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先斗町通

江戸時代から続く京都きっての繁華街。

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更新 :

先斗町通は鴨川と高瀬川に挟まれた南北を貫く通りで、もともとは鴨川の中洲だった。
江戸時代初期に高瀬川が開削され、伏見と結ばれるようになると物流拠点として繁栄を始める。江戸時代後期には繁華街となり、明治に入って対外へのアピールのため「鴨川をどり」の公演が行われるようになると、花街としての地位を完全に確立した。

珍しいその名前は、ponta(先)、ponte(橋)などのポルトガル語に関連するという説が強いが、川(皮)に挟まれたその地形を鼓に見立て、「ポンと」音が鳴るから、という説もある。現在は四条通から三条近くまで、風情ある細い路地にさまざまなスタイルの飲食店が並び、夜になると店の明かりもあいまってますます魅力的。

例年5月1日から24日にかけて行われる「鴨川をどり」は、先斗町歌舞練場で行われ、舞妓さんの華やかな踊りを間近で見ることができる。

ポイント

  • かつての置屋とお茶屋を利用した飲食店が立ち並ぶ通り。
  • 飲食店の種類も多いので、状況に応じたお店のチョイスも可能。
  • 毎年5月に行われる舞妓さんたちの晴れ舞台「鴨川をどり」。
  • 夏には鴨川に納涼床を出すお店も。京都らしい風情を味わえる。

写真

  • 細い路地と町屋が並ぶ先斗町通
(写真提供:iStock)

    細い路地と町屋が並ぶ先斗町通 (写真提供:iStock)

  • 夜になると店の明かりが灯り、 一段と風情がアップする
(写真提供:iStock)

    夜になると店の明かりが灯り、 一段と風情がアップする (写真提供:iStock)

  • 高瀬川は江戸時代に通された運河で、行き交う高瀬舟が先斗町を形作っていった
(写真提供:iStock)

    高瀬川は江戸時代に通された運河で、行き交う高瀬舟が先斗町を形作っていった (写真提供:iStock)

  • 鴨川沿いには夏になると納涼床(ゆか)が設置され、涼を求めて多くの人が訪れる
(写真提供:iStock)

    鴨川沿いには夏になると納涼床(ゆか)が設置され、涼を求めて多くの人が訪れる (写真提供:iStock)

  • 「先斗町のれん会」は歴史を今に伝えるために結成され、景観維持などに大きな役割を果たしている
(写真提供:iStock)

    「先斗町のれん会」は歴史を今に伝えるために結成され、景観維持などに大きな役割を果たしている (写真提供:iStock)

口コミ

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  • 安西老師

    有居酒屋日式料理店一家接著一家,著名的燒肉風風亭在這邊有開店,很多都是早期茶屋改造成餐廳。

  • Mimi Chang

    巷弄不大,兩側各式各樣的日式小餐館,觀光客來來往往穿梭樸實的街道上。

基本情報

日本語名称
先斗町通
住所
京都府京都市中京区石屋町〜鍋屋町一帯
アクセス
1)阪急「京都河原町」駅1A出口から徒歩約2分
2)京阪祇園四条駅7番出口から徒歩約3分
3)京阪三条駅5番出口から徒歩3分
4)地下鉄京都市役所前駅1番出口から徒歩約5分
公式サイト
先斗町のれん会(日本語)