
【名古屋一人旅におすすめの観光スポット17選】尾張文化とものづくりを巡る旅
名古屋の一人旅なら、名古屋城や熱田神宮といった歴史ある名所だけでなく、トヨタ産業技術記念館でものづくりの歩みに触れ、四間道や有松では古い町並みを自分のペースで歩ける。
栄の都市景観や徳川園の日本庭園、ひつまぶしやみそかつなどの名古屋グルメも旅の楽しみ。歴史、ものづくり、街歩き、食を行き来しながら、興味の向くまま名古屋の街を歩いてみよう。
一人旅で訪れたい名古屋のおすすめエリア
名古屋の一人旅では、観光スポットが集まるエリアを拠点にすると、街歩きと文化体験を無理なく組み合わせられる。
名古屋駅から四間道へ歩くエリア、栄から大須へと都市のにぎわいを巡るエリア、徳川園や文化施設を訪ねるエリア。それぞれ異なる魅力を知り、興味に合う場所から旅を組み立てよう。
1. 名古屋駅・四間道(しけみち)エリア
名古屋駅周辺から四間道へ広がる、ものづくりと城下町の歴史を一緒に楽しめるエリア。
トヨタ産業技術記念館では繊維機械や自動車技術の歩みをたどり、ノリタケの森では赤レンガの建物や洋食器文化に触れられる。四間道まで進めば、土蔵や町家が残る景観の中に古民家を生かしたカフェや雑貨店も点在。近代産業から江戸の町並みへ、時代を行き来するような街歩きを楽しみたい。

2. 栄・大須エリア
名古屋の中心街らしい都市景観と、多彩な店が集まる商店街を歩いて楽しめる栄・大須エリア。Hisaya-odori Parkでは緑の中を散策し、中部電力 MIRAI TOWERから街を見渡した後は大須へ。大須商店街には飲食店や古着店、雑貨店、家電販売店など約1,200店や施設が集まり、気になる店へ自由に立ち寄れる。公園、展望、買い物、グルメをつなぎながら、寄り道そのものを楽しもう。

3. 徳川園・文化のみちエリア
尾張徳川家の歴史と近代名古屋の建築をじっくり巡れる、徳川園・文化のみちエリア。
徳川園の池泉回遊式庭園を歩き、隣接する徳川美術館では大名道具や国宝を鑑賞できる。さらに足を延ばせば、大正末期の旧裁判所庁舎を利用した名古屋市市政資料館など、近代建築にも出会える。庭園、武家文化、洋風建築と趣の異なるスポットを巡りながら、名古屋が重ねてきた歴史に触れられるエリアだ。

名古屋一人旅におすすめの観光スポット17選
名古屋には、歴史ある寺社や城郭だけでなく、産業や工芸を伝えるミュージアム、日本庭園、水族館、活気ある商店街まで多彩な観光スポットがそろう。
一人なら、展示をじっくり見る日も、古い町並みを歩く日も自分の興味に合わせて選びやすい。定番だけに絞らず、気になるスポットへ足を運んでみよう。
1. 名古屋城
徳川家康の命によって江戸時代初期に築かれた、日本最大級の城郭。5重の屋根がある天守閣の頂には雌雄2体の金鯱が輝いており、名古屋のシンボルとなっている。
金鯱を仰ぎ見た後は本丸御殿へ。内部には狩野派による障壁画が広がり、なかでも1634年に増築された「上洛殿」は絢爛豪華な意匠を見せる。華やかな障壁画を眺めながら、尾張徳川家の歴史にじっくり触れてみよう。なお、天守閣は現在閉館中で、内部には入場できない。

2. 熱田神宮
約1900年前に「草薙神剣」を祀ったことが始まりとされる、名古屋を代表する神社。境内には、別宮、摂社、末社を合わせて45社が祀られている。
織田信長が桶狭間の戦いの前に必勝祈願に訪れ、勝利のお礼として奉納した土塀も本宮の手前に現存。貴重な文化財や資料を多く収蔵している宝物館も見どころのひとつ。刀剣を収蔵する「剣の宝庫 草薙館」にも足を運び、参拝とあわせて熱田神宮に伝わる歴史を紐解いてみよう。

3. トヨタ産業技術記念館
豊田佐吉が1911年に創設した試験工場の場所と建物を利用した、トヨタのものづくりを伝える記念館。
「繊維機械館」では、大正時代の紡織工場の柱や梁、赤レンガの壁が残る空間で、繊維機械の進化をたどれる。展示場には初期の道具や機械、さらには現代のメカトロ装置の繊維機械まで約100台を一堂に展示。繊維機械から自動車づくりへと続く、トヨタのものづくりの歩みをじっくり追ってみよう。

- 正式名称
- トヨタ産業技術記念館
- 郵便番号
- 451-0051
- 住所
-
愛知県名古屋市西区則武新町4-1-35
Googleマップ - 電話
- 052-551-6115
- 定休日
- 月曜(祝日の場合は翌日)
- 時間
- 9:30〜17:00(入場は〜16:30)
- 料金
- 大人1,000円、65歳以上600円、大学生500円、中高生300円、小学生200円【ノリタケの森(ノリタケクラフトセンター)共通券】大人1,200円【トヨタ博物館共通券】大人1,800円、65歳以上980円、中高生640円、小学生460円
- アクセス
-
1)名鉄「栄生」駅から徒歩約3分
2)「名古屋」駅からなごや観光ルートバス メーグルで約8分 - クレジットカード
- 利用可
- 公式サイト
- 公式サイト
4. 名古屋港水族館
イルカやベルーガ、シャチなどを見られる北館と、多彩な水槽を備えた南館から成る大型水族館。
一番の見どころは、幅60m、奥行き30m、最大水深12mという日本最大のプールで行われるイルカパフォーマンスやシャチの公開トレーニング。約3万5,000匹のマイワシが水槽に投げ込まれたエサに群がり渦を作る「マイワシのトルネード」も話題。約20種類250点のサンゴを展示するライブコーラル水槽もあり、一人だからこそ気になる水槽の前でゆっくり時間を使ってみては。

- 正式名称
- 名古屋港水族館
- 郵便番号
- 455-0033
- 住所
-
愛知県名古屋市港区港町1-3
Googleマップ - 電話
- 052-654-7080
- 定休日
- 月曜(祝日の場合は翌日)
- 時間
- 9:30~17:30(冬期は~17:00、GW・夏期は~20:00)
- 料金
- 大人2,030円、小中生1,010円、幼児(4歳以上)500円、17:00以降入館(期間限定)大人1,620円、小中生800円、幼児(4歳以上)400円【名古屋港水族館・南極観測船ふじ・名古屋港ポートビル展望室・名古屋海洋博物館4館共通チケット】大人2,440円、小中生1,210円
- アクセス
- 名古屋市営地下鉄名港線「名古屋港」駅から徒歩約5分
- クレジットカード
- 使用可
- 公式サイト
- 公式サイト
5. 大須商店街
若宮大通、伏見通、大須通、南大津通に囲まれた区域に広がる、名古屋最大の商店街。
約1,200店や施設が集まる通りには、飲食店から古着、雑貨、家電、パソコンショップまでさまざまなジャンルの店舗がずらり。現在ではトレンドのフードを販売するショップが多く、食べ歩きを楽しむ若者たちでにぎわう。日本三大電気街のひとつに数えられ、コスプレ文化とのつながりも深い。目的を決めすぎず、気になる店や路地へ足を向けながら大須を歩こう。

6. 徳川美術館
尾張徳川家に受け継がれてきた宝物を所蔵・公開する、大名文化に触れられる美術館。19代当主徳川義親が大名文化を後世に伝えることを目的として、1935年に開館した。
徳川家康から分与された刀剣や武具、茶道具、能道具をはじめ、歴代当主や夫人たちの遺愛品など1万件余りのコレクションに出会える。国宝「源氏物語絵巻」や1,000振近い刀剣、復元された名古屋城二之丸御殿の空間まで、興味のある展示にはしっかり時間を取って向き合いたい。

- 正式名称
- 徳川美術館
- 郵便番号
- 461-0023
- 住所
-
愛知県名古屋市東区徳川町1017
Googleマップ - 電話
- 052-935-6262
- 定休日
-
月曜(祝日の場合は翌平日)
※その他休館日あり、詳細は公式サイトをご確認ください - 時間
- 10:00〜17:00(入館は16:30まで)
- 料金
-
徳川美術館・蓬左文庫観覧料大人2,000円、高校・大学生1,200円、中学生以下無料
※高校生および大学生の方は学生証の提示が必要 - アクセス
-
1)JR「大曽根」駅南口から徒歩約10分
2)名古屋市営地下鉄・名鉄「大曽根」駅から徒歩15分
3)各線「名古屋」駅よりなごや観光ルートバス メーグルで約36分 - クレジットカード
- 使用不可
- 公式サイト
- 公式サイト
7. 名古屋市科学館(FUJIなごや科学館)
生命館、理工館、天文館の3棟から成る、体験型展示が充実した都心の科学館。マイナス30度の部屋でオーロラ映像を見る「極寒ラボ」、高さ9mの人工竜巻を発生させる「竜巻ラボ」など、大型展示が次々に現れる。
世界最大級、内径35mの「プラネタリウム NTP ぷらねっと」も大きな見どころ。毎月、その時の天文現象や宇宙の話題に沿うプログラムを上映しており、学芸員が生解説するのも大きな特長。興味の向く展示を選び、一人で科学の世界に没頭してみよう。

8. 名古屋市東山動植物園
約60万㎡の敷地に動物園、植物園、遊園地などが広がる、大規模な動植物園。特に約450種の動物を展示する動物園には園のシンボル的存在のコアラをはじめ、人気者がたくさん。趣向を凝らした展示や学習展示を通して、多彩な生き物を観察できる。
植物園では自然の地形を生かした園内に四季の植物が植えられ、熱帯・亜熱帯の花々を見られる温室も。広い園内を急いで回るより、動物や植物など興味のあるエリアを選んで楽しむのも一人旅ならではの過ごし方。

- 正式名称
- 名古屋市東山動植物園
- 郵便番号
- 464-0804
- 住所
-
愛知県名古屋市千種区東山元町3-70
Googleマップ - 電話
- 052-782-2111
- 定休日
- 月曜(祝日の場合は翌平日)、12/29〜1/1
- 時間
- 9:00〜16:50(入園は〜16:30)
- 料金
- 大人(高校生以上)800円、中学生以下無料【スカイタワー共通券】大人880円
- アクセス
-
1)動物園へは名古屋市営地下鉄「東山公園」駅から徒歩約3分
2)植物園へは名古屋市営地下鉄「星ヶ丘」駅から徒歩約6分 - クレジットカード
- 使用可(VISA、MasterCard、JCB、銀聯、AMERICAN EXPRESS、Diners Club、DISCOVER)
- 公式サイト
- 公式サイト
9. ノリタケの森
洋食器ブランド「ノリタケ」の創業の地を生かした施設。1904年に建てられた日本陶器合名会社の最初の工場である赤レンガ建築がここのシンボル。日本における洋食器製造の歴史のはじまりを象徴する、重厚感ある建物だ。
クラフトセンターではボーンチャイナの製造工程や職人の絵付け作業を見学でき、「ノリタケミュージアム」ではオールドノリタケなども展示。職人の手仕事を見た後はショップにも立ち寄り、ノリタケの器を手に取ってみよう。

- 正式名称
- ノリタケの森
- 郵便番号
- 451-8501
- 住所
-
愛知県名古屋市西区則武新町3-1-36
Googleマップ - 電話
- 052-561-7114
- 定休日
- 月曜(祝日の場合は翌平日)
- 時間
- 10:00〜17:00(ショップは〜18:00)※ほか施設により異なる
- 料金
-
入園無料、クラフトセンター・ノリタケミュージアム入館料大人500円、65歳以上300円、高校生以下無料
【トヨタ産業技術記念館との共通券】大人1,200円 - アクセス
-
1)名古屋市営地下鉄「亀島」駅から徒歩約5分
2)JR・名鉄・近鉄・名古屋市営地下鉄・名古屋臨海高速鉄道あおなみ線「名古屋」駅から徒歩約15分
3)各線「名古屋」駅よりなごや観光ルートバス メーグルで約15分 - クレジットカード
- ショップ、カフェ、レストランのみ使用可(VISA、ミリオンカード、JCB、セゾンカード、UC、DC、NICOS、AMEX、ダイナース、TS3、銀聯)
- 公式サイト
- 公式サイト
10. 四間道町並み保存地区
名古屋城築城に伴って栄えた城下町の面影が残る、「四間道」を中心とした町並み保存地区。1700年の大火を受け、防火のため道幅を四間、約7mに広げた歴史が現在の景観につながっている。
通りの東側には、延焼を防ぐために石垣の上に土蔵を建てた土蔵造り、西側には町家が立ち並ぶ風情ある景観が今も残っている。屋根神や浅間神社の大木を眺めつつ、古民家を生かしたカフェや雑貨店にも寄り道を。城下町の面影を残す通りをのんびり歩きたい。

11. 有松の古い町並み
旧東海道沿いに江戸時代の豪商や町家が並び、江戸の面影を伝える有松の町並み。通りには、1784年の大火後に火災へ備えて建て直された、瓦葺の屋根やうだつを備えた建物が続く。岡家住宅や服部住宅、竹田家住宅など、建物ごとの意匠にも注目だ。
国の伝統工芸品にも指定されている「有松・鳴海絞」は、耕地があまりなかったため、副業として絞り染めを工夫したのが始まり。有松・鳴海絞会館にも立ち寄り、町並みとともに受け継がれてきた手仕事の文化に触れてみよう。

- 正式名称
- 有松の古い町並み
- 郵便番号
- 458-0924
- 住所
-
愛知県名古屋市緑区有松
Googleマップ - 営業時間
- 散策自由
- アクセス
- 名鉄線「有松」駅から徒歩5分
- クレジットカード
- 施設により異なる
- 公式サイト
- 有松のまち 有松まちづくりの会 公式サイト
12. 徳川園
尾張藩二代藩主・光友が1695年に造営した「大曽根屋敷」の跡地に作られた日本庭園。様式は江戸時代の大名庭園で最も主流であった池泉回遊式。
高低差のある地形を生かした園内では、滝から渓谷を下った水が、海に見立てた池へと流れていく。日本の自然景観を凝縮したような風景の中には、20分おきに水量が増す「龍門の瀧」や、中国式の石橋と錦鯉が彩る龍仙湖もある。水の流れを追いながら園路を歩き、一景ずつ変わる庭の表情を楽しもう。

13. 白鳥庭園
中部地方の地形をモチーフに作庭された、池泉回遊式の日本庭園。築山を御嶽山、そこから流れる水を木曽川に見立て、寝覚の床の渓谷や木曽三川へと続く中部地方の自然が庭の中に描かれている。
敷地面積は3.7haと東海地方最大級の規模を誇る。8つの風景から成る「白鳥八景」を巡った後は、数寄屋建築の「茶室 清羽亭」や「汐入の庭」へ。庭をじっくり歩き、山から川、海へと移り変わる中部の景観を味わいたい。

14. 名古屋市市政資料館
国の重要文化財「旧名古屋控訴院・地方裁判所・区裁判所庁舎」を利用した資料館。朱色のレンガと白い花崗岩を組み合わせたネオバロック様式の建物に入り、まず目を引くのが2・3階部分まで吹き抜けた中央階段室だ。
大正ロマンあふれる中央階段室や趣ある荘厳な外観は、数々のドラマやテレビのロケ地としても使用されている。外観を見るだけで終わらせず、館内へ入り、大正期の建築美を間近で確かめてみよう。

15. 揚輝荘
松坂屋の初代社長・伊藤次郎左衞門祐民が、大正から昭和初期にかけて築いた別荘。覚王山の丘陵地には、土地の起伏を生かして池泉を巡らせた庭と、名古屋の近代を伝える建築が広がる。
創建時の敷地は約1万坪に及び、各界の要人や文化人が集う迎賓館や社交場としても使われた。最盛期には、建築的・歴史的価値の高い30数棟に及ぶ建物があったという。現在残る建物と庭を巡りながら、かつて人びとが集った別荘の時間に思いを馳せたい。

16. Hisaya-odori Park
久屋大通の中央帯を利用した、緑と商業施設が一体になった南北に長い公園。南北約1kmにわたる広大な公園は4つのゾーンに分かれており、いずれも個性的。
芝生広場、飲食店が並ぶ緑豊かな小径、中部電力 MIRAI TOWERの足元に集まるショップ、タワーを映す巨大な水盤など、見どころもさまざま。栄を巡る途中に立ち寄り、緑の中を歩きながらひと休みするのにも最適なスポットだ。

17. 中部電力 MIRAI TOWER
1954年に「名古屋テレビ塔」として完成し、現在も街のランドマークとして立つ展望タワー。地上90メートルに位置する屋内展望台「スカイデッキ」からは、名古屋の景色や遠くの山々を一望することができる。
さらに地上100mの「スカイバルコニー」では窓越しではなく直接風を感じられる。夜の景色は「日本夜景遺産」にも認定されているので、栄の街歩きの締めに夜景を眺めてみよう。

名古屋の一人旅におすすめのグルメスポット5選
名古屋を一人で巡るなら、観光の合間に土地の食文化もしっかり味わいたい。ひつまぶし、みそかつ、手羽先、きしめんといった定番に加え、喫茶店で楽しむ小倉トーストとコーヒーも名古屋らしい一食。街歩きの途中や一日の締めくくりに、その日の気分に合う一軒へ立ち寄ろう。
1. ひつまぶし 登河 那古野本店
歴史ある那古野エリアに店を構え、名古屋の鰻文化と地元食材を味わえる鰻料理店。
名物のひつまぶしでは、厳選した鰻を蒸さず、備長炭の強い火力で焼く伝統の地焼きを採用している。皮目の香ばしさとふっくらした身に、長年継承された秘伝のたれを合わせる。薬味を添えたり、お茶漬けにしたり、多彩な食べ方で堪能できる「ひつまぶし」でその魅力を実感しよう。名古屋コーチンの卵焼きや奥三河どりを使った料理もそろうので、那古野の街歩きとあわせて愛知の味を楽しみたい。

2. 矢場とん 矢場町本店
1947年に大衆食堂として創業した、名古屋名物みそかつの老舗。豚肉は、南九州産のやわらかく甘みのあるものを厳選。一年半熟成させた愛知県産の天然醸造の豆味噌を使用したソースを、とんかつにたっぷりとかけて味わう。
約22cmの「わらじとんかつ」や、最後まで熱々で食べられる「極上リブ鉄板とんかつ定食」なども人気。大須をたっぷり歩いた後は、名古屋らしい濃厚な一皿で旅を締めくくろう。

3. 世界の山ちゃん 本店
辛さと風味が際立つ「幻のコショウ」と「秘伝のタレ」で仕上げる、「幻の手羽先」が名物の居酒屋。二度揚げした手羽先は、外側がパリッと、身はジューシーな食感に仕上がる。コショウ辛さが際立つ味付けはビールとの相性がよく、「幻」のようにあっという間に皿からなくなってしまう。
どて煮、みそ串カツ、台湾焼きそば、あんかけスパゲッティなどもそろう。名古屋の夜は、手羽先とビールを片手に気軽に過ごすのも楽しい。

4. 宮きしめん 神宮店
熱田神宮の「くさなぎ広場」に店を構え、境内の緑の中で老舗のきしめんを味わえる食事処。素材や製法にこだわったきしめんは、ツルツルの食感とコシの強さが特徴だ。清潔感あふれる屋根付きオープンエアの空間で味わえるのは、定番の「宮きしめん」をはじめとする豊富なきしめんメニューの数々。温かいつゆや冷たいつゆのほか、定食やご飯もの、神宮店限定の甘味もそろう。熱田神宮と白鳥庭園を巡った後、緑を眺めながら名古屋の麺文化を味わおう。

5. 喫茶ニューポピー
白壁土蔵が立ち並ぶ四間道に佇み、1977年に名古屋駅で創業した「喫茶ポピー」の歴史を継ぐ喫茶店。蔵造りの店内へ入ると、昭和の純喫茶を意識したロフト席などが広がる。
風情漂う蔵造りの空間で味わえるのは、自家焙煎のコーヒー。深煎りと浅煎りの2種類のブレンドを選べ、小倉トーストなどの食事メニューも充実。少し早起きして四間道へ向かい、コーヒーと小倉トーストから名古屋の朝を始めてみよう。

名古屋の一人旅におすすめのホテル3選
一人旅のホテルは、翌日の観光導線だけでなく、宿でどう過ごしたいかも選ぶ基準になる。
名古屋駅周辺で音楽やコーヒーと過ごすホテル、栄で天然温泉に浸かれるホテル、名古屋駅直結で移動しやすいホテルと、3軒の個性はそれぞれ異なる。観光だけで一日を終わらせず、宿で過ごす時間まで含めて選んでみよう。
1. ニッコースタイル名古屋
名古屋駅から徒歩10分の場所に立つ、音楽や地域文化を取り入れたライフスタイルホテル。
館内には有松絞や美濃焼など東海地方の伝統工芸品が飾られ、全室30㎡の客室にはBluetooth®スピーカーや49インチの4Kテレビなどを備え、一人でもゆったり過ごせる空間が広がる。
名古屋で評判の「TRUNK COFFEE」がホテルのためにブレンドし焙煎した、オリジナルのコーヒーを客室で味わうことも。街を歩いた後は音楽を流し、コーヒーを淹れて、一人の夜をゆっくり過ごしたい。

2. 天然温泉 錦鯱の湯 ドーミーインPREMIUM名古屋栄
名古屋駅と栄を結ぶ錦通りに面し、久屋大通にも徒歩でアクセスできるホテル。特徴のひとつは岐阜県から運ばれてくる天然温泉を使った大浴場。外湯、高温ドライサウナ、水風呂も備え、客室にはサータ社製ベッドを採用している。
朝食にはひつまぶしや土手煮、きしめんなどの名古屋名物も登場。街を歩いた一日の終わりは、都心の湯でのんびり体を休めよう。

3. 名古屋JRゲートタワーホテル
JR名古屋駅直結で、到着日や帰る日の移動にも便利な高層ホテル。JRゲートタワーの15F〜24Fの高層に位置しており、多くの部屋から名古屋市街の景色を一望できるのも魅力。
シモンズ社製ベッドや深いバスタブ、空調や照明を操作できるタブレットなど設備も充実。観光から戻ったら窓辺へ。歩いてきた名古屋の街を、今度は高層階から眺めて過ごすのもいい。

名古屋の一人旅におすすめ1泊2日モデルコース
1泊2日なら、初日は名古屋駅周辺からものづくりと城下町の歴史をたどり、夜は栄へ。
2日目は四間道の喫茶店から始め、熱田神宮、日本庭園、有松、大須へと表情の異なる街を巡る。名古屋城や名古屋グルメといった定番だけに偏らず、産業、町並み、庭園、都市景観まで組み合わせて、名古屋の多面的な魅力を楽しもう。
- 1日目
- 名古屋駅→「トヨタ産業技術記念館」を見学→「ノリタケの森」を散策→「ひつまぶし 登河 那古野本店」でランチ→「四間道町並み保存地区」を散策→「名古屋城」を見学→「ニッコースタイル名古屋」にチェックイン→「Hisaya-odori Park」を散策→「中部電力 MIRAI TOWER」から夜景を観賞→「世界の山ちゃん 本店」で夕食→「ニッコースタイル名古屋」に宿泊
- 2日目
- 「ニッコースタイル名古屋」を出発→「喫茶ニューポピー」でモーニング→地下鉄で熱田へ→「熱田神宮」を参拝→「白鳥庭園」を散策→「宮きしめん 神宮店」でランチ→神宮前駅から名鉄で有松へ→「有松の古い町並み」を散策→名鉄と地下鉄で大須へ→「大須商店街」を散策→「矢場とん 矢場町本店」で早めの夕食→名古屋駅から帰路へ
名古屋の一人旅に関するよくある質問
Q
名古屋の一人旅は日帰りでも楽しめますか?
はい。名古屋駅周辺や栄・大須など中心部に絞れば、日帰りでも主要な観光スポットと名古屋グルメを楽しめます。熱田や有松まで足を延ばし、ものづくりや町並みもじっくり巡るなら、1泊2日がおすすめです。
Q
名古屋観光は公共交通だけでも楽しめますか?
はい。名古屋市内は地下鉄や市バス、JR、名鉄などの公共交通が充実しており、名古屋駅や栄、大須、熱田など主要な観光エリアを巡れます。有松など中心部から少し離れたエリアにも鉄道でアクセスできるため、レンタカーがなくても観光しやすい街です。
Q
一人旅で泊まるなら、名古屋駅と栄のどちらがおすすめですか?
新幹線や空港からの移動、到着日・帰る日の利便性を重視するなら名古屋駅周辺、飲食店や夜の街歩きを楽しみたいなら栄・伏見周辺が便利です。翌日に訪れたいスポットや、ホテルで温泉・ラウンジなど何を楽しみたいかも踏まえて選びましょう。
まとめ
名古屋城や熱田神宮に息づく歴史、トヨタ産業技術記念館が伝えるものづくり、四間道や有松に残る古い町並み。徳川園や白鳥庭園では日本庭園を歩き、栄では都市景観、旅の合間には名古屋グルメにも触れられる。
歴史、文化、ものづくり、食の中から興味のある場所を選び、自分のペースで名古屋の街を歩いてみよう。
