大阪随一の絶景スポットを遊び尽くす!あべのハルカスの観光ガイド
展望台だけでなく、ショッピング・グルメ・美術館や宿泊施設まで、魅力あふれる施設がギュッと詰まった「あべのハルカス」。
高さ300mの超高層ビルとして、天王寺エリアのシンボルでもあり、大阪のランドマークともなっている。
この記事では「あべのハルカス」を存分に楽しんでもらうために、各フロアの魅力と見どころを詳しく、わかりやすく紹介しよう。
あべのハルカスってどんなところ?
大阪市阿倍野区にそびえ立つ、高さ300mの超高層複合ビル「あべのハルカス」。
「ハルカス」とは、「晴れ晴れとさせる」を意味する日本の古語「晴るかす」から名付けられた。
最上階にある展望台からは大阪を一望でき、まさに晴々とした気分が味わえる、人気の観光スポット。
地下2階から60階まで、百貨店や美術館・展望台(ハルカス300)・ホテルなど様々な商業施設で構成されている。
時間があれば「あべのハルカス」の設備を見学できる、「バックヤードツアー」で超高層ビルの秘密に迫ってみるのもお勧めだ。
「JR天王寺駅」や「近鉄大阪阿部野橋駅」と直結しているので、各方面からのアクセスも抜群。
あべのハルカスのフロア構成
地下2階から地上14階は「あべのハルカス近鉄本店」となっており、様々なショップが集まるだけなく、日本最大級のレストラン街「あべのハルカスダイニング」も。
16階には一息付ける屋外庭園があり、大阪の街を一望できる緑溢れる庭園は、まさに都会のオアシス。芸術と文化を楽しめる美術館も同じフロアに入っている。
中層から上層は天空のホテル「大阪マリオット都ホテル」となっており、優雅な空間で贅沢な時間を過ごせる。
58階〜60階は、大阪随一の絶景スポット「ハルカス300(展望台)」だ。
「あべのハルカス」を満喫するために、各フロアの魅力をさらに詳しく紹介していこう。
大阪随一の絶景スポット!ハルカス300(展望台)
大人気スポット「ハルカス300(展望台)」は、有料エリア。
58階・59階・60階の三層構造で、地上約300mからの絶景が最大の魅力。
天気が良ければ、京都の六甲山、明石海峡大橋から淡路島・生駒山まで一望できる。
吹き抜けの屋外スペース「天空庭園」は、絶景と心地よい風を満喫できる癒しの空間となっている。
大阪の絶景を眺めながら、空中散歩を体験できる屋内回廊はスリル満点でお勧めのスポットだ。
豪華な空間で絶景と絶品を味わえる「大阪マリオット都ホテル」
「あべのハルカス」の19階〜20階、38〜55階、57階に位置する「大阪マリオット都ホテル」。
床から天井まで広がる大きな窓が客室にあるため、部屋の中からでも大阪市街地を一望できる。
目の前を遮ることのない眺めは、まさに「天空のホテル」と言われる所以となっている。
ホテル最上階のレストランでは、絶景を見ながら多彩なメニューと一緒にシャンパンやワインを心ゆくまで楽しめる。
「あべのハルカス」で遊んだら、贅沢な空間で寛げる「大阪マリオット都ホテル」で1泊してみよう。
気軽かつ深くアートと触れ合える「あべのハルカス美術館」
「あべのハルカス」16階にある「あべのハルカス美術館」。
人とアートが気軽に触れ合える美術館をコンセプトにしている。
国宝や重要文化財の展示から、日本・東洋美術・西洋美術、現代アートまで多彩な展覧会を開催。誰もが芸術や文化を体験・楽しめるスポットだ。
16階には庭園もあり、夜になるとライトアップされ、ロマンチックなスポットとなる。美術館を歩き疲れたら、庭園で一休みしよう。
日本最大級のグルメ街「あべのハルカスダイニング」
12〜14階の3フロアにわたって、44店舗の飲食店が集う「あべのハルカスダイニング」。
日本最大級のグルメ街では、和食・洋食・中華・エスニック・カフェなど、様々なジャンルの料理を思う存分楽しめる。
気軽に足を運びやすい雰囲気と、リーズナブルな価格設定で人気を博している。
観光やショッピングの合間のランチやディナーに、最適なグルメスポットだ。
日本最大級の広さを誇る「あべのハルカス近鉄本店」
「あべのハルカス近鉄本店」は、国内の百貨店でも最大の営業面積を誇る、老舗の百貨店。
地下2階から地上14階まで、「街のような場」をコンセプトに、地元の人々から観光客まで幅広いニーズに対応している。
ファッションから雑貨、お土産まで何でも揃う、多彩なショップ展開が魅力のひとつだ。
あべのハルカスへのアクセス
あべのハルカスの営業時間と入場料
「あべのハルカス」には様々な施設が入っており、営業時間や料金も施設によって異なる。
施設ごとの営業時間と「ハルカス300」の入場料を、下記の表にまとめたので、ぜひ参考にしてほしい。
あべのハルカスの営業時間
「あべのハルカス」内の施設ごとに営業時間は異なり、施設内のショップによっても営業時間は異なる。
「あべのハルカス」の行きたい施設を決めたら、念のため営業時間も調べておこう。
- ハルカス300
- 9:00〜22:00
- あべのハルカス美術館
-
火〜金 10:00〜20:00
土日祝 10:00〜18:00 - あべのハルカスダイニング
- 11:00~23:00
- あべのハルカス近鉄本店
-
B2F~3.5F 10:00~20:30
4F~11F 10:00~20:00
B2F あべの市場食堂 10:00~22:00
ハルカス300(展望台)の入場料
「あべのハルカス」最大の魅力とも言える、「ハルカス300(展望台)」の入場料は下記の通りだ。
- 大人
- 1,800円
- 中高生
- 1,200円
- 小学生
- 700円
- 幼児
- 500円
- 4歳未満
- 無料
ハルカス300(展望台)を構成する3つのフロアの魅力と見どころ
ここからは「あべのハルカス」最大の魅力である、「ハルカス300」を構成する58階・59階・60階のフロアの魅力と見どころを紹介していこう。
16階の入場ゲートから専用エレベーターに乗れば、絶景に出会える「ハルカス300」へ到着。大阪随一の絶景を満喫しよう。
1. 地上300mの高さを空中散歩できる!60階(到着フロア)
最上階の60階では地上約300mの高さから、大阪市街地のみならず、京都や淡路島など遠方まで一望できる。
足元から天井までガラス張りの屋内回廊を1周すれば、360度ぐるっと辺りを見渡せるだけでなく、天空を歩いているような体験ができる。
夕陽が沈んでいく様子や夜景も美しく、昼間だけでなく夕方から夜の時間にもぜひ訪れてほしい。
2. ハルカス300限定グッズが購入できる!「59階(お帰りフロア)」
59階「お帰りフロア」には、「ハルカス300」のオリジナルグッズなどを販売する「SHOP HARUKAS 300」がある。
限定のお菓子やストラップなど、「ハルカス300」でしか買えないグッズが揃う。
「あべのハルカス」を観光した記念に、お土産を購入してみてはいかがだろうか。
3. 寛ぎの時間もロマンチックな時間も過ごせる「58階」
58階の見どころは、上空まで吹き抜け構造になっている「天空庭園」。
一面がウッドデッキになった、寛ぎの空間となっている。
屋内にはカフェダイニングバー「SKY GARDEN 300」が併設されており、ランチからディナー、カフェまで様々なシチュエーションに対応するメニューが用意されている。
料理とお酒をいただきながら、煌めく夜景を眺めるディナータイムを楽しもう。
あべのハルカスで人気の飲食店3選
「あべのハルカス」には、本格的な料理を味わえるレストランから一息つけるカフェまで、様々な飲食店が集結している。
「あべのハルカス」ならではの絶景とグルメを同時に楽しめる、人気の飲食店をご紹介。
これから紹介する飲食店で、思い出に残る素敵な時間を過ごしてほしい。
1. SKY GARDEN 300
あべのハルカス58階~60階の展望フロア「ハルカス300」にある、カフェ・ダイニング・バー。
ランチ、カフェ、ディナーまでさまざまなシーンをカバーするメニューラインアップも魅力。軽食やスイーツ、本格的なコース料理まで取り揃えるほか、クラフトビールやワイン、カクテルなどアルコール類も豊富だ。
気分やシーンに合わせて、超高層階からの眺めと一緒に楽しもう。
2. ライブキッチン COOKA
大阪マリオット都ホテル19階、地上約100mに位置するブッフェスタイルレストラン。
店内に入ると、床から天井までとられた大きなガラス窓の向こうに広がる大パノラマが目に飛び込んでくる。
眼下に広がる大阪の市街地はもちろん、大阪湾から淡路島までを見晴らす眺望は圧巻。特等席の窓際は人気が高いので、早めの予約で押さえるのが正解だ。
3. 千里しゃぶちん
1972年、豊中市千里ニュータウンの中に位置する千里中央で創業した一人鍋しゃぶしゃぶ専門店の2号店。
本店の創業当時、しゃぶしゃぶといえばひとつの鍋を数名で囲む高級料理。
それを自分専用の鍋で楽しむ一人鍋スタイルが画期的で、またたく間に人気に。カウンターでいただくカジュアルさも、敷居の高いしゃぶしゃぶのイメージを覆すポイントに。
あべのハルカスの周辺観光スポット3選
「あべのハルカス」周辺には、自然あふれる動物園や大阪の文化を満喫できる、魅力的な観光スポットが多い。
「あべのハルカス」と合わせて観光してほしい、観光スポットを紹介しよう。
1. 天王寺動物園
1915年1月1日に開園、2015年に100周年を迎えた。
約11 haの園内に約180種1000点の動物を飼育、爬虫類生態館「アイファー」やカバやキリン、ライオンなどがいる「アフリカサバンナゾーン」などでは、動物の生息地の景観を可能な限り再現した「生態的展示」を取り入れている。
「アフリカサバンナゾーン」にはキリン、ライオンなどアフリカサバンナに生息する動物のほか、チュウゴクオオカミやアムールトラがいるオオカミ・トラ・小型動物舎などがあり、コンドルやシセンレッサーパンダなども暮らしている。
2. 新世界本通り商店会
「通天閣」や「ジャンジャン横丁」、「スパワールド」がある浪速区恵美須東が、通称「新世界」。
そう呼ばれるようになったのは1912年、この地に「通天閣」や日本で二番目に誕生した遊園地「ルナパーク」が開業した時代までさかのぼる。
新たに生まれた「大阪の新名所」という意味で「新世界」と呼ばれるようになったのだ。
以来、歓楽街として発展し、数々の映画やドラマの舞台にもなり、「大阪」といえば必ず取り上げられる名所となった。
3. 通天閣
通天閣は特別野外展望台以下、地上5階、地下1階からなるタワーで、地上87.5mにある5階は、金色で装飾された「黄金の展望台」や、足の裏をなでると幸運が訪れるという神様「ビリケンさん」が鎮座している。ビリケンさんは3代目で、金髪が特徴的。
最上部の地上94.5m、展望回廊直径8.5mの特別屋外展望台「天望パラダイス」には、先端部分がシールスルーになっている跳ね出し展望台「TIP THE TSUTENKAKU」もある。
2022年には地上22mの位置にある中間展望台3階からEV塔外周をくるりと一周半ほど周回して一気に地下1階まで滑り降りる「TOWER SLIDER」も登場。
あべのハルカスに関するよくある質問
Q
あべのハルカスは何階まで無料で入れる?
57階まで無料で入れますが、58階以上の「ハルカス300」は有料です。
Q
あべのハルカスの高さは?
地上約300mあります。
Q
あべのハルカスは何階まであるの?
地下2階から60階まであります。
まとめ
地上300mの展望台から広がる絶景を楽しめるだけでなく、大阪の夜景を眺めながら本格的なグルメを味わったり、アートや文化を体験したり、ショッピングを楽しんだり、様々な楽しみ方ができる「あべのハルカス」。1日中遊べる観光スポットと言っても過言ではない。
「あべのハルカス」でランチを食べて、ショッピングを満喫。
夕方になったら展望台へ移動して、夕焼けから夜景へと移り変わる風景を楽しむ。
夜は豪華な空間で本格的な料理を食べて、そのまま夜景が広がるホテルの客室で宿泊する。といった楽しみ方も可能だ。
「あべのハルカス」やこの記事で紹介したスポット以外にも、大阪にはまだまだ多くの観光スポットがある。
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