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鳴子温泉郷

泉質豊富な温泉地。

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鳴子温泉郷は、鳴子(なるこ)、東鳴子(ひがしなるこ)、川渡(かわたび)、中山平(なかやまだいら)、鬼首(おにこうべ)の5つのエリアからなる温泉地。承和4(837)年に火山の噴火によって温泉が湧き出たという記録が『続日本後記』に残っている。鳴子温泉郷の特徴は個性豊かなお湯を楽しめること。日本にある10種類の泉質(環境省「あんしん・あんぜんな温泉利用のいろは」による)のうち、7種類が集まる屈指の温泉地として知られる。

旅の拠点となる鳴子温泉駅周辺には温泉宿が集まり、足湯や手湯、共同浴場もある。他のエリアへは鉄道や市営バスを利用しての移動になるが運行本数が限られるので、短期間で温泉地をめぐる場合はレンタカーがおすすめ(レンタカーは要予約)。

鳴子温泉郷内にある「鳴子峡」一帯は落葉広葉樹林になっており、春から夏にかけて緑が美しく、例年10月中旬から11月上旬にかけては、赤や黄色の美しい紅葉に染まる名勝として知られる。鬼首は約10分間隔で15m程噴出する「弁天」と、10~20分間隔で2~3m噴出する「雲竜」の2つの間欠泉があることで有名。敷地内では温泉卵作りや足湯なども楽しめる。

工芸品の鳴子こけしは定番のおみやげだ。特別な技法によって、首を回すと「キュッキュッ」と音が鳴るのが鳴子こけしの特徴。手乗りの小さなサイズもあるのでおみやげにもぴったり。日本こけし館ではこけし製作の実演が見られるほか、絵付け体験ができる。

ポイント

  • さまざまな泉質を楽しむことができる。
  • 紅葉が美しい景勝地の鳴子峡や間欠泉など見どころも多い。
  • 紅葉の季節は車の渋滞が頻繁に発生するので時間に余裕を持とう。
  • 鳴子こけしをおみやげに。
  • 短期間で温泉地をめぐる場合はレンタカーがおすすめ(レンタカーは要予約)。

写真

  • 総ヒバ造りの共同浴場「滝の湯」

    総ヒバ造りの共同浴場「滝の湯」

  • 鳴子峡は紅葉の名所としても知られる

    鳴子峡は紅葉の名所としても知られる

  • 勢いよく吹き上がる間欠泉

    勢いよく吹き上がる間欠泉

  • 毎年9月に行われる全国こけし祭り

    毎年9月に行われる全国こけし祭り

  • 日本こけし館では絵付けなども体験できる

    日本こけし館では絵付けなども体験できる

  • 鳴子温泉郷

    鳴子温泉郷

口コミ

1
  • C_huihsueh1101

    鳴子峽賞楓順便泡溫泉。

基本情報

日本語名称
鳴子温泉郷
郵便番号
989-6823
住所
宮城県大崎市鳴子温泉
時間
散策自由
アクセス
1) 東北新幹線「古川」駅からJR陸羽東線「鳴子温泉」駅まで約50分
2) 東北自動車道古川ICから40~60分
公式サイト
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