旅行をさらに特別な体験に!北海道のお勧め宿泊施設17選
訪れる観光スポットと同じくらい重要となるのが宿泊施設。
滞在時間が短くても、旅の疲れを癒せるサービスや施設があったり、その土地のグルメを味わえたり、非日常的な空間でゆったり時間を過ごせたりという体験ができれば、その旅行がより特別なものとなるからだ。
とはいえ、どの宿泊施設を利用すべきか迷ってしまうことも多いはず。
初めて訪れる場所となればなおさらだ。
そこで、北海道でお勧めの宿泊施設を人気観光地ごとに紹介しよう。
この記事を読めば、北海道旅行がさらに思い出深いものとなるはずだ。
北海道の観光拠点にすべきエリア
初めての北海道観光なら、人気観光地である札幌・函館・旭川・釧路・小樽・美瑛・富良野のいずれかを観光拠点にするのがお勧め。
北海道は83,450㎢という広大な面積を誇るため、1泊や2泊では北海道の観光エリアを全て回りきるのは難しい。
移動に時間がかかってしまうので、観光できるスポットや滞在時間が少なくなってしまう。
初めて北海道を訪れるなら、まずは人気観光地に絞って観光プランを立てつつ、宿泊拠点にするのが良いだろう。
居心地の良さと多様な施設が魅力!札幌でお勧めの宿泊施設3選
ここからは、札幌・函館・旭川・釧路・小樽・美瑛・富良野のエリアごとに宿泊施設を紹介していこう。
北海道全体の約4割の人口を誇る札幌市は、北海道のやや西に位置する都市だ。
ランドマークである時計台を筆頭に、動物園や定番のお土産の製造を見学できるテーマパークなど、魅力的な観光スポットが盛りだくさん。
展望台や公園も豊富で、四季折々の絶景を楽しめるのも魅力のひとつ。
そんな幅広い魅力を持つ札幌を満喫するなら、これから紹介する宿泊施設を選ぼう。
客室はもちろん、雰囲気の良いロビーやバーでゆっくりできるだけでなく、充実した浴場で旅の疲れを癒せる。
1. UNWIND HOTEL&BAR 札幌
レンガと木材を中心に、ロッジをデザインテーマとした空間が広がる宿泊施設「UNWIND HOTEL&BAR 札幌」。
喧騒から離れた非日常感を楽しめるロッジやコテージの雰囲気の中を、まるで自宅にいるかのように自由に過ごせる。
UNWIND HOTEL&BAR 札幌は、寛ぐ選択肢が多数用意されているのが特徴だ。
2. ラ・ジェント・ステイ札幌大通
地下鉄「大通駅」より徒歩5分の位置に建てられた「ラ・ジェント・ステイ札幌大通」。
和モダンを基調とした空間が、温かさや落ち着きを与えてくれる。
客室は、シンプルで使い勝手の良いデザインで旅の目的に合わせて利用できるように、さまざまなタイプが用意されている。
3. シャトレーゼ ガトーキングダム サッポロ
札幌市の郊外にあるリゾートホテル。
スパやプールなど充実したファミリー向け設備で人気があり、温泉が楽しめる露天風呂のほか、大浴場では7つの浴槽や3つのサウナを用意。1年を通して利用できる屋内プールに加え、夏には屋外プールもオープンする。
散策に疲れた身体が癒される!小樽でお勧めの宿泊施設3選
小樽市は北海道西部にあり、札幌市に隣接している。
歴史的な建造物が街中に点在しており、落ち着いた街並みとレトロな雰囲気が魅力。
貿易で発展したことから異国情緒も溢れ、街中を散策するだけでも楽しめる場所だ。
これから紹介する宿泊施設は、小樽散策で疲れた身体を癒すのにピッタリ。
アクセスも良好なので、小樽観光の拠点にもしやすいだろう。
1. 運河の宿 おたるふる川
JR「小樽」駅から運河方面へ歩いていくと見える、老舗旅館のようななつかしさが漂う温泉ホテル。
すぐ横には、「小樽芸術村 ステンドグラス美術館」もあり、小樽を拠点とした観光の宿としても最適な立地だ。
居心地の良さを追求するおもてなしの精神で、チェックアウトは12時までと宿泊施設としては長め。
2. 小樽朝里クラッセホテル
北海道・小樽の温泉郷、朝里川温泉にある温泉付リゾートホテル。
緑に囲まれた山間に位置し、近隣には「朝里川温泉スキー場」もある。
自然豊かなロケーションと大地からの恵みの温泉により、くつろぎと癒やしの空間を提供。
3. グランドパーク小樽
小樽築港駅から徒歩約5分。
目の前には石狩湾が広がり、映画館やショッピングモールなど集結した複合商業施設「ウイングベイ小樽」に直結のシーサイドリゾートホテル。
ツインを中心とした客室はすべて32㎡以上と、小樽市内では随一の広さ。
さらに296室の部屋数で、オーシャンビューとマウンテンビューのふたつの景観を楽しめる全11種類の部屋タイプからセレクトできる。
美しい夜景や景観も楽しめる函館でお勧めの宿泊施設3選
北海道南部に位置する函館市は、札幌市や旭川市と並ぶ主要都市のひとつ。
「函館山」から望む夜景は、「世界三大夜景」のひとつに数えられる絶景ポイント。
「金森赤レンガ倉庫」や「八幡坂」はイルミネーションの名所で、降り積もる雪と調和した素晴らしい景観を見られる。
温泉地もあるため、特に冬に訪れたい観光地と言える。
そんな函館で観光を楽しみたいなら、これから紹介する宿泊施設がお勧め。
モダンや大正ロマンと施設によって印象は異なるものの、落ち着いた客室と温泉が魅力だ。
客室や浴場から美しい函館市街を眺められるのも嬉しいポイント。
1. 函館国際ホテル
函館エリア最大級の宴会場をはじめ、3つのレストランやモダンなティーラウンジを備えた全435室のシティホテル。
幅160cmのクイーンサイズベッドで1人でも2人でもくつろげる「スタンダードクイーン」をはじめ、最大4名まで利用できる「デラックスファミリールーム」、120平米のスペースに格調高いインテリアやベッドを配した「インペリアルスイート」など、バラエティ豊かな客室を誇る。
2. ホテルWBF函館 海神の湯
函館駅前で唯一の源泉かけ流し温泉があることでも人気の「ホテルWBF函館 海神の湯」。
温泉は鉄分を含んだナトリウム塩化物強塩泉で、茶褐色の色味をしている。壺湯や露天風呂、サウナも完備されており、旅の疲れや仕事の疲労を癒せるとしてホテルの名物のひとつとなっている。
3. ラビスタ函館ベイ
異国情緒あふれる函館に建つ、大正ロマンをイメージしたホテル「ラビスタ函館ベイ」。
館内から客室に至るまでクラシカルな設えを施し、函館に似つかわしい優雅で落ち着きのある空間を演出する。
ラビスタ函館ベイでは、朝食が外せない人気コンテンツのひとつ。
サービス・施設に大満足!旭川でお勧めの宿泊施設3選
北海道中央部にある旭川市は、札幌市に次ぐ人口を有する都市だ。
洗練された街並みが目を引く旭川だが、そのデザイン性の高さはユネスコの「デザイン都市(特色のある都市を7つの分野から認定するもの)」に認定されるほど。
有名な「旭山動物園」をはじめ、四季折々の花々が見られる庭園や渓谷など、美しい自然も見どころ。豊かな自然と調和した魅力的な都市だ。
これから紹介する旭川の宿泊施設は、移動拠点となる「JR旭川駅」から抜群のアクセスを誇る。
それだけでなくサービス・施設も充実しているホテルの数々は、初めての北海道旅行の宿泊先にもピッタリだ。
1. OMO7旭川 by 星野リゾート
北海道の風土と旭川に伝わる新旧カルチャーを遊び尽くしてほしいという想いのもとに星野リゾートが運営する「OMO7旭川 by 星野リゾート」。
人気の観光地であり、富良野や美瑛にもアクセスもしやすい旭川を拠点に旅の思い出を作りたいという人におすすめのホテルだ。
2. アートホテル旭川
JR旭川駅から車でわずか5分という好立地にある「アートホテル旭川」。
観光地へのアクセスもよく、観光やビジネスなどさまざまな用途の利用が可能。
客室は、和室と洋室がそれぞれ用意されており、最大6名まで宿泊可能な洋室もあるので家族での宿泊も安心だ。
3. 天然温泉 神威の湯 ドーミーイン旭川
JR旭川駅から車で2分の地に建てられた「天然温泉 神威の湯 ドーミーイン旭川」。
蛍光シーリングライトを採用した客室はパソコンや読書などさまざまな作業を快適に行えるように配慮されており、落ち着いたトーンで綺麗にまとめられている室内が心地よい。
釧路の美しい美観が楽しめる宿泊施設3選
北海道東部にあり、太平洋に面する釧路市。
日本でも最大規模を誇る「釧路湿原」は釧路でも特に有名な観光スポット。
国の天然記念物であるタンチョウをはじめ、様々な動植物を観察できる。
釧路は夕日の美しさでも有名で、インドネシアのバリ島とフィリピンのマニラと共に「世界三大夕日」に数えられている。
機会があれば、展望台からの景色や海岸線に沈む夕日を目にしてもらいたい。
豊かな自然と絶景が魅力の宿泊施設を紹介するので、釧路観光の際に利用してみてほしい。
宿泊施設からの景色やロケーションを求めるなら、選んで損はないはずだ。
1. 釧路プリンスホテル
JR釧路駅から徒歩10分圏内に位置する、利便性も抜群の好立地。
インドネシアのバリ島、フィリピンのマニラと並び「世界三大夕日」の一つに数えられる、「釧路の夕日」を一望することができるロケーションが魅力のホテルが「釧路プリンスホテル」だ。
市内最高層の建物で、客室は6〜14階スタンダードフロア、15・16階の高層階フロアがあり、「ツインルーム」「ダブルルーム」からは太平洋を一望することができる。
2. ラビスタ阿寒川(共立リゾート)
阿寒摩周国立公園に指定される阿寒湖を源流として流れる、阿寒川のほとりに佇む温泉宿。手つかずの豊かな自然が残る川と森に包まれ、ありのままの自然を体感することができるステイを楽しめる。
建物は自然の邪魔をしないよう地形を活かしており、温泉も川の畔のあちこちで自噴する温泉を集めて使用。
3. あかん遊久の里 鶴雅
北海道で5番目に大きい淡水湖で道東を代表する観光地、阿寒湖の南側湖畔に佇むリゾートホテル。
全域が阿寒摩周国立公園に含まれており、ホテルからは湖の青と森の緑の対比が素晴らしいレイクビューが望め、暖かい時期にはカヌーやサイクリングといったアクティビティ、湖面が凍る冬期はわかさぎ釣りなどが楽しめる。
また、夜は一面にきらびやかな星を目にすることができる。
美瑛・富良野の魅力を満喫できる宿泊施設2選
富良野市は北海道の中央部に位置し、その北に美瑛町がある。
美瑛・富良野の魅力は豊かな自然にあり、北海道らしい雄大な景観が見られる。
花畑が見どころのひとつで、四季折々の花々が辺り一面に広がる光景は美瑛・富良野ならでは。
夏に見頃を迎えるラベンダーが特に有名で、紫の絨毯を敷き詰めたような景色は圧巻。
そんな美瑛・富良野の魅力を満喫できる宿泊施設を2つに絞ってご紹介。
広大な自然に佇むロケーションと充実した癒し空間、北海道グルメを宿で楽しめるのは魅力的だ。
1. フラノ寶亭留
JR「富良野」駅から車で約10分、学田三区一帯の3万5,000坪の広大な敷地に佇む森の中のホテル。敷地にはさまざまな動物や多くの野草を目にすることができる。
そんな自然囲まれたホテルの部屋数は、わずか27室のみ。部屋から十勝岳連峰を望める温泉を備えた特別室から、ひとり旅やワーケーションに使えるロフトタイプのドミトリーまで、過ごし方に応じて6つの客室タイプから選べる。
2. ホテル&コンドミニアム 一花
2018年12月にオープン。全国各地にワイナリーを持つグループレゾンがプロデュースする、ホテル&コンドミニアム。
ワイナリーが手がけるくつろぎのホテルは、「ワイナリーを訪れるゲストのための別荘」をコンセプトに、ラグジュアリーな雰囲気の中でも、肩肘を張らず楽しめる癒しの空間に33室のゲストルーム、ラウンジ、ビストロ、浴場を備える。
北海道の宿泊施設に関するよくある質問
Q
北海道の宿泊施設の特徴は?
様々なコンセプトの癒し空間と北海道の大自然や街並みを望めるロケーションの良さが特徴です。
Q
北海道のどのエリアに宿泊すればいい?
中心都市である札幌や旭川、函館の宿泊施設は、その他の観光地へのアクセスも良いのでお勧めです。
まとめ
この記事では、北海道観光にお勧めの宿泊施設を人気観光地ごとに紹介してきた。
宿泊施設は旅行の満足度を左右する大きな要因のひとつなので、慎重に選びたいもの。
ぜひこの記事を参考にして、北海道での宿泊施設を決めてもらいたい。
以下の記事では、北海道の観光スポットを厳選して紹介している。
訪れるべき観光スポットに迷った場合は、この記事と併せて参考にしてほしい。