【梅田スカイビルの観光ガイド】大阪の絶景を活かした特別な体験を
大阪の美しい景色を一望できる、絶景スポットとして人気の「梅田スカイビル」。
梅田のランドマーク的存在であるため、名前を知っている人は多いかもしれないが、具体的に何を楽しめるのか知っている方は少ない。
この記事では梅田のランドマークを楽しむために知っておくべき、基本情報や見どころ、グルメスポットなどを紹介していく。
アクセスしやすい立地にあるため、大阪観光のスケジュールに「梅田スカイビル」を組み込んでみてはいかがだろうか。
梅田スカイビルってどんなところ?
大阪市北区に位置する「梅田スカイビル」は、梅田のランドマークとなっている。
タワーイースト(東棟)・タワーウエスト(西棟)の2棟で構成され、その頂部を連結するように円形の「空中庭園展望台」を設置した構造が特徴だ。
その造形美はイギリスで「スリルに満ちた高層ビル」として、「世界の建築トップ20」に選ばれた。
空の景色が映り込み、ビルと空が一体化するように見える「梅田スカイビル」は、外から見ても美しい高層ビルだ。
「タワーウエスト」には美術館などの文化施設や、イベントホールがメインになっている。
「タワーイースト」はバスターミナルや、映画館・空中庭園展望台の入場口などで構成されている。
せっかく訪れるなら、絶景だけでなくレストランや文化施設も楽しもう。
梅田スカイビルの見どころが詰まった「空中庭園展望台」
「梅田スカイビル」最大の特徴でもある「空中庭園展望台」は、3フロアで構成されている。
39階にはオリジナルグッズが並ぶショップや、絶景を眺められるレストラン&バーがある。
40階の展望フロアと屋上のスカイウォークは、「梅田スカイビル」最大の見どころ。
東西南北360度、大阪を一望できる人気の観光スポットだ。
夕景から夜景へと移り変わってゆく様子も美しい。
梅田スカイビルへのアクセス
「梅田スカイビル」の最寄り駅は複数あり、どの駅も大阪の交通拠点としてよく利用する駅だ。
そのため、アクセスは抜群に良く、大阪観光のスケジュールに取り入れやすいのも魅力のひとつと言えるだろう。
最寄り駅 | 出口 | 所要時間(徒歩) |
---|---|---|
JR大阪駅 | 連絡橋口 | 約7分 |
阪急大阪梅田駅 | 茶屋町口改札 | 約9分 |
Osaka Metro 梅田駅 | 北改札 | 約9分 |
梅田スカイビル・空中庭園展望台の営業時間と入場料
空中庭園展望台の営業時間と入場料は、下記にまとめたので、ぜひ参考にしてほしい。
年末年始や花火大会のある日は特別営業日として、営業時間が異なる。
特別営業日は年によって異なるため、リアルタイムで知りたい方は公式サイトを確認しよう。
- 営業時間
- 9:30〜22:30(最終入場22:00)
- 入場料
-
・大人:2,000円
・4歳〜小学生:500円
様々なシチュエーションで絶景を楽しめる!空中庭園展望台の見どころ7選
「梅田スカイビル」の魅力は、「空中庭園展望台」に詰まっている。
展望台から大阪市街地を眺めるだけでなく、様々なシチュエーションで絶景を楽しもう。
「空中庭園展望台」を満喫するために知っておきたい、7つの見どころを紹介するので、ぜひ参考にしてほしい。
1. 空中階段を上るような体験ができる「シースルーエスカレーター」
「梅田スカイビル」の名物でもある「シースルーエスカレーター」。
3階の出発ゲートから35階まではエレベーターで上がり、35階から39階まではエスカレーターで上がっていくことになる。
35階と39階を繋ぐエスカレーターは、両側がガラス張りになっており、視界が開けている。
そのため、まるで空中の階段を駆け上がっているような感覚になるはずだ。
スタイリッシュなデザインでもあるため、フォトスポットとしても高い人気を誇る
2. 一息つきながら絶景も楽しめる「屋内展望フロア」
40階の「屋内展望フロア」では、室内から大阪の絶景を満喫できる。
それだけでなく、「梅田スカイビル」に関する資料の展示や一息つけるスペースがある。
空に浮かぶカフェ「cafe SKY 40」では、コーヒーはもちろん、クロッフルやワールドビールセレクションなどの豊富なメニューを楽しめる。
最大の見どころである「スカイウォーク」へ行く前に、目の前に広がる絶景を眺めながら、コーヒーと軽食で休憩しよう。
3. 本格的なコーヒーとフードも楽しめる「cafeSKY40」
40階の展望フロアにある絶景カフェ。
ロケーションだけではなく、メニューにもこだわりがあり、特に厳選した豆だけを使用したオリジナルコーヒーはぜひ味わいたい一杯。
ほぼ毎日店頭に置かれている焙煎マシーンで、自家焙煎しているため、フレッシュな香りと深い味わいを楽しめる。
自家焙煎した豆はテイクアウト用にも販売。
パッケージには、梅田スカイビルのイラストが描かれ、自分用にも、贈り物にもぴったりだ。
4. 梅田スカイビル最大の見どころ「スカイウォーク」
屋上にある展望回廊「スカイウォーク」では、大阪の街並みを360度見渡せるビュースポット。
地上約173mの展望回廊を歩きながら大阪の街並みを見ていると、まるで雲の上を歩いているような気分になるはずだ。
晴天の日には、大阪天守閣をはじめ明石海峡大橋・淡路島・六甲山まで一望できる。
海に沈む夕陽も美しく、「日本の夕陽100選」にも選ばれるほど。
夕陽に染まる大阪の街が、美しい夜景へと変わっていく様子を堪能しよう。
日没後は眼下に大阪の煌めく夜景、頭上に光り輝く満天の星、足下を照らす天空の灯り「ルミ・スカイ・ウォーク」と、光が織りなす絶景を楽しめる。
「ルミ・スカイ・ウォーク」のきらきら輝く光の道を歩いていると、まるで星空の中を散歩しているような気分になるだろう。
5. 観光の思い出に残るお土産を探そう「UMEDA SKYBLDG GALLERY SHOP」
梅田スカイビルの空中庭園展望台で、素晴らしい眺望を楽しんだ後のお土産探しにぴったりなギャラリーショップ。
店内には、観光の思い出に残る魅力的な商品が勢ぞろい。
全10色を展開するハート形の南京錠(※webでの事前購入が必要)や、空中庭園からの眺める星や月をモチーフにしたアクセサリーなどは、特に人気。
また、プリザーブドフラワーを入れたハーバリウムを持ち歩けるカラフルなボールペンや、和テイストなデザインのネイル、ハンドクリーム、リップなど、実用的で魅力的なアイテムも取り揃えている。
6. カップル旅行の記念にピッタリ「ハートロック」
空中庭園展望台では、ハート型の南京錠「ハートロック」がカップルや観光客に大人気。
二人の名前と日付を無料で刻印でき、屋上の一角にあるカップル向けの光床「ルミ・デッキ」や、ギャラリーショップにある「誓いのフェンス」に取り付けられる。
カラーバリエーションも豊富で可愛らしい見た目なので、お守りとして購入する人も多い。旅の記念を残したい方にもお勧めだ。
「ハートロック」は予約制となっており、webサイトでハートロック付き入場券を購入する必要があるため、注意してほしい。
7. 特別な時間を過ごせる「スカイラウンジ スターダスト」
地上39階から絶景を楽しめる天空ラウンジ。
何と言っても眺望が素晴らしく、大きな丸窓から神戸方面の景色を一望できる。特に夜は幻想的な光景が広がり、非日常的な雰囲気を味わえる。
料理は、季節や素材の味を最大限に活かしたコースを提供。さまざまなプランがあり、気分に応じて選ぶことができる。
豊富なお酒の品揃えも魅力で、特におすすめなのはドライベルモットを使用した「夜空のファンタジー」や「スターダスト」、「スカイラピュータ」などのオリジナルカクテル。
絶景だけじゃない!アートが楽しめるスポット「絹谷幸二 天空美術館」
「梅田スカイビル」で楽しめるのは、ショッピング・グルメ・絶景だけではない。
テーマパークのアトラクションのような感覚で、アートを楽しめる施設もある。
27階にある「絹谷幸二 天空美術館」は、アフレスコ画の第一人者として知られる絹谷幸二の作品を展示するミュージアム。
シンボルゾーンでは、富士山が描かれた「祝・飛龍不二法門」が訪れる人々を出迎えてくれ、エネルギーに満ちあふれた絹谷幸二ワールドに誘ってくれる。
その後、世界初の試みである絵の中に飛び込む3D映像を体験。
高さ約3m、幅約14mの大型ラウンドスクリーンに映し出される風神雷神の絵画は圧巻の一言。
アートの次は絶品グルメ!梅田スカイビルのグルメスポットと人気飲食店3選
様々なグルメを楽しめるのも「梅田スカイビル」の魅力。絶景とアートを楽しんだら、グルメも堪能しよう。
「梅田スカイビル」でグルメを楽しめるスポットと、人気の飲食店を紹介するので、ぜひ参考にしてほしい。
1. 滝見小路
石畳の路地、瓦屋根、格子戸など、まるで日本の昭和時代にタイムスリップした感覚を味わえる、梅田スカイビルの地下1階にあるレストラン街。
建物のほとんどが飲食店で、大阪が誇るご当地グルメのお好み焼き店や串カツ専門店をはじめ、難波に本店を持つかつ丼専門店や和食、居酒屋、しゃぶしゃぶ、寿司など、多彩なジャンルのお店が約20店舗も並び、どのお店に入るか迷ってしまうほどの充実したラインアップ。
2. 出汁家浪庵梅田スカイビル店
梅田スカイビル地下1階の滝見小路にある、こだわりのダシと自家製細麺が自慢のうどん店。
その真髄を味わいたいなら出汁うどんがおすすめ。
毎朝引きたてのお出汁は風味の良い高知産ウルメ節、サバ節、北海道産真昆布を使用したお出汁。
お召し上がりの際には店内で削りたての0.01㎜極薄削りの本枯れ節を入れて、芳醇な香りと上品な旨味のお出汁を味わえる。
うどんは職人が毎日の気温、湿度に合わせて、独自のブレンドで仕上げた毎朝打ちたてのうどんを使用。打ちたて、引きたて、削りたてにこだわったうどんを堪能しよう。
3. 甘味処 創作和菓子工房 芭蕉庵
レトロな街並みを再現した滝見小路にある和菓子店。明治元年の創業以来守り続けている製法で、愛され続けている。
名物は、本造り笑来美餅。
直火式の釜で炊き上げたわらび餅は、コシのあるぷるんとした食感がたまらない。
極上の丹波黒豆をお客自ら石臼でひき、きな粉を作る石臼体験も好評で、その香り高いきな粉をまぶして食べるわらび餅は美味しさもひとしお。
梅田スカイビルの周辺観光スポット3選
大阪には「梅田スカイビル」をはじめ、巨大複合商業施設やアートを楽しめる施設が点在している。
「梅田スカイビル」を満喫したら、合わせて観光してほしい観光スポットを紹介しよう。
1. グランフロント大阪
名称には「世界に開かれた最前線のまちであり続けたい」という思いがこめられた「グランフロント大阪」。
2013年4月、大阪駅北地区、通称「うめきた」の東側約7haのエリアに開業した複合商業施設だ。
国内外の人気セレクトショップや西日本初出店の旗艦店など、約260店のショップ&レストランが入る北館、南館を中心に4棟のタワービルディングからなり、多様な人の知を結び合わせて新しい価値を生み出す知的創造・交流の場「ナレッジキャピタル」、お祭りやイベントなども開催する約10000㎡の「うめきた広場」を有している。
2. 国立国際美術館
1970年の日本万国博覧会(大阪府吹田市)で建設された「万国博美術館」の建物を活用し、1977年にオープン。
その後、建物の老朽化などの理由から、2004年秋に現在の場所・中之島へ新築・移転。世界的に見ても珍しい完全地下型の様式で、「竹の生命力と現代美術の発展・成長」をイメージしたスタイリッシュな外観となった。
3. あべのハルカス
2014年にオープンした高さ(地上)300mの高さを誇る超高層複合ビル。
地下2階から14階のフロアには「あべのハルカス近鉄本店(近鉄百貨店)」と「あべのハルカスダイニング」が入居する。
16階は国内外の多彩なアートの展覧会を開催する「あべのハルカス美術館」。
19階・20階、38〜55階、57階には、「大阪マリオット都ホテル」があり、19階にあるライブキッチン「COOKA」では、季節の野菜や鮮魚、肉などを、窓から眺める地上100mの絶景とともに楽しめる。
梅田スカイビルに関するよくある質問
Q
梅田スカイビルの39階までは無料で入れる?
39階までの利用なら入場チケットは不要です。
Q
梅田スカイビルではどんなグルメを食べられる?
和食・洋食・中華など、様々なグルメが楽しめます。
まとめ
地上40階建ての巨大超高層建築「梅田スカイビル」は、その造形美も人気のひとつ。
40階の展望ギャラリーや、地上173mの「空中庭園展望台」からは大阪の絶景が楽しめる。
大阪観光には外せない「梅田スカイビル」は、「美」を体感できる観光スポットだ。
「梅田スカイビル」以外にも、大阪にはまだまだ多くの魅力あふれる観光スポットがある。
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