世界に誇る大スケールな鳴門の渦潮を橋上から目撃

2021年12月16日
最終更新 :
筆者 : 編集部

本四架橋ルートの一角を担う、大鳴門橋。四国の北東端、兵庫県南あわじ市と徳島県鳴門市の間にある鳴門海峡に架かるこの橋の、1日の平均交通量は約18,000台にも上ります。道路・鉄道の併用橋として建設され、上部に車道、桁内には管理用通路を設置。大鳴門橋うずしおウォークでは、普段は立ち入ることができない管理用通路を利用し、鳴門の渦潮の絶景を見下ろすことができます。

橋の構造を理解しながら楽しくウォーキング

ツアーの始まりは道の駅うずしお内にある鳴門海峡の展望台。受付を済ませたら、ヘルメット&手袋を受け取って、スタッフによるレクチャーが始まります。同所に常設する実寸サイズの大鳴門橋ケーブル断面模型を使って、橋に関する概要を教わりながら、ツアー時の留意点を情報共有。現在、一般客は立ち入ることができない橋への連絡通路から入場し、いよいよツアーがスタート。

淡路島南ICから直結、道の駅うずしおの展望台が集合場所。
淡路島南ICから直結、道の駅うずしおの展望台が集合場所。
直径約84cm、大鳴門橋のケーブル模型のそばでレクチャーは行われます。
直径約84cm、大鳴門橋のケーブル模型のそばでレクチャーは行われます。
大鳴門橋の付け根部分にある連絡橋からスタート。ここから終着地点の渦の道(大人510円 ※ツアー料金に含まれる)への道のりは1,629m。
大鳴門橋の付け根部分にある連絡橋からスタート。ここから終着地点の渦の道(大人510円 ※ツアー料金に含まれる)への道のりは1,629m。

海風が心地いい! 迫力のシーンを間近でぜひ

総距離1,629mの大鳴門橋に設けられた幅1mほどの管理用通路を、終着地点の鳴門側まで進みます。海面から約45mの高さに設置されているうえ、遮るものが橋脚しかないため一歩踏み出した瞬間から風速3km/sをこえる海風が肌にびゅうびゅう。しかも床はグレーチング仕様で、波しぶきをあげる迫力の海のシーンが真下にある設計になっていて、思わず足がすくみます。ツアー中は橋の構造・仕組みの説明に加え、建設時のエピソード、さらに周辺に広がる島々の情報など、スタッフさんの丁寧&聞き応え十分のガイドとともにナビゲート。

トラス形式という複雑な橋桁の構造を、素人でも理解できるようわかりやすく説明してもらえます。
トラス形式という複雑な橋桁の構造を、素人でも理解できるようわかりやすく説明してもらえます。
遥か向こうに見えるのは南あわじ市のランドマーク、風力発電の巨大風車。
遥か向こうに見えるのは南あわじ市のランドマーク、風力発電の巨大風車。
通路の床に設置されている、兵庫県と徳島県の県境の目安となる案内看板。
通路の床に設置されている、兵庫県と徳島県の県境の目安となる案内看板。

ここでしか見られないアートな絶景は参加者だけの特権

始まりから75本目の主柱の地点がちょうど橋の真ん中。このあたりからくっきりとした渦潮がいくつも現れます。幾重にも円を描く荒波はまさに自然が生み出したアートな絶景! それを真上から鑑賞できるのはこのツアー参加者だけの特権です。時折、観潮船が行き交い、よりスケールの大きさを実感できるシーンは特に必見。希望者に貸与されるネックストラップを着用すればスマホの取り出しもOKなので、ぜひ記念に撮影をしましょう。なお終着地点は、海上遊歩道が整備された観光施設・渦の道を経由。管理用通路では見られなかった北側のパノラマビューも楽しむことができます。

世界に誇る鳴門海峡の渦潮。その日の潮位で異なりますが、最大で直径約30mに達することも。
世界に誇る鳴門海峡の渦潮。その日の潮位で異なりますが、最大で直径約30mに達することも。
行き交う観潮船と比較すると渦潮の大きさがよりリアルになります。
行き交う観潮船と比較すると渦潮の大きさがよりリアルになります。
海峡の鳴門側にある渦の道。回遊式の遊歩道には所々に、海を見下ろせるガラス床を設置。
海峡の鳴門側にある渦の道。回遊式の遊歩道には所々に、海を見下ろせるガラス床を設置。