【伊豆の人気観光スポット14選】自然・グルメ・温泉に癒される旅に出かけよう

【伊豆の人気観光スポット14選】自然・グルメ・温泉に癒される旅に出かけよう

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筆者 : GOOD LUCK TRIP

海と山に恵まれ、温泉やグルメ、アクティビティなど、幅広い楽しみ方ができる「伊豆」。
東京から日帰りや一泊二日でも充分楽しめるエリアもある、人気観光地・リゾート地だ。
この記事では、魅力あふれる「伊豆」の人気観光スポットや飲食店、宿泊施設を厳選してご紹介。
美しい自然景観や絶品グルメなど、「伊豆」の魅力を余すことなく堪能できるだろう。

伊豆ってどんなところ?

静岡県東部にある伊豆半島。
伊豆半島中央部にある伊豆市のみを指して「伊豆」と呼ばれる場合もあるが、この記事では伊豆半島全体を「伊豆」として紹介する。
「伊豆」の大きな魅力は海と山、両方の自然を満喫できること。
もちろん、それだけでなく温泉やアクティビティなど幅広く楽しめる。
東京からアクセスしやすいこともあり、観光地・リゾート地として人気が高い。
「伊豆」は特色が異なる4つのエリアに分けて紹介されることが多い。
以下の表を参考に各エリアの特徴を把握しておけば、観光プランも立てやすいだろう。

東伊豆エリア
・伊豆半島の東部
・熱海や伊東など、伊豆中でも特に人気の観光地が多い
・「稲取温泉」などの温泉地と四季折々の自然景観が見どころ
南伊豆エリア
・伊豆半島の南部
・歴史情緒に溢れた街並みと海の景色が美しい
・伊豆半島で最も海水浴場が多い
西伊豆エリア
・伊豆半島の西部
・海に浮かぶ島々や水平線を照らす夕日の絶景で有名
中伊豆エリア
・伊豆半島の中央部
・山々に恵まれたエリアで、世界遺産に認定されている「韮山反射炉」や伊豆最古の温泉が人気観光スポット

「伊豆」を観光するなら、豊かな自然に育まれた食材を活かしたグルメも外せない。
特に稲取キンメと呼ばれる金目鯛や干物、わさびなどを使った料理が有名だ。

海や山に囲まれた伊豆エリアの市街地
海や山に囲まれた伊豆エリアの市街地

伊豆のおすすめの観光シーズンは?

四季折々の美しい自然景観を楽しむなら春から夏、伊豆でグルメを楽しむなら、多くの海産物が旬を迎える冬がお勧め。
「伊豆」ならどの季節に訪れても楽しめること間違いなし。
あえて絞るのであれば、春をお勧めしたい。
各地に桜の名所が点在しており、早咲きの桜であるカワヅザクラは特に有名。
東伊豆エリアの南に位置する「河津町」には、カワヅザクラの原木がある。
見頃は2月上旬〜3月上旬と、一般的な桜と比べると1ヶ月ほど早い。

伊豆の季節ごとの着衣例

  • 春(3月 - 5月): 軽めのジャケットおよび薄手のセーター
  • 夏(6月 - 8月): 薄手の着衣、半袖
  • 秋(9月 - 11月): 軽めのジャケット、コート
  • 冬(12月 - 2月): コート、ウールスーツ、厚手のセーターやジャケット

伊豆への移動方法は?

「東京駅」から「伊豆」への玄関口となる「三島駅」までは、新幹線を利用して1時間ほど。
乗り換えがなく、アクセス良好な点が嬉しい。
台湾から訪れるなら、まずは飛行機で「静岡空港」を目指そう。
そこから電車やバス、新幹線などを駆使して「伊豆」へ向かうのがお勧め。

伊豆観光の主要交通手段

「伊豆」の観光スポットを巡るなら、バスが主要な交通手段になる。
東部には鉄道が通っているが、西側や中央部にはバスかタクシーでのアクセスが基本。
時間を気にせず、効率良く観光スポットを巡りたいなら、レンタカーの利用も視野に入れよう。

伊豆で訪れるべき人気観光スポット9選

海と山が織りなす美しい自然景観をはじめ、レジャー施設、神社仏閣など幅広い見どころを持つ「伊豆」。
温泉地も多いので、「伊豆」へ癒されに行くのもお勧めだ。
そんな魅力たっぷりの「伊豆」で、訪れるべき人気観光スポットをご紹介。
紹介する観光スポットを中心に、観光プランを組み立てよう。

1. 大室山

静岡県伊東市にある標高580mの独立峰、大室山
お椀を伏せたような特徴的な形で、伊豆高原のシンボルとして親しまれている。
約4000年前の火山活動によってできた大室山は国指定の天然記念物で、伊豆東部火山群の中で最大級のスコリア丘だ。

大自然が生み出した造形美。伊豆高原の原点を肌で感じて
大自然が生み出した造形美。伊豆高原の原点を肌で感じて

2. 伊豆ぐらんぱる公園

東京ドーム約5個分の広大な敷地面積の伊豆ぐらんぱる公園
空中を滑り降りるスリル満点の「ジップライン〜風KAZE〜」や、巨大な船型立体迷路「KAiZOKU」、また、風船内に入り、水の上を歩く「ウォーターバルーン」など、様々なタイプのアトラクションが用意されている。

アトラクションが豊富にあり、子どもも大人も愛犬も、一日中遊べる施設
アトラクションが豊富にあり、子どもも大人も愛犬も、一日中遊べる施設

3. 城ヶ崎海岸

東伊豆を代表するビュースポット。富士箱根伊豆国立公園に指定されている。
約4,000年前の大室山噴火で流れ出た溶岩で形成され、海の侵食作用で削られてできた約9kmにわたる溶岩岩石海岸。
吊り橋から海を見下ろしたり、遊覧船に乗って海から絶壁を眺めるのもおすすめ。

自然が創り出した壮大な溶岩岩石海岸!
自然が創り出した壮大な溶岩岩石海岸!

4. 龍宮窟

龍宮窟は、伊豆半島の南端に位置する下田市田牛地区にある洞窟で、伊豆下田を代表する観光スポット。
伊豆半島の南部には約100万年前の海底火山の噴出物が広く蓄積されており、その地層が地殻変動によって隆起し、現在の景観をつくり出している。
海岸の崖に波が打ち付け、柔らかい地層や断層などが削られたことで生まれる洞窟を「海食洞」と呼び、龍宮窟もそのひとつだ。

自然がつくった神秘的なパワースポット
自然がつくった神秘的なパワースポット

5. 伊豆シャボテン動物公園

世界各地にある約1500種類のサボテンや多肉植物を植栽し、約140種類の動物たちが飼育されている動物公園。
温室内はメキシコ、マダガスカル、南アメリカ、アフリカの4エリアに生息するサボテン・多肉植物、森林性サボテンが植生。
時期があえばサボテンの花を見られる。

動物たちを間近で見て触れ合える、大人も子どもも楽しめる動物園
動物たちを間近で見て触れ合える、大人も子どもも楽しめる動物園

6. 下田海中水族館

下田湾の入り江を利用し、和歌の浦の美しい自然をそのまま感じることができる下田海中水族館
入り江には海上ステージが浮かび、自然の景色の中で迫力あるイルカショーが楽しめるほか、アメージング・シートやドルフィンフィーディングといった、イルカを間近で感じたりふれあえたりできるプランも(当日申し込み、先着順)。

和歌の浦の自然の中で、海の生き物と一緒に楽しむ水族館
和歌の浦の自然の中で、海の生き物と一緒に楽しむ水族館

7. 一碧湖

伊豆半島の東岸にある、約10万年前の噴火でできた火口湖。
湖面に周辺の山々や木々が美しく映し出される様子から「伊豆の瞳」とも呼ばれている。
周囲は約4kmで、約60分で1周可能。
湖の周りは遊歩道が整備されており、ハイキングを楽しむ人も多い。
アップダウンが少ない道なので、湖の景色を楽しみながら気軽に歩ける。

「伊豆の瞳」と称される火口湖で、四季折々の絶景を楽しめる
「伊豆の瞳」と称される火口湖で、四季折々の絶景を楽しめる

8. 福地山 修禅寺

四季折々の景観が美しい修善寺温泉街にある寺院。
「福地山修禅萬安禅寺(ふくちざんしゅぜんばんなんぜんじ)」を略して福地山修禅寺と呼ばれている。
周辺には、修善寺温泉の起源である、弘法大師が湧出させたと伝わる「独鈷(とっこ)の湯」、寺の鎮守であった「日枝(ひえ)神社」、頼家公が襲撃された「筥(はこ)湯」があり、見どころがたくさん。

伊豆の小京都とも呼ばれる、歴史ある温泉街に佇む寺院
伊豆の小京都とも呼ばれる、歴史ある温泉街に佇む寺院

9. 熱海温泉郷

1,500年以上の歴史をもつ日本屈指の大温泉郷。海中から湯が湧きあがり、海が熱くなったことの由来から、熱海(あたみ)と呼ばれるようになった。
伊豆最古の記録に記載があるほどの歴史と同様、湯量と熱量もスケールが大きく、総湧出量はなんと毎分約19,100リットル。
千年以上にもわたり、これだけの高温な湯の供給を続ける豊富な泉脈により、現在も多くの宿泊施設や日帰りの共同浴場はもちろんスパリゾートのような大型施設も揃い、この温泉郷一帯を盛り上げている。

源泉数は500か所を超える、1,500年以上の歴史ある温泉街
源泉数は500か所を超える、1,500年以上の歴史ある温泉街

地元の食材を活かした絶品グルメを堪能!伊豆の人気飲食店2選

海の幸をはじめ、地元で採れた野菜など旬の味覚を様々な料理で味わえる、人気の飲食店をご紹介。
選び抜かれた食材にこだわりの調理を施し、視覚でも楽しめるのが魅力だ。
美しい自然景観と併せて、「伊豆」の絶品グルメもいただこう。

1. 鮪と地魚の和食処 本家鮪屋

伊豆高原の閑静な住宅エリアにある、鮪と地魚料理の専門店。
独自ルートで仕入れた厳選の極上鮪で、鮪専門店だから食べられる鮪の希少部位や色々な珍味を楽しめる。
さらに、伊豆稲取漁協の仲買人であるオーナーの目利きで、商標登録されたブランド金目鯛の「稲取金目鯛」を厳選仕入して提供している。

独自ルートで仕入れる鮪と地魚料理の専門店
独自ルートで仕入れる鮪と地魚料理の専門店

2. ミクニ伊豆高原

伊豆高原桜並木口からすぐの場所にあるレストラン。
伊東産や下田産といった地魚中心の魚介類や採れたての野菜など、豊かな自然に恵まれた伊豆の食材を美しく仕上げた地中海料理を提供している。
料理は「オテル・ドゥ・ミクニ」オーナーシェフで数々の人気店を手掛ける三國清三氏が担当。建物の設計は有名建築家の隈研吾氏。

伊豆の自然を五感で堪能できる、人気料理人&建築家が手掛けた地中海料理レストラン
伊豆の自然を五感で堪能できる、人気料理人&建築家が手掛けた地中海料理レストラン

景色と温泉に癒される!伊豆のお勧め宿泊施設3選

「伊豆」の大きな魅力である温泉を最大限楽しめるほか、美しい景色も眺められる宿泊施設を紹介しよう。
観光で疲れた身体を癒すにはぴったりの場所なので、伊豆観光の宿泊拠点として利用してほしい。

1. ヴィラージュ伊豆高原

充実の設備&施設で長期滞在も可能な伊豆高原のリゾートホテル。
全室スイート&オーシャンビューでキッチンも付いた客室は、3世代やグループでの宿泊も可能な6~7人部屋や開放的なビューバス付き、愛犬同伴OKのわんちゃん専用棟など、用途に応じて選べる多彩な部屋タイプが魅力。

全室スイート&オーシャンビュー!館内施設充実の滞在型リゾート
全室スイート&オーシャンビュー!館内施設充実の滞在型リゾート

2. 宙 SORA 渡月荘金龍

1,200年以上の歴史があり、伊豆最古の温泉地として栄えた修善寺。
長年愛され続ける温泉をさまざまな露天風呂が楽しめるのが「宙 SORA 渡月荘金龍」だ。
空間デザイナーの辻村久信氏が手がけた露天風呂は、光の演出も相まって幻想的な雰囲気を醸し出し、内湯から繋がる露天風呂では、自然風景にも癒される。

修善寺温泉の露天風呂と壮大な日本庭園でゆったり過ごす
修善寺温泉の露天風呂と壮大な日本庭園でゆったり過ごす

3. 湯本館

湯ヶ島は天城山中の狩野川渓流沿いにある静かな温泉場。
濃密な緑の木々の中に温泉宿が点在し、なかでも湯本館は、ノーベル賞作家の文豪 川端康成が「伊豆の踊子」を執筆した宿として有名だ。
昔ながらの日本式旅館で、玄関を一歩入ればタイムスリップしたかのようにレトロな雰囲気。

川端康成が「伊豆の踊子」を執筆した天城山中、いで湯の宿
川端康成が「伊豆の踊子」を執筆した天城山中、いで湯の宿

伊豆観光に関するよくある質問

Q

短い時間で伊豆を満喫するためには、どこに行けば良い?

A

東京から短時間でアクセスでき、観光スポットも多い熱海と伊東がお勧めです。

Q

伊豆の名物グルメは?

A

金目鯛・伊勢エビ・サザエ・アジなどの海産物を使った料理が名物です。

まとめ

この記事では「伊豆」の人気観光スポットや、お勧めシーズンなどを紹介してきた。
海と山の自然を両方楽しみながら、美味しいグルメも味わえるのが「伊豆」の魅力。
温泉地が多く、旅の疲れを癒せる宿泊施設も多い。
紹介したスポットを巡れば、絶景やグルメ、温泉など「伊豆」の魅力を最大限に感じられるだろう。
「伊豆」以外にも魅力的な観光地の多い静岡県。
「伊豆」から足を伸ばして、静岡の観光スポットを巡るのもお勧めだ。
以下の記事では、静岡県の定番観光スポットを厳選して紹介しているので、併せてチェックしてほしい。