近くの喫茶店で名古屋定番のモーニングを食べた流れで徳川園に入ったのですが、まさかちょうど冬牡丹の展示に出会えるとは思わず、少し驚きました。冬にこんなにたくさんの牡丹が見られるなんて。繊細な牡丹の花びらが幾重にも重なり、色も鮮やかで、一通り見たあと、昔の人がなぜ牡丹に魅了されたのか少し分かった気がしました。
ちょうど流し雛の儀式にも出会えたことで、静的なひな祭りに動きが加わったように感じました。下鴨神社以外でも流し雛の儀式に出会えるとは思っていませんでしたし、この儀式は一般の人も参加できるものでした。美術館の雛人形を見たかったため参加できなかったのは残念です。
冬の庭園は単調に見えるかと思っていましたが、実際には滝や水景、牡丹のおかげで冬の庭も生き生きとしていました。そして、本で読んだ“大名庭園の背後にある技術・資源・空間の掌握”とはどういうことなのかを、あらためて実感できました。
Hollyさんのその他のレビュー
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京都総合観光案内所「京なび」
京都観光の玄関口・JR京都駅にある観光案内所。観光案内や宿泊施設の案内、公共交通乗車券や催し物のチケット販売など、さまざまな観光情報を提供している。京都府全域の観光施設やイベントのパンフレットが並んでいるので、京都観光のプランを練るのに最適。
京都総合観光案内所は、資料をもらったり、旅程のヒントを探したりするのにぴったりの場所です。今回わざわざ立ち寄ったのは、京都での滞在が比較的長く、中国語の情報があまりない観光スポットやイベントがないか探して、その後の旅程の参考にしたかったからです。
館内には本当にたくさんの資料があり、京都市内だけでなく、京都府内のほかの地域の観光情報も見つかるので、より深く巡る旅程を組みたい人にはとても便利です。地図やパンフレットをもらえるほか、一部の京都の交通乗車券や観光チケットも購入できます。ただ、ほとんど事前に準備していたので、今回は主に資料集めが目的でした。
場所は京都駅構内にあり、乗り換え時や京都に到着したばかりのときに立ち寄れて便利です。ただし、営業時間は夜7時までなので、私は中で無事に資料をもらえるよう、京都に戻る時間をあえて早めました。 -
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京都御苑
明治天皇が江戸に移るまで内裏となっていた京都御所を中心に、公家の邸宅も並ぶ町となっていたもの。明治時代になり公園として整備が進められて京都御苑となった。京都御所や京都仙洞御所は、今でも皇室によって使われている。
現在、京都御所は事前予約不要で、無料で参観できる。公式ガイドツアーに参加したい場合も、指定時間に参観者休所へ集合するだけでよい。入場前には手荷物検査があり、全体的にかなり厳格に管理されている。
御所自体は、実は想像するほど金ぴかで豪華ではない。華麗な宮殿を期待するなら、二条城のほうがイメージに合うかもしれない。京都御所で本当に重要なのは、紫宸殿や清涼殿などの建物と、長年にわたり天皇の住居や重要な儀式の場として使われてきた歴史だ。紫宸殿内には即位礼で使用される「高御座」と皇后の「御帳台」があり、殿前には有名な左近の桜、右近の橘がある。ただし、見学場所からは距離があり、外側から眺めることしかできない。
個人的に京都御所で最も興味深かったのは、空間そのものの格式と歴史の重みだ。一部の襖や障壁画もとても精緻。ただ、建築の細部や庭園だけを比べるなら、京都にはほかにも見応えのある場所が多く、庭園なら桂離宮のほうがおすすめ。
皇室ゆかりの建築をもっと間近で感じたいなら、むしろ嵐山近くの大覚寺を強くおすすめする。もともと旧嵯峨御所で、京都御所に関連する移築建築もあり、京都御所よりずっと近くで見学できる。
総じて、京都御所の最大の特徴は豪華さではなく、その歴史的地位にある。もともと日本の皇室や宮廷制度、伝統建築に興味があるなら、やはり一度訪れる価値はある。 -
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アートアクアリウム美術館GINZA
江戸時代から続く金魚鑑賞という文化を現代的な芸術作品にアップデートさせた新感覚のミュージアム。歴史あるまち・銀座で、幻想世界「アートアクアリウム」が展開される。会場では灯籠や手鞠、九谷焼、茶室の障子といった伝統的な和のアイテムを使い、多彩な種類の金魚を展示。
銀座のアートアクアリウム美術館は以前からずっと来たいと思っていた場所で、実際に中へ入って最初に感じたのは、とても華やかだということ。全体的に花魁道中のような絢爛さと妖艶さがあり、照明、音楽、水槽、装飾がすべて一体となっている。でも、とてもよくできていると感じたのは、照明が金魚そのものの存在感を奪わず、むしろ舞台照明のように金魚を照らし、常に金魚が展示の真の主役になっているところ。
個人的には、金魚を上から鑑賞できる展示エリアが特に気に入った。金魚は中国原産で、初期には鉢やかめなどの容器で飼育されていたため、もともと上から鑑賞することが多かった。この「上見」という鑑賞方法は後に日本へ伝わり、金魚の背中の模様や体形、尾びれの広がり方に対する美意識にも影響を与えた。今ではガラス越しに横から魚を見ることに慣れていて、現実にはこうした伝統的な視点から鑑賞する機会はかえって少ない。ここで昔ながらの金魚の美しさの鑑賞方法を再現できるのは、なかなか特別に感じた。
また、和風の灯籠を大量に使って空間を演出したエリアがあり、一目見て奈良の春日大社に密集して並ぶ灯籠を思い出した。ほかの展示エリアでは、光と影、水面の反射、花、伝統的な和の要素をふんだんに使って、それぞれ異なる雰囲気を作り出している。一部の装飾には明らかに造花が使われているけれど、照明と水の色が合わさることで安っぽくは見えず、むしろ空間全体が舞台と夢の間にあるように感じられた。
さらに、ここでは季節ごとに異なるテーマの企画が行われ、花や照明、一部の展示内容も入れ替わるため、訪れる時期によって景色がまったく違うこともある。今回はちょうど冬季展示の終わりに間に合った。夏は金魚の季節なので、夏季展示もかなり楽しみ。機会があれば見に来たい。 -

























