【大津市1Dayモデルコース】大パノラマの風景！ 湖畔を満喫コース

大津市の玄関口は、JR大津駅。
京都駅から琵琶湖線新快速で9分。大阪駅からも京都線新快速で40分とアクセスは抜群。また、京都からなら京阪電車も便利で、京阪三条駅から地下鉄東西線で25分、京阪びわ湖浜大津駅に到着します。

今回の旅の起点となる大津港は、びわ湖観光の玄関口。JR大津駅からは徒歩15分、京阪びわ湖浜大津駅からは徒歩3分で到着します。雄大なびわ湖と、その上に広がる青い空、びわ湖を優雅に遊覧するクルーズ船という景観に旅への期待度も高まります。

びわ湖に停泊するクルーズ船もフォトジェニック！

南湖を周遊する赤いパドルが目印のミシガンクルーズ。船旅をエスコートする「ミシガンパーサー」による観光案内や音楽ライブを楽しむことができるエンタメ船です。今回乗船するのは、大津港発着の約60分間のコース。湖上からの景色を満喫します！

船は、4階建構造で各階にはフォトスポットももりだくさん♪ この船の目印、赤いパドルが水しぶきをあげる様子を真上から見ることができるので、こちらは必見ですよ。船内散策を楽しみつつ、最上階4階の「ミシガンスカイデッキ」へ。360℃のパノラマで、雄大なびわ湖の景色を一望！比叡山や比良山などの山が織りなす絶景に癒やされます。

びわ湖を湖上から楽しんだあとは、お楽しみのランチタイム！湖畔をのんびりと散策しつつ向かうのは、大津港から徒歩15分ほどの場所にある「なぎさのテラス」です。

大津湖岸公園内にある「なぎさのテラス」には、4軒のカフェが立ち並んでいます。こだわりの肉料理が堪能できるレストランや、パスタやピザをはじめワインも豊富に揃うイタリアン、パンケーキが人気のカフェやカリフォルニアスタイルのLunch＆カフェレストランと個性豊かなお店ばかり。どこも地元滋賀の食材にこだわっているのも注目です。また、お店のロケーションも自慢で、どの店舗からもレイクビューを楽しむことができます。天気が良い日は、テラス席で食事を楽しむのもおすすめですよ。

滋賀の食材を使ったメニューに舌鼓を打ったあとは、「なぎさのテラス」から徒歩10分ほど歩いて、「神保真珠店」へ向かいます。実は淡水真珠の名産地でもあるびわ湖。そのびわ湖真珠の専門店で、自分へのご褒美を選びましょう♪

1966年創業のびわ湖真珠専門店。店主自らが目利きした、色も形もひと粒ずつ異なる個性を持つびわ湖真珠を実際に見て、手にとって選ぶことができます。好みのパールと金具を選ぶセミオーダーも可能なので、自分へのご褒美はもちろん、大切は人への贈り物にもぴったり！ 世界に一つだけのパールに出会えること間違いなしです♪

「神保真珠商店」でお気に入りのパールに出会ったあとは、徒歩8分ほどの場所にある老舗酒造に向かいます。

大津の老舗蔵元「平井商店」は、創業1658年と360余年の歴史を誇る蔵です。杜氏も務める蔵元が仕込んだ「浅茅生（あさじお）」はこちらの代表銘柄。なかでも滋賀県産の酒米「吟吹雪」で仕込んだ「特別純米 吟吹雪」は甘みと旨みが絶妙なバランスで呑み口もすっきり。日本酒が初めての人にも飲みやすい一本で、お土産はこれで決まり！

お土産を購入したら、ちょっと一休み。「平井商店」から徒歩5分の場所にある、創業約150年の老舗和菓子店「三井寺力餅本店」へ向かいます。

大津を代表する銘菓「三井寺力餅」は、無添加の一口サイズの餅に自家製の白蜜をからめて青大豆と抹茶をブレンドしたきなこをたっぷりとまぶしたもの。こちらの本店では、休憩処も併設。注文後に仕上げるできたての三井寺力餅をいただくことができます。お茶やお抹茶、コーヒーなどとともにカフェタイムを楽しみます。ほかにも、コーンフレークの上に三井寺力餅とソフトクリームを載せた「力餅ソフトクリーム」もあるので、夏はこちらもおすすめです！

大津銘菓で休憩した後は、「三井寺力餅本店」から徒歩6分、「鶴里堂（かくりどう）」でお土産を購入します。

1896年に創業した老舗和菓子店「鶴里堂」で購入するのは、「麩焼煎餅 大津絵おどり」。日本近代洋画の先駆者である浅井忠氏が手掛けた大津絵図案をモチーフにした煎餅です。大津絵とは、江戸時代に東海道を行き交う旅人の間で流行ったもの。和三盆の上品な甘さと、どこかユニークな絵柄は、日本のお土産として喜ばれること間違いなしです。

続いて訪れるのは、名刹「三井寺」。「びわ湖浜大津」駅から京阪電車に乗車、「三井寺」駅で降りて徒歩7分ほどです。

正式名称を「長等山園城寺（ながらさんおんじょうじ）」という、天台寺門宗の総本山。創建は686年で、100点以上の国宝や文化財を有する名刹です。境内には多くの映画やドラマのロケ地にもなった趣ある景観が広がっています。県指定の有形文化財にも指定される梵鐘は「三井の晩鐘」として近江八景にも選ばれています。

三井寺を後にして徒歩5分。びわ湖の水を京都へ流すために造られた人工水路「琵琶湖疏水」へ向かいます。

「琵琶湖疏水」は、2020年に日本遺産に認定された人工水路です。春には桜が疏水を彩るお花見スポットとしても有名ですが、初夏の青もみじや秋の紅葉など一年を通して絵画のように美しい景観を見ることができます。今回の旅では散策のみですが、大津から京都の蹴上までは「びわ湖疏水船」で船からの疏水散策もできるので、こちらもおすすめですよ。

疏水をびわ湖の方へ歩いていくと、再び大津港へとたどり着きます。大津港から望むのは「びわ湖花噴水」。大津港沖合180メートルの場所にある防波堤に設置された、大噴水です。

旅のクライマックスにふさわしい「びわ湖花噴水」は、防波堤上に並んだ計66本、長さ約440メートルの世界最大級の噴水。放水量や角度が変化してさまざまなパターンを楽しむことができます。明るいうちは、びわ湖や周囲の山々を背景に涼やかに、夜は透明やグリーン、オレンジの3色のライトに照らされて幻想的な景色が広がり、その美しい景色に感動必至です！

「びわ湖花噴水」の美しい光景を鑑賞したら、いよいよ旅も締め括り。ディナータイムです！ 夜はちょっと贅沢に近江牛を堪能します。大津港から徒歩10分ほどの場所にある「近江牛専門店 かど萬」が今回のディナータイムの一軒です。

１階は精肉店、２階はレストランという「近江牛専門店 かど萬」は、近江牛にこだわり続けて120年以上という老舗です。こちらでは近江牛の中でも最高級のA5ランクのものを使用しています。しゃぶしゃぶ、ステーキ、オイル焼きなどのメニューのなかから、今回は甘くまろやかなすき焼きをチョイス！特製のタレに牛肉の旨みが溶け出すすき焼きで旅を締め括ります。

湖畔を満喫する、今回の旅はいかがでしたか？
ご紹介したコースは、雄大なびわ湖を身近に感じつつ、滋賀・大津の絶景や名刹、銘菓などを楽しむ欲張りプランです。旅の起点となる大津港にはサイクルステーションが併設されているので、ここで自転車をレンタルしてびわ湖をぐるりと１周するのも楽しいですよ。
また、もっとびわ湖を満喫するなら、【滋賀・びわ湖2Dayモデルコース】滋賀の絶景とびわ湖アクティビティもチェックしてみてくださいね。