今回、控えめで素朴な佇まいで知られる銀閣寺を訪れ、その静かな侘び寂びの美しさに深く心を揺さぶられた。
金箔に覆われた華やかな外観の金閣寺とはまったく異なり、銀閣寺には実際には銀箔が貼られていない。正式名称は東山慈照寺で、屋根瓦には「東慈」の文字も見られる。ここで最も魅力的なのは、建物が控えめに、そして見事に自然へ溶け込んでいるところ。散策しながら、禅の趣に満ちた精緻な枯山水だけでなく、変化に富んだ庭園も楽しめる。そして屋根の上にひっそりと佇む銅の鳳凰は、長い年月を経て、古びた素朴な風合いを漂わせている。
寺全体に過度な装飾はないが、至るところに落ち着いた奥深さが感じられる。これ以上ないほど控えめでありながら、心をこの上なく穏やかにしてくれる独特の魅力は、京都旅行で絶対に見逃せない定番スポットだ。





















