日本三大弁財天のひとつに数えられている神社。「辺津宮」、「中津宮」、「奥津宮」の三社からなり、縁結びや金運向上、芸道上達などのご利益があるといわれている。
江戸時代中期に創建された青銅の鳥居、龍宮城を模した楼門で壁や天井に牡丹などの絵画が飾られている瑞心門、銅葺の入母屋造りの社殿をもつ八坂神社、奥津宮の隣にある龍宮など島内のいたるところに見どころがある。
秋葉神社例祭や節分祭、龍宮例祭など年間を通して、祭りや行事も開催されている。中でも4月の初巳例大祭と10月の古式初亥祭は、二大例祭と呼ばれ、創建以来連綿と斎行される由緒ある祭りだ。
また、7月の八坂神社例祭では、5日にわたり催事が行われ、屋台などが並び見物客などで賑わいを見せる。中でもクライマックス「神幸祭」では、神輿を担いだふんどし姿の男性が「ヨイヨヨイヨ」という掛け声を出しながら海に入る圧巻の姿を見ることができる。
ポイント
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日本三大弁財天のひとつで、「辺津宮」、「中津宮」、「奥津宮」の三社からなる神社。
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青銅の鳥居、瑞心門、八坂神社など見どころ多数。
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初巳例大祭と古式初亥祭など年間を通じてお祭りが行われる。
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5日にわたり行われる八坂神社例祭は夏の風物詩として見物客などで賑わう。