ホテル一井

湯けむりを上げ、硫黄の香りを漂わせながら毎分4600ℓという豊富な湯量の温泉が流れ出る草津温泉のシンボル・湯畑。その正面にある「一井」は、江戸時代中期の創業から三百余年の伝統を誇る湯宿ホテル。

2021年にリニューアルされた大浴場「石殿」では、湯畑周辺の10軒ほどしか使用できない貴重な源泉「湯畑前白旗源泉」を引湯。複数の浴槽が用意されており、好みの温度で選べるのがポイント。一方の露店風呂「石庭」では強い酸性と含有成分の豊富さが特徴の「白根山万代鉱源泉」を使用。紅葉や雪景色、夜景など、季節や時間によって変化する表情が日本ならではの豊かな情緒を感じさせてくれる。

本館・別館・西館合わせて120室ある中で、湯畑を望める部屋は本館の一部にあたる25室。なかでも最上階の8階にあり、2間以上で6名までが宿泊可能な特別室は特に人気が高い。夕食は旬の素材をふんだんに使った和のコース料理を提供。プランによって部屋や食事処などスタイルを選択できる。