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瑞巌寺

東北随一の古刹。

3.63 2

更新 :

9世紀はじめに天台宗の寺として開創されたと伝わる古刹。山号を含めた正式名称は松島青龍山瑞巌円福禅寺といい、現在は臨済宗妙心寺派に属する禅宗寺院だ。現存する建物は伊達政宗が完成させたもので、桃山美術を今に伝える貴重な建造物であることから、本堂、庫裡が国宝に指定された。本堂にある金地濃彩の襖絵は必見。なかでも「室中(孔雀の間)」の装飾は見事で、3面にわたって季節の移ろいが描かれている。

境内には伊達政宗がお手植えしたと伝わる紅白の梅(臥龍梅)があり、本堂に向かって右側に紅梅、左側に白梅が植えられている。ともに八重咲きで、実を7~8個鈴なりにつけることから、「臥龍八ツ房」という異称がつけられた。例年3月下旬から4月上旬が見頃の時期。

瑞巌寺の南側、海岸沿いに位置する「五大堂」も伊達政宗が造営したもので、松島のシンボルともいえるお堂。東北地方現存最古の桃山建築であり、軒まわりの蟇股には方位に従って十二支の彫刻が施されている。

ポイント

  • 国宝をはじめ、多数の文化財を所有している。
  • 本堂内にある金地濃彩の襖絵が見事である。
  • 境内を離れた海岸沿いにある橋を渡った先の五大堂の彫刻も必見。
  • 五大堂からは松島の海を一望できる。

写真

  • 本堂は入母屋造本瓦葺で国宝に指定されている

    本堂は入母屋造本瓦葺で国宝に指定されている

  • 「松島の文化・瑞巌寺の歴史・禅」を表した中庭

    「松島の文化・瑞巌寺の歴史・禅」を表した中庭

  • 伊達政宗手植えの紅白梅(臥龍梅)

    伊達政宗手植えの紅白梅(臥龍梅)

  • 五大堂は瑞巌寺から離れた海沿いに位置する

    五大堂は瑞巌寺から離れた海沿いに位置する

  • 五大堂へは透かし橋を渡って参拝する

    五大堂へは透かし橋を渡って参拝する

口コミ

2
  • tim-tian

    據說是伊達政宗的心血之作,無論是樹木還是建築都相當細緻巧妙。
    特別適合和松島一起排行程喔~

  • Jen Lee

    伊達政宗長眠之地,值得花時間細細品味。

もっと知る

基本情報

日本語名称
瑞巌寺
郵便番号
981-0213
住所
宮城県宮城郡松島町松島町内91
電話
022-354-2023
定休日
無休
営業時間
8:30~17:00(3月と10月~16:30、2月と11月~16:00、1月と12月~15:30、最終受付は閉門の30分前)
料金
大人700円、小・中学生400円
アクセス
1) JR「松島海岸」駅から徒歩で約10分
2) 三陸自動車道松島海岸ICから車で約10分
クレジットカード
使用不可
公式サイト
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