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西田家庭園 玉泉園 茶道体験

藩主も訪れた庭園で「武士のたしなみ」を体験。

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更新 :

武士は武芸の鍛錬とともに、社交や接待の場で不可欠な作法だった茶道を身につけることをたしなみとしていた。
西田家にある「玉泉園(ぎょくせんえん)」は兼六園より古い400年の歴史を持つ庭園である。その名は加賀藩初代藩主・前田利長(まえだ としなが)の夫人、玉泉院からとったもので、加賀藩との関わりは深い。いまでも庭園の滝や池の水源は兼六園の中心に位置する霞ヶ池であり、金沢最古の茶室「灑雪亭(さいせつてい)」からの眺めは兼六園の樹木を借景としている。「灑雪亭」ではかつて藩主やその夫人が茶を楽しんだことだろう。

西田家の茶道体験プログラムでは、季節に応じて茶室内の装飾鑑賞の作法からお菓子やお茶のいただき方などの基本的所作を体験するだけでなく、実際に体験者自身がお茶を点てる「ご自服(じふく)」も行う。

体験は基本的に正座で行うが、「足がしびれていてはお茶やお菓子の味が分からなくなる」という考えから椅子も用意されて腰掛けたり、脚を崩したりしてお茶を楽しむことができる。英語を話すスタッフが丁寧に説明するので、気軽に金沢の茶道文化に触れられるだろう。

ポイント

  • 西田家の茶道体験プログラムでは、実際に体験者自身がお茶を点てる「ご自服(じふく)」も行う。
  • 体験は基本的に正座で行うが、椅子も用意されて腰掛けたり、脚を崩したりしてお茶を楽しむことができる。
  • 英語を話すスタッフが丁寧に説明するので、気軽に金沢の茶道文化に触れられる。

亭主に「お点前頂戴いたします」とあいさつしてお茶をいただく

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お点前頂戴いたします

写真

  • 素材や食感で季節が表現されたお菓子

    素材や食感で季節が表現されたお菓子

  • 茶道体験では脚を崩してもOK

    茶道体験では脚を崩してもOK

  • 「玉泉園」の松が詠み込まれた掛け軸の俳句

    「玉泉園」の松が詠み込まれた掛け軸の俳句

  • 亭主に「お点前頂戴いたします」とあいさつしてお茶をいただく

    亭主に「お点前頂戴いたします」とあいさつしてお茶をいただく

  • 薄茶は3杯半くらいでいただくのが作法

    薄茶は3杯半くらいでいただくのが作法

  • 体験者自ら茶を点てる「自服」も体験

    体験者自ら茶を点てる「自服」も体験

  • スタッフとともに記念撮影

    スタッフとともに記念撮影

  • 400年の歴史を持つ西田家庭園

    400年の歴史を持つ西田家庭園

口コミ

1
  • 陳榆

    西田家庭園玉泉園~這裡可以品嘗抹茶~可以先預約去體驗一下茶道~

基本情報

日本語名称
加賀藩高級武家庭園 西田家庭園 玉泉園 茶道体験
郵便番号
920-0932
住所
石川県金沢市小将町8-3
電話
076-221-0181
入園料
大人700円、高校生・専門学生600円、小・中学生・障害者500円
※学生は学生証、障害者は障碍者手帳を提示
茶道体験料金
大人1名 3,000円(入園料含む) ※3日前までに要予約
お抹茶とお菓子
大人1名 1,500円(入園料含む)
時間
9:00〜17:00(11月21日~12月24日は~16:00)
定休日
水曜日(祝日の場合は翌平日)、12月25日~2月末
アクセス
(1) JR西日本・IRいしかわ鉄道「金沢」駅から北陸鉄道バスで「兼六園下・金沢城」下車、徒歩すぐ
(2) JR西日本・IRいしかわ鉄道「金沢」駅から城下まち金沢周遊バスで「兼六園下・金沢城」下車、徒歩すぐ
公式サイト
茶道体験(日本語)
公式サイト
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