
美術品蒐集家として知られる岡田茂吉が1982年に創立した美術館で、重要文化財や重要美術品が多数展示されている。なかでも江戸時代を代表する画家、尾形光琳の作品で国宝の「紅白梅図屏風」は圧巻の存在感。一面の金色と紅白の梅の花の色合いの美しさは必見だ。
展示品はもちろんのこと、MOA美術館はその建物も芸術的要素が高く、エントランスから本館までは7基のエスカレーターが設置されており、天井・壁と光のグラデーションが楽しめる。円形ホールではマッピングで万華鏡を演出、ライブカメラで投影された万華鏡の模様は、二度と同じものは見られないという。
熱海の高台にある美術館は眺めも最高で、エスカレーターの先に広がる広場、「ムア スクエア」では美しい自然と相模灘を一望することができる。広場にはイギリスの彫刻家、ヘンリー・ムアの作品「王と王妃」も設置されていて、芸術作品と自然とのコラボレーションも楽しめる。
またMOA美術館では美術教育に力を入れているため、毎年、全国児童作品展を開催し、その受賞作品を常時展示している。国内外から集まった子どもたちの作品も、美術館を楽しむ時間のひとつだ。
ポイント
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国宝を含む重要文化財や重要美術品など、貴重な作品の数々を展示。
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光のグラデーションが美しいエスカレーター。
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同じものは二度と現れない、円形ホールのマッピングの万華鏡。
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「ムア スクエア」からは相模灘を一望。
写真
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国宝「紅白梅図屏風」
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光のグラデーションがお出迎え
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日本最大級のマッピング万華鏡
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館内からの眺めも美しい
口コミ
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基本情報
- 日本語名称
- MOA美術館
- 郵便番号
- 413-8511
- 住所
- 静岡県熱海市桃山町26-2
- 電話
- 0557-84-2511
- 定休日
- 木曜(木曜が祝日の場合は開館)、展示替え日
- 時間
- 9:30〜16:30(最終入館は16:00まで)
- 料金
- 一般1,600円、高大生1,000円、中学生以下は無料(高大生は身分証明できるものを提示)
- アクセス
- JR東海道本線「熱海」駅より路線バスMOA美術館行きで約7分、終点MAO美術館下車すぐ
- クレジットカード
- 可(VISA、MASTER、DinersClub,JCB,AMEX,DISCOVER)
- 公式サイト
- 公式サイト(日本語)