【美浜タウンリゾートアメリカンビレッジ観光ガイド】グルメ・買い物・景色を満喫!

【美浜タウンリゾートアメリカンビレッジ観光ガイド】グルメ・買い物・景色を満喫!

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筆者 : GOOD LUCK TRIP

沖縄県中部・美浜に広がる「美浜タウンリゾートアメリカンビレッジ」は、アメリカ文化と沖縄らしさが融合したリゾート型の複合観光エリア。
街全体がアメリカ西海岸の雰囲気で統一されており、グルメ・ショッピング・エンターテインメントが一体となった体験型の空間が最大の魅力だ。
カラフルな建物やかわいいウォールアートなど、フォトジェニックなスポットも盛りだくさん。
この記事では、アメリカンビレッジの基本情報とともに、見どころ・定番のショッピングスポットを中心に紹介していく。
事前に押さえておくとより楽しめる情報もまとめているので、最後まで読んでほしい。

アメリカンビレッジってどんなところ?

アメリカンビレッジは、沖縄本島中部の北谷町(ちゃたんちょう)にあるアメリカ西海岸の街並みをモチーフにした複合型の商業リゾートタウン。
ファッション・雑貨・インテリアといった個性豊かなショップからレストランやホテル、映画館まで多彩な施設が集まっている。
広大な敷地にはカラフルな建物が立ち並び、海を望む開放的なロケーションとアメリカンポップな装飾が魅力。
近隣には北谷公園・サンセットビーチがあり、1日中飽きずに過ごせる見どころの多さも人気のポイント。
さらにフォトジェニックなスポットが随所に点在し、女子旅・デートなど様々なシーンで満喫できる沖縄屈指の施設だ。

アメリカンビレッジの歴史

第二次世界大戦末期の1945年以降、この地は米軍の基地「ハンビー飛行場」として利用されていた。
1981年に米軍からの返還を契機に、約38ヘクタールに及ぶ跡地の都市再開発が進んでいく。
1988年に埋め立てが行われると、在日米軍施設が集中する地域の特性を生かしてアメリカ合衆国の雰囲気を前面に押し出す街づくりが企画される。
これらの背景に基づき「美浜タウンリゾート・アメリカンビレッジ」が誕生、1997年から順次施設がオープン、2004年にほぼ完成に至った。
アメリカ・沖縄文化が融合したエキゾチックな都市空間が生まれ、地域の交流拠点や新しいアイデンティティの象徴として現在も発展を続ける。

在日米軍施設の跡地を活かして生まれたアメリカンビレッジ
在日米軍施設の跡地を活かして生まれたアメリカンビレッジ

アメリカンビレッジへのアクセス

沖縄観光の出発地点となることが多い「那覇空港」を起点とした、「アメリカンビレッジ」への行き方を以下にまとめた。
複数の方法があるので、予算・快適性など自身に合った手段で移動すると良いだろう。
また、アメリカンビレッジは収容台数1,500台の無料駐車場を完備しているため、買い物で荷物が増える予定の人や自由度を求める人はレンタカーでのアクセスもお勧め。

移動手段 所要時間 経路
空港リムジンバス 約1時間 1. 那覇空港国内線ターミナル12番のりばまで徒歩で移動
2. 12番のりばからAエリア行の空港リムジンバスに乗車し、「ザ・ビーチタワー沖縄」で下車後、徒歩約3分で到着※要乗車券の事前購入
路線バス 約1時間 1.那覇空港国内線ターミナル3番のりばまで徒歩で移動
2.3番のりばから琉球バス交通名護西空港線・120番名護行に乗車し、「桑江」で下車後、徒歩約3分で到着
タクシー 約45分 国内線到着ロビー出入口のすぐの「遠距離」タクシー乗り場から乗車しアクセス※片道4,000円~5,000円

アメリカンビレッジを満喫できる5つの楽しみ方

アメリカンビレッジでは、アメリカ西海岸のリゾートのような街を散策しながら様々な形で満喫できる。
家族・カップル・友人など、誰と訪れても充実した時間を過ごせ、昼と夜で異なる顔を持つのも魅力だ。
アメリカンビレッジの楽しみ方を紹介するので、ぜひ参考にしてほしい。

1. リゾート気分でショッピングとグルメを満喫

アメリカンビレッジには200にのぼる多彩なショップや飲食店が集結し、買い物もグルメもリゾート気分で楽しめる。
アメリカ雑貨・ファッション・アート作品・個性的なライフスタイルグッズなど多様な店舗が並び、訪れるだけで異国の街を巡るような体験ができる。
沖縄土産専門ショップ、琉球ガラス工芸店といった地元色の強いストアもあり、沖縄ならではの逸品が見つかるのも嬉しいポイント。
飲食店も充実しており、ご当地グルメのタコライスや沖縄そばをはじめ、焼肉・イタリアン・エスニックと様々な国の料理を一か所で味わえる。

敷地内には多彩なショップと飲食店が立ち並ぶ
敷地内には多彩なショップと飲食店が立ち並ぶ

2. デポアイランドのフォトスポットを巡る

「デポアイランド」は、アメリカンビレッジ内にある5つの連結ビル(デポA館・B館・C館・D館・E館)から成る複合商業エリア。
オープンモールとなった一帯にカフェ・レストラン・雑貨店など、130店舗もの個性的なショップが集まる。
最大の魅力は、建物全体を覆うポップなカラーリングと、ところどころに配されたアメリカンヴィンテージのオブジェが織りなす独特な迷路のような街並み。
全体がフォトジェニックになっており、SNS映え必至の撮影スポットがいたる所に点在する。
例えば、ダイナミックに飛び出すフォルムが観光客を驚かす巨大なピンクのサメのオブジェ、陽気なドライブ風ショットを撮れるアメ車のモニュメントが有名だ。

自分好みのフォトスポットで記念撮影を
自分好みのフォトスポットで記念撮影を

3. 夕日と海が綺麗なスポットを巡る

日中のアメリカンビレッジは、青い空とエメラルドグリーンに輝く海のコントラストが印象的だが、夕暮れには異なる表情を見せる。
街灯やお店の明かりが灯り始め、空が美しいグラデーションに染まり、海に夕陽が沈んでいく。
アメリカンビレッジに訪れるなら、そんなロマンチックな光景をゆっくり楽しむのもお勧めだ。
夕方に訪れたいお勧めのスポットを紹介するので、ぜひ巡ってみてほしい。

デポアイランド・ボードウォーク

「デポアイランド・ボードウォーク」は、ウォーターフロントエリアに位置する海辺の遊歩道。
2019年に完成した比較的新しいスポットで、買い物や食事の合間に潮風を感じながら散策できる憩いのエリアとなっている。
西の空が茜色に染まる夕方になると、海面には燃えるような暖色系のグラデーションがゆらめき、沈みゆく夕陽が幻想的で美しい。
足元のデッキにはほんのりと間接照明が灯り、周囲のネオン・ライトがやさしく輝き始め、昼間とは一変してムーディーな雰囲気が漂う。
非日常的なロマンチック気分に浸れるので、特にカップルにお勧めだ。

デポアイランド・ボードウォークの夕景
デポアイランド・ボードウォークの夕景

北谷公園サンセットビーチ

「北谷公園サンセットビーチ」は、アメリカンビレッジに隣接したタウンビーチ。
人工湾に面して波が穏やかで、青い海と白砂のコントラストが美しい運動公園だ。
ビーチ中央にはマリンスポーツのレンタルショップ、バーベキューエリア、シャワー・更衣室などが点在し、安心かつ快適に楽しめる。
県内屈指のサンセットスポットとしても知られ、夕方になると東シナ海に沈む太陽が刻々と色を変えながらビーチにきれいなグラデーションを描く。
その光が波打ち際を金色に染め上げる様子は、砂浜に立つ人々のシルエットをドラマティックに浮かび上がらせ、感動的な景観を作り出す。

買い物の合間にサンセットビーチでゆっくり夕陽を眺めるのもお勧め
買い物の合間にサンセットビーチでゆっくり夕陽を眺めるのもお勧め

北谷町フィッシャリーナ

北谷町美浜の西海岸エリアにある「北谷町フィッシャリーナ」は、地元漁業とマリン産業(観光・海洋レクリエーション)が融合したウォーターフロント施設。
ショップ・飲食店などのテラス席が海沿いに並び、海外のマリーナタウンを思わせる風景の中で楽しめる。
夕暮れ時になると、港の灯や周辺のイルミネーションが灯りはじめ、異国情緒がさらに強調される。
港に停泊するボートやヨットのシルエットが夕焼け色に染まる空とともに水面に映り込み、オレンジ・ピンクの階調が波間にゆらめく様は言葉を失うほど美しい。

美しいサンセットが魅力のウォーターフロント施設
美しいサンセットが魅力のウォーターフロント施設

4. 美しい夜景と花火を楽しむ

夜のデポアイランドは昼間のカラフルな街並みから打って変わり、ネオンの灯りとライトアップに包まれた大人のリゾートタウンへと表情を変える。
館内外の建物・オブジェはイルミネーションで染まり、海沿いのガラス張りテラスやプロムナードの足元の間接照明が幻想的な散策路を描き出す。
各ショップ・レストランからはジャズやハウスミュージックが流れ、夜風と光のきらめきが織り成す非日常空間が五感を心地よく刺激する。
毎週土曜日の20時には、約3分間の花火が打ち上がり夜景に彩りを添える。(天候不良時は中止)。
デポアイランドの中心部であればほぼ全域で見られるが、特にお勧めは花火と海・街並みの両方を楽しめるシーサイドビル4階の展望デッキだ。

5. ナイトライフを満喫

アメリカンビレッジには夜遊びを楽しめるスポットも多い。
日常を忘れさせる空間演出の中で、バーやライブハウス、ステージショーなど、多彩なナイトスポットが点在し、深夜まで賑わいを見せる。
ここでは、特にお勧めの3店舗を以下にまとめた。

LIVE HOUSE MOD’S
アメリカンビレッジの老舗ライブハウス。
地元・国内外のバンドによるロックやジャズ、沖縄音楽の生演奏が楽しめる。
音響・照明設備も本格的で観客との一体感が魅力。
Magic Ocean Restaurant
日本屈指のノンバーバルマジックショーを体験できるステージ&ダイニング。
間近で繰り広げられる超絶テクニックのマジックと光や音の演出が言葉を超えた驚きと感動を提供する。
BAR BARRAGAN
18時~24時まで営業するカクテルバー。
落ち着いたダークトーンの空間に手作りの照明が灯り、バーテンダーが仕上げる、クラシック&オリジナルカクテルを味わえる。

沖縄の食材・グルメを堪能!アメリカンビレッジの人気飲食店9選

アメリカンビレッジとその周辺で特に人気が高い飲食店を9軒紹介する。
いずれも、沖縄ならではの素材や料理にこだわりがあり、オリジナリティを持ったメニュー・サービスを提供しているのが特徴だ。
また、カジュアルな雰囲気かつ居心地のよい空間を設けており、友人・家族連れ・カップルなど様々なシーンで利用できる。
様々なジャンルの飲食店を紹介するので、ぜひ気になったお店に訪れてほしい。

1. タコライスcafe きじむなぁ デポアイランド店

「タコライスcafe きじむなぁ」は、沖縄発祥のグルメであるタコライスの専門店。
地元民・観光客で連日賑っており、長い行列を並んで店内に一歩足を踏み入れると目を引く大判の壁画が描かれたユニークな空間が広がる。
自慢の名物「オムタコ」は、独自のオリジナルブレンドスパイスで味付けしたビーフタコライスをふわふわトロトロの卵で包んだ逸品だ。
同店でしか味わえない食感と濃厚なサルサソースのハーモニーは様々なテレビ番組・雑誌で紹介されるほか、グルメフェスティバルでも入賞歴を持つ。
アボカド・モッツァレラチーズ・照り焼きチキン・季節限定品などのトッピングバリエーションも豊富で、自分好みにアレンジできるのもうれしい。

メディアにも取り上げられるタコライス専門店(※写真はイメージです。)
メディアにも取り上げられるタコライス専門店(※写真はイメージです。)

2. シーサイド カフェ ハノン

海を間近に望む「シーサイド カフェ ハノン」は、アメリカンビレッジで人気のパンケーキカフェ。
白と青を基調にした店内は、ギリシャ・サントリーニ島を思わせる非日常的な空間が広がり、大きな窓からはオーシャンビューと波音を楽しめる。
看板メニューは、注文後に一枚ずつ丁寧に焼かれるふわふわのパンケーキと挽きたてスペシャルティコーヒーのセット。
自家製塩キャラメルクリームと生クリームの食べ比べができるバニラアイス付きの「塩キャラメルパンケーキ」も好評。
フレッシュなフルーツジュースがあるため、コーヒーが苦手な人でも安心だ。

沖縄の美しい海を眺めながらパンケーキとドリンクを楽しめるカフェ(※写真はイメージです。)
沖縄の美しい海を眺めながらパンケーキとドリンクを楽しめるカフェ(※写真はイメージです。)

3. 地球村酒場 EARTH VILLAGE IZAKAYA

「地球村酒場 EARTH VILLAGE IZAKAYA」は、アメリカンビレッジの海沿いにあるダイニングバー。
世界各国のビール200種以上をはじめ、酎ハイ・テキーラ・泡盛・ワイン・シャンパンなど豊富なドリンクの取り揃えを誇る。
世界各国の料理をベースにしつつ、島豆腐や海ぶどうなど沖縄の食材も取り入れたカラフルでSNS映えするフードも充実。
特にタイ人シェフが作る 「トムヤムチャーハン」、「パッタイ」が店長のお勧め。
故郷に帰ってきたような、温かい気持ちにさせてくれる元気なスタッフのおもてなしも人気の理由だ。
沖縄民謡のライブショーが毎週開催され、生演奏の三線や箏(クトゥ)の音色に酔いしれながら食事・お酒を楽しめる。

世界各国のビールと沖縄民謡のショーが楽しめるダイニングバー(※写真はイメージです。)
世界各国のビールと沖縄民謡のショーが楽しめるダイニングバー(※写真はイメージです。)

4. グルメ回転・寿司市場 美浜店

「グルメ回転・寿司市場」は、地元で長年愛される回転寿司店。
沖縄近海で水揚げされた新鮮な魚介を中心に、リーズナブルに多彩なネタを味わえることから、在沖米軍関係者や観光客でいつも賑わう。
マグロ・エビ・サーモンをはじめ、定番の握りももちろん美味しいが、同店では沖縄ならではのネタがお勧め。
例えば、ハタの一種で高級魚の「ミーバイ」、地元名物「グルクン(カサゴ)」、希少な県魚「イラブチャー(ブダイ)」など、都会では食べられない逸品が多い。
他にも限定ネタがあり、一皿ずつ気軽に試せるのもポイント。

沖縄ならではのネタが味わえる回転寿司店(※写真はイメージです。)
沖縄ならではのネタが味わえる回転寿司店(※写真はイメージです。)

5. ブルーシール デポアイランドシーサイド

アメリカ生まれ沖縄育ちで知られるアイスブランド「ブルーシール」のデポアイランド店。
アメリカンビレッジの海沿い、眺望抜群のロケーションが特徴。
店内はカジュアルで明るいポップな雰囲気が漂い、テラスで潮風にあたりながらオリジナルアイスとともにオーシャンビューを楽しめる。
王道のバニラ・マンゴーをはじめ、地元素材を生かした限定の紅芋・塩ちんすこう・島パインココナッツなど30種類以上のフレーバーがショーケースに並ぶ。
なかでも、看板メニューとして人気を集めるのがドリンクとアイスを好みで組み合わせる「ブルーシールフロート」だ。
英語表記のメニュー・多言語対応スタッフも在籍するため、訪日観光客からも重宝されている。

沖縄限定のアイスとオーシャンビューを楽しめる(※写真はイメージです。)
沖縄限定のアイスとオーシャンビューを楽しめる(※写真はイメージです。)

6. ZHYVAGO COFFEE WORKS

「ZHYVAGO COFFEE WORKS」は、沖縄西海岸とアメリカ西海岸が重なり合う沖縄初のコーヒースタンド。
コンクリート打ち放しの壁面にヴィンテージ風のインテリアをあしらったインダストリアルな雰囲気が特徴だ。
都会的でありながらリラックスできる居心地の良さがあり、店内外のカウンター席・テラス席からビーチとサンセットの絶景を楽しめる。
地元ロースターとタッグを組んだ自家焙煎のコーヒーは、ひと口ごとに深い香りとクリアな後味を感じさせる。
特にバリスタが1杯ずつ丁寧に淹れる「カプチーノ」は、ラテアートも美しく、コーヒー豆本来の個性が際立つと人気だ。
店内で焼き上げるペイストリーとのペアリングもお勧め。

バリスタがコーヒー豆の個性を引き出す沖縄初のコーヒースタンド
バリスタがコーヒー豆の個性を引き出す沖縄初のコーヒースタンド

7. STEAK HOUSE BB

アメリカンな雰囲気が広がる「STEAK HOUSE BB」は、沖縄県民・近隣基地米軍基地関係者に評判の本格的なステーキ専門店。
石垣牛やリブロース、サーロインなど上質な赤身肉を中心に、素材の旨みを最大限に引き出すグリル技術が評判だ。
看板メニューの「レモンステーキ」は、和風醤油ベースに特製レモンソースを合わせたさっぱりの味わいが男女を問わず人気を集める。
また、柑橘系のソースがかかった「シークヮサーステーキ」、独自配合のタレで味わう「わさびステーキ」など沖縄ならではのアレンジ料理が多いのも特徴。
ステーキとロブスター・サーモンのコンビネーションメニューも豊富なので、満足感の高い食事をしたい方にお勧め。

赤身肉のステーキを堪能できる専門店(※写真はイメージです。)
赤身肉のステーキを堪能できる専門店(※写真はイメージです。)

8. ちゅらはま食堂

「ちゅらはま食堂」は、地元産の食材を使った伝統的な沖縄料理を楽しめる大衆酒場。
ゆったりと泡盛やオリオンビールで乾杯できるアットホームな雰囲気が特徴だ。
人気メニューは地元民からも絶賛される「沖縄そば」。
鰹だしを強めに効かせたスープは、コシのある麺と相性抜群で格別に美味しい。
シャキシャキのゴーヤと島豆腐のほろ苦さが旨みを引き立てる「ゴーヤーチャンプルー」は、酒の肴としてもお勧め。
また、とろとろに煮込まれた「てびち(豚足)」はコラーゲンたっぷりで、ほろりと崩れる食感がやみつきになる。
観光地にありながら、リーズナブルな価格で多彩な沖縄グルメを味わえるのが魅力だ。

沖縄グルメをリーズナブルに楽しめる大衆酒場(※写真はイメージです)
沖縄グルメをリーズナブルに楽しめる大衆酒場(※写真はイメージです)

9. 焼肉RIKIO

ネオンが灯る異国情緒あふれる外観が目を引く、本格焼肉店「焼肉RIKIO」。
沖縄の豊かな自然が育てた最高級の石垣牛をはじめ、金アグー豚ややんばる地鶏など厳選された食材を贅沢に味わえる。
特にネギで縛った名物「縛りタン」、超希少部位「シャトーブリアン」はぜひ味わってほしい。
店内はゆったりと落ち着ける大人の空間として設えられ、テーブル席・カウンター席・海風を感じるテラス席を完備。
テラス席からは土曜日に打ち上がるビレッジ内の花火を楽しめるほか、ペット同伴可・喫煙可といった自由度の高さもあり、幅広いシーンでくつろげるのが特徴だ。
英語・韓国語が堪能なスタッフもいるため、訪日観光客も気軽に利用できる。

石垣牛を贅沢に楽しめる本格焼肉店(※写真はイメージです。)
石垣牛を贅沢に楽しめる本格焼肉店(※写真はイメージです。)

お土産選びにもお勧め!アメリカンビレッジの定番ショッピングスポット5選

数ある店舗の中から、アメリカンビレッジの定番ショッピングスポットを厳選して紹介する。
いずれも沖縄ならではのアイテムが多く、お土産選びにもお勧めのスポットだ。

1. アメリカンデポ

「アメリカンデポ」は、“アメリカンライフスタイル”をテーマにアメリカから直輸入したアイテムを取り揃えるセレクトショップ。
店内に一歩足を踏み入れると、サーフカルチャーやストリートテイストのアメリカンカジュアルがずらりと並び、見て回るだけでもワクワクする。
アパレルを中心に雑貨・小物など日本ではなかなか手に入らない珍しい商品が多く、掘り出し物を探し当てる楽しみも魅力のひとつ。
2階には、沖縄随一の品揃えを誇る古着コーナーがあり、アメリカ・ヨーロッパ各地から買い付けた商品が所狭しとディスプレイされている。
どれも1点ものばかりながら価格帯はリーズナブルな設定で、初心者でも手を出しやすいのもうれしいポイント。

アメリカのカルチャーを感じられるアイテムが豊富に揃うセレクトショップ
アメリカのカルチャーを感じられるアイテムが豊富に揃うセレクトショップ

2. デポセントラル

「デポセントラル」は、スペインやメキシコの街並みを思わせる鮮やかなピンク・イエローを基調にした外観が印象的な8階建ての複合商業施設。
約26の飲食店・雑貨店が集い、全体的にトレンド感のあるおしゃれな大人の遊び場としての雰囲気が漂う。
パノラマビューが魅力の「カフェ サンフランシスコ」も入っているので、景色を楽しみながらゆったりと休憩するのにもぴったり。
一方で、壁から飛び出す恐竜のオブジェなど、テーマパークのような遊び心満載のフォトジェニックなスポットが多いのも特徴だ。
ガラス商品やキャンドルを扱うショップ・琉球古着屋といった個性的な店舗もあり、沖縄らしいアイテムを求める方にお勧め。

ひときわ目立つデザインが特徴的な複合商業施設
ひときわ目立つデザインが特徴的な複合商業施設

3. SOHO

「SOHO」は、アメリカにとことんこだわったインポートセレクトショップ。
ワーク・ハワイアン・バイカーなど、あらゆる角度からアメリカンスタイルを提案する。
なかでもアメリカの代表的ブランド「ラルフローレン」が人気を集め、老若男女問わずおしゃれな着こなしができるアイテムが揃う。
2階はビンテージジーンズ・アメリカ4大スポーツグッズをはじめ、アメカジ好きにはたまらない空間が広がる。
米軍払い下げの本格的なミリタリーグッズなどが並ぶ地下1階は、ファッションのアクセント選びにお勧め。
店内の作りも見どころで、ヴィンテージサインやネオンサインを配したディスプレイは、異国の倉庫を探検しているかのようなワクワク感を楽しめる。

ビンテージからミリタリーグッズまで揃うインポートセレクトショップ
ビンテージからミリタリーグッズまで揃うインポートセレクトショップ

4. おきなわ屋 美浜店

「おきなわ屋 美浜店」は、赤い看板とユニークなキャラクターオブジェが目印の沖縄土産専門店。
BGMにはオールディーズが流れ、アメリカンビレッジならではの異国情緒な雰囲気の中で買い物できる。
店内はコンパクトながらも泡盛や沖縄銘菓、調味料など、定番品からレアアイテムまで観光客が求める沖縄らしいお土産が豊富に揃う。
特に「紅芋いっぱいまんじゅう」、「じゃがりこ タコライス味」といった人気商品はリピーターも多い。
他では手に入らない美浜オリジナル商品、限定キャラクターグッズが見つかりやすく、奇をてらったお土産を探している方にぴったりだ。

定番の沖縄土産から美浜オリジナル商品まで取り扱うお土産屋(※写真はイメージです。)
定番の沖縄土産から美浜オリジナル商品まで取り扱うお土産屋(※写真はイメージです。)

5. OKINAWA MARKET

「OKINAWA MARKET」は、独自のフィルターを通して生まれたアイテムだけを扱うお土産・雑貨ショップ。
沖縄の自然や文化をテーマにした雑貨・ステーショナリー・アクセサリーなどの商品が並んでおり、通常の沖縄土産店では見かけないユニークなグッズが手に入る。
特に琉球王国トランプの柄が入ったTシャツ、サンリオキャラクターのデザインTシャツをはじめ、県内外・海外のクリエイターとのコラボレーション限定アイテムの充実が魅力。
芸術作品のように楽しめる1枚が揃っているため、ファッション感度の高い若者や大人の観光客に人気を誇る。
沖縄旅行の記念だけではなく、日常に沖縄らしさを取り入れるお土産を探しに訪れたい場所だ。

ユニークな沖縄土産が揃うショップ
ユニークな沖縄土産が揃うショップ

観光拠点としても最適!アメリカンビレッジのお勧め宿泊施設3選

アメリカンビレッジ内には大型ホテルだけでも5棟以上の宿泊施設があり、周辺の民泊・小規模施設も含めるともっと多い。
ニーズや予算、旅行スタイルに応じてバリエーション豊かな滞在が可能なので、拠点にする場所としてもお勧めだ。
ここでは、リゾートステイと沖縄らしい開放的な雰囲気の両方を体験できるお勧めのホテルを3つ紹介しよう。
内容を参考に気になった施設にぜひ泊まってほしい。

1. ザ・ビーチタワー沖縄

アメリカンビレッジの敷地内、夕陽が美しいサンセットビーチのすぐ目の前にそびえ立つリゾート型タワーホテル。
最大の魅力は沖縄県内最高層クラスとなる24階建てからの絶景だ。
全280室それぞれの客室にバルコニーが付いており、きれいな海・サンセット・夜景を楽しめる。
客室タイプもビジネス・ファミリー・グループまで幅広いほか、無料Wi-Fiや空気清浄機、アメニティ一式などの設備も充実し、機能性と眺望を両立した滞在ができる。
また、県内初の天然温泉「ちゃたん恵み温泉 美浜の湯」も見どころ。
地下1,400mから湧き出るナトリウム-炭酸水素塩泉の湯質は、神経痛・筋肉痛に効能があるとされ、旅の疲れを癒やしてくれるだろう。

サンセットビーチ前に建つリゾート型タワーホテル
サンセットビーチ前に建つリゾート型タワーホテル

2. レクー沖縄 北谷 スパ&リゾート

充実の施設でラグジュアリーな時間を体験できるリゾートホテル。
最上階の大浴場は地下1,400mから汲み上げた沖縄では珍しい天然温泉。モダンな空間でゆっくりとお湯に浸かれば、沖縄の日差しの中で過ごしたお肌も癒されるはず。
最上階には海や夕日を望むホテル自慢のインフィニティプールや展望ジャグジー、ガゼボなどを備えたリゾートムード満点のスパがあり、そちらも人気。

天然温泉や海を望むプールでラグジュアリー気分を味わえるリゾートホテル
天然温泉や海を望むプールでラグジュアリー気分を味わえるリゾートホテル

3. ベッセルホテルカンパーナ沖縄

アメリカンビレッジの中心にある都市型リゾートホテル。
地上10階建ての本館・最上階に展望大浴場とサウナ、別館12階に東シナ海を望む屋上プール(4月~10月/有料)を備える絶好のロケーションが魅力だ。
特にファミリー向けのサービスが充実しているので、子供連れの家族旅行での利用をお勧めしたい。
例えば、両親・祖父母との添い寝であれば18歳以下は宿泊無料、5歳以下は朝食無料、キッズアメニティ(ベビーカー・ベビーベッド等)の無料貸し出しなどが挙げられる。
また、万全のセキュリティ体制が整うほか、「ウェルカムベビーのお宿」としての認定を受けており、赤ちゃんがいても安心・安全に宿泊できる。

充実したファミリーサービスが魅力のリゾートホテル
充実したファミリーサービスが魅力のリゾートホテル

アメリカンビレッジと併せて訪れたい周辺観光スポット3選

アメリカンビレッジ周辺に点在する魅力的なスポットの中でも、特にお勧めの場所を紹介する。
沖縄観光では押さえておきたい定番の名所なので、ぜひアメリカンビレッジと併せて足を運んでほしい。

1. やちむんの里

沖縄北谷村に位置する赤レンガの屋根や石垣に囲まれた、19の「やちむん」工房が点在する地域。厚みがあり素朴な風合いと力強い絵付けが印象的な焼き物「やちむん」。
沖縄独自の伝統と技術に基づいた制作をベースにしながら、オリジナルの技法やデザインが加えられ、工房それぞれ独自の個性を放つ。
工房では職人の制作風景の見学や作品を購入できる、一部の工房では陶芸体験ができるプログラムが用意されている。

沖縄独自の文化を感じられる焼き物の工房が点在する地域
沖縄独自の文化を感じられる焼き物の工房が点在する地域

2. 中城城跡

沖縄県中頭郡中城村にある15世紀頃に築かれたとされているあるグスク(沖縄の城)。
琉球王国時代の名称「護佐丸(ごさまる)」が整備したことで知られており、沖縄のグスクのなかでも保存状態がよく、2000年には琉球王国のグスク及び関連遺産群」としてユネスコ世界遺産に登録された。
当時の築城技術の高さが伺える曲線を描く美しい石垣が特徴。

ユネスコ世界遺産に登録された琉球王国のグスク
ユネスコ世界遺産に登録された琉球王国のグスク

3. 万座毛

沖縄本島のほぼ中央に位置する恩納村の東シナ海沿いにあり、沖縄を代表する景勝地。
隆起サンゴによって形成された琉球石灰岩の岬が波によって削られ、象の鼻のような形状が特徴的な約20mの断崖絶壁に。
青い空とコバルトブルーの海、白い波しぶきが打ち付ける断崖が織りなす景色はまさに壮観。季節や天候、時間によってその色を変化させる東シナ海の美しさも必見だ。

芝生の台地と断崖絶壁の下にコバルトブルーの海が広がる沖縄有数の名勝
芝生の台地と断崖絶壁の下にコバルトブルーの海が広がる沖縄有数の名勝

アメリカンビレッジ観光に関するよくある質問

Q

アメリカンビレッジの観覧車は撤去されたの?

A

老朽化などを理由に2022年9月30日に完全撤去されました。跡地には現在ホテルが建設中で2026年春に開業を予定しています。

Q

アメリカンビレッジにはレンタカーなしでもアクセスできる?

A

那覇空港や那覇市内からは路線バス(1時間前後・片道運賃700円~1,000円程度)が複数運行しているので、レンタカーを借りなくてもアクセスは可能です。

Q

アメリカンビレッジから国際通りへのアクセスは?

A

アメリカンビレッジ(北谷ゲートウェイ)と国際通り入り口(県庁前)を直通で結ぶ「北谷ゲートウェイバス」に乗車すれば約45分でアクセスできます。(大人運賃1,000円・1日6往復の運行)

Q

アメリカンビレッジはどれくらいの滞在時間があれば楽しめる?

A

目的にもよりますが、雰囲気を味わうなら1時間前後、ショッピング・グルメを満喫するなら3時間~4時間、サンセットまで楽しむなら半日を目安に考えると良いでしょう。

まとめ

アメリカンビレッジの概要や楽しみ方、お勧めのショッピングスポットを中心に紹介してきた。
グルメ・絶景・フォト・エンターテインメント・宿泊と滞在そのものを満喫できるのがアメリカンビレッジの魅力。
カフェでゆったりするひとときも、ショップで1点物が見つかる喜びも、夕日・夜景を眺める時間も、すべてが旅の特別な瞬間になるはずだ。
自分だけの過ごし方を求めてアメリカンビレッジに足を運んでみてはいかがだろうか。
沖縄のエリア別に外せない観光スポット、人気の飲食店など、旅行プランの作成に役立つ情報をまとめた、こちらの記事も要チェック。