋の顔として愛され続ける百貨店。2019年には本館が86年ぶりに立て替えられ、リニューアルオープンした。
300店舗以上が出店する本館は、従来の百貨店のイメージを覆すバラエティ豊かなフロア構成が魅力。

伝統を重んじつつ、新たな要素も取り入れた心斎橋の老舗百貨店
伝統を重んじつつ、新たな要素も取り入れた心斎橋の老舗百貨店

3. 心斎橋筋商店街

大阪市の中心部にある長堀通の南側から宗右衛門町通まで、南北に約580mに渡って続く商店街。
コスメショップやアパレル店、ドラッグストアやアクセサリーショップ、100均ショップや楽器店などさまざまなショップが道の両側にずらりと軒を連ねる。

大阪中心部を南北に貫く熱気あふれる商店街
大阪中心部を南北に貫く熱気あふれる商店街

4. 心斎橋PARCO

心斎橋の顔として長年愛される、老舗デパート「大丸心斎橋店」に隣接して立つファッションビル。
ファッションはもちろん飲食&レストラン・ポップカルチャー・アートといったカテゴリーの高感度なショップがおよそ150店舗入居しており、最新の設備を整えたシネマコンプレックスも話題を集めている。

多彩なジャンルのショップが揃う、御堂筋に面するファッションビル
多彩なジャンルのショップが揃う、御堂筋に面するファッションビル

5. 心斎橋BIGSTEP

地下から最上階の7階までが吹抜けになった、ユニークなデザインが目を引くファッションビル。
最新トレンドを発信するアパレルをメインにカフェ、レストランが揃っていて、周辺の散策を楽しむ際の休憩ポイントとしても活用できる。

個性派ショップが揃うユニークなファッションビ
個性派ショップが揃うユニークなファッションビ

朝食を食べるならココ!心斎橋のお勧め飲食店3選

心斎橋にはショップだけでなく飲食店も多い。
大阪グルメを味わえる飲食店も多く、ランチやディナーには困らないだろう。
そのため、お店選びに困る朝食を食べるのにピッタリなお店を3つ紹介する。

1. 北極星 心斎橋本店

大正11年(1922)創業と100年以上の歴史があり、オムライス発祥の店として知られる老舗洋食店。純和風建築が印象的な昭和25年(1950)に建てられた数寄屋造りの店舗で、日本庭園を眺めながら伝統の味を楽しめる。

昭和の和風建築で元祖オムライスを味わえる、創業100年超の老舗洋食店
昭和の和風建築で元祖オムライスを味わえる、創業100年超の老舗洋食店

2. カフェレストラン「セリーナ」 ホテル日航大阪

大阪メトロの心斎橋駅直結と抜群のアクセスを誇るホテル日航大阪
宿泊客の朝食会場にもなっているカフェレストラン「セリーナ」では、窓の外に広がる御堂筋の風景を眺めながら和洋のメニューが豊富に揃う朝食ブッフェを楽しめる。

洋食を中心に和食も揃う豊富な朝食ブッフェが自慢のカフェレストラン
洋食を中心に和食も揃う豊富な朝食ブッフェが自慢のカフェレストラン

3. エルク 心斎橋

地下鉄心斎橋駅から歩いて10分以内の場所にある「エルク 心斎橋」。
人気のメニューはふわふわのパンケーキ。
味はもちろん素材にもこだわっており、全粒粉小麦やメレンゲで生地を作っているため、ヘルシーな仕上り。
平日限定だが可愛いクマのアートが施された、3Dカプチーノも女性に人気だ。
その他にもパスタやカレー、エッグベネディクトなど、フードもドリンクにも充実している。

人気メニューのふわふわのパンケーキ※写真はイメージです。
人気メニューのふわふわのパンケーキ※写真はイメージです。

心斎橋の人気宿泊施設3選

買い物を楽しんでいると、自然に荷物は増えていくもの。
重い荷物を抱えたまま、電車に乗ってホテルへ向かうのが面倒であれば、心斎橋に泊まるのがお勧め。
心斎橋やその周辺にも魅力的な宿泊施設は多いため、心斎橋への宿泊も検討してほしい。
心斎橋駅から電車に乗れば、大阪各地の観光スポットへアクセスしやすいのも嬉しいポイント。

1. ホテル日航大阪

梅田から難波までを南北に走るシンボルストリート、御堂筋沿いに立つ心斎橋のランドマーク的存在。
「ホテル日航」のブランドを掲げてこの地に創業して約40年、伝統と格式を守り続け、最高のおもてなしを約束する。
全603室のゲストルームは10F~30Fに配置。機能的でパーソナルにくつろげるシングルルームから、約50㎡の広さを誇るデラックスファミリールームまで、さまざまなニーズにマッチしたタイプがスタンバイする。

心斎橋駅直結、関西の旅の拠点に便利なシティホテル
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2. クロスホテル大阪

グリコのLED看板「道頓堀グリコサイン」や法善寺横丁などが点在する、大阪最大級の繁華街・ミナミエリアへのアクセスが良好。
ハイランクなブランドショップが並ぶ御堂筋沿いに立ち、"熱量を感じる赤"で表現された外観が印象的だ。
かけがえのない滞在のひとときをテーマにしたサービスは細やかな部分に行き届いており、常駐するコンシェルジュがあらゆるオーダーに適切に対応。

御堂筋沿いのホテルでかけがえのない滞在のひととき
御堂筋沿いのホテルでかけがえのない滞在のひととき

3. MIMARU大阪 心斎橋WEST

大阪随一の繁華街、道頓堀や御堂筋界隈へ徒歩圏内ながら、日が沈むと喧騒が落ち着き、都会とは思えないほど静かな環境の中でくつろげる。
また、ローカルレストランに囲まれて、心斎橋・アメリカ村まで徒歩7分程度でアクセス可能。大阪でグルメやショッピングを楽しむには絶好のロケーションだ。

キッチン&ダイニングも備える、機能的な広々空間でリラックス
キッチン&ダイニングも備える、機能的な広々空間でリラックス

冬に心斎橋に訪れるなら必見!大阪・光の饗宴 御堂筋イルミネーション

大阪の夜を美しく幻想的に輝かせる「大阪・光の饗宴」は、大阪のシンボルストリート・御堂筋で実施する「御堂筋イルミネーション」と中之島エリアの「OSAKA光のルネサンス」の2つをコアプログラムとするイベント。
御堂筋イルミネーションは、2015年1月に「最も多く街路樹にイルミネーションを施した通り」として世界記録に認定された。
例年11月から12月に行われるので、タイミングが合えば、ぜひ御堂筋のイルミネーションを楽しんでほしい。

輝く未来へつなぐ光のシンボルストリート
輝く未来へつなぐ光のシンボルストリート

心斎橋からたった10分!道頓堀の人気観光スポット3選

心斎橋と同じ大阪市中央区、ミナミエリアに位置する「道頓堀」。
大阪屈指の人気観光エリアで、大阪の代名詞とも言える景色が広がり、たこ焼きやお好み焼きなどの大阪グルメの食べ歩きもできる。
心斎橋からは歩いて約10分とアクセスしやすく、観光プランにも組み込みやすい。
これから紹介する道頓堀の人気観光スポットを中心に、ぜひ観光してほしい。

1. 戎橋

道頓堀川の開削とほぼ同時に架けられたとされる戎橋
心斎橋商店街から戎橋筋商店街への通り道のため、今でも人通りが絶えない橋となっている。
ミナミの繁華街の中心でもあるため、待ち合わせスポットとして活用する人も多い。
橋の上からグリコランナーが描かれた巨大看板など、大阪らしい景色を見られるため、観光スポットにもなっている。

古くから人びとが行き交い、賑わいを見せる橋
古くから人びとが行き交い、賑わいを見せる橋

2. 法善寺横丁

法善寺横丁」とは、浄土宗天龍山法善寺の境内にある2本の石畳の路地で、明治時代(1868~1912年)から参詣者が絶えず訪れている日本有数の観光名所だ。
巨大な看板が彩られ、にぎやかな道頓堀のすぐそばにありながら、落ち着いた街並みで、雨の日は特に雨に濡れた石畳がしっとりとした風情を醸し出している。
路地を挟むようにして老舗の割烹やお好み焼き店、串カツ店、バーなどがひしめいている。

東西に延びる2本の石畳と水掛不動尊が有名
東西に延びる2本の石畳と水掛不動尊が有名

3. 法善寺 水掛不動尊

大阪ミナミの繁華街から一歩路地に入ると現れる浄土宗の寺院・法善寺。
繁華街の雰囲気から一変し、情緒あふれる石畳の境内には、金毘羅堂をはじめ、二河白道堂やお初大神などが建っている。
その中でも有名なのが、西向不動明王。緑のコケに包まれた珍しい姿で、水掛不動尊とも呼ばれ親しまれている。戦後に一人の女性が、お供えされていた水をすくい、お不動様に水をかけたことが始まりだとか。

水を掛けて、願を掛ける、緑のコケに包まれたお不動様
水を掛けて、願を掛ける、緑のコケに包まれたお不動様

道頓堀から南下して大阪のシンボルへ!新世界の人気観光スポット3選

道頓堀からさらに南へ30分ほど歩くと「新世界」へ到着する。
道頓堀の最寄りである「なんば駅」から御堂筋線に乗り、「動物園前駅」で下車すれば約20分。
道頓堀を楽しんだら、さらに足を伸ばして新世界へ足を踏み入れよう。
大阪のシンボルである「通天閣」を中心に、ノスタルジックかつ大阪ならではの雰囲気が漂う商店街や横丁が広がり、古き良き大阪の文化を楽しめるだろう。
これから紹介する3つの観光スポットを軸に、新世界も満喫しよう。

1. 通天閣

通天閣は特別野外展望台以下、地上5階、地下1階からなるタワーで、地上87.5mにある5階は、金色で装飾された「黄金の展望台」や、足の裏をなでると幸運が訪れるという神様「ビリケンさん」が鎮座している。ビリケンさんは3代目で、金髪が特徴的。
最上部の地上94.5m、展望回廊直径8.5mの特別屋外展望台「天望パラダイス」には、先端部分がシールスルーになっている跳ね出し展望台「TIP THE TSUTENKAKU」もある。

パリのエッフェル塔をモチーフにした高さ108mの大阪を代表する展望タワー
パリのエッフェル塔をモチーフにした高さ108mの大阪を代表する展望タワー

2. 新世界本通り商店会

大阪メトロ堺筋線「恵美須町」駅の3番出口から通天閣へと一直線に伸びる「通天閣本通商店会」は、レトロな喫茶店やお好み焼き屋など下町グルメが楽しめるストリート。ここからは「通天閣が一番きれいに見える」と評判だ。
通天閣の南側には、“二度漬け禁止”の串カツ店など飲食店が多数並び、通りにせり出すド派手な立体看板やのぼりに目を奪われる。昔ながらのゲームが楽しめる娯楽場「かすが娯楽場」や、日本最大の射的場「新世界秘宝館」などもあり、にぎやかだ。

大阪名物が凝縮したエリアで、下町グルメが楽しめる
大阪名物が凝縮したエリアで、下町グルメが楽しめる

3. 南陽通商店街(ジャンジャン横丁)

「太陽の光がふりそそぐ通り」というのが名称の由来という「南陽通商店街」。
通称は「ジャンジャン横丁」で、1945年の第二次世界大戦終戦後、通りの店から客を呼び込むための三味線や太鼓を叩く音がジャンジャンと鳴っていたことから、その名がついたと言われている。
全長180m、道幅2.5mのアーケード商店街で、コンパクトながらも個性の強さが感じられる店が立ち並ぶ。

串カツ店やうどん店などのグルメのほか、囲碁、将棋、昔懐かしい射的場など大人も子どもも遊べるスポットが点在
串カツ店やうどん店などのグルメのほか、囲碁、将棋、昔懐かしい射的場など大人も子どもも遊べるスポットが点在

心斎橋観光に関するよくある質問

Q

心斎橋ではどんなグルメを食べられる?

A

大阪の名物グルメであるたこ焼きやお好み焼きも楽しめますが、オシャレなレストランも多く、様々なグルメを味わえます。

Q

なんば駅から心斎橋までのアクセスは?

A

OsakaMetro御堂筋線に乗って心斎橋駅で下車、駅から出ればすぐに心斎橋エリアです。

まとめ

大阪で買い物を楽しみたい方が訪れるべき、心斎橋の人気スポットを紹介してきたが、いかがだっただろうか。
心斎橋の宿泊施設を拠点に、道頓堀や新世界など大阪の魅力が凝縮されたミナミエリアを観光するのもお勧めだ。
以下の記事も参考にミナミエリアを満喫してほしい。