花火マニアが誘う、奥深き花火の世界。いま観に行くべき花火大会9選!

花火マニアが誘う、奥深き花火の世界。いま観に行くべき花火大会9選!

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筆者 : GOOD LUCK TRIP
監修 : 安斎幸裕

色とりどりの光跡が夜空を美しく彩る、日本の伝統芸術「花火」。全国各地で年間数千もの花火大会が開催され、総観客数は約7,900万人にも上るといわれる。日本独自の花火文化の魅力から、花火大会の楽しみ方、観に行くべき花火大会まで、花火マニアの安斎幸裕さんによる推しと偏愛の徹底ガイドをお届け。

花火嫌いだった私が花火マニアになった理由

実は私、もともと花火が嫌いだったんです。夏の暑い時に、わざわざ人ごみの中へ出かけて行って「ウェーイ乾杯!」みたいなノリで盛り上がることの何が楽しいんだろう、と(笑)。
ただ、2011年の東日本大震災をきっかけに、私の花火観は180度変わりました。震災でふるさとが甚大な被害をうけ、生まれて間もない姪が原発事故によって不安な避難生活を強いられるなど、明るい未来が見えず精神は限界状態……。そんな中、友人の誘いで地元の花火大会へ出かけました。
冒頭に犠牲者への黙祷を捧げた後、「頑張ろう福島」の想いが込められた花火が打ち上がるのを間近で見て心にグッと思いが込み上げました。花火が「前を見て上を見て、この困難を乗り越えていこう」と強いメッセージを送ってくれているようでした。花火は「未来を照らす希望の光」であり「人生における光の道しるべ」だと感じたのです。
そんな人生が変わる瞬間を自分だけで終わらせてはいけない。これだけのパワーがある花火の魅力を多くの人に発信し、自分と同じように気持ちが沈んでいる人たちも元気になって前に進んでもらいたい。そう強く思い、“花火マニア”として活動するようになりました。

日本の花火を偏愛し、花火マニアとして活動する安斎幸裕さん
日本の花火を偏愛し、花火マニアとして活動する安斎幸裕さん

芸術性と精神性をもつ、日本の花火

では、本題である花火の話を進めましょう。日本の花火が国内外で高く評価されるのは、その技術力や芸術性にあると考えています。海外の花火は、記念式典やカウントダウンイベントなどの祝賀行事的な要素が強いんです。時間は数分~10分、長くても20分といったところです。
一方で日本の花火は花火そのものをじっくり“魅せる”ことを前提としているものが多く、慰霊、鎮魂、祈り、誓い、希望などといったメッセージ性が込められています。大規模な花火大会ですと、1時間以上、3時間近く打ち続けることもあります。こうした芸術性とそこに携わる方々の想いの融合が、日本の花火を大きく特徴づけていると言えるでしょう。

芸術性と人びとの想いが融合した日本の花火は、海外でも高く評価される
写真提供:@bambi_fireworks 芸術性と人びとの想いが融合した日本の花火は、海外でも高く評価される

花火師は超一流の“HANABIアーティスト”だ

そんな日本の花火を語るうえで欠かせないのが、花火師さんの存在です。花火マニアの私にとって彼らは、神であり、スターであり、アーティスト。あくなき探求心で花火に情熱を注ぎ続ける、日本の宝といっても過言ではありません。
火薬の配合や色彩の調整から、打ち上げのタイミング、観客の心に響く構成や演出まで、妥協なく徹底的にこだわるのが花火師さんの流儀。優れた技術をもつマイスターであると同時に、超一流のHANABIアーティストでもあるのです。

製造から、打ち上げ、演出まで、花火師の確かな技術が日本の花火を支える
製造から、打ち上げ、演出まで、花火師の確かな技術が日本の花火を支える

技術も演出も進化中。花火界のトレンド

こうした花火師さんたちの探求や努力によって、花火は時代とともに進化を遂げてきました。特に最近では、新しい技術を駆使した花火が次々と登場し、より多様な種類や演出で私たちを楽しませてくれています。
例えば、点滅系の花火。キラキラとまばゆく点滅する視覚的インパクトが強く、これまでの花火よりも、より印象に残る花火です。
また、球状に開く花火とは異なり、キャラクターやシンボルを描き出す型物花火もバリエーションが増えました。技術的な進歩で複雑なデザインが可能となり、多様化が進行中です。ハートや星、スマイルマークなどお馴染みの型物花火に加え、髪の毛が燃えながら終わるチリチリアフロヘア、開催自治体のゆるキャラをイメージした型物花火など、ひと手間加えたユニークな作品も登場しています。
そして、花火の魅力を一層引き立ててくれるのが、音楽とのシンクロによる演出「ミュージックスターマイン」。視覚と聴覚の両方で、より印象深い感動を味わえます。今や花火は、視覚的な美の域を超えた総合エンターテインメントへと進化を遂げているのです。

遊び心や癒しを感じる型物花火は、幅広い層から人気が高い
遊び心や癒しを感じる型物花火は、幅広い層から人気が高い

花火マニアが推す、地域別の花火大会9選

花火マニアとしてこういう話をさせていただくと、よく「推し」や「オススメ」の花火大会について聞かれます。その都度ご説明するのは、「花火大会は花火師さん=HANABIアーティストさんが作品を披露する場」という考え方。つまり、私が偏愛したり推したりする花火大会の基準は、どの花火アーティストさんが担当するかを重視することが多いです。音楽フェスで例えるなら、出演アーティストを見て決めるような感覚に近いかもしれません。もちろん、立地や地形など会場の特色を活かした演出や構成も大切なポイント。それらを踏まえ、北から順にご紹介していきましょう。

1.【北海道】T×TGARAGE真駒内花火大会(北海道札幌市)

ミュージックスターマインの名手が競演

北海道は「真駒内花火大会」一択ですね。メインプログラムを担当する花火アーティストさんは、東京日本橋丸玉屋さんと長野の紅屋青木煙火店さん。どちらも、音楽とシンクロさせたミュージックスターマインを非常に得意とするだけあって、この二社の音楽シンクロ花火だけを目当てに足を運ぶファンも少なくありません。特に爽快でアップテンポな曲に合わせてシンクロさせる、アゲアゲムードのミュージックスターマインは真駒内の看板プログラムと言っても過言ではありません。

打ち上げ数2万2,000発を誇る道内最大級の花火大会。音楽、照明、炎をミックスした演出による花火ショーが繰り広げられる
打ち上げ数2万2,000発を誇る道内最大級の花火大会。音楽、照明、炎をミックスした演出による花火ショーが繰り広げられる

2.【東北】赤川花火大会(山形県鶴岡市)

最大打ち上げ幅700m。圧巻のビッグスケール

大曲の花火」を筆頭に東北で数ある花火大会の中から、敢えて私が推すのは「赤川花火大会」です。最大の特徴は、広い河川敷活かした壮大なスケール感。最大700mの超ワイドな打ち上げ幅でミュージックスターマインが披露され、光が視界一面を覆いつくす光景は圧巻です。伊那火工堀内煙火店さんやマルゴーさんをはじめ、全国で活躍する錚々たる花火アーティストさんが多数集結する点でも、非常に贅沢な花火大会だと言えます。ちなみに観覧チケットは、販売開始直後からアクセス不能になるほどの争奪戦です。

開始のカウントダウンコールや、滞留した煙を少しでも早く移動させるための儀式、赤川花火大会名物「パタパタ」など、会場の一体感も他にはない特徴
開始のカウントダウンコールや、滞留した煙を少しでも早く移動させるための儀式、赤川花火大会名物「パタパタ」など、会場の一体感も他にはない特徴

3.【関東】みなとみらいスマートフェスティバル スカイシンフォニーinヨコハマ presented by コロワイド(神奈川県横浜市)

わずか25分で2万発!満腹必至の超濃密花火大会

関東もまた素晴らしい花火大会が多いんですが、「みなとみらいスマートフェスティバル スカイシンフォニーinヨコハマ presented by コロワイド」を推したいですね。何といっても決め手は、日本一の濃密さ(笑)。わずか25分という短い時間の中で、2万発をノンストップで一気に打ち上げるんです。一般的な花火大会では、1時間から1時間半かけて1万発くらいを打ち上げますよね。それに比べると、いかに濃密で贅沢な花火大会であるかがお分かりいただけるでしょう。途中で満腹になりかけるほどの超濃密さですが、逆にそれがクセになってハマります。花火界の革命家こと、日本橋丸玉屋さんの最新技術を取り入れた花火演出「花火タワー」にも大注目です!

フェスティバルのクライマックスは25分間に2万発が打ち上げられる濃密な花火ショー
フェスティバルのクライマックスは25分間に2万発が打ち上げられる濃密な花火ショー

4.【中部】長岡まつり大花火大会(新潟県長岡市)

慰霊、復興、平和への祈り。2日間にわたって開催される世界一の大花火

中部、いや日本の花火といえば、日本三大花火の一つ「長岡まつり大花火大会」。これはもう、ぶっちぎりで私の中のナンバーワンです。1945年の長岡空襲で犠牲になった方への慰霊、戦災からの復興、そして世界平和への祈り。人びとの祈りや願いが代々受け継がれてきた崇高な花火大会です。
2日間にわたって想い・願いを託した花火が打ち上げられますからその内容も豪華絢爛です。なかでも、打ち上げ幅約2kmに及ぶ「復興祈願花火フェニックス」や、直径約90cm、開花幅約650mの超大玉花火「正三尺玉」は、長岡花火の代名詞的プログラムとなっています。長岡花火を打ち上げる花火アーティスト陣も超豪華な顔ぶれで、新潟県内の花火アーティストに加え、全国的にも有名なSランク花火アーティスト野村花火工業さん、マルゴーさんも打ち上げに参加。だからこそ、泊まって2日間とも観るのがオススメです。観覧チケットもホテルも大争奪戦ですが、一見の価値はあると断言できます。

秋田県の「全国花火競技大会(大曲の花火)」、茨城県の「土浦全国花火競技大会」と並ぶ日本三大花火大会の一つ
秋田県の「全国花火競技大会(大曲の花火)」、茨城県の「土浦全国花火競技大会」と並ぶ日本三大花火大会の一つ

5.【北陸】三国花火(福井県坂井市)

海上に咲く美しい半円の花

北陸といえば、やはり「三国花火」でしょう。最大の特徴は、北陸地方最大級の打上発数と、空だけでなく海上も使っての打ち上げ。空だけでなく、海というスクリーンを使ったワイドな演出が魅力です。海面に反射する光や、花火が海面まで垂れ落ちてくるような華麗さは、海上ならではの見どころといえます。
そして、数あるプログラムの中でも名物となっているのが、水中花火。海上の台船から点火した花火玉を直接海に投げ入れると、海上でさく裂して美しい半円が描き出されます。この幻想的な景色は、まさに唯一無二です。担当する花火アーティストさんは、“花火界の精密機械”と称される長野県の伊那火工堀内煙火店さん。寸分の狂いもなく音楽とシンクロさせる高精度な打ち上げ技術はまさに精密機械です。

北陸最大級の花火大会。打ち上げ場所と観覧席の距離が非常に近く、花火が降り注いでくるかのような臨場感が味わえる
北陸最大級の花火大会。打ち上げ場所と観覧席の距離が非常に近く、花火が降り注いでくるかのような臨場感が味わえる

6.【東海】桑名水郷花火大会(三重県桑名市)

大迫力の大玉「二尺玉」の打ち上げ数が日本一

揖斐川の中洲、広い河口を舞台に繰り広げられるこの花火大会は、何と言っても二尺玉が数多く打ち上がる大会としても知られています。二尺玉とは、玉の直径が二尺(約60cm)で開花時の直径が約500mにもなるなかなかお目にかかれない大玉花火です。ちなみにこの花火大会では二尺玉をはじめとした花火大会の目玉プログラムを長野の有名花火アーティスト「伊那火工堀内煙火店」さんが担当します。伊那火工堀内煙火店といえば「花火界の精密機械」寸分狂わず音楽にシンクロして打ち上げられるミュージックスターマインは神業!この伊那火工堀内煙火店の花火見たさに全国からファンが殺到するほど人気の花火大会です(笑)。

二尺玉の打ち上げ数は日本で最多。壮大な見た目と轟音の迫力に圧倒される
写真提供:桑名市観光協会 二尺玉の打ち上げ数は日本で最多。壮大な見た目と轟音の迫力に圧倒される

7.【関西】なにわ淀川花火大会(大阪府大阪市)

真上だけでなくワイドに広がる立体パノラマ絵巻

関西の花火大会では「天神祭奉納花火」を推す人も多いんですが、私の推しは「なにわ淀川花火大会」です。
特徴は、川の上に浮かべた台船から打ち上げるスタイル。有名な「隅田川花火大会」も同じスタイルで「東の隅田川、西の淀川」ともいわれますが、スケール感や演出は淀川に軍配が上がるかな、思っています。使われる花火玉は隅田川が5号玉までなのに対し、淀川は10号玉まで。さらに、隅田川にはない音楽とのシンクロもありますから。
特筆すべきは、川幅を活かしたワイドな斜め打ち。真上だけでなく角度をつけて左右斜め上にも打ち上げられ、川面から上空まで視界全面が花火で覆い尽くされるさまは、まさに圧巻! 絶景です。

大阪都心の淀川を会場に繰り広げられる、立体的なパノラマ絵巻が特徴
大阪都心の淀川を会場に繰り広げられる、立体的なパノラマ絵巻が特徴

8.【中国・四国】にし阿波の花火(徳島県三好市)

西日本で貴重な、一流花火師たちによる技の競演

中四国からは、「にし阿波の花火」をぜひおすすめしたいです。
2019年の第1回からコロナ禍による中断を経て2023年再開し、2024年に第3回が開かれました。この大会の特徴は、国内屈指の花火アーティストさんたちが腕を競う、西日本では数少ない競技大会であること。江戸時代から続く花火文化は関東中心に発展してきたため、花火師さんの数も花火大会の数も東日本に偏っているのが実情です。そんな中、全国から腕利きの花火アーティストさんが結集する大会として、西日本でも着実にファンを増やしています。
音楽シンクロやワイドな演出など、見どころは多彩。一流花火アーティストさんが一堂に会して繰り広げられる技の競演は、一見の価値ありです。ちなみに、歴代優勝者は第1回大会が野村花火工業さん、第2回・第3回大会は伊那火工堀内煙火店さん。第2回大会では、地元徳島県の岸火工品製造所さんが準優勝に輝いています。

まだ歴史が浅いながら、西日本で数少ない花火競技大会として注目と話題を集める
まだ歴史が浅いながら、西日本で数少ない花火競技大会として注目と話題を集める

9.【九州・沖縄】やつしろ全国花火競技大会(熊本県八代市)

“隠れ”日本三大花火競技大会の一つ!?

九州で花火といえば、やっぱり「やつしろ全国花火競技大会」。日本三大花火競技大会は、大曲、土浦、伊勢といわれていますが、私の中ではこの八代が入っていないことに、本気で疑問と悔しさを感じています。
全国の腕利き花火アーティストさんが、「この花火で優勝を!」と自信をもって挑む競技花火の世界。そんな中、八代は西日本では数少ない競技大会でありながら、あの大曲に匹敵するほどの完成度と迫力を備えた大会なんです。スターマインの部、10号玉の部、5号玉の部で披露される花火アーティストさん渾身の競技花火はもちろん、競技以外の余興花火やミュージック花火も超ハイクオリティで見ごたえ満点。西日本でこのレベルの大会があること自体に、素晴らしい価値があると思っています。私としては、“隠れ”日本三大花火競技大会の一つですね。

全国各地から約30の花火アーティストが集まり技の競演を繰り広げる、西日本随一の花火競技大会
全国各地から約30の花火アーティストが集まり技の競演を繰り広げる、西日本随一の花火競技大会

花火大会をより楽しむために。花火マニアからのアドバイス

1.“どの大会を見るか”より“誰がどんな花火を打ち上げるか”

どの花火アーティストさんが打ち上げを担当するかによって、花火の雰囲気や演出は異なります。色鮮やかな花火が得意な花火アーティストさんもいれば、精巧で真ん丸な花火が特徴の花火アーティストさんもいるわけです。大会のHPをはじめSNSやYouTubeなどを活用して、どの花火アーティストさんが参加しどんな花火を上げるのかを事前にチェックしましょう。そうすれば、実際に現地で花火を見た時に「イメージしていたものと違う」と思うこともなく、自分の好みに合った花火大会を選べます。“どの大会を見るか”より“誰がどんな花火を打ち上げているか”にフォーカスすると、花火大会の見方が一段と深くなるはずです。

参加する花火アーティストが得意な花火や演出を知ることで、プログラムの内容がリアルにイメージできる
参加する花火アーティストが得意な花火や演出を知ることで、プログラムの内容がリアルにイメージできる

2.花火大会のコンセプトや主催者の思いを知る

単に花火を観て楽しむだけでなく、花火大会の趣旨やコンセプト、主催者がどんな思いで運営しているのかを知ることも大切です。そのために私がやるのは、大会HPやプログラムなどに載っている主催者挨拶のような部分をくまなく読み込むことです。大会が生まれた背景や歴史、コンセプト、大会運営に込める想いなどを知ると、大会に対する理解が深まり、感動の度合いもより一層高まります。また花火大会は自治体やスポンサー各社・地元の方々の協力があって成り立っています。主催者だけでなくスポンサーや開催地域へのリスペクトも忘れずに。

3.暑さや疲れを避け高クオリティで楽しむには有料観覧席へ

花火大会は無料で見られるものと思われがちですが、より良い思い出として残していただくために、有料観覧席をおすすめします。個人スポンサーとして大会運営に貢献する意味合いもありますが、一番のポイントは快適さです。夏の暑い中、場所取りのために早くから並んで身も心も疲れてしまっては本末転倒。有料観覧席は事前に観覧場所が確保できるので、暑さや疲れを避けてゆったりと花火観覧に臨めます。また、音楽シンクロ花火のスピーカーが近かったり、花火が正面から見えるよう設置されていたりといった付加価値もあり、より高いクオリティで楽しむことができます。

有料観覧席にはメリットが満載。人気の高い大会ほど、その恩恵を実感できる
有料観覧席にはメリットが満載。人気の高い大会ほど、その恩恵を実感できる

4.時間差で心身に響きわたる、花火が放つ音も魅力

花火が放つ美しい光だけでなく、音の魅力もぜひ感じてください。花火の音は、打ち上げ音と開花音の二つの音があり、それぞれに異なる楽しみ方があります。打ち上げ音が聞こえた瞬間、その花火がどんなものになるのかワクワク期待し、その数秒後に大きな花が開いて開花音が鳴り響く。この音のコンビネーションが、花火鑑賞をよりドラマティックな体験にしてくれます。特に尺玉のような大きな花火の音は、耳だけでなく心身に響きわたるので感動もひとしおです。連続で打ち上がるスターマインの音も爽快感があります。花火とは音があるからこそ光が映える、と私は断言します!

美しい光とともに重厚な音も花火の魅力。ぜひ間近で感動を味わって
写真提供:@bambi_fireworks 美しい光とともに重厚な音も花火の魅力。ぜひ間近で感動を味わって

まとめ

日本が世界に誇る花火文化の感動体験を!

夏の日本には、全国各地で花火大会が目白押し。
花火マニアのガイドを受けたなら、これまで気づかなかった花火大会の魅力や感動に触れられるはず。
この夏は、お気に入りの花火大会を見つける旅に出かけてみませんか?

安斎幸裕

監修

花火マニア

安斎幸裕

日本が世界に誇る文化、花火の世界観に浸る!