
見頃を逃さず河津桜を満喫、伊豆で楽しむモデルコース
日本の桜の季節は、世界中の人々の注目を集め、日本各地の桜の名所が大勢の観光客でにぎわう。
ソメイヨシノは、3月下旬から4月にかけて、日本列島を北上しながら咲いていく代表的な品種だが、河津桜はソメイヨシノよりも1ヵ月以上早く開花し、色合いが鮮やかなことで人気だ。
河津桜発祥の地である伊豆半島南東部では、2月にはさくら祭りが行われ、早春の花見を体験できる。
河津桜を存分に楽しむためのヒントと、モデルコースを紹介しよう。
河津桜ってどんな桜?
河津桜(カワヅザクラ)は、日本を代表する桜「ソメイヨシノ」よりも早く開花し、ボリュームのある淡紅色の花を付ける品種だ。
1955年に静岡県河津町(かわづちょう)で発見され、今では日本各地で見ることができる。
桜は木の8割が開花(8分咲き)すると満開と判断されるが、河津桜は6分咲き程度でも十分に見応えがあるので、満開にならなくても見頃を迎える。

ソメイヨシノは満開を迎えたあとに、気温が上がったり、雨や風などの悪天候に見舞われたりすると、あっという間に散ってしまうが、河津桜は花のもちがいい。
河津桜は満開の時期を過ぎると、新緑の葉が伸びてきて、並木のピンク色に黄緑が混じって色が濁ってしまうが、近くで見る分には十分に楽しむことができる。

河津桜の見頃はいつ?
河津桜は2月上旬から開花し、1ヵ月近く花が咲く様子を見られる。
河津桜の並木が紅一色に染まる見頃の時期は、その年の気候によって左右される。
河津町での満開宣言は、2022年が2月26日、2023年が2月17日、2024年は2月12日、2025年は2月28日に出された。
春の気温が低かった2025年は、満開宣言が前年より2週間以上遅れ、河津町の桜祭りも期間を延長して開催された。

通常は、2月中旬が色づきもよくボリュームある花を見られるが、正確な見頃時期の予想は難しい。
旅程の調整が可能であれば、現地が発信する開花状況をチェックして、5〜6分咲きの時期を目指して訪れるといいだろう。

河津桜の名所はどこにある?
静岡県賀茂郡河津町が日本国内で最も有名で、850本近くの木が河津川沿いに並び、町全体では8000本にも及ぶ。

河津町とともにボリュームのある河津桜の風景を楽しむことができるのが、静岡県賀茂郡南伊豆町(みなみいずちょう)。
町の中心部を流れる青野川沿いに、約800本の河津桜があり、下流にはソメイヨシノも植えられている。

このほか、関東地方では神奈川県の三浦海岸駅(約1000本)や、神奈川県足柄上郡松田町にある西平畑公園(約360本、富士山も見られる)も、桜まつりが開催される人気のスポットだ。
この記事では、冬でも温暖で、2月頭から河津桜を楽しむことができる、河津町と南伊豆町をお勧めの場所として紹介する。


河津町と南伊豆町へは、JR特急踊り子でのアクセスがお勧め
河津町と南伊豆町は、伊豆半島の南東部に位置しており、JR線と伊豆急線を使ってアクセスすることができる。
河津町の最寄りの鉄道駅は河津駅、南伊豆町の最寄り駅は伊豆急下田駅で、そこから路線バスに乗り換えてアクセスする。
東京駅からは、毎日運行され、河津駅、下田駅ともに直行できる、JR線特急踊り子の利用が便利だ。
踊り子号は、東京駅のほか、池袋や新宿からも乗車でき、土・日・祝日に運行されている。
踊り子号の各駅からの所要時間と運行日
| 出発駅 | 河津までの所要時間 | 伊豆急下田までの所要時間 | 運行日 |
|---|---|---|---|
| 東京 | 約2時間30分 | 約2時間40分 | 毎日、増便あり |
| 池袋 | 2時間45分 | 約3時間 | 土・日・祝日 |
| 新宿 | 2時間34分 | 2時間47分 | 土・日・祝日 |

全車両がグリーン車という特別列車「サフィール踊り子」
踊り子号のルートには、サフィール踊り子という全席グリーン車の特急も走っている。
毎日1往復するほか、12月から翌年2月までの土・日・祝日は、往路が2本、復路が1本増便される。
通常の踊り子号のグリーン車は1列あたり4席(2+2)の配置だが、サフィール踊り子は1列あたり3席(2+1)とぜいたくな座席配置。

1号車はプレミアムグリーンと名付けられた特別車で、1列あたり1+1の座席配置。
一人ひとりを包み込むようなデザインの革張りシートは、回転して窓側に向けることができ、景色も存分に楽しめる作りだ。

南伊豆へは下田でバスに乗り換えてアクセス
南伊豆町の河津桜の見どころまで行くには、伊豆急下田駅で下車して、路線バスに乗り換える必要がある。
河津駅から伊豆急下田駅までの所要時間は、特急踊り子号で約10分、伊豆急行線で約13分。
河津桜が咲く青野川方面に行くには、下田駅前のバス停3番から、東海バスの下賀茂行きに乗り、所要約25分だ。

お祭り気分いっぱい、河津町で楽しむ河津桜
河津桜の発祥地である河津町は、「河津桜まつり」の時期、最もにぎわいを見せる。
河津桜まつりは例年、2月上旬から3月上旬にかけて行われ、36回目を迎える2026年は2月7日から3月8日に開催。
この期間は、さまざまなイベントが行われ、18:00〜21:00に桜のライトアップも実施される。


東京発着河津町日帰りモデルコース
河津桜の季節は、土・日・祝日や2月下旬に臨時列車も運行されるが、モデルコースでは毎日運行されている列車を利用するスケジュールを紹介する。
臨時列車が使える土・日・祝日発着なら、東京駅出発7:30(踊り子51号)、河津駅出発17:06(踊り子66号)の便を利用することができるので、桜鑑賞の時間を2時間以上延ばすことができる。
※タイムテーブルは2026年1月時点のもの。現地で行動する前に必ず再確認を
9:00 東京駅出発
東京駅9:00発の特急踊り子1号で河津駅へ移動する。

11:28 河津駅到着
持ち歩く必要がない荷物はロッカーに預け、トイレに寄っておこう。

11:40 河津川へ
駅を出たら線路を右手に見ながら川の方向へ向かい、土手の道に上る。


土手沿いの道には露店も出ており、座って食べられる店もあれば、食べ歩きできる軽食を提供する店もある。
地元の農作物や干物、お土産を売るお店も出ているので、気に入ったものがあれば購入しよう。


駅から徒歩10分ほどの笹原公園と、徒歩30分くらいの峰温泉には足湯のスポットもあるので、歩き疲れたと感じたら、そこで休憩するのもいい。
足湯には、足拭きマットやタオルの準備はないので、タオルを持参しておくこと。


13:10 豊泉橋で対岸に渡る
駅から約1.6km、朱色の欄干の豊泉橋(ほうせんばし)で左折して対岸へ渡り、川沿いの道をさらに上流方向に歩く。

間もなく「峰温泉 豊泉の足湯処」と公衆トイレが見えてくるので、足湯が空いていれば、ここでひと息つくのもお勧め。
駅からここまで約1.8km、そのすぐ先の道に入り、峰温泉大噴湯公園に向かう。

13:20 峰温泉大噴湯公園
9:30から15:30まで、1時間おきに温泉が噴き上がる様子を見られる峰温泉大噴湯公園(みねおんせんだいふんとうこうえん)で、おやつを食べることができるショップもある。
ベンチや足湯があるので、ここを折り返しの休憩ポイントとして行動するといい。


14:30〜15:00 河津駅周辺
おみやげを購入したいなら、河津駅周辺のスーパーマーケットに立ち寄ってみよう。

15:21 河津駅発
15:21発の踊り子10号に乗車、東京駅着は17:48だ。

河津町の宿泊施設と食事処
河津町はビーチもあり、夏も観光客でにぎわう町だ。
河津桜が咲く河津川近くにも宿泊施設があるが、大型の宿はないので、河津桜まつりのシーズンはたいへん込み合う。
2026年は1月中旬でも空室を見つけることができたが、例年は早々に部屋が埋まっていくので、予定をたてたら早めに予約するようにしたい。


桜まつりの期間中は多くの露店でも食事を楽しむことができるが、食事処で落ち着いて食事を楽しむならば、少し時間をずらして昼食を取ることをお勧めする。
地元の新鮮な魚を味わえる料理や、伊豆半島の名物、金目鯛の料理を提供するお店も多い。

人込みを避けてゆったり散歩、南伊豆町で楽しむ河津桜
南伊豆町の桜並木も、河津町同様に川沿いに植えられており、川を見ながら土手沿いの散歩を楽しむことができる。

写真で見ると両者に大きな違いはなさそうに見えるが、南伊豆は河津町に比べて観光客の姿が少なく、より落ち着いて桜を鑑賞できる。
また、土手の上の道には柵がほとんどなく、河川敷に下りて散策できる場所も多い。
河津桜を中心に風景写真を撮影するなら、人工物があまり写り込まず、人の姿も少ない南椅子町を訪問することをお勧めする。

南伊豆でも「みなみの桜と菜の花まつり」と題したさくら祭りが実行されており、第28回の2026年は2月1日から3月10日まで開催される。
この期間は18:00〜21:00に桜の花のライトアップも行われるが、露店の出店場所は道の駅に限られている(2026年)。

東京発着南伊豆町日帰りモデルコース
南伊豆のモデルコースも、毎日運行されている列車を利用したスケジュールを紹介する。
臨時列車が使えるなら、東京駅出発は7:30(踊り子51号)、伊豆急下田駅出発は16:55(踊り子66号)の便を利用することができる。
※タイムテーブルは2026年1月時点のもの。現地で行動する前に必ず再確認を
9:00 東京駅出発
東京駅9:00発の特急踊り子1号で、終点の伊豆急下田駅まで乗車する。

11:39 伊豆急下田駅到着
伊豆急下田駅の到着は11:39、バスの乗り継ぎまで16分しかないので、行動は迅速に。

11:55 東海バスの下賀茂行きに乗車
駅前のバス乗り場3番から、下賀茂(しもかも)行きのバスに乗車する。
このバスを逃すと、次のバスは14:05発と、2時間以上遅い便になってしまう。
11:55に乗り遅れてしまったら、タクシーを使って下賀茂周辺まで行くこと。

12:20 終点の下賀茂で下車
バスの進行方向(川の上流方向)に歩を進め、まずは前原橋へ。
橋は渡らずに、川を右手に見ながら、土手の上の道を下流に向かって歩こう。
このあたりは桜のトンネルのような場所が多く、撮影にも最適だ。


13:10 道の駅「下賀茂温泉 湯の花」へ
菜の花畑までの間に位置するので、道の駅「下賀茂温泉 湯の花」でひと息入れるといい。
桜まつりの期間中は、キッチンカーや露店が出店するので、ここで食事を取ることもできる。

13:50 道の駅「下賀茂温泉 湯の花」から日野の菜の花畑へ
川沿いを下流へ歩き、徒歩20分ほどで日野の菜の花畑を目指す。
河津桜は宮前橋のあたりでいったん途切れてしまうが、青野川ふるさと公園を過ぎたら、最後の目的地である菜の花畑はもうすぐだ。


14:15 日野の菜の花畑
地元農家が手入れを行っている広大な菜の花畑で、みなみの桜と菜の花まつりの会場のひとつにもなっている。
川沿いに歩いてくると、駐車スペースが設けられた手前の花畑を見ただけでも驚くかもしれないが、さらに進むと想像をはるかに超える広さの菜の花畑が目に飛び込んでくる。

菜の花畑は道路よりも一段低い土地に広がっており、中を歩く人たちの姿も見られる。
一見、通路があるようにも見えるが、観光客が踏み荒らしたものだったりするので、畑の中に入るときは、ボードウォークを伝って行こう。

日野バス停から、下田へ移動
14:35発の下田行きに乗車し、下田駅到着は14:55。

15:08 伊豆急下田駅発
15:08発の踊り子10号に乗車、東京駅着は17:48。

南伊豆町の宿泊施設と食事処
河津桜の見どころである青野川沿いに、温泉旅館が何軒かあるが、いずれも小規模なので、予約は早めに入れたほうがいい。
南伊豆町では、弓ヶ浜に宿泊施設が集まっているが、バスを使って河津桜を観光しようと考えた場合、日野での乗り換えが必要となる。
飲食店は下賀茂から日野のエリアの間に十数軒あるが、川沿いには位置していないので、桜を楽しみながら、目につく店に立ち寄るのは難しい。
また、平日の月〜木のどこかで休む店が多いので、火・水・木曜に現地を訪れる場合は、行きたいと思う店舗の営業状況と所在地を確認しておいたほうがよい。
道の駅に出店するキッチンカーや露店も、火・水・木や荒天時に休業する店が多い。
利用しやすい食事処としては、モデルコース出発点の前原橋から徒歩10分未満の場所にある「銀の湯会館レストラン」がある。
水曜日は定休日となるが、さくら祭りの期間中は11:00から20:00(19:00ラストオーダー)まで通して営業している。

河津と南伊豆の桜を両方とも楽しむなら、下田滞在がお勧め
河津桜を見て、地元の見どころや温泉、料理を楽しむなら、下田に1泊して河津町と南伊豆町を訪れることをお勧めする。
河津町や南伊豆町の河津桜並木近くにも宿や飲食店はあるが、数が少なく、2月の河津桜観光シーズンのピーク時は、宿も食事処も非常に混雑する。
その点下田は、河津桜のシーズンでも宿に比較的余裕があり、飲食店の数も多いので、それほど苦労せずに店選びができるからだ。
下田は日米和親条約(神奈川条約)を締結したペリーが来航した、日本で初めて開かれた港だ。
当時、アメリカで紹介されていた町並みや風景、人々の姿は下田そのもので、下田が日本を代表する風景となっていた。

下田は、町の散策や、開港時に各国使節団がよりどころとしていたお寺など、半日では回りきれないほどの見どころがある。

下田のおすすめ宿3選
公共交通機関を使って訪問しているなら、駅から徒歩10分以内の宿を選ぶと何かと便利だ。
伊豆急下田駅の近くにはビジネスホテルが集まり、海が見える港や海辺のエリアにはリゾートタイプのホテルが点在している。
1. 下田伊東園ホテルはな岬
港に面して建ち、1泊2食付き、夕食時ドリンク飲み放題で、1人1万円前後の予算で泊まることができる、コストパフォーマンスのいい宿。
伊豆急下田駅からは徒歩10分ほどの距離だが、道路を挟んだ向かい側に「道の駅 開国下田みなと」があり、下田港内を巡るクルーズ乗船場にも近い。

2. 黒船ホテル
すべての客室がオーシャンビューの、下田湾を一望できるリゾートスタイルのホテル。
露店風呂付きの部屋や、ペット同伴可能な部屋などもあり、屋内プールに海が見える大浴場など、施設が充実している。

3. ホテルマルセイユ
伊豆急下田駅の正面に建つビジネスホテルで、観光の拠点として最高の立地。
2月平日の宿泊料金はひとりあたり1万円未満(無料の軽朝食あり)で済み、下田は駅周辺にも飲食店が多いので、食事処選びにも困らない。

下田のおすすめ食事処3選
伊豆急下田駅から町の南に位置するペリーロードのエリアに飲食店が集中している。
金目鯛料理や刺身を提供する和食店はもちろん、洋食店やカフェなど幅広いジャンルの店があり、どこに入ろうか悩むほど充実している。
1. 網元料理 徳造丸 下田店
伊豆急下田駅正面、ホテルマルセイユのすぐ右隣に位置する和食店で、1階にはお土産も購入できる「海鮮家」が入る。
金目鯛を使ったメニューが人気で、金目鯛をフルコース(煮つけ、刺身、しゃぶしゃぶ、あら汁)で食べることができる「金目鯛づくし膳」もある。
通常は昼と夜の営業だが、桜まつりの期間は9:00〜17:45(ラストオーダー17:00)
の通し営業となる。

2. 市場の食堂 金目亭
下田港の「道の駅 開国下田みなと」の向かい側にある下田市魚市場に併設された人気店。
朝とお昼の営業で、午前7時から金目鯛の煮つけを食べることができる。
金目鯛料理は1人前2000円以上の予算が相場だが、ここでは税込み1870円で食べられるメニューが多く、お財布にも優しい。

3. 平野屋
11:00〜16:00営業の、ランチとカフェタイムに利用したいお店。
欠乏所(貿易所)として使われていた江戸時代の建物を利用しており、雰囲気のある店内ではゆったりと過ごすことができる。
喫茶メニューのほか、ステーキやハンバーグなど、しっかりと食べることができるメニューも揃う。

河津桜三昧、東京発着下田滞在1泊2日モデルコース
東京駅を発着点とし、下田に滞在して河津町と南伊豆の両方を訪れる1泊2日のモデルコースを紹介する。
日帰りプラン同様、臨時列車が使えるなら、東京駅出発は7:30(踊り子51号)、伊豆急下田駅出発は16:55(踊り子66号)の便を利用することができるので、1日目、2日目ともに1時間30分近くの余裕ができる。
※タイムテーブルは2026年1月時点のもの。現地で行動する前に必ず再確認を
1日目 9:00 東京駅出発
東京駅9:00発の特急踊り子1号で河津駅へ移動する。

11:28 河津駅到着
持ち歩く必要がない荷物はロッカーに預け、トイレにも寄っておこう。

11:40 河津桜観光交流館
まずは河津桜観光交流館を訪問して、情報収集を。
観光案内所のほか、ショップと飲食店も併設しており、トイレを利用することもできる。

11:50 河津川へ行き、上流まで散歩
お腹が空いていたら、河津桜観光交流館に近い飲食店や、川沿いエリアの店で食べるのもいいが、天気がいいならまずは河津桜を眺めよう。

13:45 河津桜原木へ
川沿いを豊泉橋(ほうせんばし)まで来たら、川と反対の方向に進み、河津桜の原木を見に行こう。
1955年に発見された原木は1966年に初めて開花し、1974年に河津桜(カワヅザクラ)と命名された。
1975年には河津町の木に指定され、2005年には河津町の天然記念物に指定された。
今も原木を発見した個人宅で毎年花を咲かせ、木の高さと幅は10mを越える立派な姿を見せている。

14:00 豊泉橋で対岸に渡る
朱色の欄干の豊泉橋で対岸へ渡り、川沿いの道をさらに上流方向に歩く。
このあたりまで来ると露店の数も少なくなり、河川敷から河津桜を見られるようになる。

14:05 踊り子温泉会館
橋から徒歩数分で、峰温泉のお湯が楽しめる踊り子温泉会館に到着。
露店風呂に浸かりながらお花見を満喫できる温泉施設で、広い畳敷きの休憩所や食事処もある。

15:20 峰温泉大噴湯公園
踊り子温泉会館から徒歩3〜4分の場所に位置している。
9:30から15:30まで、1時間おきに温泉が噴き上がる様子を見られるので、立ち寄ってみよう。

16:00台 河津駅から伊豆急下田駅へ移動、下田泊
16:03または16:41の伊豆急線電車で、伊豆急下田駅へ移動する。
所要約13分なので、下田駅への到着時刻はそれぞれ16:16、16:54。
下田の宿に宿泊する。

2日目 9:30 下田駅出発
駅前のバス乗り場3番から、下賀茂(しもかも)行きのバスに乗車する。

9:55 終点の下賀茂で下車
バスの進行方向(川の上流方向)に歩を進め、まずは前原橋へ。
橋は渡らずに、川の右岸の川沿いの道を下流に向かって歩こう。


11:20 道の駅「下賀茂温泉 湯の花」
前原橋から約1kmに位置する道の駅「下賀茂温泉 湯の花」で、ひと息入れるといい。
桜まつりの期間中は、キッチンカーや露店などが出るので、食事を取ることもできる。
南伊豆の最終目的地の菜の花畑まではあと1.8kmほど、12:00過ぎには歩き出すといい。

12:30 日野の菜の花畑
地元農家が手入れを行っている広大な菜の花畑で、1月から3月まで、河津桜よりも長い期間この絶景を楽しむことができる。

日野バス停から、下田へ移動
12:50発の下田行きに乗車し、下田駅到着は13:10。

13:30 下田ロープウェイで寝姿山へ
13:30発のロープウェイで寝姿山に上り、山頂駅発14:30の便で帰ってこよう。
ロープウェイの乗車時間は3分30秒ほどで、ロープウェイの山頂駅からハイキングコースが延びており、複数の展望ポイントを巡ることができる。



15:08 伊豆急下田発
伊豆急下田駅には品数豊富な土産物店「KIYOTAYA」が入っているので、伊豆のお土産をここでまとめて購入するのもいい。
15:08発の踊り子10号に乗車、17:48東京着。

河津桜観光に関するよくある質問
Q
河津桜はどこで見ればいいの? 名所はどこ?
河津桜の木は、日本全国に植えられていますので、いろいろな場所で見ることができます。
河津桜の名所として知られるのは、河津桜並木がある場所で、静岡県賀茂郡の河津町や南伊豆町が代表格です。
Q
河津桜の開花時期はいつ? どうやって確認するの?
Q
河津桜の見頃に開催されるお祭りは?
2026年は、河津町が2月7日から3月8日まで「河津桜まつり」を、南伊豆町が2月1日から3月10日まで「みなみの桜と菜の花まつり」を開催します。
Q
河津桜鑑賞とともに体験できることは?
河津町も南伊豆町も、伊豆半島で3カ所しかない噴出泉(汲み上げなくても噴出する温泉)があるので、温泉入浴を満喫できます。
また桜まつりの期間中は、各種イベントや夜間のライトアップ、露店の食事も楽しめます。
Q
河津町と南伊豆町を車で訪問したいのだが
伊豆半島は絶景を楽しめる道路が多いので、ドライブ旅行も魅力的ですが、土・日・祝日にさくら祭り会場を訪問するとなると、渋滞や駐車場探しで苦労する可能性がありますので、鉄道での移動をお勧めします。
Q
さくら祭りの期間外でも河津桜は楽しめる?
河津桜は開花期間が長いので、さくら祭りの前後でも花を楽しめる可能性が十分あります。
ただし、さくら祭りの期間外は露店の出店がなくなりますので、食べ歩きを楽しむことはできません。
まとめ
河津桜はまだ肌寒さを感じる季節に、春の訪れと木々の生命力をいち早く感じさせてくれる花。
現地での楽しみ方はいろいろあるが、到着したら、まずは桜の花を見ることに集中しよう。
花見を後回しにすると、ちょっとの時間差で天気が崩れたり、大勢の人が押し寄せて、落ち着いて鑑賞できなくなったりすることがあるからだ。
東京方面から日帰りで訪問する場合は、時間的に入浴やライトアップを楽しむのが難しい。
にぎやかな河岸の景色もいいが、まだ観光客が少ない朝にゆっくりと散歩するのもいい思い出になるだろう。
ぜひ1泊以上滞在して、ひと足早い桜の季節を堪能してほしい。
