
【埼玉で楽しむ伝統文化体験9選】手仕事や食文化を訪ねる旅
埼玉県には、長い年月のなかで受け継がれてきた手仕事や食文化が各地に残っている。小川町和紙体験学習センターや東秩父村 和紙の里では、1300年続く和紙づくりの技に触れることができ、草加せんべい手焼き体験や宮野園では地域の味や暮らしの文化を体感できる。 見学するだけではなく、自らの手を動かして知る伝統の世界。静かな作業の時間のなかで、土地に根付く文化の奥行きが少しずつ見えてくる。

日本人にとって身近な飲み物といえば「日本茶」だ。手順にそって日本茶を淹れ、香りと味わいを嗜む。この素晴らしさを、もっと感じてもらい、後世に伝えていく。そんな想いを掲げ、1世紀以上日本茶の製造・販売を続けてきたのが茶園「宮野園」だ。
宮野園があるのは、埼玉県狭山市。日本国内の大規模な茶産地としては北限に位置しているエリア。寒い土地でとれる茶の葉を生かした茶作りの工夫が長年続けられている。
仕上げの工程で行われる「狭山火入れ(さやまびいれ)」による独特の香ばしさや、肉厚の葉を用いることによる、甘く濃厚で、コクのある味わいが特徴。「色は静岡、香りは宇治よ、味は狭山でトドメさす」と唄われる程、茶の形状よりも味を重視した茶づくりを行っている。
宮野園では製造・販売だけでなく、お茶摘みの体験できるスポットとしても人気が高い。5月上旬〜11月上旬まで体験可能。そのほか、抹茶体験などの日本茶にまつわる多くの講座も用意されている。日本茶に興味がある方はぜひ立ち寄ってみよう!

日本北限の大規模茶産地

茶摘み体験(完全予約制)

様々な体験講座がある