
慈覚大師が830年に創建した天台宗の名刹。 江戸時代初期(1603-1700頃)、名僧天海大僧正が住職をつとめたとして知られている寺だ。
江戸城から移築された三代将軍徳川家光・春日局ゆかりの建物など多くの文化財を所蔵している。
徳川家康の信任を得ていた天海僧正が第27世住職になると、幕府の厚い庇護を受けた。その後、江戸城から「客殿」と呼ばれる家光誕生の間や、3代将軍家光の乳母として知られる春日局が使用していた「書院」などが移築された。
広い境内に立つ山門、鐘楼門、慈眼堂なども国の重要文化財に指定されており、今もなお当時の面影を色濃く残している。また、日本三大羅漢の一つに数えられる「五百羅漢」も鎮座。人間の喜怒哀楽をよくとらえた様々な表情の石仏群でおよそ538体が境内に並び、観光客の人気を集めている。
正月は「だるま市」、2月は節分会・春は「桜まつり」などの催し物が開催され、四季折々の寺の風景も楽しめる。
ポイント
-
江戸時代の面影を残す、徳川家とゆかりの深い寺。
-
三代将軍徳川家光・春日局ゆかりの建物など多くの文化財を所蔵していていずれも見学可能。
-
538体ある五百羅漢。
-
正月はだるま市・2月は節分会・春は桜まつりなどの催し物が開催。
-
四季折々の寺の風景が楽しめる。
写真
-
徳川家とゆかりの深い寺
-
538体ある五百羅漢
-
多宝塔
-
春には「桜まつり」なども開催
口コミ
基本情報
- 日本語名称
- 川越大師 喜多院
- 郵便番号
- 350-0036
- 住所
- 埼玉県川越市小仙波町1-20-1
- 電話
- 049-222-0859(喜多院事務局)
- 入場料
- 大人400円、小・中学生200円
- 拝観時間
- 9:00-16:00
- 定休日
- 無休
- アクセス
- 西武新宿線「本川越」駅から徒歩約15分、東武東上線・JR川越線「川越」駅から徒歩約20分
- 公式サイト
- 公式サイト(日本語)