温泉天国・大分の魅力を満喫しよう!厳選観光スポット18選

更新 :
筆者 : GOOD LUCK TRIP

大分県を観光するなら、泉数・湧出量ともに日本一の温泉と美しい自然景観は外せない。
大分のほぼ全域で温泉が湧き出ており、各地で様々な温泉を楽しめる。
噴気・熱泥・熱湯などが噴出している様子から「地獄」と称され、100度近い温泉の源泉が見られる観光施設「地獄めぐり」は、温泉天国・大分ならではの観光スポットだ。
また、絶景の渓谷美を眺められる九重“夢”大吊橋や、1300年の歴史がある宇佐神宮など、見どころが多く、何泊しても飽きないだろう。
魅力あふれる大分観光で必ず訪れて欲しい、観光スポットや宿泊施設、温泉を厳選して紹介しよう。

目次

大分ってどんなところ?

九州地方の北東部に位置し、温暖な気候と自然に恵まれた大分県。
幻想的な朝霧の景色が人気の金鱗湖など、四季折々の自然景観を楽しめる観光スポットも多い。
また、大分を観光するなら温泉は外せない。
大分県の別府市は、源泉数と湧出量が国内で1位。
別府市内だけでも、泉質も風景も異なる温泉をいくつも楽しめる。
数ある温泉の中でも「別府八湯」や「地獄めぐり」は、国内外から高い人気を誇る。
あちこちに湯けむりが立ちのぼる、情緒豊かな温泉街も魅力的だ。

大分の温泉街の街並み
大分の温泉街の街並み

大分のおすすめの観光シーズンは?

年間を通じて楽しめる大分だが、紅葉や朝露が楽しめる秋が最もお勧めだ。
秋が旬のグルメもあり、関サバや関あじはぜひ味わってほしい。
また、大分のご当地グルメなら、豊後高田の手打ちそばも外せない。
大分を観光するなら、ご当地グルメが最も楽しめる秋に訪れてみてはいかがだろうか。

大分の季節ごとの着衣例

  • 春(3月 - 5月): 軽めのジャケットおよび薄手のセーター
  • 夏(6月 - 8月): 薄手の着衣、半袖
  • 秋(9月 - 11月): 軽めのジャケット、コート
  • 冬(12月 - 2月): コート、ウールスーツ、厚手のセーターやジャケット

大分への移動方法は?

大分には「大分空港」があるため、同じく空港がある東京・ 大阪・名古屋からは1時間〜2時間程度で移動できる。
大分空港には国際線もあるため、海外からもアクセスしやすい。

大分観光の主要交通手段

大分県内の主な移動手段は、JRと路線バス。
JR九州の路線を使って移動すれば、スムーズに目的地へ移動できる。
温泉施設も多い別府を観光するなら、お得な乗車券が発売されている定期観光バスを活用するのがお勧めだ。

温泉だけじゃない!大分の厳選観光スポット11選

大分観光なら、歩いて渡れるつり橋として日本一の高さを誇る九重“夢”大吊橋や、幻想的な朝霧の景色が人気の金鱗湖など、自然を楽しめるスポットは外せない。
また、水族館や動物園・サファリパークなどのテーマパークも多いため、ファミリーで楽しめるスポットも多い。
大分を観光するなら、ぜひ訪れてほしい厳選観光スポットを紹介しよう。

1. 九重“夢”大吊橋

くじゅう連山の麓、熊本県との県境付近に位置する標高777mの九酔渓に架かる観光用の大きなつり橋。
高さは、歩いて渡れるつり橋としては日本一の173mで、長さは390m。
橋の上からは周囲に広がる渓谷の景色を満喫でき、スリル満点のビュースポットとして人気を集めている。

高さ173m、長さ390mのスリル満点の空中散歩
高さ173m、長さ390mのスリル満点の空中散歩

2. 大分マリーンパレス水族館 うみたまご

うみたまご」は別府湾に面した水族館。
「動物たちとなかよくなる水族館」がテーマで、イルカやセイウチなどの海獣とも身近に触れ合える人気スポットとなっている。

ファミリーで楽しめる触れ合い水族館
ファミリーで楽しめる触れ合い水族館

3. 金鱗湖

金鱗湖は温泉地として知られる由布院の、人気観光スポットの一つ。
由布岳の下にある池なので、「岳下の池」と呼ばれていたが、1884年に、儒学者・毛利空桑が、湖で泳ぐ魚の鱗が夕日で金色に輝くのを見て「金鱗湖」と名付けたといわれている。

幻想的な朝霧の景色が人気の湖
幻想的な朝霧の景色が人気の湖

4. 九州自然動物公園アフリカンサファリ

広大な敷地に約70種1400頭の動物を放し飼いにした、日本最大級のサファリパーク。
マイカーや「ジャングルバス」に乗って間近に動物を観察できる約6kmのサファリロード「動物ゾーン」と、動物と触れ合うことができる「ふれあいゾーン」からなっている。

野生動物たちの生態環境を九州に再現
野生動物たちの生態環境を九州に再現

5. 宇佐神宮

各地で「八幡さま」と呼ばれ信仰される八幡社は全国で4万以上あり、神社のなかで最も多い。その総本宮が宇佐神宮で、神亀2(725)年に創建。
伊勢神宮に次ぐ第2の宗廟として、皇室からも崇敬されている。

日本各地で信仰される八幡さまの総本宮でしあわせを祈願
日本各地で信仰される八幡さまの総本宮でしあわせを祈願

6. 大分市高崎山自然動物園

「うみたまご」に隣接した標高628mの高崎山の麓にある動物園。
昭和28(1953)年に開園し、もうすぐ70年を迎える今もなお、自然な状態の野生のサルを観察できる自然動物園として、観光客から人気を集めている。

1000頭を超える野生のサルたちを間近に観察
1000頭を超える野生のサルたちを間近に観察

7. サンリオキャラクターパーク ハーモニーランド

ハローキティやマイメロディなどサンリオキャラクターに会えるテーマパークで、東京のサンリオピューロランドの姉妹施設である。
キュートなキャラクターたちによる魅力的なショーにも注目。

アトラクションやショーが満載!サンリオキャラクターに会えるテーマパーク
アトラクションやショーが満載!サンリオキャラクターに会えるテーマパーク

8. 大分県立美術館

大分市の中心に平成27(2015)年にオープンした美術館。通称はOPAM。
「出会いと五感のミュージアム」を旗印に、大分ゆかりの作家の作品展示をはじめ、文化や伝統、現代美術、パフォーミングアーツなどさまざまな形態の芸術作品の企画展示を行っている。

気軽に立ち寄れる「出会いと五感のミュージアム」
気軽に立ち寄れる「出会いと五感のミュージアム」

9. 地獄蒸し工房 鉄輪

路地のあちこちで湯煙の上がる温泉大国・別府屈指の温泉街、鉄輪温泉名物の地獄蒸し料理が体験できる複合施設。
地獄蒸しとは、摂氏98度、100%地熱エネルギーの温泉噴射を利用する江戸時代から続く調理法。別府ならではの伝統を体験できるとあって、週末は行列ができることも。

豪快な別府の伝統料理「地獄蒸し」を体験
豪快な別府の伝統料理「地獄蒸し」を体験

10. 由布岳

日本有数の温泉地・由布院温泉の北東に位置する、標高1, 583mの由布のシンボル。
二つの頂上を持つ双耳峰の活火山で、その美しく荘厳な姿から「豊後富士」とも呼ばれている。
古くから神の山として崇められ、奈良時代初期に編纂された「豊後風土記」や日本最古の歌集「万葉集」にも登場する名峰だ。

雄大にそびえる由布院のシンボル
雄大にそびえる由布院のシンボル

11. やまなみハイウェイ

大分県別府から熊本県の一の宮までを結ぶ県道11号の別称。雄大なくじゅう連山をはじめ、絶景を眺めながら爽快にドライブを楽しめる。
およそ約50kmのドライブコースには高原や観光牧場、温泉などが多く点在しており、見どころや寄りどころは尽きることがない。たっぷりと時間をとって、気ままなドライブを楽しみたい。

「日本百名道」にも選ばれる王道のドライブコース
「日本百名道」にも選ばれる王道のドライブコース

旅館で贅沢な時間を過ごそう!大分の宿泊施設3選

ゆっくりと贅沢な時間を過ごせる宿泊施設で、観光で疲れた身体を癒そう。
大分の数ある宿泊施設の中から厳選した、全てが最高級の名旅館と風情ある古き良き温泉旅館をご紹介。

1. 山荘無量塔

由布院 玉の湯、亀の井別荘と並び湯布院温泉の御三家といわれる高級旅館。
由布院駅中心部から2kmほど離れた高台に位置し、フロントと食事処を有する本館、すべてしつらえが異なる12の離れの客室、クラシックとジャズが心地よく流れるバー、チョコレートショップ、見晴らしのいいそば店、音楽がテーマの美術館、センスのいい大分みやげが揃うセレクトショップなどからなる。

上質な時間を過ごせるあこがれの宿
上質な時間を過ごせるあこがれの宿

2. くつろぎの温泉宿 山田別荘

別府の交通の拠点となる、別府駅と別府北浜バス停から徒歩8分。
別府の中心部でありながら、隠れ家のような閑静な環境にある山田別荘は、昭和5(1930)年に実業家の別荘として建てられた屋敷を戦後に旅館に転用。
代々子孫によって営業が引き継がれている。

昭和初期に建てられた趣のある別荘建築
昭和初期に建てられた趣のある別荘建築

3. 別府温泉 杉乃井ホテル

別府随一の大型温泉施設として高い知名度を誇り、全国各地から同ホテルを目的に訪れるユーザーも少なくない。
客室総数は554室、収容宿泊客数は約2,000人という規模で、宿泊棟は「宙館」「虹館」「中館」という3種類がそれぞれ隣接する。

癒やし度&楽しさ満点! 全国的な知名度を誇る別府イチの温泉リゾート
癒やし度&楽しさ満点! 全国的な知名度を誇る別府イチの温泉リゾート

地獄からリゾートまで幅広く楽しめる!大分の温泉4選

日本でも有数の温泉地として知られる大分。
“地獄”と称される源泉巡りと足湯が楽しめる温泉施設から、8つの泉質の異なる温泉が点在する温泉地、オーソドックスな共同浴場、おしゃれな温泉リゾートまで、様々な温泉が楽しめる。
温泉天国の大分を最大限楽しむなら、温泉巡りは外せない。

1. 別府地獄めぐり

大分県別府市にある温泉地帯。
千年以上も昔より噴気・熱泥・熱湯などが噴出していたことが「豊後風土記」に記せられ、近寄ることもできない忌み嫌われた土地であったといわれ、人々より「地獄」と呼ばれるようになった。
今もこの地域では温泉噴出口のことを「地獄」と呼んでいる。

噴気・熱泥・熱湯などが噴出する"地獄"
噴気・熱泥・熱湯などが噴出する"地獄"

2. 由布院温泉(湯布院温泉)

由布院温泉は、大分県のほぼ中央に位置する由布岳の麓に佇む温泉郷。
大型ホテルはなくしっとりとした雰囲気の旅館が多い、女性に人気がある温泉郷だ。
湯量は全国第2位とされ、また源泉の数も多いことから温泉旅館が密集せずに点在し、全体にゆったりとした雰囲気の温泉地となっている。

「東の軽井沢、西の湯布院」と評されるおしゃれな温泉リゾート
「東の軽井沢、西の湯布院」と評されるおしゃれな温泉リゾート

3. 別府温泉

別府温泉は、大分県別府市内各地にある温泉の総称。
源泉数2,847、一日の湧出量約13万キロリットルと、日本一の規模。
別府温泉は8エリアに分かれるので、別府八湯や、別府温泉郷とも呼ばれる。
泉質や湯の色などもそれぞれ違うので、湯めぐりを楽しむのもお勧めだ。

日本1位の湧出量と源泉数を誇る温泉地
日本1位の湧出量と源泉数を誇る温泉地

4. 竹瓦温泉

別府の市街地は、あちこちに温泉が湧き、別府八湯のひとつにあげられる「別府温泉」として親しまれている。
町なかにはいくつもの共同浴場や温泉宿があり、地元の人は日常的に温泉を楽しむ。

別府温泉を代表する共同浴場
別府温泉を代表する共同浴場

まとめ

温泉天国と言われるほど、温泉地が多い大分。
ただ、それ以外にも自然を満喫できるスポットやファミリーで楽しめるテーマパークなど、見どころが多い。
大分を満喫するために、紹介してきた内容を観光プランにぜひ取り入れてほしい。
温泉天国・大分を満喫したら、お隣のグルメ天国・福岡にも足を伸ばしてみよう。
博多ラーメンやうどん、新鮮な海の幸を使った海鮮料理など、美味しいご当地グルメが紹介しきれないほど多い。
もちろん、グルメ以外にも美しい自然や歴史ある建造物など、見どころが盛りだくさんだ。
JR日豊本線を利用すれば2時間で移動できるので、ぜひ福岡にも訪れてみてほしい。