古都・京都の冬に華やぐイルミネーションイベント10選
冬の京都は様々なイルミネーションイベントによって、美しい光の世界に包まれる。
風光明媚な街並みや歴史的建造物と、現代風のイルミネーションによる調和が見どころだ。
美しい自然景観がイルミネーションやライトアップで、幻想的に演出されるイベントも魅力的。
この記事では京都の有名なイルミネーションイベントと、ライトアップイベントをご紹介。
冬の京都を観光するなら、この記事を参考にイルミネーションイベントも楽しんでほしい。
京都で有名なイルミネーションイベント5選
ここからは、数多くある京都のイルミネーションイベントの中でも、有名なものを厳選して紹介していく。
なかには1年中開催しているイルミネーションイベントもあるが、基本的には冬に開催されることが多い。
冬は空気が澄んでいることもあり、イルミネーションを鑑賞するには最適な季節だ。
冬の京都へ旅行する予定がある方は、ぜひ近くのイルミネーションイベントに足を運んでみてほしい。
幻想的で華やかな世界が広がっているはずだ。
1. 京都駅ビル「光のファンタジー」
光のファンタジーは「京都駅ビル」で開催されるイルミネーションイベント。
「京都駅ビル」は京都市の左京区にあり、いわゆる「JR京都駅」の駅舎だ。
「京都駅ビル」では和食をはじめとする様々なグルメが味わえるほか、お土産品などのショッピングも楽しめる。
大階段に設置された約15,000個のLEDが作り出すグラフィックが、京都駅ビルを鮮やかに彩る様子が最大の見どころ。
その他にも没入感の高いイルミネーションや、現代風でユニークなイルミネーションもあり、様々な体験ができる。
- 開催期間
- 2023年11月中旬~2024年3月末
2. 京セラ本社イルミネーション
京セラ本社の公開空地には、毎年イルミネーションが施される。
「京セラ本社」は京都市の伏見区にあり、半導体部品など多角的な事業を展開する電気機器メーカーの本社ビルとして1998年に建設された。
立ち並ぶ樹木に施されたシンプルなライトアップが特徴で、非常にまとまりがある。
イルミネーションの定番とも言える光景を楽しめるのが魅力だ。
- 開催期間
-
2023年度の開催日は未定
(前年度の開催日)2022年12月10日~2022年12月25日
3. バンビオ広場公園「バンビオイルミネーション」
「バンビオイルミネーション」は、長岡京市にある「バンビオ広場公園」で開催される。
「バンビオ広場公園」は噴水やツリーをシンボルに、コンサートや市場などのイベントが開催される地域住民の憩いの場。
長岡京市の名産品である竹を使用した、他では見られない独創的なオブジェと光の演出の調和が最大の見どころ。
竹で作られた灯篭など、京都らしく和のテイストが光る、奥ゆかしい雰囲気が魅力的なイルミネーションと言える。
- 開催期間
- 2023年12月8日~2024年1月8日
4. 嵯峨野トロッコ列車「光の幻想列車」
嵯峨野トロッコ列車が走る沿線で行われる、イルミネーションイベントが「光の幻想列車」だ。
嵯峨野トロッコ列車は「トロッコ嵯峨駅」から「トロッコ亀岡駅」までを片道約25分で繋ぐ観光列車。
トロッコに揺られながら、美しい大自然の景観を間近で楽しめるのが魅力のひとつだ。
「光の幻想列車」では、山々や川がライトアップされ、駅や沿線の木々などにはイルミネーションが装飾された、神秘的で美しい景観を車窓から眺められる。
紅葉の時期から開催されているため、秋に訪れれば紅葉のライトアップも鑑賞可能だ。
神秘的な光の中を旅しているかのような体験ができる。
- 開催期間
- 2023年10月14日~2023年12月29日
5. 城陽市総合運動公園「光のページェント TWINKLE JOYO」
「光のページェント TWINKLE JOYO」は、城陽市にある「城陽市総合運動公園」のレクリエーションゾーンを主な会場として開催される。
高さ8mに及ぶシンボルツリーが見どころのひとつで、鮮やかな色彩が会場一帯を埋め尽くす。
オブジェの中には市民による手作りも含まれ、光の道やアーチなどの定番から手作りらしいユニークなものまで多彩にある。
2023年のテーマは「ホラーナイト」。ややスリリングなイルミネーションを楽しめる。
- 開催期間
- 2023年12月1日~2023年12月25日
光に照らされる幻想的な雪景色を楽しめる「美山かやぶきの里雪灯廊」
冬の夜に楽しむイベントといえばイルミネーションだが、美しい光景を見られるライトアップイベントも人気だ。
なかでも特にお勧めのライトアップイベントが、南丹市の美山町北にある美山かやぶきの里で開催される「雪灯廊」だ。
「美山かやぶきの里」は美しい日本の原風景を色濃く残す集落で、グルメや宿泊を通して実際に古き良き日本文化を体験できる。
歴史的な文化を後世に残そうとする人々の想いも魅力のひとつ。
深い雪の中でいくつもの灯籠が灯る「美山かやぶきの里雪灯廊」では、柔らかく暖かな光が「美山かやぶきの里」を照らす。
その光景はとても幻想的で、郷愁を感じられる魅力がある。
「美山かやぶきの里」でしか見られない光景であり、体験できないイベントだ。
- 開催期間
- 2024年1月27日~2024年2月3日
限定カラーとイルミネーションで輝く「京都タワー」
京都市の左京区にある「京都タワー」は灯台をイメージして造られており、京都におけるシンボルとして愛されている。
一番の見どころは京都市街を一望できる展望室で、そのほかのフロアではグルメやホテルでの宿泊、お土産品の購入などが楽しめる。
「京都タワー」では毎年、クリスマスの時期になるとイルミネーションイベントや限定カラーによるライトアップが行われる。
イベントの期間中は展望室にイルミネーションが施され、煌びやかなクリスマスムード一色に包まれる。
華やかな「京都タワー」を内側からも楽しめるほか、「京都タワー」のマスコットキャラクターである「たわわちゃん」も登場するようだ。
クリスマスの風物詩であるイルミネーションと京都市街地の夜景を、室内でゆっくりと楽しもう。
- 開催期間
-
2023年度の開催日は未定
(前年度の開催日)2022年12月1日から2022年12月25日
秋から初冬にかけて開催されるライトアップイベント「NAKED FLOWERS」
京都は冬の夜だけでなく、秋の夜も美しく輝く。
特に紅葉の名所では、夜も紅葉を楽しめるようにライトアップが盛んに行われてい
る。
数多くある秋のライトアップイベントの中でも、特にお勧めしたいのが「NAKED FLOWERS」だ。
「NAKED FLOWERS」は、京都市中京区にある「二条城」で行われる。
「二条城」では秋の紅葉を筆頭に、四季折々の美しい自然を楽しめる。
国宝や国の重要文化財に指定された建築物の数々も見どころで、ユネスコの世界遺産にも登録されている。
「NAKED FLOWERS」における最大の見どころは、重要文化財とプロジェクションマッピングによるデジタルアートの融合。
繊細かつダイナミックな演出の数々は、唯一無二の幻想的な世界を作り出す。
敷地内の紅葉は柔らかな光でライトアップされ、鮮やかな色彩をより際立たせる。
風光明媚な紅葉の世界と、最先端技術によって彩られた「二条城」を楽しもう。
「NAKED FLOWERS」は初冬まで行われているので、冬の早い時期であれば他のイルミネーションイベントと併せて楽しんでほしい。
- 開催期間
- 2023年10月27日~2023年12月3日
いつ訪れてもイルミネーションを楽しめる!「シナスタジアヒルズ」
「京都イルミネーション シナスタジアヒルズ」は「るり渓温泉」で行われるイルミネーションイベント。
南丹市に位置する「るり渓温泉」では、温泉や地元京都の食材を使った料理をはじめ、純和風の客室やグランピングなど様々なコンセプトで癒しを体感できる。
そんな「るり渓温泉」では、イルミネーションイベントである「京都イルミネーション シナスタジアヒルズ」が通年開催されている。
シナスタジアとは共感覚を意味し、光の演出と音楽が融合した身体全体で感じるイルミネーションが見どころ。
ゲートやトンネルにより没入感が高まり、まるで光の森に迷い込んだかのような錯覚に陥る。
通年開催されているので、冬以外の季節でも楽しめる点も魅力のひとつだ。
京都のイルミネーションイベントに関するよくある質問
Q
京都のイルミネーションイベントが開催される時期は?
12月上旬から下旬までのクリスマスシーズンに多く開催されます。
Q
京都のイルミネーションイベントは何時から開催される?
イベントにより異なりますが、日没や17:00前後が多いです。
まとめ
この記事では冬の京都を満喫するために知っておきたい、イルミネーションイベントやライトアップイベントを紹介してきた。
通年開催しているイルミネーションや秋から行われるイベントもあるため、冬以外でもイルミネーションを楽しめるのも嬉しい。
冬の京都を観光するなら、この記事で紹介してきたイベントも併せて楽しもう。
なお、以下の記事では厳選した京都の定番観光スポットを紹介している。
どこに観光するべきか迷った場合は、ぜひ参考にしてほしい。