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興聖寺(京都府宇治市)

山水を取り入れた境内や春秋に美しい参道も人気の曹洞宗最古の名刹。

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更新 :
監修 : 興聖寺

宇治市にある興聖寺は、曹洞宗の開祖・道元によって開かれた日本における初めての禅宗寺院。嘉禎2年(1236)に伏見区深草で開創され、戦乱により一度は廃絶したものの江戸時代初期の正保2年(1645)に現在の場所に再興された。

竜宮造の山門へと続く約200mの参道「琴坂」が有名。ゆるやかな坂道のそばを流れる小川のせせらぎが琴の音のように聞こえたことからその名が付けられたのだとか。春の桜や秋の紅葉など季節によって変化に富んだ表情を楽しめ、京都府の名勝にも指定されている。

境内は山水を取り入れた枯淡な趣が特徴。中でも宇治川の水を引いて作られた池のある庭園に面し、縁側から眺めながらゆったりと過ごすことができる大書院は人気のスポットだ。ほかにも『源氏物語』宇治十帖の「手習」に縁のあるとされる「手習観音」、伏見城の遺構が用いられ「血天井」や鴬張りの廊下のある法堂など見どころは多い。

僧堂では坐禅や写経といった体験を実施。禅寺での生活を食事付きで体験できる一泊二日の「宿泊参禅」も用意されている。

ポイント

  • 日本に14,000以上ある曹洞宗において最古の修行道場。
  • 紅葉や桜が見事な参道「琴坂」は京都府指定の名勝。
  • 手習観音や法堂の血天井、庭園など見どころ多数。
  • 僧堂では坐禅や写経、宿泊といった修行体験も可能。

写真

  • 禅宗の特徴的な形状を見せる山門

    禅宗の特徴的な形状を見せる山門

  • 琴坂は興聖寺を代表する人気スポット

    琴坂は興聖寺を代表する人気スポット

  • 新緑や紅葉など、四季折々の表情を見せる

    新緑や紅葉など、四季折々の表情を見せる

  • 大書院には宇治川の水を引いた庭園が

    大書院には宇治川の水を引いた庭園が

  • 「宇治十二景」のひとつに数えられる鐘楼

    「宇治十二景」のひとつに数えられる鐘楼

  • 写経や坐禅などの修行体験も実施

    写経や坐禅などの修行体験も実施

公式FAQ

よくある質問に対する掲載施設の公式回答です。

Q

外国語のパンフレット等はありますか?(可能な場合、対応言語もお知らせください)

A

英語のみございます。

Q

御朱印はありますか。

A

数種類準備しており、期間限定の御朱印もございます。

Q

駐車場はありますか?

A

ございます。なお、紅葉の時期など、特別拝観期間中は閉鎖しております。

Q

コインロッカーはありますか?

A

ございません。小さな貴重品ロッカーはございます。

Q

団体割引はありますか?

A

10名以上の団体でお一人300円です。

口コミ

1
  • 秦晴

    可以在寺院裡的七堂伽藍感受寧靜與沉穩的氛圍哦~

基本情報

日本語名称
興聖寺
郵便番号
611-0021
住所
京都府宇治市宇治山田27-1
電話
0774-21-2040
定休日
無休 ※特別な行事などの場合拝観不可日あり。
時間
拝観受付 9:00〜17:00
料金
拝観料500円
アクセス
京阪宇治線「宇治」駅から徒歩15分
クレジットカード
不可
公式サイト
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