千鳥ヶ淵緑道は東京のお花見の定番名所。両岸の桜が満開になると、お濠沿いを歩きながら、滝のように咲きこぼれる桜を楽しめます。昼間は水面に小舟がゆらゆら浮かぶ様子が見えて、とても心地よい景色です。
しかし夜になると、ライトアップされた桜の風情をゆったり味わえるのは湖面の上の人たちだけ。岸辺では撮影合戦がいよいよ開幕します。夜桜は本当にきれいですが、岸のカメラ勢の攻防があまりに白熱していたので、さっとシャッターを切った後、私はこの戦場を早々に離脱して帰路につきました!
金己田さんのその他のレビュー
-
嵯峨野竹林の小径
風光明媚な景色から、平安時代(794〜1185年)から貴族や文人に愛され、別荘や庵が多く築かれた嵯峨野。その地にある嵯峨野竹林の小径は、野宮神社から天龍寺北門を通り大河内山荘へと約400m続く散歩道だ。
嵐山に1泊し、夜にちょうどライトアップイベントに出会ったので、夜の竹林へ入ってみました。普段はいつも人でにぎわう竹林の小径も、夜になるとかなり静か。道沿いの明かりが竹林を照らし、風が竹林を抜けて竹同士がぶつかるたびにギシギシと音を立て、さらに小雨が傘を打つ音も重なって、まるで自然の交響曲のようでした。人は少なめでしたが、全体の雰囲気はとても神秘的で、少し勇気がいる夜の散歩コースです。
-
-
東京ミッドタウン
東京ミッドタウンは、広大なグリーンと6つの建物から成る複合都市。街には様々なショップやレストラン、オフィス、ホテル、緑地、美術館などの施設が集まる。高品質でこだわりのあるショップや、本物の味を追求する国内外のレストランなど約130店舗が並ぶ。
東京の桜スポットの中で、東京らしい都会の雰囲気を一番感じられる場所はどこ?と聞かれたら、私は間違いなく東京ミッドタウンだと思います。
高層ビルが立ち並ぶ都心に咲く桜は、昼間は洗練された魅力的な美しさで、その中を歩くとおしゃれで上品な空気を感じられます。けれど夜の帳が下りると、桜並木がライトアップされ、ビルの明かりと響き合って、一気に華やかで幻想的な絶景へと変わります。
昼から夜まで待って、違った表情の桜景色を見届けられて、どの瞬間も価値がありました。 -
-
天橋立神社
全長3.6kmに及ぶ砂州が弧を描いて伸び、天然の松林が生える見事な景観で日本三景のひとつに数えられる名勝、天橋立。「橋立明神」の異名を持つ天橋立神社は廻旋橋と大天橋を渡って10分ほど歩いた場所にあり、松並木の中でひっそりと佇んでいる。
廻旋橋を渡って長い砂州へ歩いていくと、天橋立神社がその中にひっそりと隠れるようにあります。神社の規模は想像よりこぢんまりしていますが、雰囲気はとても静か。特に海辺に立つ鳥居は、曇り空に映えて、少し寂しげに感じられました。訪れた日は天気が悪かったものの、松陰と海風の中を歩いてこの神社と鳥居に出会うと、むしろこういう天気のほうがこの神社には合っているように思えました。
-








