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秋田県立美術館

藤田嗣治の大作『秋田の行事』が圧巻!

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更新 :

秋田駅の近く、芸術や文化交流の拠点として再開発された「エリアなかいち」に平成25(2013)年にオープンした美術館。現代的な建物は建築家、安藤忠雄の設計で、繰り返される三角形のモチーフと無機的なコンクリートの内装が、非日常的な美術空間を創り出している。

美術館の基となったのは、秋田の資産家、平野政吉が収集した藤田嗣治(レオナール・フジタ、1886~1968年)の作品群。彼の高さ3.65m、幅20.50mの大作『秋田の行事』は竿燈や雪室(ゆきむろ)など秋田の風俗伝統を大胆に描き、見る人を圧倒する美術館のセンターピースとなっている。このほか『町芸人』、『カーナバルの後』など「パリの寵児」と呼ばれた藤田の作品が見られる。『眠れる女』に彼の代名詞である「乳白色の肌」を堪能してみたい。

美術館では常設展ほか、さまざまな企画展示も催されている。水庭越しに千秋公園を眺めながらくつろげる2階のミュージアムカフェも好評。

ポイント

  • 藤田嗣治の絵画『秋田の行事』は必見。
  • 建物は安藤忠雄によるスタイリッシュなコンクリート建築。
  • 柱のない、らせん階段がある吹き抜けのエントランスホール。
  • ラウンジから眺められる水庭。

写真

  • 日本を代表する建築家、安藤忠雄による設計

    日本を代表する建築家、安藤忠雄による設計

  • ラウンジでは水庭が映し出す千秋公園の景観を楽しめる

    ラウンジでは水庭が映し出す千秋公園の景観を楽しめる

  • アート鑑賞後はラウンジのコーヒーとケーキでくつろぎのひと時を

    アート鑑賞後はラウンジのコーヒーとケーキでくつろぎのひと時を

  • エントランスホールのらせん階段は、柱や支えのない独特の構造

    エントランスホールのらせん階段は、柱や支えのない独特の構造

口コミ

1
  • 馮鴻

    外觀簡約樸實的風格,安藤忠雄大師設計作品。

基本情報

日本語名称
秋田県立美術館 あきたけんりつびじゅつかん
郵便番号
010-0001
住所
秋田県秋田市中通1-4-2
電話
018-853-8686
営業時間
10:00~18:00
定休日
不定休
料金
310円(特別展開催時は変更の場合あり)
アクセス
JR「秋田」駅から徒歩10分
クレジットカード
使用不可
公式サイト
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