
東京から手軽に訪問できる火山島、ユニークな自然を体感できる三宅島観光ガイド
三宅島は東京都に属する伊豆諸島南部の島で、たびたびの噴火活動に見舞われている。
東京からアクセスできる島だが、強烈な個性をもち、ダイナミックな自然の営みを目の当たりにすることができる。
日帰り観光も可能な火山島、三宅島の観光スポットと、旅のヒントを紹介しよう。
三宅島ってどんな場所?
三宅島は東京から南に約180キロメートルに位置し、船と飛行機の便がデイリーで就航している。
島の形は南北に少し長い円形で、島を1周する海岸沿いの道路の長さは約30km、車を使えば約1時間で1周することができる大きさの島だ。
海底部分まで含めると、島の直径は約25km(海面で約8km)、標高は1200mの火山で、山腹での割れ目噴火を繰り返してきた。

三宅島では、過去100年間で4回の大きな噴火活動があり、1983年の噴火では阿古(あこ)地区が溶岩で埋没、2000年の噴火では、大量の火山ガスが放出された。
2000年の噴火活動は6月下旬から始まったが、徐々に活発になっていき、有毒な火山ガスの放出が継続したため、9月には全島避難が実行された。
全島避難は4年5ヵ月に及んだが、2005年2月1日に避難指示が解除され、翌年にかけて避難していた島民の約7割が帰島した。

火山ガスや降灰は島の樹木に大きな影響を与え、人工林や天然林で構成された森林の約6割が枯死するなどの影響を受け、鳥たちの個体数も急減した。
噴火活動は、島に甚大な被害を与えているが、島の植生はその都度回復し、数百年前から生きている巨木も健在だ。
絶滅危惧種に指定されている鳥、アカコッコの保護活動も進んでおり、自然の生息地を拡大することで個体数を増やす試みが行われている。

三宅島の気候と旅のベストシーズン
島の近くを流れる暖流、黒潮(くろしお)の影響を受け、雨が多い海洋性気候の特徴がある。
温暖な気候だが夏はそれほど暑くならず、本州で最高気温が35度を超えるような日でも、三宅島は30度前後ということが多い。
冬は最低気温が0度を下回ることはほとんどなく、最も寒くなる1月の平均気温も10度をわずかに下回る程度だ。
年間を通して過ごしやすい気温だが、台風や冬の低気圧の影響を受けることが多いので、訪問予定の時期の天候が悪いときは、船や飛行機の運航状況をまめに確認したほうがよい。
バードウォッチングを楽しむなら4〜6月
三宅島はバードアイランドと呼ばれるほど野鳥観察に適した島で、渡り鳥がやってくる春、特に5月はバードウォッチングに最も適した時期だ。
鳥たちは早朝に活動するので、バードウォッチングが目的なら、早朝に三宅島に到着する東海汽船の大型客船を利用するといい。

海を満喫するなら7〜8月
海水浴を楽しむなら、学校が夏休みに入る7〜8月がベストシーズンで、7月中旬から8月中旬までライフセーバーが常駐する海水浴場もある。
7〜8月は、島が1年で最もにぎわう時期で、宿泊代もハイシーズン料金が適用される。
船や飛行機などの足とともに、予約は早めに入れたほうがよい。

東京から三宅島へのアクセス方法
東京から三宅島へは、船や飛行機を使ってアクセスすることができる。
どちらも毎日就航しており、駆け足の観光にはなるが、日帰りで訪れることも可能だ。
東海汽船の大型客船で
東京の竹橋桟橋(最寄りの鉄道駅JR浜松町から徒歩約10分)から所要6時間30分で、東海汽船の大型客船が三宅島に就航している。
往路は東京発22:30で三宅島への到着は翌日の早朝5:00、復路は八丈島からの船が13:35に入港し13:45三宅島発、東京着は同日の19:50だ。
船は三宅島から御蔵島、さらに八丈島に向かい、八丈島で折り返して御蔵島を経由して三宅島に立ち寄って東京に戻る。
大型客船のタイムテーブル(2026年7〜9月例)
| 東京 | 三宅島 | 御蔵島 | 八丈島 | |||
|---|---|---|---|---|---|---|
| 前日22:30発 | ⇒ | 5:00着/5:15発 | ⇒ | 6:00着/6:05発 | ⇒ | 8:55着 |
| 19:50着 | ⇦ | 13:35着/13:45発 | ⇦ | 12:35着/12:40発 | ⇦ | 9:40発 |

船の運航の可否は、海上と寄港地の状況によって判断され、荒天が予想される場合は運休される。
三宅島の港は島の東部の三池(みいけ)港と、西部の伊ヶ谷(いがや)港、南西部の錆ヶ浜(さびがはま)港の3カ所が使われている。
船が入港する港は、三宅島到着時点の港のコンディションで判断されるため、どの港を利用するかは、当日にならないとわからない。
往路は深夜に、復路は11:00に使用する港が決定され、朝の到着港と午後の出発港が異なることもある。

日帰りする場合でも、東京行きの便がどの港から出航するか必ず確認を行う必要がある。
早朝到着時の送迎付き休憩プランを申し込んでいる場合は、各施設の送迎車が塔着港まで迎えにきてくれるので、こちらから連絡を入れる必要はない。
また村営バスも、東京からの大型客船の早朝到着に合わせて、左回りと右回りにそれぞれ1便が運行される。
三宅島行き客船の予約は、東海汽船のウェブサイトからも可能だが、事前の会員登録(無料)が必要だ。
キャンセルや予約変更はネットからの手続きができず、電話やメールで連絡を入れる必要がある。

船にはホテルの一室のような特等客室から、2段ベッドの部屋、横になることができる相部屋まで揃い、レストランやシャワー施設もあるので、船中泊も快適に過ごすことができる。

6〜10月の台風シーズンや海が荒れやすい冬場などは、出発間際まで、東海汽船の運航状況を確認しよう。
船の運航に支障がないと判断される場合は、運航状況一覧に「○就航」と示されるが、現地で着岸できるかどうかわからないときは「★」と表示される。
この場合は、三宅島の近くまで行っても着岸できず、そのまま御蔵島、八丈島へと渡り、東京に戻ることになる。
また三宅島から先が運休されることもあり、2026年8月5日は台風の影響を受け、三宅島で船が折り返し、出航時刻も朝6:00に繰り上げられた。


日帰りで訪問予定を組んでいる場合、島に上陸できず、そのまま東京まで戻ってくることになる可能性もある。
台風シーズンや冬の間など、船旅に影響が出そうな時期に旅行する場合は、船が運休するかもしれないことを前提に考える必要がある。
調布飛行場から空路で
新中央航空の小型機が、調布飛行場から三宅島まで飛んでおり、所要時間は約50分。
午前とお昼前後、午後にそれぞれ1本ずつの往復フライトがあり(日に2便の時期もある)、日帰りで三宅島を訪れることも可能だ。

調布飛行場は、東京西部の調布市に位置しているが、鉄道駅からは離れているため、鉄道と路線バスを使ってアクセスする場合は、新宿からでも1時間以上の所要時間が必要だ。
調布飛行場まで行けるバスは、京王線北口発の小田急バスと、三鷹発の小田急バスとがあるが、三鷹発の小田急バスは便数が少なく、三宅島行きの午後の第3便にしか接続しない。
時間や手間を節約するには、JR三鷹駅や京王線調布駅からタクシーを使うことをおすすめする。

三宅島の交通機関と移動手段
観光客が使えるメインの交通手段は、島を1周して走っている村営バスだ。
右回り(時計回り)と左回り(反時計回り)にそれぞれ5便ずつ運行されており、記事中で紹介した見どころのほとんどは、1泊2日の日程でもバスを使って巡ることができる。
タクシーも利用できるので、島の北部を巡るなら、タクシーも活用して動くといい。
レンタカーの車種は軽自動車の貸し出しが多く、釣りを行う場合は事前に使用目的を伝える必要がある。

行動範囲を絞って動くなら、レンタサイクルを利用するのもいい。
錆ヶ浜港(阿古漁港)の客船待合所(ここぽーと内)では、電動アシスト自転車を半日単位で貸し出している。
火山体験遊歩道から大路池の範囲であれば、標高差もそれほど大きくないので、無理せずに移動手段として使うことができる。
事前予約が必要で、貸し出し開始時間に遅れるときは、連絡を入れて予約を確保する必要がある。
三宅島のユニークな自然とは?
現在、島を訪れている観光客は、釣りやダイビングを楽しむことを目的にする人が多い。
三宅島は火山活動によってできた島なので、地形的な見どころが多く、巨樹や鳥たちを観察する場としても最適だ。
日本各地でも同様の自然に触れることはできるが、三宅島ならこの島に滞在するだけで、数多くの体験が可能だ。
火山噴火が作り出した絶景
島の南東部から北東部の海岸沿いに、絶景ポイントが点在している。
大路池の近くの新鼻新山は、水蒸気爆発によりたった1日で山が形成された。
1983年と2000年の噴火は島の自然に大きな影響を与えたが、一時は枯れてしまった森にも緑が戻ってきており、火山噴出物が堆積した山にも植物が定着しつつある。

絶滅危惧種を含む数多くの野鳥たちを観察できる
三宅島を代表する鳥と言えるのが、日本固有のツグミの仲間である「アカコッコ」で、伊豆諸島と九州のトカラ列島のみに、留鳥として生息している。
アカコッコ同様に国の天然記念物に指定されている鳥としては「カラスバト」や「イイジマムシクイ」「オーストンヤマガラ」「カンムリウミスズメ」などが、三宅島で見られる鳥たちだ。

三宅島のおすすめ観光スポット9選
観光スポットは島に点在しているが、日帰りまたは1泊2日で回れる範囲のおすすめスポットを紹介する。
三宅島ふれあいセンター・アカコッコ館
三宅島の自然を理解できる自然展示館で、日本野鳥の会のレンジャーが常駐している。
アカコッコに興味があるなら、真っ先にここを訪れて、アカコッコの生態について学ぼう。
展示室には野鳥観察のための観察コーナーも設けられており、地面におりてくる鳥たちを同じ目線で観察できる。

大路池(たいろいけ)
2500年前の噴火でできたと考えられる伊豆諸島最大の淡水湖(火口湖)で、島民の水源として利用されている。
周囲を囲む森には多くの鳥たちが生息しており、「日本一のさえずりの小径」と呼ばれるほど、早朝は鳥たちの鳴き声で満たされる。
池の北側にはベンチやトイレを備えた園地があるので、ゆったりと過ごすこともできる。

迷子椎(まいごじい)
大路池の西側の車道沿いに立っている、樹齢数百年と言われる、三宅島のシンボルのような巨木。
この木を目指せば、森で迷子になったとしても、深い森から抜け出すことができるという言い伝えから、迷子椎と呼ばれるようになった。

新鼻新山(にっぱなしんざん)
1983年の噴火の際にたった1日でできた山が浸食され、現在の姿を見せている。
海側から見ると、人の鼻のような形であることがよくわかる。
火山からの噴出物が堆積した丘(スコリア丘)で、違う惑星に来たかのような景色が広がっている。
足元が悪く、風も強い場所なので、崖のそばには近寄らないように注意したい。

長太郎池(ちょうたろういけ)
海に流れ込んだ溶岩が作った自然のタイドプール。
干潮時は子供でも安心して遊ぶことができ、スノーケリングでさまざまな魚を観察することもできる。
夏休みの期間は、レンジャーとともにスノーケリングが楽しめるイベントも開催されている。

火山体験遊歩道
1983年の噴火で生じた溶岩流は、島西部の温泉地だった阿古地区を覆った。
火山体験遊歩道では、溶岩の上にかけられた木道を歩きながら、当時の噴火のすさまじさを体感できる。
400戸近くの住居が2m近い厚さの溶岩に飲み込まれてしまったが、噴火の2カ月前の8月に避難訓練を行っていたこともあり、1300人近い住民の人的被害はなかった。

阿古小中学校跡
阿古小中学校は、海岸寄りに建てられており、ここまで到達した溶岩流は、校舎の2階まで覆い尽くす形で、その流れが止まった。
3階には音楽室や図書室があったが、グランドピアノや図書は無事に残っていたという。

メガネ岩
火山体験遊歩道の南東に位置する今崎海岸で見ることができる岩のアーチ。
以前は右側にもアーチがあったため、メガネ岩と呼ばれているが、現在はアーチ部分が崩落している。
ダイビングの名所としても知られており、6月と10月の土・日のみ潜ることができる。
人数限定で、ある程度のスキルも求められる場所だが、水中アーチと濃い魚群を楽しむことができる。

伊豆岬灯台(いずみさきとうだい)
島の北西部に位置し、視界が広い解放感のある場所なので、陸と海の両方の景色を満喫できる。
伊豆諸島で最も古い灯台が立つポイントで、ほかの見どころから離れているが、景色がよく夕日や星を鑑賞する場所としても人気。
海を眺めることができるベンチがあるので、昼食のピクニックを楽しむにもいい。

フェリーで訪ねる三宅島モデルプラン
三宅島は車で回れば1時間で1周できる大きさの島だが、ユニークな自然と歴史のおかげで見どころは多い。
日帰りや1泊2日でも観光可能なモデルプランを紹介するが、できれば滞在日数を延ばして、じっくりと島の魅力に触れてほしい。
三宅島を旅程に組み込むときは、三宅島から戻る日の翌日は、何も予定を入れないでおいたほうがよい。
欠航により、出発予定日に三宅島から東京に戻れない可能性があるからだ。
日帰りプラン
日帰り観光は可能だが、村営バスだけで見どころを巡るのは難しい。
東京からの往復に船を使い、タクシーとレンタサイクルを使用するプランを紹介する。
- 5:00 大型客船で三宅島に到着
- 5:15 船の到着の15分後に出発する早朝バスで大路池に移動
- 伊ヶ谷港からは左回りバスで所要約30分、錆ヶ浜港から左回りで約10分、三池港からは右回りで約15分
- 5:30 大路池と迷子椎、バードウォッチング(所要時間:120分)
- 8:00 予約しておいたタクシーで、大路池から伊豆岬灯台へ
- 8:40 伊豆岬灯台(所要時間:120分)
- 待たせておいたタクシーで錆ヶ浜港へ
- 9:30 錆ヶ浜港(阿古漁港)でレンタサイクルをピックアップ
- 9:45 火山体験遊歩道、阿古小中学校跡、メガネ岩(所要時間:75分)
- メガネ岩から新鼻新山まで自転車で移動(所要時間:20分)
- 11:30 新鼻新山(所要時間:120分)※道路から新鼻新山まで徒歩で片道約10分
- 新鼻新山から錆ヶ浜港へ自転車で移動(所要時間:15分)
- 12:30 錆ヶ浜港でレンタサイクルを返却
- タクシーまたは徒歩で港まで移動(所要時間:3〜20分)
- 13:45 三宅島発

1泊2日プラン
往復とも大型客船を使い、島ではおもに村営バスを利用して見どころを巡るモデルプラン。
1日目で見どころのほとんどを巡ることができるように組んである。
レンタカーを使えば、移動はよりスムーズになり、気に入った場所での滞在時間を延ばすことも可能になる。
1日目
- 5:00 大型客船で三宅島に到着
- 5:30 早朝の休憩ができる宿で休憩
- 7:00台 休憩した宿から左回りのバスを使い大路池へ
- 8:12 大路池最寄りバス停に到着
- 8:30 大路池と迷子椎
- 所要時間:75分
- 9:45 アカコッコふれあいセンター
- 所要時間:30分
- 10:23 大路池から右回りのバスで伊豆岬入口へ
- 11:01 伊豆岬入口バス停着
-
伊豆岬入口バス停から伊豆岬灯台まで徒歩で移動(所要時間:10分)
11:15 40分 伊豆岬灯台 - 伊豆岬灯台から伊豆岬入口バス亭まで徒歩で移動(所要時間:15分 )
- 12:21 伊豆岬入口から左回りバスに乗車
- 12:36 バス停「錆ヶ浜港入口」で下車
- 錆ヶ浜港近辺で昼食
- 13:30 錆ヶ浜港(阿古漁港)でレンタサイクルをピックアップ
- 13:50 錆ヶ浜港から新鼻新山まで自転車で移動
- 13:50 新鼻新山(所要時間:40分)※道路から新鼻新山まで徒歩で片道約10分
- 14:50 新鼻新山から火山体験遊歩道へ自転車で移動
- 15:15 火山体験遊歩道、阿古小中学校跡、メガネ岩(所要時間:75分)
- 16:45 錆ヶ浜港でレンタサイクルを返却
- タクシーまたは徒歩で宿泊先まで移動

2日目
- 5:00 大路池周辺でバードウォッチング(所要時間:120分)
- 8:00 宿泊先に戻り朝食
- 宿泊先からタクシーを使い長太郎池へ
- 10:00 長太郎池
- 11:10 長太郎池から、最寄りのバス停「高校前」へ徒歩で移動(所要時間:15分)
- 11:30 「高校前」から錆ヶ浜港へバスで移動
- 11:54 錆ヶ浜港周辺で昼食(または弁当などを購入)
- タクシーまたは徒歩で港まで移動(所要時間:3〜20分)
- 13:45 三宅島発

三宅島の宿泊施設と飲食店
三宅島には大型の宿泊施設や飲食店はなく、いずれも小さな規模だ。
宿泊施設は、トイレやバスは共用の民宿や旅館タイプが多く、予約は電話だけという宿がほとんど。
ホテル予約が可能な情報サイトで「三宅島」というキーワードで検索すると10軒近くが表示されることがあるが、伊豆諸島のほかの島々(大島、神津島)の物件が表示されていたりするので、注意が必要だ。

三宅島の宿泊施設でネット予約に対応しているのは、神着(かみつき)地区にある「CS RESORT」(自社サイトから予約可能)と「ペンション&レストラン花海月」(複数の予約サイトから予約可能)など。
サイトに予約・問い合わせフォームがある施設もあるが(阿古地区の「サントモ」や「ゲストハウスつなぐ」)、いずれもリクエストのためのフォームで、予約できたかどうかの正式回答は、後に施設から連絡が入るシステムになっている。
三宅島ならではの宿泊施設のサービスとして、早朝の施設利用やチェックインを紹介しておきたい。
東海汽船の早朝到着の便に合わせて港から宿まで送迎し、朝食や仮眠休憩スペースを提供したり、宿泊予定のゲストにアーリーチェックインを提供したりするものだ。
朝食込みで5,000〜6,000円の予算をみておくといい。

宿泊施設は1泊2食付きのプランを準備するところがほとんど。
朝食のみプランにして、夕食を外に食べに行くこともできるが、飲食店が宿泊施設から離れた場所にしかない可能性もあるので、特にこだわりがなければ夕食も付けることをおすすめする。
三宅島の食事で気をつけたいのは、昼食の手配だ。
夕方から営業するお店はあるが、お昼の時間帯に営業しているお店が案外少ないからだ。
島にはコンビニもないので、いつでもおにぎりや弁当を購入できるわけではない。
阿古地区のスーパー「はせがわ」や「土屋食品」では、お弁当を販売しているが、午後になると売り切れてしまうこともある。

人気のカフェもあるが、島に点在しているので、営業時間を確かめて訪問したほうがいい。
島で昼食を取る予定なら、行けばなんとかなる(=お店を見つけられるはず)とは考えず、訪問する曜日に営業しているお店を事前に探しておこう。

三宅島観光に関するよくある質問
Q
船と飛行機、どちらでアクセスするのがおすすめ?
日帰り旅行であれば往復とも飛行機、バードウォッチングが目的なら往路は船を使い、早朝から行動することをおすすめします。
Q
三宅島訪問のための交通機関や宿の手配はネットでも可能か
フェリーや飛行機、はネット予約で空席確認から座席確保まで完結します。
宿の手配は、ネット予約が可能な物件は少なく、直接宿に電話を入れて確認する必要があります。
Q
噴火の影響はまだ残っているの?
まだ立ち入り禁止エリアは設定されていますが、有毒ガス発生の心配はほぼなくなり、特別な準備なしに観光を楽しむことができます。
Q
クレジットカードやスマホのアプリ決済は使える?
宿泊施設ではクレジットカードが利用できる物件もありますが、現金を準備しておいたほうが安心です。アプリ決済はクレジットカードよりも通用度が高いですが、立ち寄った場所で使えない可能性もあります。
Q
八丈島と一緒に訪問することはできる?
日帰り訪問は不可能ですが、八丈島、三宅島ともに1泊以上滞在できるなら、両方の島を訪れることは可能です。
往路は八丈島まで飛行機で、八丈島から三宅島は船で、東京へ戻るときは船か飛行機を使うと、効率よく移動できます。
Q
登山も楽しみたいが可能か?
標高775mの雄山がありますが、中腹から山頂にかけては、現在も立ち入り禁止エリアに指定されています。
年に何日か、ガイドとともに登山できるチャンスがあるので、登山を希望するなら情報をチェックしましょう。
まとめ
数多くの島がある日本でも、三宅島はひときわ個性的な島だ。
火山活動が生み出した自然を見られる場として非常に貴重で、近年の噴火の被害からどのように自然が回復しているかをすぐ近くで見ることができる。
バードウォッチングやダイビング、釣りなど、アクティブに楽しめるのも三宅島の魅力だ。
島の大きさがちょうどよく、1泊2日でもレンタカーを使えば多くの見どころを巡ることができる点もおすすめ。
東京からちょっと足を延ばしてみるだけではなく、時間に余裕があるときに訪れ、島のすばらしさを目一杯楽しんでほしい。

