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銭洗弁財天 宇賀福神社

金運アップのパワースポットとして名高い神社。

更新 :
監修 : 鎌倉市觀光協會

鎌倉時代の文治元(1185)年、征夷大将軍を任ぜられる前の源頼朝が、夢枕に立った人頭蛇身の水神、宇賀福神に「西北の地の泉を祀れば天下泰平となる」とお告げを受けたのが建立起源。その後に北条時頼がこの泉で銭を洗い、一族の繁栄を祈ると、銭洗いの民間信仰が生まれた。

神社があるのは鎌倉中心から北西の山の中。坂道を登っていくと、鳥居のある崖にぽっこりと開いた手掘りのトンネルがあり、ここが神社への入口。抜けると奉納された鳥居がずらりと並び、その先に社務所がある。ここでお金を洗うザルを借りる。闇に光を放つ意味のあるロウソクと、邪気を払うとされる線香を買い(100円)、まずはすぐ横の本殿に奉納してお参りを。その先の洞窟の中に奥宮がある。

洞窟の中の奥宮で沸くのは鎌倉五名水のひとつである銭洗水。ザルにお金を入れ、ひしゃくでこの湧き水をかけて洗う。洗ったお金は保管せず、拭いて財布に戻して使うのが良いと言われている。

ポイント

  • 銭洗いの手順は、奥宮を参拝後、借用したざるにお金を入れて、ひしゃく3杯ほどの水をかけて清める。実際に「ゴシゴシ洗う」わけではない。
  • 洗うのは小銭でもお札でもよいが、お札を吹くハンカチなどは持参。
  • 生卵を奉納する参拝方法もある。これは弁財天の使いが卵を好物とする蛇であることから。
  • 源頼朝にお告げがあったのは巳年の巳の月で巳の日だったと伝えられる。
  • 生卵は社務所ではなく境内にある売店で購入できる。

写真

  • 崖にぽっかり開いた銭洗弁天への入り口(写真提供:iStock)

    崖にぽっかり開いた銭洗弁天への入り口(写真提供:iStock)

  • 奥社に湧く泉でお金を洗う(写真提供:鎌倉市観光協会)

    奥社に湧く泉でお金を洗う(写真提供:鎌倉市観光協会)

  • トンネルを抜けると幾重にも連なる鳥居がある(写真提供:iStock)

    トンネルを抜けると幾重にも連なる鳥居がある(写真提供:iStock)

  • 山間に明かりを灯す提灯(写真提供:iStock)

    山間に明かりを灯す提灯(写真提供:iStock)

  • 洞窟の中にある奥社が銭洗の願掛け場所(写真提供:iStock)

    洞窟の中にある奥社が銭洗の願掛け場所(写真提供:iStock)

  • ざるをお借りしてお金に水をかける(写真提供:iStock)

    ざるをお借りしてお金に水をかける(写真提供:iStock)

口コミ

基本情報

日本語名称
銭洗弁財天宇賀福神社
郵便番号
248-0017
住所
神奈川県鎌倉市佐助2-25-16
電話
0467-25-1081
定休日
無休
参拝時間
8:00-16:30
参拝料
志納
アクセス
JR横須賀線、あるいは江ノ電「鎌倉」駅より徒歩25分
公式サイト
鎌倉公式観光サイト(日本語・英語)