沖縄でちょいゆるワーケーション in 星野リゾート リゾナーレ小浜島

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筆者 : GOOD LUCK TRIP

TEXT: 伊澤慶一

石垣港からフェリーで約30分。サンゴ礁の砂浜や南国の植物など、自然豊かな環境が魅力の「星野リゾート リゾナーレ小浜島」で、ちょっとゆる目のワーケーションが叶います。快適なテレワーク環境が完備されているため、PCひとつ持参すればそこはオフィス。
念のためおさらいしておくと、ワーケーションとは「WORK(仕事)」と「VACATION(休暇)」を組み合わせた造語。旅先でテレワークを行い、仕事以外の時間にバカンスを楽しむ新しいワーキングスタイルです。ワーケーション先選びで大事なのは、「メリハリある仕事ができて、しっかりバカンスも楽しめる環境」。

インフィニティエッジプールにピンクパラソル。ここはハワイ?

今回紹介するリゾナーレ小浜島は、沖縄県八重山諸島に位置し、サンゴ礁の広がる美しい海が自慢。白砂のビーチにパラソルが並ぶ様子はまるで海外のようで、2つのプールと日本最南西端のゴルフ場も所有するリゾートホテルです。

インフィニティエッジプール越しに望むビーチはリゾート感満点。
インフィニティエッジプール越しに望むビーチはリゾート感満点。

通勤時間、電動キックボードでわずか3分の絶景オフィスとは?

ただし、バカンスを楽しむだけであれば、もちろんそれはワーケーションにはなりません。「リゾートホテルで仕事なんてできるの?」とイメージしづらいかもしれませんが、リゾナーレ小浜島内にある「BEACH CAFE」は、エメラルドグリーンの海を見渡せる「絶景オフィス」としてテレワーク利用を想定。Wi-Fiが24時間無料で利用でき、上には日除けになるタープが張られているため、海沿いでも快適にテレワークできる環境が整っています。

「BEACH CAFE」から眺める小浜島のビーチ
「BEACH CAFE」から眺める小浜島のビーチ

絶景オフィスへは当然「通勤」が必要になりますが、それにもなかなか乙な乗り物が用意されています。ここリゾナーレ小浜島では宿泊者が無料で電動キックボードをレンタルでき、そちらに乗ってリゾート内を自由に移動することができます。東京ドーム約26個分という広大な敷地ですが、客室からビーチにある「BEACH CAFE」まではキックボードに乗って3分ほど。途中潮風を感じたり、色とりどりに咲き誇る南国の花々を眺めたりしていると、ワーケーションのすばらしさを感じることができると思います。

ホテル敷地内の移動を助けてくれる電動キックボード。
ホテル敷地内の移動を助けてくれる電動キックボード。

専用ワーキングルームやディスプレイ貸し出しもある本格派

さらに本格的に仕事したい場合は、スパ棟に専用の個室まで用意。リゾートホテルとは思えない設備で、オンラインミーティングや集中しての作業に嬉しい空間です。また「パーフェクト ワーケーションセット」と呼ばれるオフィス機器セットレンタルも行っていて、テレビ会議用マイク&スピーカー、テレビ会議用ライト、ノートPCスタンド、膝上デスク、外付けディスプレイの5点が1日1,650円で利用できます(事前予約制)。もうほぼ自宅と変わらない、いやもしかしたら自宅以上に快適な環境が整い、集中力も高まるところ。窓から見える景色もすばらしく、目線をあげれば琉球赤瓦の屋根の向こうに美しい海と石垣島の山々が広がっていて、沖縄にいることを思い出させてくれます。

広々したデスクと座り心地のよいオフィスチェアが備わる個室も。
広々したデスクと座り心地のよいオフィスチェアが備わる個室も。

お部屋の外以外のスペースを紹介してきましたが、もちろん客室での作業も快適そのもの。全部で60室あるゲストルームはすべてヴィラタイプのスイート仕様で、リビングルームとベッドルームが別れています。一番狭いカテゴリーのお部屋でも53㎡とゆとりのある設計。中を覗いてみると、全部屋に「小浜島との出会い」をイメージしたグラフィックウオールや、昼寝にぴったりのデイベッドなどが設えられていて、足を踏み入れた瞬間にリゾート気分に浸れて、心がほぐれる内装になっています。

ちょっとした仕事は、デイベッド(写真左)で足を伸ばしながら。
ちょっとした仕事は、デイベッド(写真左)で足を伸ばしながら。

ちなみにまるでバリ島の邸宅リゾートを思わせるようなこちらのお部屋は、広さ95㎡を誇る「ロイヤルスイート」。まず目に飛び込んでくるのは、十分すぎるほどのサイズのプライベートプールと屋外ジェットバス。その奥にはガゼボと呼ばれる休憩用のスペースがあったり、客室内にもサウナや大型のバスまで備わったりと、とにかくラグジュアリーなお部屋です。パラソルの下で寝そべりながらPCを置いてみましたが、これはちょっと気分が高揚しすぎて仕事には向かないかもしれません(笑)

リゾナーレ小浜島の中で2部屋しかない「ロイヤルスイート」。
リゾナーレ小浜島の中で2部屋しかない「ロイヤルスイート」。

小浜島の自然に囲まれてサーフ&ターフ!

テレワーク環境が申し分ないのは説明してきた通りですが、リゾナーレ小浜島がワーケーション先としておすすめなのは、敷地内で楽しめるアクティビティが多数待っているから。つまり、オンとオフの切り替えが容易にできて、メリハリあるワーケーションがホテル内だけで完結するのです。おすすめはサーフ&ターフ(ターフとは「芝」の意。ここでは「ゴルフ」を指す)。実際はサーフィンではなく、SUP(スタンドアップパドル)になりますが、ロングボードに電動モーターが付いているので、パドルで向きだけ調整すれば、あとは海の上を自在に進むことができます。沖縄ではもちろん、日本でもまだまだ珍しい電動モーター付きSUP。新しいもの好きの人は絶対に乗ってみてほしい、爽快なアクティビティです。

講習と体験後のドリンク付き11,000円。10月末まで
講習と体験後のドリンク付き11,000円。10月末まで

またホテル敷地内にある小浜島カントリークラブは、日本最南西端のゴルフコース。ゴルフ好きであれば、ぜひプレイしておきたい18ホールです。沖縄らしくガジュマルの木やプルメリアの花々などが配置されていて、美ら海や西表島の山々の眺めも美しく、歩いているだけでも気持ち良いリゾートコースになっています。12番ホールには「日本最南端TEE」の碑があるので、そこでの記念撮影は欠かさないように!

奥に海が見える9番ホールは、打ち下ろしが気持ちいいパー5。
奥に海が見える9番ホールは、打ち下ろしが気持ちいいパー5。

リゾートホテルとは思えないほどテレワーク環境が充実していて、もちろんバケーション先としてもすばらしいリゾナーレ小浜島。ワーケーションに訪れてみてはいかがでしょうか。

リゾナーレ小浜島 基本情報

住所
沖縄県八重山郡竹富町小浜2954
TEL
0570-073-055(リゾナーレ予約センター)
アクセス
小浜港から送迎バスで約10分
公式サイト
公式サイト

※当記事は、2021年10月6日時点の情報をもとに作られています
※当記事は地球の歩き方ニュース&レポートからの転載です

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