【大津市1Dayモデルコース】大パノラマの風景! 湖畔を満喫コース
京都に隣接する滋賀県大津市。日本一大きな湖「びわ湖」を望む美しい景観や、びわ湖とともに育んできた文化があります。また、京都へと通じる交通の要衝でもあったことから、数多くの歴史的遺産も点在。さまざまな観光資源がある大津市の、びわ湖の大パノラマの絶景を満喫する1Dayモデルプランをご紹介します!
琵琶湖の水を京都市に流すために明治時代につくられた人工水路の琵琶湖疏水。竣工130年を迎えた2020年に日本遺産に認定された。
琵琶湖疏水は、大津市観音寺から京都市伏見区堀詰町まで続く第1疏水、全線トンネルで第1疏水の北側を流れる第2疏水、京都蹴上付近から北白川まで約3.3kmの疏水分線などから構成されている。
そんな琵琶湖疏水の大津から蹴上まで船に乗って下ることができるびわ湖疏水船は、各所に見どころが満載。水門を開けたり水位を調整したりするれんが造りの大津閘門、扁額(へんがく)と呼ばれる石の額が掲げられるトンネル、地震による堤防決壊時に水流を自動で止める緊急遮断ゲート、荷物の上げ下ろしなどのためにつくられた四ノ宮舟溜諸羽トンネル、毘沙門堂の参道にかかる安朱橋、日本最初の鉄筋コンクリート橋である第11号橋、旧御所水道ポンプ室などのさまざまな近代遺構を楽しめる。
トンネルに掲げられた扁額は、伊藤博文、山県有朋、井上馨などが揮毫した言葉があるので、飽きることなく、船の旅を満喫できる。また、春は桜が川の両岸に咲き誇り、安朱橋周辺は菜の花の名所として、見るものを魅了している。
搭乘遊覽船瀏覽有一百多年歷史極富歷史意義的人工運河。