
【名古屋一人旅におすすめの観光スポット17選】尾張文化とものづくりを巡る旅
名古屋の一人旅なら、名古屋城や熱田神宮といった歴史ある名所だけでなく、トヨタ産業技術記念館でものづくりの歩みに触れ、四間道や有松では古い町並みを自分のペースで歩ける。栄の都市景観や徳川園の日本庭園、ひつまぶしやみそかつなどの名古屋グルメも旅の楽しみ。歴史、ものづくり、街歩き、食を行き来しながら、興味の向くまま名古屋の街を歩いてみよう。

有松駅そばの旧東海道沿いには、江戸時代の豪商や町家が並ぶ。1784年には、天明の大火によって村の大半が消失してしまったが、その後、屋根を瓦葺にかえ、うだつを設けるなど、火災に備えた造りで立て直され、今も江戸の面影を残している。
町並み保存地区には、江戸末期建造と推定される大邸宅「岡家住宅」が一般公開(土・日のみ)されており、1階の連子格子となまこ壁、2階の虫籠窓と塗籠造り、波型の軒裏などを見ることができる。ほかに、豪商の「服部住宅(井桁屋)」、絞り商の「竹田家住宅(竹田嘉兵衛商店)」なども有名。
国の伝統工芸品にも指定されている「有松・鳴海絞」は、耕地があまりなかったため、副業として絞り染めを工夫したのが始まり。弥次さんと喜多さんが伊勢詣をする、十返舎一九の滑稽本『東海道中膝栗毛』のなかでも、弥次さんが手ぬぐいを買ったシーンがあり、人気のおみやげだったという。
絞りに興味があるなら、「有松・鳴海絞会館」を訪れてみるのもいい。歴史的な資料展示や括り職人による実演のほか、有松・鳴海絞りのおみやげを買うこともできる。

有松の町並み、井桁屋

井桁屋の土蔵

かつて絞商を営んでいた岡家住宅

西町・山車庫付近の町並み

山車祭り

有松絞りまつり