相撲発祥の地・出雲を訪ね大相撲の巡業を観戦!

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筆者 : GOOD LUCK TRIP

昨今、世界的にも注目を集めている日本の国技「相撲」。相撲発祥の地とされる島根県出雲エリアをめぐり、相撲文化をよりディープに知る旅へと出かけよう。

※記載の料金や時間などのDATAは、一般の利用・見学の場合を記載しています。

目次

相撲発祥の地・出雲でルーツを学び大相撲観戦に臨む

大相撲を観戦する前に、「相撲発祥の地」とされる島根県出雲エリアを散策。相撲文化への理解を深めてから、大相撲を観戦する。さらに、相撲とも密接な関係にある「日本刀」も製造していた「たたらば」にも足を延ばす。

神話として語り継がれる相撲のルーツに触れる

島根県を訪れたら、欠かさず参拝したいのが出雲大社。日本最古の歴史書「古事記」(712年)にも記されており、伊勢神宮と並び日本で最も重要な古社のひとつだ。縁結びの神として有名な大国主大神を主祭神として祀る。

縁結びの神・福の神として名高く、日本中の神々が集う神社
縁結びの神・福の神として名高く、日本中の神々が集う神社

神楽殿正面にある大しめ縄が有名。長さ13m、重さ5.2トンと、日本最大級の大きさを誇る。1744年に再建された本殿は、日本最古の神社建築様式で造られており、国宝に指定されている。

神楽殿の大しめ縄。その大きさに驚かされる。
神楽殿の大しめ縄。その大きさに驚かされる。

毎年旧暦10月は、全国の神々が出雲へ集まり留守になるため一般的には「神無月」と呼ばれるが、出雲地方では神々が集まって来ることから「神在月」と呼ぶ。日本全国の神々にお参りできるとあって、神在月は特に参拝者が多い。

「十九社」は大国主大神のもとに集まった、全国の神々の宿
「十九社」は大国主大神のもとに集まった、全国の神々の宿

出雲大社から西に約1km離れた海岸には、「稲佐の浜」という神在月に神々を迎える場所がある。日本神話には、大国主大神が築き上げた国の次なる支配権を賭け、「タケミナカタ」と「タケミカヅチ」という2神が、この浜で力競べをしたという逸話が残っている。

神々が降り立つという「稲佐の浜」
神々が降り立つという「稲佐の浜」

また、垂仁天皇(3世紀後半から4世紀前半ごろの王とされるが定かではない)の時代に、出雲の「ノミノスクネ」と力自慢で名を馳せた「タイマノケハヤ」が対戦したという。これらの伝承は相撲の起源とされており、出雲地方は「相撲発祥の地」と捉えられている。

出雲大社の摂社である野見宿禰神社(のみのすくねじんじゃ)
出雲大社の摂社である野見宿禰神社(のみのすくねじんじゃ)

有力力士を多く抱えた松江藩の歴史を知る

古来の伝承には不明確な部分も多いが、江戸時代(1603~1868)に入ると出雲は相撲の歴史を語る上で欠かせない存在となる。

戦国時代が終わり平和な世が続くと町人文化が栄え、相撲は歌舞伎と並んで大人気の娯楽に。各藩(現在でいう県)は権力を誇示するために、競うように有力力士を抱えるようになった。江戸時代の力士たちは各藩から支援を受けて、藩の威信を背負って戦っていたのである。

なかでも出雲地方の松江藩は雷電為右衛門をはじめ、伝説的な力士を多く抱えており江戸(現在の東京)でも大きな存在感を示していた。1801年には松江藩が抱える力士が、6人も番付(大相撲における力士の順位表)の上位を占めていたという。

松江藩が抱えた力士たちを描いた、歌川国貞(初代)作「大相撲部屋之図」(島根県立古代出雲歴史博物館にて撮影)
松江藩が抱えた力士たちを描いた、歌川国貞(初代)作「大相撲部屋之図」(島根県立古代出雲歴史博物館にて撮影)

代々、多くの有力力士を抱え込んでいた松江藩。その松江藩の中心が「松江城」だ。

千鳥が羽を広げたような破風を持つことから「千鳥城」とも呼ばれる。
千鳥が羽を広げたような破風を持つことから「千鳥城」とも呼ばれる。

出雲・隠岐の大守である堀尾吉晴が約400年前に築城。1638年~1871年までは、松平氏が入城し、この地を治めている。

標高29mの亀田山にそびえる。2015年には国宝に指定された
標高29mの亀田山にそびえる。2015年には国宝に指定された

天守閣は4重5階に地下1階を備え、最上階の望楼「天狗の間」は展望台と司令塔の役割を持っていたため、壁がなく手すりのみ。松江市街や宍道湖が360度の大パノラマで一望できる。

夕日の名所としても知られる宍道湖を一望できる
夕日の名所としても知られる宍道湖を一望できる

城内には松江の歴史や松江城の資料の一部が展示されている。有事に備えて軽量な桐を使用した階段は、全国でもこの城のみで見られる。

全国に12残る現存天守のなかの1つ。階段も急だ
全国に12残る現存天守のなかの1つ。階段も急だ

いよいよお待ちかねの大相撲観戦!

出雲と相撲の深い繋がりを知ることができたところで、実際に大相撲を観戦する。この日は、出雲市内の出雲ドームで「巡業」が行われており、相撲発祥の地で大相撲観戦をする機会に恵まれた。

会場前に掲げられた幟旗が高揚感を高めてくれる
会場前に掲げられた幟旗が高揚感を高めてくれる

「巡業」とは大相撲本場所が開催される1月、3月、5月、7月、9月、11月を除く月を中心に、地方都市で開催される興行のこと。原則として各場所1日限りの開催で、年間50以上の都市にて開催されている。

12時ごろから、若手力士による取組がまず開始される
12時ごろから、若手力士による取組がまず開始される

巡業では本場所さながらの迫力ある取組(試合)を観ることができる。その一方、本場所と比べて和やかな雰囲気も流れており、力士と至近距離でふれあえるのが魅力だ。お目当ての力士と、一緒に記念撮影できる可能性も高い。

地元の子どもたちとふれあう力士
地元の子どもたちとふれあう力士

取組の間に2人の力士が、相撲の禁じ手や珍しい決まり手をコミカルに説明する「初切(しよっきり)」など、本場所では見られない催し物を観ることができる。

2人の力士が土俵上でコントのように、禁じ手や決まり手をコミカルに演じる「初切」
2人の力士が土俵上でコントのように、禁じ手や決まり手をコミカルに演じる「初切」
そのほか横綱の綱締め実演などが見られることもある
そのほか横綱の綱締め実演などが見られることもある

催し物のなかでも、力士たちが土俵上で披露する「相撲甚句(すもうじんく)」は特に感動的。美しく装飾された「化粧廻し」を締めた力士が、手拍子や足の音頭に合わせて七五調の囃子歌を声量豊かに唄い上げる。力士たちの美声がドーム内に反響し、会場に訪れたファンの心に響き渡った。

「相撲甚句」は、大相撲などの巡業で披露されることが多い伝統的な芸能
「相撲甚句」は、大相撲などの巡業で披露されることが多い伝統的な芸能
美しい化粧廻しを身に着けた力士たちが、土俵上に整然と並び立つ様子は壮観
美しい化粧廻しを身に着けた力士たちが、土俵上に整然と並び立つ様子は壮観

幕内力士(前頭以上の位の高い力士)の土俵入りがはじまると、会場はますます熱気を帯びる。

第73代横綱・照ノ富士の土俵入り
第73代横綱・照ノ富士の土俵入り

そして、横綱(もっとも位の高い力士)の土俵入りはハイライトのひとつ。純白の綱を締めた横綱が、「露払い(横綱を先導する役割の力士)」と「太刀持ち(横綱に従って刀を持つ役割の力士)」を従えて堂々と入場してくる。

迫力満点の横綱による四股
迫力満点の横綱による四股

土俵の中央で、横綱が四股(片足を高く上げ、地面を強く踏みつける相撲の基本動作)を踏むたびに観客からは「よいしょ!」と掛け声が飛ぶ。四股には「大地の邪悪な霊を踏み鎮める」という、宗教的な意味もある。土俵上で厳かに、そしてダイナミックに繰り広げられるこの儀式をしっかり目に焼き付けたい。

塩を豪快にまく力士。神聖な場所である土俵を清める昔からの風習だ
塩を豪快にまく力士。神聖な場所である土俵を清める昔からの風習だ

終盤は人気力士同士による取組が次々と行われ、相撲ファンは食い入るように勝負を見つめていた。巡業は本場所が開催される東京、大阪、名古屋、福岡から離れた地で開催されることも多く、地方に住む大相撲ファンにとってはライブで観戦する数少ない機会。各地方の大相撲ファンと一体になって、力士に声援を送るのはなんとも楽しい。

※スケジュールや催し物の内容は、巡業場所によって異なる。

相撲とも関連が深い刀を製造していた「菅谷たたら山内」を訪ねる

さて、横綱が「太刀持ち」(横綱に従って刀を持つ役割の力士)を従えて土俵入りするように、相撲と刀の関係性は深い。刀は横綱の威厳を表すアイテムでもあるのだ。

また、相撲の勝敗を判定し、進行役でもある「行司」の最高位である「立行司(たてぎょうじ)」は、帯に短刀を差している。これは「万一間違えた判定をした場合、切腹する」という決意を表している(おそらく実際には切腹しないが、飽くまで決意として)。

出雲市出身の立行司、41代式守伊之助
出雲市出身の立行司、41代式守伊之助

出雲市の南に位置する雲南市には、そんな刀とも縁が深い場所がある。「菅谷たたら山内」と呼ばれる、かつて製鉄を行っていた集落だ。

山内全体を管理する事務所として使用されていた「元小屋」。最高責任者の住居も兼ねた
山内全体を管理する事務所として使用されていた「元小屋」。最高責任者の住居も兼ねた

集落でもっともシンボリックな建物が「高殿(たかどの)」。製鉄炉がある建屋のことを指し、一辺約18m四方の正方形をしている。

「高殿」はたたら山内の中心。1923年までおよそ170年間稼働した。国の重要文化財に指定されている
「高殿」はたたら山内の中心。1923年までおよそ170年間稼働した。国の重要文化財に指定されている

中心に製鉄炉が陣取り、砂や砂鉄の置き場、技師長である「村下(むらげ)」が休息する場所などが建物内に配されている。操業当時の姿が残る高殿としては唯一現存するものであり、とても貴重だ。

宮崎駿監督の映画『もののけ姫』に登場するたたら場は、この「菅谷たたら山内」がモデルになったといわれている。また、人気アニメ『鬼滅の刃』にもたたら製鉄と関係の深い刀鍛冶などが登場する。山内をじっくり散策すれば、これらの作品の世界観に浸ることができるはず。

村下(むらげ)は仕事に入る日の朝は川の水で禊をして、全身を清めてから高殿に入ったという
村下(むらげ)は仕事に入る日の朝は川の水で禊をして、全身を清めてから高殿に入ったという

基本情報

日本語名称
菅谷たたら山内
郵便番号
690-2801
住所
島根県雲南市吉田町吉田4210-2
電話
0854-74-0311(公益財団法人鉄の歴史村地域振興事業団)
定休日
月曜(祝日の場合は翌日)
時間
9:00~17:00(最終入館16:00)
料金
一般310円、小・中学生210円
アクセス
中国横断自動車道吉田掛合ICから車で10分
クレジットカード
使用不可
公式サイト
公式サイト

「菅谷たたら山内」から車で10分ほどの場所にある「たたら鍛冶工房」。こちらでは刃物を金づちで打ち延ばし形をつくる、「鍛造(たんぞう)」という方法でペーパーナイフを作る体験ができる。

ペーパーナイフを作る体験。高温の炉で釘を熱することからはじまる
ペーパーナイフを作る体験。高温の炉で釘を熱することからはじまる

金づちを使ってイメージする形に刃を整えたら、グラインダーで削り最後の仕上げにかかる。職人が付き添い、丁寧に教えてくれるので安心して作品づくりに取り組める。1作品は30分ほどで仕上がり、手軽に体験できるのもうれしい。

15cmの釘を炉で熱したあと、金づちで叩いて打ち出していく
15cmの釘を炉で熱したあと、金づちで叩いて打ち出していく
完成したペーパーナイフ。世界にひとつだけのオリジナル品だ
完成したペーパーナイフ。世界にひとつだけのオリジナル品だ

基本情報

日本語名称
たたら鍛冶工房
郵便番号
690-2801
住所
島根県雲南市吉田町吉田4081-1
電話
0854-74-0311(公益財団法人 鉄の歴史村地域振興事業団)
定休日
月曜(祝日の場合は翌日)※体験は要予約
時間
9:00~17:00(体験の最終受付は16:00)
アクセス
中国横断自動車道吉田掛合ICから車で10分
クレジットカード
使用不可

欠かさず訪れたい出雲エリアの魅力スポット

世界的にも有名な美術館や日本酒を味わえるスポットなど、出雲エリアを訪れたら、必ず訪れたいスポットがまだまだたくさんある。順番に紹介していこう。

島根県立古代出雲歴史博物館

出雲大社や数多くの神話が残る古代出雲に関する貴重な資料が、多数展示される博物館。出雲大社のすぐ東にあり、参拝後は必ず立ち寄りたい。

10世紀ごろの出雲大社本殿の模型。高さ約48mという、高大な本殿があったという学説に基づいて造られた模型だ
写真:島根県立古代出雲歴史博物館提供 10世紀ごろの出雲大社本殿の模型。高さ約48mという、高大な本殿があったという学説に基づいて造られた模型だ

テーマ別展示室は3つに分かれており、「出雲大社と神々の国のまつり」には、平安時代には巨大な高層神殿だったという出雲大社の10分の1模型が展示されている。

紀元前2~1世紀ごろのものと見られる「銅鐸」と呼ばれる青銅器
写真:島根県立古代出雲歴史博物館提供 紀元前2~1世紀ごろのものと見られる「銅鐸」と呼ばれる青銅器
島根県出雲市斐川町の荒神谷遺跡から出土した358本の銅剣
写真:島根県立古代出雲歴史博物館提供 島根県出雲市斐川町の荒神谷遺跡から出土した358本の銅剣

なかでも圧巻なのが、「青銅器と金色の太刀」の展示。国宝の銅剣358本と銅鐸39個がズラリと並ぶ光景を見ることができる。

「古事記」、「日本書紀」、「出雲国風土記」などに登場する、島根を舞台とした神話伝承をわかりやすく紹介する「出雲神話回廊」も興味深い。また、出雲と相撲の関係性を紹介する展示もある。企画展も随時開催しており、訪れる度に新たな発見を得られるはずだ。

松江市東出雲町出身で唯一の島根県出身の横綱・陣幕久五郎が描かれている(島根県立古代出雲歴史博物館にて撮影)
松江市東出雲町出身で唯一の島根県出身の横綱・陣幕久五郎が描かれている(島根県立古代出雲歴史博物館にて撮影)

足立美術館

島根県安来市出身の実業家、足立全康によって設立された美術館。横山大観、竹内栖鳳、上村松園、橋本関雪、榊原紫峰といった近・現代日本画コレクションを中心に陶芸や木彫など約2000点を収蔵、順次公開している。

美術館を取り囲むように、主庭の枯山水庭、白砂青松庭(写真)、苔庭、池庭などが配され、その規模は5万坪と広大だ
美術館を取り囲むように、主庭の枯山水庭、白砂青松庭(写真)、苔庭、池庭などが配され、その規模は5万坪と広大だ

特に横山大観の作品は約120点を数え、「大観美術館」と呼ばれるほど充実。特別展示室では、常時約20点の大観の作品を鑑賞できる。また、2020年にオープンした「魯山人館」には、北大路魯山人の陶芸や書画約120点が常時展示されている。

横山大観「紅葉」(左隻・1931年)足立美術館蔵。随時展示替えを行っており、この作品は毎年秋季限定で公開されている
横山大観「紅葉」(左隻・1931年)足立美術館蔵。随時展示替えを行っており、この作品は毎年秋季限定で公開されている

この美術館を世界的に有名にしたのは、美しい日本庭園。米国の日本庭園専門誌による庭園ランキングでは、2003年から20年連続で日本一に輝いている(2023年現在)。

周囲の山々を借景にした日本庭園は、ダイナミックかつ繊細
周囲の山々を借景にした日本庭園は、ダイナミックかつ繊細

「庭園もまた一幅の絵画である」という足立全康のポリシーにより、専属の庭師らと職員が毎朝約1時間かけて手入れを行う。窓の外に見える庭園を、一枚の掛け軸や絵画として鑑賞できる「生の掛軸」「生の額絵」は必見だ。

作品は年に4回の展示替えを行い、季節ごとに異なる作品を楽しめる。

絵画のように美しい「生の額絵」。一度立ち止まると動けなくなる
絵画のように美しい「生の額絵」。一度立ち止まると動けなくなる

旭日酒造

1869年の創業以来、地元出雲や島根県産の酒米を中心に使用した酒造りを行っている「旭日酒造」。出雲北部の北山の湧水を仕込み水として、しっかりした味わいの日本酒を醸し続けている。

代表銘柄である「十旭日(じゅうじあさひ)」。米の旨みを感じられる味わいで、冷やして飲むよりも常温や熱燗に適している
代表銘柄である「十旭日(じゅうじあさひ)」。米の旨みを感じられる味わいで、冷やして飲むよりも常温や熱燗に適している
アーケード商店街のなかにある、珍しい酒蔵。
アーケード商店街のなかにある、珍しい酒蔵。

代表銘柄は「十旭日」と「八千矛」のふたつ。米と麹と水のみを原材料とし、自然の乳酸菌や酵母を用いた「生酛造り」も行っている。「生酛造りは一般的な製法よりも時間や手間が倍ほどかかります。でも、出雲の風土やこの蔵ならではの味わいを醸し出せることに、造り手としてよろこびを感じています」と蔵の娘であり、副杜氏の寺田栄里子さん語ってくれた。

「お米の味を重視した昔ながらのタイプのお酒をメインに醸造しています」と話す副杜氏の寺田栄里子さん                                                                    
「お米の味を重視した昔ながらのタイプのお酒をメインに醸造しています」と話す副杜氏の寺田栄里子さん                                                                    

旭日酒造では、店頭で有料試飲も可能。米や酵母造りの違いで変化する、さまざまな日本酒の味を飲み比べてみるのも楽しい。

有料試飲専用のサーバーも備えており、気軽に試すことができる
有料試飲専用のサーバーも備えており、気軽に試すことができる

基本情報

日本語名称
旭日酒造
郵便番号
693-0001
住所
島根県出雲市今市町662
電話
0853-21-0039
定休日
不定休
時間
10:00~18:00
アクセス
JR「出雲市」駅から徒歩約5分
クレジットカード
使用可
公式サイト
公式サイト

まとめ

いかがでしたか?
今回の旅では神話が息づき、日本人にとって特別な地である出雲エリアをめぐり相撲のルーツに触れることができた。大相撲の巡業は島根県がある中国地方でも頻繁に開催されているので、スケジュールを確認の上ぜひ出雲散策と合わせて出かけてほしい。「相撲発祥の地」を訪れたあとの大相撲観戦は、感動も増すはずだ。

また、「相撲の聖地・東京墨田区で相撲文化に触れる旅」も「相撲部屋の朝稽古見学編」「相撲ショー鑑賞編」の2編に分けて紹介している。ぜひ、合わせてご一読を。