
【長崎のエリア別お勧め宿泊施設13選】異国文化が薫る街で選びたい滞在先
古くから海外に開かれていた窓口として栄えた長崎。
オランダや中国との交流が育んだ異国情緒と、坂と海が織りなす独特の景観が訪れる人々を魅了してやまない。
「オランダ坂」や「グラバー園」、稲佐山からの夜景など豊富な観光資源と、ちゃんぽんや卓袱(しっぽく)料理といった独自のグルメ。
歴史と自然が幾重にも重なるこの地で、限られた時間を充実させるには宿泊先選びが大切だ。
この記事では長崎旅行に適したエリアと、各エリアで選ぶべき宿泊施設を紹介していこう。
長崎観光の拠点に最適な4つのエリア
長崎県には、代表的な区分として「長崎」「県北」「県央」「島原」「五島」「壱岐・対馬」の6つのエリアがある。
エリアごとに異なる魅力があるため、どこを拠点にするか迷う人も多いだろう。
そこで本記事では、初めて長崎を訪れる人でも観光しやすく、見どころが充実した次の4エリアに絞って紹介する。
- 長崎エリア
- 異国文化の香りや世界遺産、きらめく夜景に惹かれる人にお勧め。
- 島原エリア
- 温泉や火山、城下町の風情を求める人にお勧め。
- 県北エリア
- リアス式海岸が生み出す九十九島の絶景が目当ての人にお勧め。
- 壱岐・対馬エリア
- 本土では味わえない離島の魅力を体感したい人にお勧め。

異国情緒と歴史を感じる!「長崎エリア」のお勧め宿泊施設4選
長崎市を中心とするこのエリアは、県内観光の起点となる場所だ。
「軍艦島」「大浦天主堂」という2つの世界遺産、明治期の旧邸宅が並ぶ「グラバー園」、日本三大夜景に数えられる稲佐山の眺望、活気ある中華街での美食体験など、長崎を象徴する見どころが凝縮されている。
坂の街ならではの風景や、西洋・中国・日本が混じり合った独特の文化は、ここでしか出会えない価値がある。
市内を走る路面電車やバス網が発達しているため、初めての訪問でも移動はスムーズだ。
さらに長崎駅を起点とすれば、県内の他エリアへの移動も容易。
ここでは長崎市内で特にお勧めの宿泊施設を4つ紹介しよう。
1. 稲佐山観光ホテル
世界新三大夜景に選ばれた長崎の街を一望できるロケーションが魅力の宿。
長崎港を見下ろす高台に建ち、昼は港町らしい開放的な景観、夜には宝石を散りばめたような光が窓いっぱいに広がり、訪れる人を魅了している。
夕食には、長崎の伝統料理を取り入れた出島会席などがあり、長崎県産の食材を思う存分堪能できる。

2. ガーデンテラス長崎ホテル&リゾート
美しい長崎港を見下ろすシティーリゾートホテル。
本館と離れ、新館の3つの宿泊棟があり、長崎港と市街地を見下ろす丘の上に立つ。
目の前に広がるのは山肌に建ち並ぶ家々、長崎港から出航する定期船。
夜は宝石のような夜景の幕が開き、いつまでも眺めていたい長崎風景に出会うことができる。

3. ホテルモントレ長崎
南欧ポルトガル風のデザインを取り入れた異国情緒あふれるホテル。
白壁にオレンジ色の屋根、石畳の中庭といった外観が印象的で、長崎が持つ異文化交流の歴史を象徴するような佇まいを見せている。
館内にはアンティーク家具やアズレージョと呼ばれるタイル装飾が配され、南欧の邸宅を思わせる空間が広がる。

4. ホテルH2 長崎
江戸時代に海外とのつながりを持ち、文化交流の地として歩んできた長崎の歴史を背景に、旅籠のおもてなしの心を継承するホテルとして2019年に誕生。
ロビーは見知らぬ人同士が気軽に集える雰囲気で、自宅のリビングのようにくつろげる空間が整う。
客室は9㎡のコンパクトなミニマルシングルから、20㎡以上のスマートツイン、34㎡のコネクティングルームまで揃い、機能性と居心地の良さを追求したミニマルデザインが特徴だ。

温泉と歴史を満喫するならココ!「島原エリア」のお勧め宿泊施設3選
長崎県南東部に位置する島原半島一帯が、「島原エリア」だ。
活火山として知られる雲仙岳がもたらす雄大な山の景観と、豊かな湧水が潤す街並みが美しい地域。
雲仙温泉や小浜温泉といった名湯に恵まれるほか、島原城や武家屋敷などの歴史的建造物も数多く残っている。
温泉でじっくりと身体を休めながら、歴史散策を楽しめるのがこのエリアの大きな魅力だ。
また、熊本県へのフェリーが発着しており、交通の拠点としても便利。
温泉を堪能できるだけでなく、近隣の観光スポットへも気軽に足を伸ばせる3つの宿泊施設を紹介する。
1. 100%厳選掛け流しの宿 雲仙スカイホテル
硫黄の香りに包まれた湯けむり漂う、古き良き「雲仙温泉街」のちょうど真ん中あたりに立つ老舗旅館で、「雲仙地獄」「原生沼」をはじめとする雲仙ならではの名所へのアクセスが良好。
自慢の湯は、神経痛やリューマチ、美肌、糖尿病に効果があるとされる硫黄泉を源泉掛け流しでお届け。

2. 雲仙福田屋 山照-別邸-
日本で最初の国立公園として古くから外国人観光客も数多く訪れていた雲仙天草国立公園内にある温泉旅館。
洗練された雰囲気の中で温かなもてなしを受けられる。
デトックス効果抜群と評判の雲仙温泉の湯を源泉かけ流しで堪能できる本館の露天風呂や、パノラマの絶景が見事な別邸の展望露天風呂など、湯殿の種類は多彩。

3. 雲仙観光ホテル
長崎市内から車で約1時間20分。日本最初の国立公園に指定された雲仙温泉にあるリゾートホテルで、創業は1935年。
外国人向けのホテルとして誕生し、スイスシャレー様式を取り入れた風格あるたたずまいが人気。
客船をイメージしたホテルは近代日本の名建築に選ばれ、2003年には国の登録有形文化財にも登録されている。

九十九島の絶景を堪能するならココ!「県北エリア」のお勧め宿泊施設3選
佐世保市を核とする「県北エリア」は、長崎県の北部に広がる。
このエリア最大の見どころは、日本屈指の景勝地として知られる「九十九島」の多島海だ。
遊覧船に乗って島々の間を進んだり、高台の展望所から全景を見渡したりと、さまざまな角度から絶景を楽しめる。
「佐世保バーガー」に代表されるご当地の味や、ヨーロッパの街並みを再現したテーマパーク「ハウステンボス」も、この地域の人気を支えている。
自然の美しさとレジャー施設を両方楽しみたいなら、「県北エリア」の宿に宿泊しよう。
ここでは、ゆったりくつろげる東彼杵郡の温泉宿と、「ハウステンボス」内のラグジュアリーなホテル3軒を紹介する。
1. そのぎ茶温泉里山の湯宿 つわぶきの花
「そのぎ茶温泉 里山の湯宿 つわぶきの花」は、長崎県東彼杵郡東彼杵町にある宿泊施設。
閑静な山間に位置する温泉旅館だ。
宿の敷地内には、離れの客室や温泉施設などが点在している。
建物同士は離れて建てられており、静かで落ち着いた滞在を楽しめる。温泉は自家源泉を100%掛け流しで使用。

2. フォレストヴィラ
長崎県佐世保市にある「フォレストヴィラ」は、テーマパーク「ハウステンボス」の敷地内に位置するホテルだ。
コテージタイプの客室が、湖の島や湖畔を囲むように建ち並ぶ。湖と森に囲まれたプライベートな空間で、暮らすように滞在できるのが魅力だ。
朝食はホテル近くのレストラン「ベイサイドキッチン」で提供している。地元食材を使った料理が魅力。

3. ホテルヨーロッパ
花と光の感動リゾート「ハウステンボス」の直営ホテル。
穏やかな運河に囲まれたロケーションで、オランダの同名のホテルを再現したデザインがグレードの高さを物語る。
宿泊者専用クルーザーに乗ってチェックインする演出や365日開催される生演奏コンサートなど、いたるところにラグジュアリーなおもてなしが散りばめられている。

離島ならではの魅力を満喫するなら!「壱岐・対馬エリア」のお勧め宿泊施設3選
玄界灘に浮かぶ壱岐と対馬は、本土とは異なる個性を持った島だ。
壱岐は、透き通った海と砂浜の美しさをはじめ、古代からの遺跡など見どころが多彩。
マリンアクティビティに加え、「壱岐牛」などの島グルメを堪能できるのも魅力だ。
さらに、150以上の神社が点在し、パワースポットとしても人気を集めている。
一方、対馬は国境の島として独自の歴史と文化を育んできた場所。
手つかずの自然が色濃く残り、原生林や清流が織りなす雄大な景観は圧巻だ。
離島特有のゆったりとした時間と自然を満喫するなら、空港や港からの移動がしやすく、島内観光もしやすい壱岐での宿泊がお勧め。
ここからは、島の魅力を存分に楽しめる壱岐の宿泊施設を、厳選して3つ紹介する。
1. 壱岐リトリート 海里村上 by 温故知新
「壱岐リトリート 海里村上 by 温故知新」は、長崎県壱岐市にある宿泊施設。九州北部の玄界灘沖に浮かぶ壱岐島に位置する温泉旅館だ。
2019年のミシュランガイドで、日本の離島の宿として唯一「5パビリオン」に選ばれている。
宿の魅力は、全ての客室がオーシャンビューであること。窓からは一面に広がる「湯本湾」の海景を望める。

2. 奥壱岐の千年湯 平山旅館
長崎県・壱岐島の湯本温泉に佇む「奥壱岐の千年湯 平山旅館」。1,700年以上の歴史を誇る源泉をもつ温泉旅館だ。
古来より「子宝の湯」として知られ、神功皇后ゆかりの名湯として伝わる。鉄分を含んだ赤褐色の塩湯は源泉かけ流し。
血行促進や疲労回復に効果があり、体の芯から温まると評判だ。

3. Private beach retreat Resort villa iki by ritomaru
「Private beach retreat Resort villa iki by ritomaru」は、長崎県壱岐市にある宿泊施設。
長崎県の離島「壱岐島」の壱岐対馬国定公園内に位置する一棟貸しのリゾートヴィラだ。
海と森に囲まれた隠れ家のような宿で、ラグジュアリーな滞在を楽しめる。
宿の魅力は、目の前に広がるプライベートビーチだ。宿泊は1日1組限定。

長崎の宿泊施設に関するよくある質問
Q
長崎旅行するなら、どのエリアに宿泊するのがいいですか?
アクセスのよい中心部の「長崎エリア」がお勧めです。
Q
長崎で親子旅行するなら、どのエリアに泊まるべき?
人気テーマパーク「ハウステンボス」のある「県北エリア」がお勧めです。
まとめ
長崎旅行の拠点として適したエリアと宿泊施設を案内してきた。
訪れたい場所や旅の目的に照らし合わせて、紹介した施設の中から滞在先を決めてほしい。
まだ具体的な計画が定まっていない場合は、長崎で見逃せないスポットや味わいたい料理を取り上げたこちらの記事も、プラン作りの参考になるはずだ。