【北陸の人気お花見スポット20選】桜が彩る雄大な自然景観と歴史情緒を満喫

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筆者 : GOOD LUCK TRIP

日本列島の中央、日本海に面する新潟県富山県石川県福井県から成る北陸地方
雄大な自然景観や日本の歴史と伝統が残るスポットや街並みなど、日本情緒溢れる魅力的なエリアだ。
雪のよく降る地域であるため、冬に観光する方も多いが、春の北陸地方も負けず劣らず、美しい景色を見られる。
この記事では、北陸地方の県ごとに桜の見頃を紹介するだけでなく、桜の名所も厳選して紹介しよう。
春に北陸地方を訪れるなら、ぜひ紹介した桜の名所に足を運んでほしい。

目次

北陸地方の桜開花予想

北陸地方の県ごとの桜の開花日と満開日は、以下の表を参考にしてほしい。
どの県も近い時期に開花し満開になるため、北陸の各県の花見スポットを一度の旅行で巡れる。
ただ、新潟のみ少し開花が遅いため、注意が必要だ。
花見スポットによっても見頃は変わるため、これから紹介する各スポットの例年の見頃も参考にしてほしい。

新潟県
・開花日:4月8日
・満開日:4月13日
富山県
・開花日:4月3日
・満開日:4月8日
石川県(金沢)
・開花日:4月3日
・満開日:4月8日
福井県
・開花日:4月1日
・満開日:4月7日

【2024年】北陸地方の桜開花予想

2024年の北陸地方の桜の開花日と満開日、見頃を知りたい方は以下の表を参考にしよう。
例年よりも少し早めに見頃を迎えそうだ。

※最終更新:2024年3月31日

新潟県
・開花日:4月5日
・満開日:4月9日
・見頃:4月8日〜4月14日
富山県
・開花日:3月31日
・満開日:4月4日
・見頃:4月4日〜4月9日
石川県(金沢)
・開花日:3月30日
・満開日:4月4日
・見頃:4月3日〜4月9日
福井県
・開花日:3月30日
・満開日:4月4日
・見頃:4月3日〜4月9日
富山市 松川公園 松川べりの桜と遊覧船
富山市 松川公園 松川べりの桜と遊覧船

ゆっくり散策しながら春の訪れを感じられる!新潟の花見・桜の名所5選

四季折々の美しい自然景観と、豊かな自然で育まれた食材を活かしたグルメが魅力の新潟。
北陸地方の中でも最も北側に位置するため、他の県よりも開花する時期が遅い。
そんな新潟の桜の名所には、川沿いや公園が多く、ゆっくり散策しながら様々な品種の桜が、様々な風景を彩る様子を鑑賞できる場所が多い。
春に新潟へ訪れるなら、ぜひこれから紹介する桜の名所へ足を運んでほしい。

1. 大河津分水桜並木

新潟県燕市、分水路の堤防沿いに約1,500本ものソメイヨシノが咲き誇る「大河津分水桜並木」。
「日本さくら名所100選」にも選ばれたその光景を、徒歩でゆっくり散策しながら眺めることも、車でドライブしながら楽しむことも可能。
毎年4月には「つばめ桜まつり」が開催され、夜間は桜がライトアップされる。
4月の第3日曜日には「分水おいらん道中」が開催。
江戸時代の遊女の仮装をした盛大な行列を、桜と共に楽しめる。

約1,500本ものソメイヨシノが一斉に見頃を迎える「大河津分水桜並木」
約1,500本ものソメイヨシノが一斉に見頃を迎える「大河津分水桜並木」
桜の見頃(例年)
4月上旬〜4月中旬

2. 赤坂山公園

新潟県柏崎市の丘陵地にある「赤坂山公園」は、遊具や展望広場、市立博物館のある市民の憩いの場。
そんな市民の憩いの場は春になると、桜の名所へと変わる。
赤松を中心とする樹林の中に、約400本のソメイヨシノ・ヤエザクラ・シダレザクラが咲き誇り、訪れる人々の目と心を楽しませる。
小川や散策路などを歩きながら、園内を彩る桜を楽しもう。

シダレザクラをはじめとする、様々な品種の桜が彩る様子を楽しもう
シダレザクラをはじめとする、様々な品種の桜が彩る様子を楽しもう
桜の見頃(例年)
4月上旬〜4月下旬

3. 悠久山公園

地元の人々からは「おやま」と呼ばれ、親しまれている「悠久山公園」。
新潟県長岡市に位置する悠久山にあり、敷地内には杉や松、桜など様々な樹木が植えられており、動植物の観察や四季折々の景観を楽しめる。
園内には遊具や散策路だけでなく、日本庭園や神社、城郭を模した郷土資料館もあり、日本風情を楽しめるスポットも。
約2,500本も桜が植えられており、園内の各所を薄桃色で染め上げる。
4月中旬から5月上旬には、黄色の花を咲かす「ウコンザクラ」という珍しい品種も見られる。
夜間のライトアップされた桜も見逃せない。

桜越しに見上げる城郭を模した郷土資料館
桜越しに見上げる城郭を模した郷土資料館
桜の見頃(例年)
4月中旬

4. 信濃川やすらぎ堤緑地

新潟県新潟市の中心を流れる信濃川。
信濃川沿いには、全国初の緩やかな傾斜を持つ「信濃川やすらぎ堤」が整備されている。
春にはソメイヨシノとヤエザクラを中心とした、約1,000本もの桜とチューリップの共演が楽しめる。
赤や黄色、ピンクなど色鮮やかなチューリップと儚い色彩の桜のコントラストは実に美しく、春の到来を強く感じられるだろう。

儚い色味のヤエザクラと強い色彩を持つチューリップの美しいコントラストは必見
儚い色味のヤエザクラと強い色彩を持つチューリップの美しいコントラストは必見
桜の見頃(例年)
4月中旬〜5月上旬

5. 湯沢中央公園

テニスコートやレジャープール、グラウンドゴルフ場など、充実した施設が揃う「湯沢中央公園」。
「湯沢中央公園」のある南魚沼郡湯沢町の「木」に指定されているベニヤマザクラやソメイヨシノ、シダレザクラが植えられており、桜の見頃になると園内の各所で咲き乱れる。
ひょうたん池の景観は特に美しく、シダレザクラの風情と朱色の橋、水面に映る桜という風景を見に、多くの人々が訪れる。

撮影スポットにもなっている春のひょうたん池
撮影スポットにもなっている春のひょうたん池
桜の見頃(例年)
4月中旬〜5月上旬

バリエーション豊かな春の絶景を巡る!富山の花見・桜の名所5選

北には富山湾、東には雄大な立山連峰、西には丘陵・山村地帯、南は豊かな田園風景や森林と、多様な景観を楽しめる富山。
春になると多様な景観を桜が彩る、バリエーション豊かな絶景が広がる。
富山の桜の名所を巡っても、飽きることはないだろう。
特に人気の高い桜の名所を紹介するので、ひとつとは言わず二つ、三つと巡ってほしい。

1. 高岡古城公園

高岡市の中心部に位置する、国の史跡公園にも指定されている日本有数の水濠公園。
慶長14(1609)年に加賀前田家二代当主、前田利長が築いた高岡城があった場所に整備された公園で、今も築城当時の石垣が残っている。
3つの水濠に囲まれた広大な敷地内には、神社や博物館、動物園、飲食店などの施設が点在。
春には園内の約3割を占める水濠沿いに、1,800本ほどの桜が花を咲かせ、落ち着きのある空間に彩りを感じられる。水面に反射する桜も趣があって美しい。
「高岡桜まつり」の期間中はライトアップも実施され、光に照らされた桜が優しく浮かび上がる。

日本情緒を感じられる光景が広がるスポットも
日本情緒を感じられる光景が広がるスポットも
桜の見頃(例年)
4月上旬

2. 松川公園

富山県富山市を流れる松川沿いの3.9kmの細長い公園である「松川公園」。
約450本のソメイヨシノが松川の両岸に植えられており、「日本さくら名所100選」に選ばれている。
松川公園で桜を鑑賞するなら、お花見遊覧船に乗船するのがお勧め。
遊覧船から眺める桜のトンネルは、ここでしか見られない景色だ。
見頃になるとライトアップが行われ、夜はより一層風情を感じられる光景が広がる。

周辺を散策するだけでなく、遊覧船から桜を鑑賞しよう
周辺を散策するだけでなく、遊覧船から桜を鑑賞しよう
桜の見頃(例年)
4月上旬

3. あさひ舟川「春の四重奏」

雪が残る北アルプスの山々、舟川べりの桜並木、色とりどりのチューリップに、黄色く咲き誇る菜の花が重なり、絶景を織りなす、あさひ舟川「春の四重奏」は、富山県朝日町の春の風物詩として人気のスポット。
舟川の両岸1,200mに咲く約280本の桜は、地元の方によって植えられ、大切に維持されているもので、その桜の開花時期に合わせて、もともと生産が盛んだったチューリップの極早生の品種を植え、さらに菜種油を採るための菜の花も栽培したことからこの絶景が生まれたのだとか。

大自然の息吹を感じる奇跡の一週間!
大自然の息吹を感じる奇跡の一週間!
桜の見頃(例年)
4月上旬〜4月中旬

4. 朝日山公園

富山県氷見市の小高い山に位置する「朝日山公園」。
市街地を一望できる、氷見市の代表的な景勝地として知られている。
桜の見頃になると園内の各所で、約170本ものソメイヨシノが咲き乱れる桜の名所となる。
桜越しに氷見市の市街地を一望したり、夜にはぼんぼりに照らされた夜桜を楽しんだりと、桜を様々な形で楽しもう。

桜越しに眺める氷見市の市街地
桜越しに眺める氷見市の市街地
桜の見頃(例年)
4月上旬

5. 小矢部川河川公園

富山県南砺市を流れる小矢部川の両岸には、約2kmも続く桜並木があり「ふくみつ千本桜」という愛称がついている。
開花から散るまでの期間が長いサトザクラも植えられているため、長い期間お花見を楽しめるのも嬉しいポイント。
夜にはぼんぼりでライトアップされた桜が川沿いに並ぶ、幻想的な景色も楽しめる。
桜が植えられている敷地は公園となっているので、ゆっくり川沿いを散策しながら、美しい景観を眺めてみよう。

ぼんぼりに照らされた夜桜も美しい
ぼんぼりに照らされた夜桜も美しい
桜の見頃(例年)
3月下旬〜4月上旬

歴史と桜が織りなす情緒も感じられる!石川の花見・桜の名所5選

歴史や伝統を感じられるスポットの多い石川県。
兼六園金沢城公園をはじめ、歴史あるスポットを桜が彩る風情ある花見スポットが多いのが特徴だ。
もちろん、それだけでなく、川沿いや公園など憩いの場に桜が咲き誇るスポットもあり、多種多様な春の絶景を楽しめる。
そんな石川県の花見スポットの中でも、特に訪れるべきスポットを5つに絞って紹介しよう。

1. 兼六園

加賀前田家歴代藩主によって約180年の長い年月をかけて造られた、日本三名園のひとつに数えられる回遊式庭園。
回遊式とは、御殿の座敷や書院から座って見る座観式の庭園とは異なり、土地全体を巡りながら眺める庭のこと。
約3万4600坪の広大な敷地内に池や曲水、築山などが点在し、各所に立ち寄りながら全体を楽しめる構造になっている。
四季折々の美しさでも知られ、幻想的な光景へと姿を変える夜のライトアップも人気。
「兼六園」には約400本の桜が植えられており、春には美しい庭園と桜が調和した優美な景色が広がる。
華やかさの中にも落ち着きを感じられる景色は、日本庭園ならでは。

日本庭園に咲く桜からは春の風情を感じられるだろう
日本庭園に咲く桜からは春の風情を感じられるだろう
桜の見頃(例年)
4月上旬

2. 石川県農林総合研究センター林業試験場 樹木公園

石川県白山市の林業試験場内にある樹木公園で、芝生広場を中央に様々な樹林や日本庭園、郷土の森などが配置されている。
園内には15,000本以上もの樹木が植えられており、四季折々の自然景観を楽しめる憩いのスポットとなっている。
植えられている樹木の中でも、桜は約900本・約130品種と特に多い。
そのため、春になると園内を散策するだけで、様々な形・色の桜を観察できる。
品種によって見頃も異なるため、桜を鑑賞できる時期が長いのも魅力のひとつだ。

様々な品種の桜を見て回ろう
様々な品種の桜を見て回ろう
桜の見頃(例年)
4月上旬〜5月上旬

3. 能登さくら駅(能登鹿島駅)

正式名称は能登鹿島駅だが、春にはホーム沿いに満開の桜が咲き、桜のトンネルができることから、「能登さくら駅」とも呼ばれている。
約100本の桜が作るトンネルの中を列車が走る光景は実に美しく、ホームに列車が入ると歓声が湧くことも。
日没後は桜がぼんぼりでライトアップされ、昼間とは異なる風情が漂う。
ホームから列車が入る様子はもちろん、駅近くの小高い丘から見下ろした景色も美しい。

列車と桜のトンネルが作り出す、春の景色を満喫しよう
列車と桜のトンネルが作り出す、春の景色を満喫しよう
桜の見頃(例年)
4月中旬

4. 金沢城公園

天正11年(1583)、前田利家が金沢城に入ったのちに本格的な築城が始まった、加賀百万石前田家の居城。
天災や火災で多くの建造物が失われたが、現在は「金沢城公園」として周辺一帯を復元整備している。
江戸時代からの姿を残す石川門、三十間長屋に加え、河北門やいもり堀、玉泉院丸庭園などが次々と復元され、当時の姿が蘇りつつある。
鬼門封じや亀甲石のような陰陽五行思想の影響も見られる石垣にも注目したい。
その石垣沿いには桜が植えられており、春にはソメイヨシノやヤマザクラなど様々な品種の桜が咲き誇る。
桜と石垣を見上げるように眺めて、石垣の迫力と桜の儚さとの対比が生み出す、美しい光景を楽しもう。
園内には合計約400本もの桜が植えられており、見どころである石川門や大手堀周辺でも美しい桜を見られる。
園内を散策して、自分好みの景色を探してみよう。

加賀百万石の栄華が偲ばれる、加賀藩前田家の優美な居城
加賀百万石の栄華が偲ばれる、加賀藩前田家の優美な居城
桜の見頃(例年)
4月上旬

5. 熊坂川沿いの桜並木

加賀温泉郷が有名な加賀市を流れる「熊坂川」沿い、延長約1km・約200本の桜並木があり、石川県でも有数の花見スポットとなっている。
桜の見頃には、夜間になるとぼんぼりが優しい灯りで照らした夜桜も楽しめる。
川のせせらぎを聞きながら、川沿いの桜並木をゆっくり散策して、春の訪れを五感で感じよう。
場所によっては、菜の花と桜のコラボレーションも見られる。
周辺には山の下寺院群や江沼神社といった人気観光スポットがあるので、ぜひ合わせて楽しんでほしい。

桜並木をゆっくり歩きながら、周辺の観光スポットも楽しもう
桜並木をゆっくり歩きながら、周辺の観光スポットも楽しもう
桜の見頃(例年)
4月上旬

雄大な自然に溶け込む桜が魅力!福井の花見・桜の名所5選

雄大な自然景観が最大の魅力の福井。
伝統や歴史残るスポットや街並みを多く、迫力や情緒を感じられる景観を見に福井へ訪れる方も多い。
そんな福井で花見をするなら、福井の魅力である雄大な自然景観の中に溶け込む桜や、歴史的建造物を彩る桜を見るべきだ。
これから紹介する桜の名所なら、春の福井の魅力を満喫できるので、ぜひ訪れてほしい。

1. 足羽川桜並木

「足羽(あすわ)川」は福井市の中心部を流れる川で、その川沿いを600本ほどの桜が約2kmにわたって彩る。
川沿いの道の両脇に桜が並んでいるため、トンネルのように桜が頭上を覆い、桜に包まれるような感覚を体験できる。
桜の見頃には日没後に足羽川桜並木がライトアップされ、足羽川周辺は幻想的な雰囲気へと変わる。
足羽川桜並木と同じく、「日本さくら名所100選」にも選定されている「足羽山公園」も歩いて行ける距離にあるので、ぜひ足を伸ばしてみてほしい。

桜のトンネルをゆっくりと散歩してみよう
桜のトンネルをゆっくりと散歩してみよう
桜の見頃(例年)
3月下旬〜4月中旬

2. 丸岡城

戦国時代の天正4(1576)年、織田信長の命で柴田勝家が甥で養子となった勝豊に築かせた城。
江戸時代には本多成重が城主となり丸岡藩が成立、その後は有馬氏が入封し、以後8代にわたってここを拠点に藩を治めた。
国内に現存する天守のなかでも最も古い建築様式のひとつで、国の重要文化財にも指定されている。
春には約400本ものソメイヨシノが咲き誇り、現存天守とのコラボレーションを楽しめる。
例年3月下旬から4月上旬には「丸岡城桜まつり」が開催。
夜間のライトアップやプロジェクションマッピングなど、桜と丸岡城の美しさを際立たせる、様々なイベントが行われる。

歴史ある現存天守と桜のコラボレーションは必見
歴史ある現存天守と桜のコラボレーションは必見
桜の見頃(例年)
4月上旬〜4月中旬

3. 竹田の里

丸岡町竹田地区にある山里には、春になると様々な場所に約100本ものシダレザクラが咲き誇る、桜の名所として知られている。
「たけくらべ広場」の光景は特に美しく、風に揺れる桜から日本の春ならではの情緒を感じられるはずだ。
夜間のライトアップされたシダレザクラは、さらに美しく妖艶さも漂う。
シダレザクラが好きな方なら、足を運ぶべき桜の名所と言っても過言ではない。

ライトアップされた妖艶なシダレザクラ
ライトアップされた妖艶なシダレザクラ
桜の見頃(例年)
4月中旬〜4月下旬

4. 九頭竜湖

福井県大野市にある九頭竜湖は、岩石や土砂を積み上げたロックフィル式ダムの建設によって造られた人造湖。
周囲の山岳が色づいた美しい紅葉や積雪した銀世界のような景色など、四季折々の景観が魅力だ。
湖畔には約3,000本もの桜が植えられているため、春にはお花見が楽しめる。
特に桜越しに眺める、山岳と湖の風景に溶け込んだ「夢のかけはし」は美しく、春の九頭竜湖の魅力が詰まっているので、必見だ。

桜咲く春ならではの美しい九頭竜湖を見に行こう
桜咲く春ならではの美しい九頭竜湖を見に行こう
桜の見頃(例年)
4月下旬

5. 金崎宮

金ヶ崎城址、現在は金ヶ崎公園となっている場所の麓にある神社「金崎宮」。
春には約400本ものソメイヨシノが咲き誇る、桜の名所として古くから知られている。
金崎宮に花見をした男女が桜の小枝を交換して思いを伝えたというエピソードがあり、いつしか桜の小枝を交換する「花換え」をしたカップルは幸せになるというジンクスが生まれた。
そのことから、金崎宮は「恋の宮」とも呼ばれるように。
今では桜が満開を迎える3月下旬から4月上旬には、「花換え」をして思いを伝え合う、「花換えまつり」が例年行われている。
花見と縁結び、同時に行える珍しいスポットなので、カップルや気になる人とのデートにもピッタリだ。

花見と合わせて縁結びも祈願してみよう
花見と合わせて縁結びも祈願してみよう
桜の見頃(例年)
3月下旬〜4月上旬

北陸地方の桜に関するよくある質問

Q

北陸地方の桜の見頃は?

A

県やスポットによって異なりますが、4月上旬に見頃を迎えることが多いです。

Q

北陸地方で桜の名所が多いエリアは?

A

「日本さくら名所100選」に選ばれたスポットが多いのは福井県と新潟県です。ただ、石川県と富山県にも桜の名所は多くあります。

まとめ

この記事では、北陸地方の県ごとの見頃と桜の名所を紹介してきた。
北陸地方ならではの雄大な自然景観と歴史情緒漂うスポットを、桜が儚く彩る光景をぜひ一度は目にしてほしい。
春に日本へ訪れる予定があり、まだ行く先が決まっていないなら、日本全国の桜の名所を紹介している、こちらの記事も参考にしよう。