
夏季限定のとっておきのビアガーデン「高尾山ビアマウント」で絶景とBBQを味わう
高尾山の山腹に位置する標高488mに広がる夏季限定のビアガーデン「高尾山ビアマウント」。
日中は新緑に包まれ、夕方にはオレンジ色に染まる山並み、夜は都心の煌めく夜景を一望しながらビュッフェやBBQ(バーベキュー)を味わえるスポットだ。
高尾山散策の前後に食事できるスポットを探している方は必見。
この記事では「高尾山ビアマウント」のシステムや料金、アクセス方法楽しみ方、見られる絶景、設備など詳しく紹介。
最後まで読めば、より「高尾山」を満喫できるはずだ。
「高尾山ビアマウント」とは?
「高尾山ビアマウント」は1965年に開業した歴史あるビアガーデン。
標高488mに位置するため、昼は清々しい山の空気と緑、夜は都心や横浜方面の夜景を楽しめる場所だ。
例年、夏季限定で営業しており、期間は6月下旬から10月の下旬。
食べ放題や飲み放題のメニューには八王子ならではの郷土料理や季節のスイーツも豊富に揃っている。
また、事前予約制でBBQメニューの提供も。
家族連れ、友人、カップル、観光客まで幅広い層が訪れ、夏の高尾山散策の休憩や締めくくりに最適のスポットだ。
「高尾山ビアマウント」としての営業以外の期間は、高尾山の展望台として多くの登山者に利用されている。

「高尾山ビアマウント」の料金とシステム
例年6月下旬から10月下旬までの期間限定で営業している「高尾山ビアマウント」。
営業時間は12:00〜21:00で、120分制の食べ放題・飲み放題を楽しめる。
料金は以下の通りだ。
区分 | 料金(税込) |
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大人(中学生以上) | 5,000円 |
シニア(65歳以上) | 4,700円 |
小学生 | 1,800円 |
未就学児(3歳以上) | 500円 |
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大人1名につき未就学児1名無料
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延長料金は平日:500円/30分、土日祝:1,000円/30分
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BBQは上記の料金のほか、一人前2,500円(税込)がかかる(完全予約制/二人前より注文可能)
インターネットもしくはAI予約システム(050-3733-3437)での事前予約が可能となっている(ただし、平日は4名以上、土日祝は10名以上に限って予約可能)。
「高尾山ビアマウント」へのアクセス方法
「新宿」駅から
京王線「新宿」駅から「高尾山口」駅まで約50分。
「高尾山口」駅で下車後、徒歩約5分でケーブルカー「清滝」駅へ。
ケーブルカーに乗り込むと、「高尾山ビアマウント」最寄りの「高尾山」駅へ約6分で到着する。
「高尾山ビアマウント」はケーブルカー「高尾山」駅から徒歩すぐ。
また、ケーブルカーを使用せず、1号路(表参道)を歩いて登るルートもある。
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京王線「高尾山口」駅目の前には案内川が流れる
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「清滝」駅へ向かう途中には飲食店が立ち並ぶ商店街も
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ケーブルカー「清滝」駅
「高尾山ビアマウント」の5つの魅力
「高尾山ビアマウント」には、絶景ビュッフェやBBQ、ケーブルカーでのアクセス、昼と夜で変わる雰囲気、季節限定メニューなど楽しみ方盛りだくさんだ。
ここでは5つの楽しみ方を紹介する。
1. 高尾山で絶品ビュッフェが味わえる
高尾山ビアマウントでは、飲み放題・食べ放題のビュッフェが楽しめる。肉や魚のグリル、八王子ラーメン、焼き鳥、ピザ、餃子など30種類以上の料理が揃い、どれも山上で味わう特別感がある。
ドリンクは生ビール、サワー、ハイボール、ワイン、日本酒、ソフトドリンクが飲み放題で、グラス交換制。入場時に配布されるチケットに刻印された終了時刻まで、絶景を眺めながら自由に楽しめる。


2. BBQオプションで盛り上がる
事前予約をすると、ビュッフェの食べ放題メニューに加えてBBQも味わえる。
富士山の溶岩プレートを使って、アンガス牛や米沢豚、ソーセージ、野菜を自分たちで焼くスタイルだ。
仲間や家族と一緒に盛り上がれるのが魅力だ。
料金は1人前2,500円(2名以上で予約可能)。
食べ放題・飲み放題と組み合わせれば満足感はさらにアップする。
炭火や溶岩プレートで焼き上げる香ばしい香りとジューシーな味わいは、山上ならではの特別な体験に。
調理体験の楽しさも加わり、思い出に残る時間を過ごせる。


3. 昼と夜で雰囲気を変えて楽しむ
時間帯によって違う雰囲気を味わえることも「高尾山ビアマウント」の人気の理由だ。
昼は新緑の山と明るい空の下、爽やかな風を感じながら食事できる。
夕方から夜になると、山並みがオレンジ色に染まり、都心の夜景が広がる様が見られる。
昼と夜で景色が変わるため、同じ場所でも違った体験を楽しめる。
写真スポットとしても人気で、昼と夜の両方を楽しむのがお勧めだ。


4. 手軽に高尾山での登山気分を味わえる
「高尾山ビアマウント」の魅力のひとつとして標高500m近くありながら、アクセスの気軽さがある。
登山が苦手でもケーブルカーに乗車してわずか6分で「高尾山」駅に到着。
道中の緑あふれる景色を眺めながら、ちょっとした登山気分を味わえる。
目的地の高尾山ビアマウントでは、絶景を眺めながら冷たいビールで乾杯するのも格別だ。

5. 季節限定メニューと団体利用
「高尾山ビアマウント」では毎年、料理やドリンクがリニューアル。
何度訪れても違った旬の食材や限定ビールを味わえることも魅力だ。
会場は約600席と広く、グループや団体で利用できる。友人や家族、会社の仲間と貸切やパーティーとして楽しむことも可能だ。
山の絶景と季節の味覚を同時に楽しめるため、特別な思い出作りにぴったりだ。

「高尾山ビアマウント」で楽しめる3つの景色
「高尾山ビアマウント」では昼と夜で違う景色を楽しめる
昼は緑に囲まれ、爽やかな風と鳥の声を感じながら食事ができる。
夜は都心の夜景を眺めながら、光り輝く街並みを背景にビールや料理を楽しめる。
1. 街並みがきらめく「夜景」
夜は新宿や横浜方面の街明かりが広がり、山上から眺める都会の夜景は格別である。
昼とは異なる幻想的な雰囲気の中で乾杯すれば、カップルや友人との特別なひとときを演出できる。
遠くに見える光の川のような街並みが、夜の空気に溶け込む美しさも魅力だ。

2. 幻想的に空を染める「夕景」
夕方は山並みと都市景観がオレンジ色に染まり、昼とは違った幻想的な景色を楽しめる。
太陽が沈む瞬間の美しい光景は、写真撮影や思い出作りにもぴったりだ。
空のグラデーションが刻々と変化し、訪れるたびに違った表情を見せてくれるのも見どころ。

3. 生き生きとした緑が清々しい「昼景」
昼は緑豊かな山々と澄んだ空気を満喫できる。
晴れた日には虹がかかることもあり、散策後の休憩やランチタイムに最適。
山歩きと組み合わせれば、自然と食事の両方を楽しめる贅沢な時間に。
爽やかな風と鳥のさえずりに包まれながら、心身ともにリフレッシュできるひとときだ。

「高尾山ビアマウント」で快適に過ごせる3つの設備
「高尾山ビアマウント」には快適に過ごせる設備も揃っている。
ここでは代表的な3つの設備について紹介する。
1. 屋根付き席で雨天でも安心
「高尾山ビアマウント」は展望席をはじめ屋根付きの席となっており、雨天でも快適に食事やドリンクを楽しめる。
昼は緑に包まれた山並み、夕方はオレンジ色に染まる空、夜はきらめく都心の夜景など、天候に左右されず、時間帯ごとに変わる絶景をゆっくり堪能できる。

2. 冷暖房完備の室内席で快適に過ごせる
高尾山ビアマウントにはエアコン完備の室内席も。
登山で疲れた体をゆっくり休めながら景色と料理を楽しめる。
ベンチやテーブルも広く、グループや家族でも快適に過ごせるほか、雨や強い日差しの日でも安心して利用できるのが魅力だ。

3. 常設の喫煙所で気軽に利用
会場内には喫煙所が設置されており、喫煙者も安心して過ごせる。
ビアマウント全体の快適を保ちつつ、タバコを楽しめるため、家族連れやグループでも気兼ねなく利用できるのが魅力だ。

「高尾山ビアマウント」周辺観光スポット3選
「高尾山ビアマウント」を訪れたら、周辺の観光スポットもチェックしたい。
散策や自然、文化を楽しめる、お勧めのスポット3選を紹介する。
1. 高尾山
高尾山は、東京都八王子市に位置する標高599mの山。
アクセスがよく、観光気分で手軽に登れる山として人気がある。
小さな子供連れからお年寄りまで様々な人が訪れ、訪れる人の数は年間約300万人。
世界一の登山者数を誇るスポットとしても有名だ。

2. 髙尾山薬王院(高尾山薬王院)
天平16年(744)、聖武天皇の勅令により、高僧行基菩薩によって開山。
高尾山の山腹にあり、正式名称は「髙尾山薬王院有喜寺」という。
真言宗の大本山であり、成田山新勝寺、川崎大師平間寺と並び関東三大本山のひとつに数えられる。
不動明王の化身である飯縄大権現が御本尊で、そのお供である天狗が住む山と言われ、境内には天狗の像が多数点在する。

3. 高尾山さる園・野草園
高尾山の中腹、自然に囲まれた環境の中にある「高尾山さる園・野草園」。
さる園には約90頭のサルたちがおり、ボスザルを筆頭に秩序あるサル社会を形成。
お互いに毛づくろいをしたり、寒い日には身を寄せて温め合ったりと生き生きと暮らす姿を間近に見ることができる。

まとめ
「高尾山ビアマウント」は標高488mに広がる夏季限定のビアガーデン。
昼は新緑、夕方はオレンジ色の山並み、夜は都心の夜景を眺めながら、ビュッフェやBBQを楽しめる場所だ。
登山を楽しむ方も、そうでない方も楽しめる高尾山スポット。
高尾山観光の前後に楽しめる高尾山周辺のスポット探しには、「高尾山+One」がお勧めだ。
「高尾山+One」をチェックして、高尾山観光を余す所なく満喫しよう。