
【国際通り商店街の観光ガイド】グルメ・ショッピング・沖縄文化を満喫!
沖縄を代表する人気観光スポット「国際通り商店街」。
約1.6kmの通りに飲食店やお土産屋など、様々なお店が軒を連ね、グルメやショッピングを楽しみに多くの人々が訪れている。周辺にも魅力なスポットが多く、様々な楽しみ方ができる。
お店も楽しみ方も多いため、どうやって観光プランを立てるか迷う人も多いだろう。
この記事では、国際通り商店街の人気飲食店とショッピングスポットを中心に、その楽しみ方を紹介する。
内容を参考にすれば、迷うことなく国際通り商店街の観光を楽しめるはずだ。
国際通り商店街ってどんなところ?
沖縄県の中心地である「那覇市」のメインストリートが「国際通り商店街」だ。
飲食店やお土産屋、雑貨店など、約600もの店が約1.6kmの通りに軒を連ね、グルメとショッピングを楽しめる。
沖縄ならではの食品や雑貨、アパレルを扱う多彩な店が揃い、お土産を求めて訪れる観光客も多い。
国際通り商店街にはホテルも点在しており、観光拠点としても便利だ。
また、毎週日曜日の12時~18時には、国際通り商店街の一部区間で一般車両の通行が禁止され、歩行者優先の道路となる。
通行が禁止されたエリアでは、オープンカフェが登場したり、ストリートパフォーマンスが行われたりと、様々なイベントが開催される。

国際通り商店街へのアクセス
沖縄の空の玄関口「那覇空港」から、国際通り商店街へのアクセスを紹介する。
モノレール「ゆいレール」を利用すれば、最寄り駅の「県庁前駅」まで約15分。最寄り駅から徒歩5分で国際通りの中心部にアクセスできる。
路線バスでも所要時間は約15分だが、本数が少ないため、ゆいレールを利用するのがお勧めだ。

沖縄グルメを食べ歩き!国際通り商店街の人気飲食店7選
国際通り商店街やその周辺には、沖縄ならではのグルメを味わえる飲食店が軒を連ねている。その中でも、特に人気が高い飲食店を紹介しよう。
お菓子やスイーツを販売しているお店も紹介するので、食べ歩きも楽しんでほしい。
1. 琉球菓子処 琉宮 平和通り店
沖縄の伝統菓子サーターアンダギー専門店。那覇市の国際通りから一歩入った、ノスタルジックな平和通り商店街に佇む。
複数の小麦粉を独自ブレンドした「琉宮オリジナルブレンド」や新鮮な卵を使用するなど、素材にこだわり、シンプルながら奥深い味を追求。フレーバーも豊富で、プレーンや黒糖のほか、ココナッツや黒ごまきな粉といった、オリジナルのフレーバーも揃う。

2. ポーたま 牧志市場店
沖縄を訪れるなら、ぜひ味わってほしいご当地グルメ「ポーたま」の専門店。
「ポーたま」とは、ポークランチョンミートと玉子焼きを挟んだ「ポークたまごおにぎり」のこと。
ジューシーなポークランチョンミートと、ふんわりとした卵がご飯と絶妙にマッチして、口の中に広がる旨みがたまらない。

3. 島しゃぶしゃぶNAKAMA
貴重なお肉や島野菜といった沖縄県産の食材を存分に味わえるのが、国際通りに面したしゃぶしゃぶの店「島しゃぶしゃぶNAKAMA」。
看板メニューは厳選した鰹節から作る黄金だしにくぐらせていただくしゃぶしゃぶ。特におすすめなのが、
沖縄を代表する二大食材『石垣牛』と『アグー豚』の両方が楽しめる『島しゃぶ満喫コース』。

4. リゾート系かき氷専門店 -the Sea-
那覇観光の中心地、国際通りの裏手にたたずむ小さなかき氷専門店。
久米島の海洋深層水を削り出した氷は、空気をたっぷり含んだフワッとした極上の口当たり。
沖縄のEM玉城牧場の牛乳を贅沢に使用したミルクシロップや、果肉感たっぷりの濃厚フルーツピューレ、沖縄ならではの乳酸菌飲料を隠し味にしたヨーゴジュレ、甘さを引き立てる別添えのぬちまーす(海塩)の4層仕立てで、最後の1滴まで飽きずに楽しめる。

5. やっぱりステーキ 4th 国際通り店
2015年沖縄県那覇市にオープンした第1号店を皮切りに、現在沖縄県内に25店舗、全国に70店舗を展開する一大ステーキチェーン。
分厚くて食べ応えのある牛肉を、店舗ごとに丁寧な下処理を施し、富士山の溶岩石で焼き上げるステーキが名物。

6. 民謡ライブ 沖縄地料理 わらゆい
ライブチャージ&テーブルチャージ無料で島唄ライブが楽しめる居酒屋。
毎日19時〜、20時〜、21時〜の1日3回開催される島唄ライブは鑑賞するだけでなく、誰でも気軽に参加できるので、沖縄の思い出作りにぴったり。
料理も、沖縄ならではの逸品や昔から地元で愛される郷土料理がそろう。沖縄が誇る2大ブランド肉、あぐー豚と石垣牛の両方が楽しめるのも魅力。

7. ブルーシールカフェ 国際通り店
1948年に創業した沖縄のアイスメーカー。ブルーシールアイスの特徴は、何といっても沖縄らしさあふれるフレーバー。紅イモやシークヮーサー、塩ちんすこうといった個性的な味を網羅。
もちろん定番ものや限定商品も用意されており、国際通り店に並ぶラインアップは常時20種以上。高温多湿な沖縄の気候に合わせ、コクがありつつもあっさりと仕上げた味わいも評判だ。

お土産を買うならココ!国際通り商店街の定番ショッピングスポット5選
国際通り商店街には、沖縄ならではのお土産を購入できるお店が並ぶ。
お土産の定番となっているお菓子や沖縄のお酒、独自の文化を感じられる雑貨やアパレルなど、多彩なジャンルのショッピングを楽しめる。
国際通り商店街を観光するなら、まずはこれから紹介するお店に足を運んでみてほしい。
1. ショップなは
文化体験施設「てんぶす那覇」の1階にあるお土産屋「ショップなは」。
那覇だけでなく、沖縄本島や離島から厳選したお土産を多数取り揃えている。
沖縄の伝統的なお酒「泡盛」や、紅芋を使ったお菓子はもちろん、地元の工房などで作られた雑貨も購入できる。
観光案内所が隣接しているため、案内所へ立ち寄ったついで足を運ぶことも可能だ。

2. フリーゾーン
ゆいレールの「牧志駅」から徒歩2分の場所にある「フリーゾーン」。
沖縄の伝統銘菓である「ちんすこう」をはじめとするお菓子類のほか、地酒や健康食品など、豊富な種類を取り揃えている。
沖縄の伝統織物「ミンサー」のバッグや財布なども購入可能だ。

3. SuiSavon -首里石鹸- 国際通り greenギャラリーショップ
沖縄発のスキンケアブランド「SuiSavon -首里石鹸-」は、沖縄を中心に全国で27店舗を展開しており、「greenギャラリーショップ」もそのひとつ。
沖縄の自然を感じられるように、沖縄の植物や果物をベースした様々なスキンケア商品を揃えている。
日々のお手入れに使える石鹸やハンドクリームなどを購入すれば、自宅で使用した際に沖縄観光の思い出が蘇るだろう。

4. 御菓子御殿 国際通り松尾店
沖縄の歴史遺産「首里城」をモチーフにした外観と内装が特徴的な「御菓子御殿 国際通り松尾店」。
自社工場で製造した「紅いもタルト」をはじめ、沖縄のお菓子や琉球ガラス、泡盛など、定番・人気のお土産を多数取り揃えている。
お菓子はセットだけでなく単品でも購入できるため、食べ比べを楽しんだり、色んな種類をお土産として買って帰ったりできる。
また、店内に併設された「紅いもタルト」の製造ラインの見学も可能。
2階にはカフェもあり、多彩な沖縄料理やスイーツを味わえる。

5. マンゴハウス 国際通り1号店
沖縄の人気観光地に複数の店舗を展開する、かりゆしウェア専門店「マンゴハウス」の国際通り店。
かりゆしウェアとは、沖縄で夏の軽装として広く定着している半袖シャツのこと。
沖縄の伝統文化や自然をモチーフにしたデザインが特徴的だ。
「マンゴハウス」で販売されているかりゆしウェアは、全てオリジナル。
シーサー柄やパイナップル柄、ヤンバルクイナ柄など、様々なデザインとサイズのかりゆしウェアが揃っている。

国際通り商店街を観光するなら知っておきたい2つの施設
これから紹介するのは、国際通りで観光やグルメ、ショッピングを楽しむ上で知っておくと便利な施設だ。
何か困ったことがあった時や荷物を預けたい時に、ぜひ利用して欲しい。
迷ったら気兼ねなく相談できる「那覇市観光案内所」
ゆいレール牧志駅から徒歩約5分の場所にある「那覇市観光案内所」。
館内は、那覇市内をはじめ、沖縄県内にある観光スポットのパンフレットやガイドブック、イベントチラシなどが充実。
案内カウンターでは、沖縄グルメや郷土料理が楽しめる飲食店やお土産物店、宿泊施設のほか、最新のニュースやイベントなど旬の情報を旅行者に提供。
英語、中国語、韓国語にも対応しているため、海外からの旅行者も安心。
言語別に分けられているパンフレットラックもあり、多言語での情報収集にも対応。

手ぶらで観光したい人にお勧め「国際通り荷物預かり所 T membership LOUNGE」
「ドン・キホーテ国際通り店」の5階に位置する「国際通り荷物預かり所 T membership LOUNGE」では、手提げ袋やリュックはもちろん、スーツケースやキャリーバッグのような大型の荷物も預けられる。1日1個あたり500円で利用可能。
ドン・キホーテ国際通り店で購入したものだけでなく、その他のショップで購入したものも預けることが可能だ。
また、電話で空き状況を確認できるのも嬉しいポイントだ。
施設内にはWi-FIやスマホが充電できるスペースもあり、休憩所としても活用できる。

利便性と快適さを両立!国際通り商店街周辺のお勧め宿泊施設3選
人気観光スポットの多い那覇市に位置し、飲食店や様々なショップもあるため、国際通り周辺は観光拠点にもピッタリ。
数多くある宿泊施設の中でも、沖縄らしさを感じつつ、快適な空間で寛げるお勧めのホテルを紹介しよう。
1. ハイアット リージェンシー 那覇
ゆいレール「牧志駅」から徒歩約8分、国際通り商店街から少し離れた場所にあるラグジュアリーホテル。
全294室の客室は2つのフロア、8つのタイプに分かれており、ニーズに応じて選べる。
全客室にインターネット回線やコーヒーマシン、各種アメニティを完備しているのも嬉しいポイント。大きな窓からは那覇の市街地を一望でき、景色も申し分ない。
館内にはラウンジやバー、レストランも併設されており、最上階にあるレストランでは夜景を眺めつつ、シェフこだわりの料理やお酒を楽しめる。

2. ホテルグレイスリー那覇
ゆいレール「県庁前駅」から徒歩約5分の場所にある「ホテルグレイスリー那覇」。
様々なタイプの客室が用意されており、いずれも白を基調とした清潔感のある内装が特徴だ。
コンフォートフロアの客室には、ワンランク上のベッドやシャワーヘッドなどが用意されており、より快適に過ごせる空間を提供している。
壁面には沖縄の海をイメージした映像が映し出され、海中の音やダイバーの呼吸音などが映像に合わせて流れるコンセプトルームは、子供と一緒に泊まる際や特別な日に利用したい。
2階にあるレストランでは、沖縄料理をビュッフェ形式で朝食に味わえる。

3. ホテルパームロイヤルNAHA国際通り
沖縄の繁華街・国際通りの真ん中に佇む、好立地なシティリゾートホテル。
沖縄の台所として、沖縄食材が一同の集まる「牧志公設市場」や石畳が続く通りに窯元がずらりと並ぶ「壺屋やちむん通り」など、徒歩圏内でさまざまな観光スポットへアクセスできる。
館内施設も充実しており、国際通りでは唯一の地上プールを完備。

沖縄の伝統芸能を間近で見られるイベント「1万人のエイサー踊り隊」
沖縄で最大級のエイサーのお祭り「1万人のエイサー踊り隊」は、毎年8月の第1日曜日に、国際通り商店街で開催されている。
エイサーとは、先祖をあの世に送り出す踊りで沖縄の伝統芸能のひとつだ。
県内各地の団体が集まり、伝統的なエイサーだけでなく、自由な発想で表現される新しいエイサーや子供によるエイサーを披露する。
タイミングが合えば、沖縄の伝統芸能を見られるイベントにぜひ参加してみてほしい。

よりディープな沖縄文化に出会える!国際通り商店街の周辺観光スポット5選
国際通り商店街と合わせて訪れたい、人気観光スポットを厳選して紹介する。
いずれも工芸品や食材、グルメ、お土産品など、様々なジャンルで沖縄の文化を楽しめるスポットだ。
いずれも国際通り商店街から徒歩圏内にあるため、ぜひ観光プランに組み込んで欲しい。
1. 壺屋やちむん通り
琉球王朝時代から300年以上の歴史をもつ沖縄独自の焼き物、やちむん。
その名産地である壺屋の歩みは、1682年に琉球王府が各地に点在していた窯元をこの地に集約したことに始まる。
琉球石灰岩の石畳が敷き詰められた約400mの通りには、やちむんの工房やショップ、ギャラリーなどが点在。昔ながらの街並みを散策しながら、沖縄工芸の文化に触れられる。

2. 那覇市第一牧志公設市場
色鮮やかな魚や大地のエネルギーを感じる島野菜、さまざまな部位の豚肉など、沖縄ならではの食材が並ぶウチナーンチュ(沖縄の人)の台所。
普段の買物では出会えない食材たちを目の前に、店員さんとのやり取りに興じれば、沖縄がグンと身近になるはず。
買った魚や肉を2階の食堂で調理してもらえる「持ち上げ」(調理代別途)というサービスも魅力のひとつ。

3. 国際通り屋台村
2015年、沖縄観光の際には外せない国際通りに誕生した屋台村。地元の素材を使った沖縄料理や創作料理の店が集まり、昼も夜も賑わう人気スポットとして親しまれている。
出店する屋台は20店舗以上。沖縄料理をメインとする店はもちろん、グルクンやイラブチャーといった魚を使った寿司、アグー豚の餃子、石垣牛のステーキなど、ほとんどの店が地元産の食材を使った料理を提供。

4. 市場本通り
国際通り商店街の「ドン・キホーテ国際通り店」の横から続くアーケード商店街。
約60店舗が軒を連ね、特に行事で使うお菓子やお餅を販売するお店が多いことから、かつては「お菓子通り」とも呼ばれていた。
地域の人々に親しまれる老舗と、観光客向けのお土産屋が混在しているのも特徴だ。
市場本通りでしか購入できない食品や雑貨を扱う専門店も多い。
国際通りから入ると、商店街を抜けた先は「牧志公設市場」となるため、観光プランにも組み込みやすい。

5. 沖縄平和通り商店街
「沖縄平和通り商店街」は、沖縄のメインストリート「国際通り商店街」から1本入った場所に広がるアーケード街。
平和を願う人々の想いと入口近くにあった映画館「平和館」が、名前の由来となっている。
ノスタルジックな雰囲気漂う通りには、衣料品店や土産物店、飲食店が立ち並び、地元住民や観光客で賑わっている。
老舗食堂で沖縄料理を味わったり、昔ながらの雑貨店を巡ったりと、地元の人々の暮らしを体感できるのも魅力。
国際通り商店街とは一味違う、沖縄のローカルな魅力を楽しめるスポットだ。
- 住所
- 沖縄県那覇市牧志3丁目1−8(Googleマップ)
- 営業時間
- 店舗によって異なる
- 定休日
- 店舗によって異なる

国際通り商店街観光に関するよくある質問
Q
国際通り商店街で一般車両が通行止めになるのはいつ?
毎週日曜日の12時〜18時です。
Q
国際通り商店街のお店は何時から何時まで営業していますか?
お店によって異なりますが、9時〜21時まで営業しているお店が多いです。
まとめ
国際通り商店街の人気飲食店やショッピングスポット、お勧めの宿泊施設など、その魅力を満喫するために必要な情報を網羅的に紹介してきた。
紹介したお店や周辺の観光スポットを巡れば、グルメやショッピングを楽しめるだけでなく、沖縄の文化や風習にも触れられるはずだ。
国際通り商店街やその周辺以外にも、那覇には魅力的な観光スポットが多い。
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