子供も大人も大満足!親子旅行にお勧めの東京観光スポット23選
子供の喜ぶ顔を想像すると、ワクワクする親子での観光。
その反面、大人だけでの観光とは違い、気をつけることも多く、観光プランによっては残念な東京観光になってしまうかもしれない。
せっかく親子で東京を観光するなら、良い思い出にしてほしい。
この記事で紹介する、親子で東京観光するポイント、子供と一緒に楽しめる東京の観光スポット、モデルコース、東京近郊のお勧め観光スポットを参考に観光プランを立てれば、親子で東京を満喫できるはずだ。
親子で楽しく東京を観光する3つのポイント
日本の首都である東京は、オフィスや住宅が多く人口密度が高い。
それだけでなく、観光スポットや見どころがたくさんあり、観光客も多い。
とにかく人が多い東京を子供と楽しく観光するために、事前に知ってほしい3つのポイントを紹介しよう。
1. 移動時間をなるべく減らす
人口密度が高い東京の公共交通機関は混雑しており、時間や曜日によっては満員電車に乗って移動しなければいけない。
日本の満員電車は大人でも辛いため、子供にとってはかなりのストレスとなるだろう。
また、駅構内や観光地も人が多く、歩くスピードが早いので、子供が人とぶつかったり、迷子になったりする可能性もある。
観光する体力を親子共に残しておくために、移動時間が短くなるよう、観光プランを立ててほしい。
2. 半日以上遊べるスポットや観光スポットが集まっているエリアで観光する
移動に時間と体力を使わないために、半日以上遊べるスポットか観光スポットが集まっているエリアを中心に観光するのがお勧め。
東京にはテーマパークやレジャー施設も観光スポットが密集しているエリアも多いため、親子で楽しめる観光プランを立てるのには苦労しないはずだ。
3. 子供と一緒にゆっくり過ごせるホテルを見つける
ビジネスホテルやファミリーでの利用を考慮していないホテルだと、部屋が狭かったり、室内で子供が遊びづらかったりする。
観光で疲れて帰ってきたホテルでくつろげないと、次の日の観光を思う存分楽しめないだろう。
そのため、宿泊先はファミリールームがあり、親子での宿泊が快適に過ごせる施設やプランがあるホテルを選ぼう。
親子で楽しめる東京の観光スポット17選
東京の数ある観光スポットの中から、半日以上遊べるレジャー施設・テーマパークなどを厳選してご紹介。
これから紹介する観光スポットを中心に観光プランを組み立てれば、親子の思い出に残る東京観光となるはずだ。
1. キッザニア東京
実在する約60の企業のパビリオンが並び、3~15歳のこども達が仕事やサービスなど約100種類のアクティビティが体験できる職業・社会体験施設。
現実社会の約2/3のサイズで作られた街並みが広がる館内は1階と2階の2フロアに分かれており、1階には中央広場や劇場などもあり、街の中を観光バスや消防車が走行。
2階にある保護者ラウンジは、大人だけがくつろげるスペースとなっている。
2. マクセル アクアパーク品川
音、光、映像と、海の生き物達が融合する最先端水族館。
音と光で演出された幅9m、奥行35mという大空間「ジェリーフィッシュランブル」では、ゆらゆら漂うクラゲに癒される。
3. 上野動物園
1882年に日本で初めて誕生した動物園。東京都心部にありながら、自然を維持する都市型動物園で、約300種、3000点の動物が飼育されている。
敷地は、東園と西園に大きくエリア分けされている。人気のジャイアントパンダは、東園の「ジャイアントパンダ舎」、西園の「パンダのもり」の2箇所で見る事ができる。
4. 国立科学博物館
自然史・科学技術史に関する国立唯一の総合科学博物館。上野公園内にある。
「日本館」は、日本列島の自然と生い立ち、日本人の形成過程と、自然との関わりの歴史を展示している。地下1階にはミュージアムショップやシアターがある。
5. 日本科学未来館
日本科学未来館では、ヒューマノイドロボット「ASIMO」やアンドロイド「オルタ」「オトナロイド」が人気で、「ASIMO」は実演を通じて人間とロボットが共生する未来社会をイメージすることができる。複雑な動きで生命らしさを表現する「オルタ」と、見た目が人間そっくりな「オトナロイド」は最先端の研究で、「生命とは?」「人間とは?」といった問いを投げかける世界でも珍しい展示となっている。
6. 三鷹の森ジブリ美術館
東京・三鷹にスタジオジブリの美術館がある。館主は宮崎駿監督。
スタジオジブリとは、1985年に設立された、主に高畑勲、宮崎駿監督のアニメーション映画作品の企画・制作を行なっている日本のアニメーションスタジオ。 主な作品には、「となりのトトロ」、「天空の城ラピュタ」、「魔女の宅急便」、「千と千尋の神隠し」、「ハウルの動く城」など、日本を代表する名作映画ばかりだ。
7. サンリオピューロランド
「ハローキティ」や「ぐでたま」、「マイメロディ」といった人気キャラクターで知られる、「サンリオ」が運営する屋内型テーマパーク。
「サンリオキャラクター」のショーやパレードはストーリー、ダンス、音楽といった本格的な演出が行われる。
撮影スポットも多く、キャラクターと一緒に撮影も可能。
8. よみうりランド
よみうりランドは東京都稲城市と神奈川県川崎市にまたがるエリアにある、歴史のある東京を代表する遊園地。
電車で新宿からは約30分と、便利なアクセス。様々なアトラクションはもちろん、夏はプール、冬はイルミネーションなどのイベントも行われ、子供から大人まで一年中楽しめる。
9. しながわ水族館
運河を間近に望む「しながわ区民公園」内に平成3(1991)年にオープンした水族館。「海や川とのふれあい」をテーマに、約450種4,000点の海の生き物たちを展示しており、ショーや季節ごとのイベントを通して魚たちと身近に接し、観察し、学べる施設だ。
10. 葛西臨海水族園
地上30.7メートルにもなる巨大なガラスドームの下にある水族館の中で、クロマグロの群泳や、ペンギンたちの泳ぐ姿、世界中の海から集められた珍しい生き物などが鑑賞できる。
世界最大の海藻ジャイアントケルプや、海を生活の重要な場所とする海鳥たちのコーナーもある。
11. 東京スカイツリー
東京スカイツリータウンには、634メートルの高さを誇り電波塔兼観光施設である「東京スカイツリー」が中心にあり、タワーの中には、350メートルと450メートルの高さに、天望デッキと天望回廊の2つの展望台がある。
国内外の観光客をはじめ、週末には地元の人たちでもにぎわう人気のレジャースポットだ。
12. 東京タワー
1958年に誕生した東京タワー。高さは333mと、当時は、自立式鉄塔として、パリのエッフェル塔を超える世界一の高さを誇った。東京中心部の港区に位置するため、展望台からは東京の景色を一望することができる。
現在でもリノベーションを続け、進化している。
13. 東京おもちゃ美術館
「あそぶ・つくる・であう」をテーマに、世代を超えておもちゃ遊びを楽しめる美術館。戦前に建てられ、現在は廃校となった旧四谷第四小学校の校舎を利用した建物は、国産木をふんだんに使ってリノベーションされたぬくもりあふれる空間に。
14. サンシャイン水族館
池袋の大型商業施設、サンシャインシティの中にあるビルの屋上に作られた水族館。「天空の旅」「大海の旅」「水辺の旅」の3つのエリアで構成されている。
屋外エリアの「天空の旅」には、頭上に幅約12mの水槽「天空のペンギン」があり、都会のビル群の上空を飛んでいるように泳ぐケープペンギンの姿を見られる。
15. すみだ水族館
東京スカイツリータウン、ウエストヤードの5階・6階にある水族館。
完全屋内型で、独自の人工海水製造システムにより、生き物にとって快適で美しい水槽となっている。
“近づくと、もっと好きになる。”をキーワードにしており、生きものたちを間近で見ることができる。
16. ワーナー ブラザース スタジオツアー東京 ‐ メイキング・オブ・ハリー・ポッター
映画「ハリー・ポッター」や「ファンタスティック・ビースト」シリーズの制作の裏側を実際に体験できる、全く新しいウォークスルー型のエンタテインメント施設が2023年6月16日に誕生。
アジアでは初のオープンとなり、「ハリー・ポッター」の屋内型施設としては世界最大の規模を誇る。
17. 東京トリックアート迷宮館
「トリックアート」とは、日本で誕生したアートで、目の錯覚を利用し、不思議な体験や写真を撮ることで作品に入り込める。
「東京トリックアート迷宮館」は、約300年前の江戸をテーマにした「和風なトリックアート」と今までに創られた「トリックアートの名作」の数々が楽しめる。
東京でお勧めのファミリー向けホテル3選
子供と一緒に安心して泊まれるホテルを厳選してご紹介。
どのホテルも駅からのアクセスが良く、ファミリールームはもちろん、子供のためのアメニティも充実している。
1. 品川プリンスホテル
日本の玄関口である品川駅から徒歩約2分の場所に位置する、利便性の高いシティホテル。
ホテルはメインタワーほか計4つのタワーで構成され、客室は3,554室と日本最大級だ。
レストランやエンタメ、スポーツ施設などホテル敷地内の施設も充実している。
2. 東武ホテルレバント東京
東京スカイツリーや東京の高層ビルが並ぶ夜景を満喫できる「東武ホテルレバント東京」。
最寄り駅のJR総武線「錦糸町駅」まで徒歩3分とアクセスも抜群だ。
「東部ホテルレバント東京」には、赤ちゃん・子供連れでも安心して泊まれるホテルである「ウェルカムベビーのお宿」として認定されたファミリールームがある。
ファミリールームには、哺乳瓶除菌ケースやオムツ替えシートなど、子供連れには嬉しいアメニティも充実している。
靴を脱いで過ごす部屋となっているため、床が清潔であることも嬉しいポイントだ。
3. 東京ベイ潮見プリンスホテル
泊まれる美術館として高い人気を誇る「東京ベイ潮見プリンスホテル」では、エントランスから客室、大浴場などホテルの至るところがアートで彩られている。
ファミリールームも用意されており、1部屋5人で泊まれるため、子供が3人いても同じ部屋で寝泊まりできる。子供用のパジャマも用意されているのも嬉しい。
保護者の同伴が必須だが、無料で利用できるキッズルームもあり、ちょっとした待ち時間に活用できる。
東京の玄関口である「東京駅」まで約7分、東京ディズニーランドの最寄り駅である「舞浜駅」まで約9分と、観光エリアへのアクセスも抜群だ。
親子で東京を遊び尽くす! 1Dayモデルコース
多くの観光スポットを紹介してきたため、どんな観光プランを立てるか迷ってしまったかもしれない。
観光プランでお悩みの方は、これから紹介する東京観光を親子で楽しめる1Dayモデルコース3つを、ぜひ参考にしてほしい。
午前と午後で1スポットずつ観光するコースとなっているため、移動にかかる時間と体力も少なく、子供と遊ぶことに集中できるはずだ。
1. 子供の好奇心を刺激する1Dayモデルコース
子供に色んな体験をさせたい方には、午前中に約300年前の江戸をテーマにした和風のトリックアートを楽しめる「東京トリックアート迷宮館」で遊び、午後は3~15歳のこども達が仕事やサービスなど約100種類のアクティビティが体験できる「キッザニア東京」で職業・社会体験するモデルコースがお勧め。
モデルコースで訪れるお台場周辺には、その他にもレジャー施設がたくさんあるため、このモデルコースをベースに色んなレジャー施設を巡ってみても楽しいはずだ。
- 午前
- 東京トリックアート迷宮館
- 午後
- キッザニア東京
2. 東京のテーマパークを遊び尽くせる1Dayモデルコース
テーマパークで思いっきり遊びたい方は、東京で人気のテーマパークである「サンリオピューロランド」と「よみうりランド」を1日で巡る、欲張りなモデルコースがお勧めだ。
どちらも1日中遊べるほど、見どころ満載なので満足度は高いはず。
東京の都心からは少し離れているが、人が少ないため移動中のストレスも少ないだろう。
- 午前
- サンリオピューロランド
- 午後
- よみうりランド
3. 遊びながら学べる1Dayモデルコース
親子で満喫できる!東京近郊のお勧め観光スポット3選
「東京から少し足を伸ばして、他の都道府県も観光してみたい!」という方のために、東京から30分以内で移動できる観光スポットをご紹介。
紹介する観光スポットはどれも、子供だけでなく親も一緒に楽しめる観光スポットだ。
1. 東京ディズニーランド
“夢と魔法の王国”のキャッチコピーで愛される東京駅から電車で約15分の大型テーマパーク。
人気のアトラクションには「スプラッシュ・マウンテン」や「イッツ・ア・スモールワールド」といった定番のものをはじめ、2020年より「美女と野獣“魔法のものがたり」や「ベイマックスのハッピーライド」が新たに仲間入り。進化し続ける夢と魔法の王国を余すところなく楽しもう!
2. 東京ディズニーシー
「東京ディズニーランド」に隣接し、東京ディズニーリゾートを形成する「東京ディズニーシー」。
園内は海まつわる物語や伝説からインスパイアされた構成となっており、7つのテーマポートに分かれている。
人気は2019年に登場した「ソアリン:ファンタスティック・フライト」やウッディやバズたちとシューティングゲームを楽しむ「トイ・ストーリー・マニア!」など。
アトラクション以外にも、ミッキーたちが船上から挨拶してくれる「ミッキー&フレンズのハーバーグリーティング」など、1日では味わい尽くせないほど楽しみが満載!
3. 藤子・F・不二雄ミュージアム
「ドラえもん」「パーマン」などを生み出したまんが家、藤子・F・不二雄が長年暮らした川崎にあるミュージアム。
作品を通じて描き続けた「夢」「ふしぎ」「遊び心」を伝える企画展を開催。
門外不出の原画の展示や、オリジナル短編映像の上映などを行っている。
親子で東京を観光する際によくある質問
Q
親子で楽しく東京を観光するために気をつけるべきポイントは?
東京は人口密度が高いため、とにかく移動が大変です。観光する時間と体力を残すために、移動が少ない観光プランを立てましょう。
Q
子供と一緒に宿泊できるお勧めのホテルを教えて
この記事で紹介した品川プリンスホテル、東武ホテルレバント東京、東京ベイ潮見プリンスホテル
Q
東京から30分以内で移動できる東京近郊のお勧め観光スポットを教えて
千葉にある東京ディズニーランドや東京ディズニーシー、神奈川県にある藤子・F・不二雄ミュージアムは、いずれも親子一緒に半日以上遊べるスポットなので、お勧めです。
まとめ
東京を親子で満喫するために知っておきたいポイントと、親子での観光にお勧めのスポットやモデルコースを紹介してきた。
この記事の内容を参考に観光プランを立てれば、きっと親子の記憶に残る旅行となるはずだ。