大阪の台所で絶品グルメを満喫!黒門市場の観光ガイド
「大阪の台所」と呼ばれるほど、厳選された食材が揃う巨大な商店街「黒門市場」。
活気ある商店街には150店舗が軒を連ね、ショッピングや海鮮グルメを心ゆくまで堪能できる。
食べ歩き天国「黒門市場」の、食べるべきグルメや合わせて楽しみたい商店街を紹介しよう。
この記事を参考にすれば、「黒門市場」を120%楽しめるだろう。
黒門市場ってどんなところ?
大阪市中央区日本橋にある商店街「黒門市場」。
「ミナミ」と呼ばれるエリアに位置している。
「食い倒れの街・大阪」の中でも厳選された食材が揃い、プロの料理人も通うほど人気の商店街だ。
約580メートルのアーケード街におよそ150店舗が軒を連ねる「黒門市場」は、連日多くの観光客で賑わう。
海鮮グルメをはじめ、スイーツから黒毛和牛まで様々なグルメがイートインで楽しめるだけでなく、食べ歩きも満喫できる。
「黒門市場」の歴史は、江戸時代に日本橋で魚商人が魚の売買を行ったことから始まる。
大阪府より公認市場として認可されたのが、1902年。
「黒門市場」の西側にあった「圓明寺(えんみょうじ)」の黒塗りの山門が、名前の由来だ。
今では観光客が楽しめる専門店や食べ歩きが楽しめるお店が充実する、商店街へと変化を遂げた。
「大阪の食い倒れ」とは、飲み食いに贅沢をして財産を失うという意味だ。
そんな言葉生まれるほど美味しいグルメが揃っている、大阪の台所「黒門市場」にぜひ訪れてほしい。
黒門市場へのアクセス
大阪観光の移動拠点ともなる、JR大阪駅から「黒門市場」までのアクセスを紹介しよう。
「JR大阪駅」から徒歩4分の「梅田駅」でOsaka Metro御堂筋線に乗り、「なんば駅」で下車。
千日前線に乗換え、「日本橋駅」で下車。「日本橋駅」の10番出口から徒歩5分で到着する。
所要時間25分程度とアクセスは良好だ。
大阪で食い倒れするならココ!黒門市場で食べるべきグルメ6選
「食い倒れ」するのにふさわしい「黒門市場」。
「黒門市場」では買い物を楽しめるだけでなく、イートインや食べ歩きなどでグルメを満喫できる。
海鮮に限らず、様々なグルメを味わってほしい。
数ある飲食店の中でも、お勧めの飲食店を6つに厳選して紹介しよう。
1. 黒門三平 黒門市場店
マグロ、サーモン、ウニなど新鮮な魚介類がズラリと並ぶ、大阪の黒門市場にある鮮魚店。
新鮮な魚介類を販売するだけでなく、イートインスペースが併設され、店内で販売するお寿司やお刺身を購入し、その場で楽しむことも。
特に海鮮丼は絶品で、日によって異なる鮮度の高い魚介を盛り込み、ひと口食べるごとに違った味わいを堪能できる。
2. まぐろや黒銀 黒門市場本店
くいだおれの街・大阪の黒門市場で営業するマグロ専門店。
テイクアウトのほか、イートインスペースで、マグロをその場で味わうことができる。
運が良ければ目の前でマグロがさばかれる様子を見ることも。新鮮な切り身を味わいながら、職人の技にも触れることができる。
3. 黒門 三都屋
黒門市場で店を構え、70年以上続く和菓子店。
特筆すべきは、餅づくりに対するこだわりだ。もち米は毎年の気候条件に応じて良質な産地を厳選し、水は麦飯石でろ過することでカルキや雑菌を取り除き、カルシウム、鉄、カリウムなどの豊富なミネラルを含んだ水を使用。
さらに、すべて手作業でこねることで、粘りがあり、程よく伸びるおいしい餅を実現している。
4. 魚福
ウニ、ホタテ、カキを扱うこちらは、食べ歩きにぴったりな逸品が揃う。
まず味わいたいのが、ホタテのバター醤油焼き。注文を受けてから生きているホタテを一つずつ丁寧に下処理し、炭火でバターと醤油を組み合わせて焼き上げる。
いつ訪れても、大ぶりなホタテを使用しているが、2〜3月には超特大のホタテも入荷することがあり、その時期は特にお勧め。
5. カレーの店ニューダルニー
1947年に大阪・阿倍野で開業したカレー専門店。現在の2代目が店主となり、黒門市場に移店。ニュー・ダルニーと改名し親しまれている。
先代から受け継がれたカレーは、辛さだけにとらわれず、日本人の味覚に合わせた味を追求そのため、どこか昔なつかしい風味に仕上がっている。
6. 河幸本店庄兵衛
創業以来60余年、昔ながらの製法で一枚一枚丁寧に焼き上げる海苔を販売するお店。
海苔は、有明産を中心に選んだ一番摘みの海苔を使用。
ダシの素材にもこだわり、北海道羅臼や利尻の昆布をはじめ、愛媛県伯方の天日海水塩、鹿児島県枕崎沖のカツオ節、徳島の天然醤油、島根の唐辛子、静岡県焼津の海老など、海苔の風味を最大限に引き出すものを厳選している。
黒門市場と合わせて楽しみたいグルメスポット3選
人気の商店街巡りは観光の楽しみのひとつ。
大阪には「黒門市場」以外にも、多くの商店街が点在する。
黒門市場と合わせて楽しみたい、連日活気にあふれる商店街を、3つに厳選してご紹介。
1. 千日前道具屋筋商店街
全長150mのアーケード街に約50店舗の商店がズラリ。
「道具屋筋」との名前からも分かる通り、各店で扱っているのは大阪の食文化を支える道具ばかりで、プロが使う厨房機器から一般向けの食器まで、さまざまな商品を取り揃えている。
なかでも、日本の職人たちが丹精込めて仕上げた切れ味抜群の包丁の品質はピカイチ。
2. 法善寺横丁
「法善寺横丁」とは、浄土宗天龍山法善寺の境内にある2本の石畳の路地で、明治時代(1868~1912年)から参詣者が絶えず訪れている日本有数の観光名所だ。
横丁は長さ約80m、幅約3mの2本の路地で、東西に延びている。巨大な看板が彩られ、にぎやかな道頓堀のすぐそばにありながら、落ち着いた街並みで、雨の日は特に雨に濡れた石畳がしっとりとした風情を醸し出している。路地を挟むようにして老舗の割烹やお好み焼き店、串カツ店、バーなどがひしめいている。
3. 道頓堀
カニ、タコ、牛、鶴…と立体的なの巨大看板が通りにせり出し、にぎやかな光景を創出している道頓堀。
北側を流れる道頓堀川と南側のメインストリートには、多くの飲食店が軒を連ねる。
メインストリートは歩行者天国になっていて、タコ焼きをはじめ食べ歩きをする人の姿も数多く見られる。
心斎橋商店街から続く戎橋も道頓堀の象徴的存在。
南側の岸辺には、両手を広げて健やかなポーズで迎えるグリコの看板も。現在は2014年にリニューアルした6代目で、LED映像になった。
黒門市場に関するよくある質問
Q
黒門市場の営業時間は?
営業時間は店舗によって異なるため、行きたいお店の営業時間を調べておこう。
Q
黒門市場では何が食べ歩きできる?
新鮮な魚介類から和牛やお好み焼き・たこ焼きなど、様々な大阪グルメを楽しめます。
まとめ
活気あふれる「黒門市場」で味わうべきグルメを紹介してきた。
新鮮な魚介類や大阪グルメを堪能したい方は、ぜひ「黒門市場」を訪れてほしい。
大阪観光を最大限楽しみたいなら、下記の記事も合わせて参考にしてほしい。