【沖縄離島ガイド】本島・宮古島・石垣島から旅を広げる13の島旅

【沖縄離島ガイド】本島・宮古島・石垣島から旅を広げる13の島旅

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筆者 :  GOOD LUCK TRIP

沖縄本島、宮古島石垣島。沖縄を代表する3つの島は、それぞれ単独でも十分に魅力的な旅先だ。しかし、その先へもうひと足延ばすことで、旅の景色はさらに広がるポテンシャルが沖縄にはある。
慶良間諸島国立公園のケラマブルー、久米島ハテの浜竹富島の赤瓦集落、西表島のジャングルなど、沖縄には島ごとに異なる魅力が詰まっている。
ここでは、沖縄本島・宮古島・石垣島を起点に楽しめる13の島旅をご紹介。
次の沖縄旅行では、“もうひと島”という選択肢にも目を向けてみてはいかが。

旅の前に知っておきたい「もうひと島」の行き方

沖縄の離島旅は、橋で渡れる島もあれば、高速船やフェリーで向かう島、飛行機を利用する島もある。移動時間やアクセス方法は島ごとに大きく異なるため、旅程に合わせて行き先を選ぶことが大切。まずは移動手段の違いを知り、自分に合った“もうひと島”を見つけよう。

高速艇やフェリーで渡る

慶良間諸島や伊江島、竹富島などは港から船でアクセスする島々。日帰りで訪れやすい島も多く、旅程に組み込みやすい。

那覇や石垣島の港から高速船に乗れば、個性豊かな離島へ気軽にアクセスできる
那覇や石垣島の港から高速船に乗れば、個性豊かな離島へ気軽にアクセスできる

橋で渡る

宮古島周辺には橋でつながる島々が点在している。レンタカーがあれば気軽にアクセスでき、海の上を走るような爽快なドライブも楽しみのひとつだ。

宮古島と周辺の島々を結ぶ橋は、宮古ブルーを眺めながらドライブを楽しめる
宮古島と周辺の島々を結ぶ橋は、宮古ブルーを眺めながらドライブを楽しめる

飛行機や長距離フェリーで向かう

久米島や与那国島などは、移動時間こそ必要だが、その先には本島や主要離島とは異なる風景が広がっている。時間に余裕があればぜひ訪れてみたい。

久米島や与那国島など、空路で訪ねる離島には独自の風景と文化が息づく
久米島や与那国島など、空路で訪ねる離島には独自の風景と文化が息づく

ワンポイント

離島航路は天候や海況の影響を受けやすく、季節によっては欠航することもある。特に波照間島や与那国島などを訪れる際は、余裕を持ったスケジュールを組んでおくと安心だ。

沖縄本島から、もうひと島!那覇から船で広がるケラマブルーと個性豊かな島々へ

沖縄本島の周辺には、日帰りでも訪ねられる離島から一泊でじっくり巡りたい島まで、多彩な島々が点在している。世界有数の透明度を誇る海、島ごとに受け継がれる暮らしや文化、そして本島とは少し異なる時間の流れも魅力のひとつ。
那覇や本部港から船に乗り、沖縄の旅をもう少し先まで広げてみたい。

1. 慶良間諸島国立公園(渡嘉敷村および座間味村)

大小30余りの島々と海域からなる慶良間諸島国立公園は、沖縄本島から高速船で気軽にアクセスできる人気の離島エリア。那覇から40〜50分ほどで到着するため、初めての離島旅にも選びやすい。
世界有数の透明度を誇り「ケラマブルー」と呼ばれる海と、サンゴ礁が広がる豊かな海洋環境が最大の特徴だ。夏は海水浴やダイビング、シュノーケリング、冬から春にかけてはホエールウォッチングも楽しめる。

「ケラマブルー」と呼ばれる透明度の高い海と、大小の島々が織りなす慶良間諸島の景観
「ケラマブルー」と呼ばれる透明度の高い海と、大小の島々が織りなす慶良間諸島の景観

2. 座間味島(座間味村)

慶良間諸島の中でも特に人気の高い座間味島は、那覇から高速船で約50分。日帰りでも訪ねられる距離にありながら、本島とは異なる島の空気に包まれる離島だ。
慶留間島、外地島と橋でつながる阿嘉島と座間味島の間では村内航路が1日4往復しており、座間味を拠点にした慶良間の島巡りもおすすめだ。ひとつの島だけで終わらない楽しみ方が広がっている。

座間味島を中心に、阿嘉島や慶留間島など周辺の島々を巡る楽しみも広がる
座間味島を中心に、阿嘉島や慶留間島など周辺の島々を巡る楽しみも広がる

3. 渡嘉敷島(渡嘉敷村)

慶良間諸島の東端に位置する渡嘉敷島は、海を目的に沖縄を訪れる人なら一度は候補に挙げたい島。
阿波連ビーチや渡嘉志久ビーチでのマリンレジャーはもちろん、展望台から海を眺めるだけでも価値は十分。島内には手つかずの自然が多く残り、ゆったりと流れる島時間が魅力的。アクティブに過ごすか、のんびり過ごすか。旅のスタイルに合わせて楽しめる一島だ。

手つかずの自然が残る渡嘉敷島では、展望台からの眺望も楽しみのひとつ
手つかずの自然が残る渡嘉敷島では、展望台からの眺望も楽しみのひとつ

4. 伊江島(伊江村)

本部港からフェリーで約30分。沖縄本島北部を訪れるなら、気軽に足を延ばせる離島として伊江島も候補に入れたい。
「沖縄八景」の一つである城山(ぐすくやま)は古くから航海の際に目印にされていた島のシンボル。そのほか波打ち際から水が湧き出る湧出(わじぃー)やニャティヤ洞など独特の景観も多く、レンタサイクルで島を巡れば伊江島ならではの表情に出会える。

城山の山頂からは、伊江島の集落や畑、その先に広がる海を一望できる
城山の山頂からは、伊江島の集落や畑、その先に広がる海を一望できる

5. 久米島(久米島町)

那覇から飛行機で約30分。もう少し遠くまで足を延ばしたいなら、琉球王朝時代に“最も美しい島”と称された久米島へ。
島内には白砂のビーチが約2キロ続く「イーフビーチ」や、沖合に浮かぶ真っ白な砂とコバルトブルーの砂州「ハテの浜」など、美しい海浜地帯が広がる。さらに宇江城城跡や畳石など自然と歴史の見どころも多く、一泊してじっくり巡りたくなる島だ。

真っ白な砂州が続くハテの浜は、久米島を代表する景観のひとつ
真っ白な砂州が続くハテの浜は、久米島を代表する景観のひとつ

宮古島から、もうひと島!橋を渡って広がる宮古ブルーの世界

宮古諸島の魅力は、橋を渡るたびに景色が変わること。
伊良部島や下地島、池間島、来間島へと続く橋の先には、それぞれ異なる海の色や島の表情が待っている。ドライブを楽しみながら巡る“もうひと島”の旅は、宮古島ならではの楽しみ方だ。

6. 伊良部大橋【伊良部島】(宮古島市)

宮古島の北西に位置する伊良部島は、宮古諸島の中でも存在感のある大きな島。ドライブ好きならまず訪れたい“もうひと島”だ。
島へ向かう入口となるのが伊良部大橋。長さ3540mを誇り、無料の橋としては日本一の長さ。橋の上から眺める海は宮古ブルーの魅力を存分に感じさせてくれる。島へ渡った先には宮古島とは異なる、ゆったりとした風景が広がり、橋を渡る時間そのものが旅のハイライトになる。

宮古島と伊良部島を結ぶ伊良部大橋は、無料で渡れる橋として日本最長を誇る
宮古島と伊良部島を結ぶ伊良部大橋は、無料で渡れる橋として日本最長を誇る

7.【下地島】17END(宮古島市)

伊良部島の西側に位置する下地島は、宮古諸島の中でも独特の景観を持つ島。透明な海と飛行機が同じ画面に収まる風景は、この島ならではだ。
島を代表するスポットが17END。干潮時には白い砂浜が現れ、ターコイズブルーの海との美しいコントラストが広がる。航空マニアの聖地とも呼ばれていて、タイミングが合えば迫力ある離陸シーン(タッチ&ゴー)が見られるはず。海だけではない下地島の個性を象徴する景色として記憶に残る。

干潮時には白砂が現れ、透明度の高い海との美しいコントラストを楽しめる
干潮時には白砂が現れ、透明度の高い海との美しいコントラストを楽しめる

8. 【池間島】池間大橋(宮古島市)

宮古島の北側に浮かぶ池間島は、海の色の違いを楽しみたい人におすすめの島。周囲約10kmの小さな島ながら、宮古諸島屈指の景観で知られている。
島へ続く池間大橋からは、浅瀬と深場が織りなす独特の海のグラデーションを一望できる。何色もの青が入り混じった池間ブルーは宮古島の中でも屈指の美しさと言われている。橋を渡る途中から景色が変化していくため、ドライブそのものが特別な体験になるだろう。

池間大橋周辺では、浅瀬と深場が織りなす“池間ブルー”の海を一望できる
池間大橋周辺では、浅瀬と深場が織りなす“池間ブルー”の海を一望できる

9. 【来間島】来間大橋(宮古島市)

宮古島の南西に位置する来間島は、宮古ブルーをさまざまな角度から楽しめる展望スポットが点在する島。
来間大橋を渡る時間も大きな魅力のひとつ。橋の上から眺めると光の角度によって海の色が変化し、グラデーションのように見える光景は思わず見とれてしまうほどの美しさ。島内には竜宮城展望台など橋と海を見渡せる場所もあり、渡る前と渡った後の両方から景色を楽しめる。

来間島には、橋と海が織りなす風景を眺められる展望スポットが点在する
来間島には、橋と海が織りなす風景を眺められる展望スポットが点在する

石垣島から、もうひと島!世界自然遺産から日本最果ての島まで

伝統的な集落風景が残る竹富島、世界自然遺産の西表島、日本最南端の波照間島、日本最西端の与那国島など。八重山諸島の玄関口である石垣島からは、多彩な離島へアクセスできる。
島ごとに異なる個性を持ち、旅の目的に合わせた“もうひと島”を選べるのも大きな魅力だ。

10. 西表島(竹富町)

八重山諸島で最大の面積を誇る西表島は、石垣島から足を延ばして訪れたい自然の島。
島の面積の約9割が亜熱帯の原生林に覆われ、イリオモテヤマネコをはじめとする多数の天然記念物が生息し、「東洋のガラパゴス」とも呼ばれている。
マングローブを進むカヤックやジャングルトレッキング、由布島へ渡る水牛車など、西表島ならではの体験も豊富。石垣島とはまったく異なるスケールの自然に出会える一島であるだ。

島の大部分を占める亜熱帯の森には、滝やマングローブなど豊かな自然が広がる
島の大部分を占める亜熱帯の森には、滝やマングローブなど豊かな自然が広がる

11. 竹富島(竹富町)

石垣港から高速船で約10分。初めての離島旅でも訪ねやすいのが竹富島だ。
島の魅力は、沖縄の原風景ともいえる集落景観にある。珊瑚の石垣に囲まれた赤瓦屋根の家を白砂の道がつなぐ沖縄の伝統的なまちなみが残っているのが特徴だ。水牛車がゆっくり進む様子や、集落を包む穏やかな空気は石垣島とはまた違った魅力。時間に余裕があれば一泊して、夕景や星空まで楽しみたい。

水牛車に揺られながら、赤瓦の家並みが残る竹富島の集落を巡る
水牛車に揺られながら、赤瓦の家並みが残る竹富島の集落を巡る

12. 波照間島(竹富町)

石垣島からさらに南へ向かった先にある波照間島は、日本最南端の有人島。最果ての地を訪ねる旅に惹かれる人なら、一度は訪れてみたい島だ。
高那崎やニシ浜などの名所に加え、島内には歴史を感じる史跡も点在する。街灯が少ない島は満天の星空を楽しめる国内有数のスポット。日本最南端到達証明書を手にする体験も、旅の良い記念になる。

日本最南端の有人島・波照間島を象徴する「日本最南端之碑」
日本最南端の有人島・波照間島を象徴する「日本最南端之碑」

13. 与那国島(与那国町)

台湾までわずか111kmという国境の島として知られる与那国島は、八重山諸島の中でもひときわ異国との近さを感じられる場所。
八重山諸島を構成する島のひとつで、日本最西端の有人島。島内には東崎や西崎、立神岩など迫力ある景観が点在し、与那国馬とのふれあいや与那国織の体験も楽しめる。日本で最後に沈む夕日を眺めれば、旅の終着点にたどり着いたような気分になる。

東崎周辺では、放牧された与那国馬の姿を間近に見ることができる
東崎周辺では、放牧された与那国馬の姿を間近に見ることができる

沖縄離島への旅に関するよくある質問

Q

初めての沖縄離島旅行におすすめの島はどこですか?

A

初めてなら、那覇から高速船でアクセスしやすい慶良間諸島や、石垣島から約10分で行ける竹富島がおすすめです。移動時間が短く、日帰りでも楽しみやすいため、離島旅の入門としても人気があります。

Q

沖縄本島から日帰りで行ける離島はありますか?

A

慶良間諸島や伊江島は、沖縄本島から日帰りで訪れやすい離島です。那覇や本部港から高速船やフェリーが運航しており、気軽に離島ならではの景色や文化に触れられます。

Q

沖縄の離島を巡るなら何泊必要ですか?

A

訪れる島や移動手段によって異なりますが、本島や宮古島、石垣島から近い離島であれば日帰りも可能です。一方で、久米島や与那国島、西表島などは1泊以上確保すると、島ならではの自然や文化をゆっくり楽しめます。

Q

沖縄離島旅行で気をつけることはありますか?

A

離島への船便は天候や海況の影響を受けやすく、欠航する場合があります。特に波照間島や与那国島などを訪れる際は、余裕を持ったスケジュールを組み、最新の運航情報を確認するのがおすすめです。

まとめ

あなたなら、どの“もうひと島”へ?

沖縄本島、宮古島、石垣島は、それぞれ単独でも十分に魅力的な旅先だ。しかし、その先の島へ足を延ばしてみると、旅の景色はさらに豊かになる。
高速船で気軽に訪ねられる慶良間諸島や竹富島。橋を渡るたびに異なる海の表情に出会える宮古諸島。そして、世界自然遺産の西表島や、日本最南端・最西端の島々へ向かう冒険。
どの島にも、その場所ならではの時間が流れている。次の沖縄旅行では、今いる場所から“もうひと島”。
そのひと足が、新しい沖縄との出会いにつながるはずだ。