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にし茶屋街

お茶屋や割烹が並ぶ情緒あふれる茶屋街をゆったり散策。

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更新 :

にし茶屋街は、文政3年(1820年)に加賀藩から公許された花街のひとつ。金沢城から見た方角から西にあったことから、こう呼ばれるようになった。出格子が美しい2階建ての茶屋建築が立ち並び、カフェやショップに立ち寄りながらの散策が楽しい。金沢の茶屋街で最も芸の町・金沢を感じられる場所で、夕暮れになると華やかに着飾った芸妓たちに出会えるかも。

茶屋街の一角にたたずむ「西茶屋資料館」は、大正期に大ベストセラーとなった『地上』の作家・島田清次郎(1899~1930年)ゆかりの茶屋「吉米楼」の跡地に建物を再現したもの。島田清次郎はここで貸座敷を営む母の下、周囲の大人や若者を見て育った。その経験がかのベストセラーを生み出したといわれている。1階には島田清次郎に関する資料展示、2階には金屏風や漆塗りの装飾品など豪華茶屋の内部が再現されている。

また、茶屋街の一角には「西検番事務所」があり、ほかの茶屋街には見られない洋風なたたずまいが特徴。大正時代に建てられたもので、国の登録有形文化財にも指定されている。

ポイント

  • 金沢に3つある茶屋街の中で、最も多くの芸妓が所属している。
  • かつての茶屋を和モダンに改装したショップやカフェが点在している。
  • 西茶屋資料館では観光ボランティアガイドが無料で館内を案内してくれる。

写真

  • 趣ある町並みが続く(写真提供:金沢市)

    趣ある町並みが続く(写真提供:金沢市)

  • 四季折々の風景も見どころ

    四季折々の風景も見どころ

  • 島田清次郎ゆかりのお茶屋跡に立つ資料館(写真提供:金沢市)

    島田清次郎ゆかりのお茶屋跡に立つ資料館(写真提供:金沢市)

  • 夜になると三味線の音色が聞こえてくる(写真提供:金沢市)

    夜になると三味線の音色が聞こえてくる(写真提供:金沢市)

  • ライトアップされた茶屋も美しい

    ライトアップされた茶屋も美しい

口コミ

1
  • 演歌好き

    逛完東茶屋街和主計茶屋街後,就會覺得這地方沒什麼。

基本情報

日本語名称
にし茶屋街
郵便番号
921-8031
住所
石川県金沢市野町
電話
076-232-5555(金沢市観光協会)
営業時間
散策自由
アクセス
JR「金沢」駅から市内バスで「広小路」下車、徒歩3分