東京・横浜から30分以内!多様な魅力を持つ街・川崎の人気観光スポット12選
東京や横浜からアクセスしやすく、多様な魅力を持つ「川崎」。
商業施設が立ち並ぶエリアや美しい工場夜景が広がるエリア、日本の歴史文化を感じられる観光スポットがあり、様々な楽しみ方ができる。
この記事で紹介する「川崎」の魅力や人気観光スポットを参考にすれば、「川崎」の魅力を満喫できる楽しみ方・遊び方がわかるだろう。
東京・横浜と併せて、記事を参考にぜひ川崎も観光してほしい。
川崎ってどんなところ?
神奈川県の北東部に位置する「川崎」。
北部は「多摩川」を挟んで東京と隣接し、南は人気観光地の横浜と面している。
「川崎」の主要駅となる川崎駅周辺や溝の口駅周辺には、商業施設が立ち並ぶ都会的なエリアが広がっている。
公園や緑の多いエリアや、工業都市として発展したことから工業地帯もあり、エリアによって魅力が全く異なる。
川崎東部の東京湾に面する京浜工業地帯は、美しい工場夜景が見られるとして人気を集めている。
入り組んだ無機質な鉄の塊が眩い光を放つ光景からは、人工美を感じられるだろう。
観光スポットも多く、毎年300万人が初詣に訪れる「川崎大師」や、日本を代表する古民家の野外博物館「川崎市立日本民家園」など、歴史・文化を感じられるスポットは特に有名だ。
様々なグルメを楽しめるのも川崎の魅力のひとつ。
担々麺をアレンジした、旨味と辛味が絶妙に調和した「川崎タンタンメン」や、外はカリッ・中はモチモチの「川崎餃子」、上品な甘味が特徴の「久寿餅(くずもち)」はぜひ味わってほしい。
川崎のおすすめの観光シーズンは?
「川崎」を訪れるなら、春と秋をお勧めしたい。
春には桜、秋には紅葉と日本ならではの美しい自然景観を見られるからだ。
特に「川崎大師」近くの「大師公園」は、桜と紅葉の名所として知られている。
「川崎大師」と併せて、ぜひ訪れてほしい。
川崎の季節ごとの着衣例
- 春(3月 - 5月): 軽めのジャケットおよび薄手のセーター
- 夏(6月 - 8月): 薄手の着衣、半袖
- 秋(9月 - 11月): 軽めのジャケット、コート
- 冬(12月 - 2月): コート、ウールスーツ、厚手のセーターやジャケット
川崎への移動方法は?
「東京駅」から「川崎駅」に向かう場合、JR東海道本線で20分ほど。
「羽田空港」からであれば京急空港線に乗車し、「京急蒲田駅」で京急本線特急に乗り換えて「京急川崎駅」を目指そう。所要時間はトータルで約40分。
空港と東京の都市部からのアクセスが良さも、川崎の魅力のひとつだ。
横浜駅からJR上野東京ラインに乗れば、10分以内で川崎駅にアクセスできるので、横浜と併せて観光するのもお勧めだ。
川崎観光の主要交通手段
「川崎」は鉄道・路線バスが充実しているため、電車とバスだけで観光スポットをスムーズに巡れるだろう。
鉄道もバスの本数も多いので、待ち時間も短くて済む。
川崎の多様な魅力を満喫できる人気観光スポット9選
日本の歴史・文化を感じられるスポットから豊かな自然に触れられるスポット、工場夜景を眺められるスポットまで、多様な魅力を満喫できる観光スポットを厳選してご紹介。
東京や横浜と併せて、ぜひ紹介する観光スポットも巡ってほしい。
1. 川崎大師平間寺
初詣発祥の地とされている川崎大師。毎年三が日にはおよそ300万人が参拝に訪れる。
「厄除けのお大師さま」として親しまれ、関東近県はもとより全国から篤い信仰を集める。
毎日僧侶が護摩祈祷を修行し、厄除け、家内安全、商売繁昌、健康長寿など、参拝者の諸願成就をお祈りしている。
2. 川崎市 藤子・F・不二雄ミュージアム
「ドラえもん」「パーマン」などを生み出したまんが家、藤子・F・不二雄が長年暮らした川崎にあるミュージアム。
作品を通じて描き続けた「夢」「ふしぎ」「遊び心」を伝える企画展を開催。
門外不出の原画の展示や、オリジナル短編映像の上映などを行っている。
3. 川崎市立日本民家園
1967年に開園した、日本を代表する古民家の野外博物館。
江戸時代の民家など、25の文化財建造物を移築・展示しており、約100~300年前に建てられた住宅や歌舞伎舞台などを見学できる。
古民家の中には囲炉裏に火を焚いているところもあり、日本の昔の暮らしぶりを体感できるのも魅力のひとつだ。
4. 生田緑地
生田緑地は多摩丘陵の一角にある、首都圏を代表する緑豊かな公園。
広大な敷地にはクヌギを中心とした雑木林や湿地、湧水などの貴重な自然資源が残されている。
四季折々の花や紅葉も楽しめ、特に桜が咲く3月~4月はお花見スポットとしても人気が高く、多くの来園客が訪れる。
5. 川崎マリエン
市民と川崎港の交流を深めるため、川崎市によって造られたコミュニティー施設。
タワー棟10階には地上51mの展望室もあり、東京湾を行きかう船舶や、川崎の工場夜景を見渡せる。
川崎港や海運の歴史、川崎の漁業について学べるコーナーもある。
6. 川崎の工場夜景
夜になると工場の夜間照明にうかぶプラントや煙突から昇る赤い炎(フレアスタック)などが幻想的かつ近未来的な夜景をつくりだす。
これらを見てまわる観光ツアーも人気。屋形船に乗って川崎の運河をめぐり、工場夜景を鑑賞するツアーや、バスに乗って工場夜景スポットをめぐるツアーなどがある。
7. 川崎市岡本太郎美術館
神奈川県川崎市出身の日本を代表する芸術家、岡本太郎氏の作品を収蔵・展示するミュージアム。
岡本氏が80歳のときに、自身の作品を川崎市に寄贈したことにより美術館建設が決定し、1999年に開館した。
「体験型展示空間」をコンセプトに、岡本氏の世界観を肌で感じることのできる工夫があちこちに施されている。
8. カワスイ 川崎水族館
川崎駅前の商業施設「川崎ルフロン」内にある水族館。川崎市を流れる多摩川をはじめ、アジア、アフリカ、南米・アマゾンの熱帯雨林まで、さまざまな環境で暮らす多種多様な水辺の生きものを約300種飼育する。
光・音・映像の最先端デジタル技術を駆使した展示が特徴で、演出は昼と夜で変化するのもおもしろい。
9. 川崎市夢見ヶ崎動物公園
神奈川県川崎市にある入園無料の動物公園で、約50種類の哺乳類、鳥類、爬虫類を飼育。小高い丘の上に位置する公園は1時間ほどで全体を見て回れるこぢんまりとした規模感で、ちょっとしたおでかけにぴったりだ。
シセンレッサーパンダやワオキツネザルなどのかわいい動物たちが来園者をお出迎え。
絶滅危惧種のハートマンヤマシマウマや大きな角を持つマーコールなど、見ごたえある動物たちにも会える。
買い物を楽しむならココ!川崎の定番ショッピングスポット3選
「川崎」でショッピングを楽しみたいなら、訪れるべきスポットをご紹介。
「川崎駅」近くには大型の商業施設が点在しており、専門店での買い物や飲食店での食事などを総合的に楽しめる。
お洒落な雰囲気が漂う施設も多く、散策するだけでも楽しいはずだ。駅から近いのも嬉しいポイントだ。
1. ラゾーナ川崎プラザ
JR「川崎」駅直結の大型商業複合施設。最新のレディスやメンズファッションをはじめ、ベビー用品、アウトドアグッズ、インテリアアイテム、生活雑貨、コスメやアクセサリーなどあらゆるジャンルのショップが集結。大型家電ショップやスーパーマーケット、エリア最大規模の食物販エリア「グランフード」、大型シネコンまでそろい、1日充実した時間を過ごせる。
2. 川崎アゼリア
川崎駅東口の地下に広がる巨大なショッピングモール。市役所や、商業施設「ラチッタデッラ」方面などと、川崎駅周辺を結ぶ地下道の役割も持つ。
館内中心にある「サンライト広場」や「ハミングガーデン」をぐるりと取り囲むようにして、様々なお店が並ぶ。
3. LA CITTADELLA
イタリアのヒルタウンをモチーフに作られた、お洒落な商業施設。
シネマコンプレックスの「チネチッタ」、大型ライブホールの「クラブチッタ」を中心に、ショップ&レストランや、美容・リラクセーション、ウェディングなどのサービスが集まる。
また、年間を通じてイベントも多数開催。
川崎観光に関するよくある質問
Q
短い時間で川崎を満喫するためには、どこに行けば良い?
日本の歴史や文化を楽しみたいなら川崎大師と仲見世通り、ショッピングを楽しみたいなら川崎駅周辺がお勧めです。
Q
川崎の名物グルメは?
川崎タンタンメン・川崎餃子・久寿餅(くずもち)が有名です。
まとめ
この記事では「川崎」の人気観光スポットや定番のショッピングスポット、アクセスなどを紹介してきた。
この記事で紹介した観光スポットやショッピングスポットと併せて、工場夜景を満喫すれば、「川崎」の多様な魅力を満喫できるだろう。
神奈川県には「川崎」の他にも、魅力的な観光スポットが豊富にある。
神奈川県内の観光スポットを探している方は、以下の記事も参考にしてほしい。